JPS6235976Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6235976Y2 JPS6235976Y2 JP20024682U JP20024682U JPS6235976Y2 JP S6235976 Y2 JPS6235976 Y2 JP S6235976Y2 JP 20024682 U JP20024682 U JP 20024682U JP 20024682 U JP20024682 U JP 20024682U JP S6235976 Y2 JPS6235976 Y2 JP S6235976Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- belts
- transmission
- shaped groove
- pulleys
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 241000251169 Alopias vulpinus Species 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Pulleys (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は農業機械等の伝動部におけるＶプーリ
ー構造に関する。
ー構造に関する。
すなわち、２本のＶベルトを多数の伝動用Ｖプ
ーリーに掛廻して構成する農業機械等の伝動部に
おいて、２本のＶベルトを１本状に接合して掛装
できるように各Ｖプーリーを形成したもので、従
来のように１つのＶプーリーに２つのＶ溝を形成
することなく１つのＶ溝にして簡単に製作できる
とともに幅も狭く小形に、また軽量に形成するこ
とができ、しかも、農業機械等の伝動部において
強力に伝動ができ、両Ｖベルトの伸びも同時に生
じることになり、２本のＶベルトの取付けも迅速
容易に行なうことができることになり好適に実施
できるよう提供するものである。
ーリーに掛廻して構成する農業機械等の伝動部に
おいて、２本のＶベルトを１本状に接合して掛装
できるように各Ｖプーリーを形成したもので、従
来のように１つのＶプーリーに２つのＶ溝を形成
することなく１つのＶ溝にして簡単に製作できる
とともに幅も狭く小形に、また軽量に形成するこ
とができ、しかも、農業機械等の伝動部において
強力に伝動ができ、両Ｖベルトの伸びも同時に生
じることになり、２本のＶベルトの取付けも迅速
容易に行なうことができることになり好適に実施
できるよう提供するものである。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第１図は一部を断面にしたＶプーリーの正面図
を示し、該ＶプーリーＡの外周内方に形成するＶ
形溝１の両側には、それぞれの側面３，２を接合
した同一形状の両ＶベルトＣ１，Ｃ２の外方側面
２，３が接合することになる傾斜の弛い側面４
ａ，４ｂをそれぞれ対称的に形成し、そのＶ形溝
１の底部には両ＶベルトＣ１，Ｃ２の内周面５，
５がそれぞれ傾斜して接合することになる対称の
両斜面６ａ，６ｂを有したＶ状山形の底面６を形
成し、中心内部には伝動軸を挿着する軸孔７を形
成するとともに側部に取付ボス８を一体に形成し
て構成するが、Ｖ形溝１の部分を板金によりプレ
ス成形して構成することもできる。
を示し、該ＶプーリーＡの外周内方に形成するＶ
形溝１の両側には、それぞれの側面３，２を接合
した同一形状の両ＶベルトＣ１，Ｃ２の外方側面
２，３が接合することになる傾斜の弛い側面４
ａ，４ｂをそれぞれ対称的に形成し、そのＶ形溝
１の底部には両ＶベルトＣ１，Ｃ２の内周面５，
５がそれぞれ傾斜して接合することになる対称の
両斜面６ａ，６ｂを有したＶ状山形の底面６を形
成し、中心内部には伝動軸を挿着する軸孔７を形
成するとともに側部に取付ボス８を一体に形成し
て構成するが、Ｖ形溝１の部分を板金によりプレ
ス成形して構成することもできる。
また、第３図に示すように前記ＶプーリーＡの
側部に大径あるいは小径のＶプーリーａを一体に
形成し、他に使用するプーリーＢは、両Ｖベルト
Ｃ１，Ｃ２の外周面９，９を並べて掛合できる外
周の平プーリー面１０の両側に径大の鍔部１１
ａ，１１ｂをそれぞれ形成して構成する。
側部に大径あるいは小径のＶプーリーａを一体に
形成し、他に使用するプーリーＢは、両Ｖベルト
Ｃ１，Ｃ２の外周面９，９を並べて掛合できる外
周の平プーリー面１０の両側に径大の鍔部１１
ａ，１１ｂをそれぞれ形成して構成する。
第５図はコンバインにおける脱穀機の側部に構
成した伝動部を示し、圧風フアンの軸１２には、
前記Ｖプーリーａと同様の小径Ｖプーリーａ２を
側部に一体にした前記ＶプーリーＡと同じＶプー
リーＡ１を嵌着するとともに、駆動側からのＶベ
ルトＣをＶプーリーａ１に掛廻し、１番コンベア
の軸１３および２番コンベアの軸１４には前記Ｖ
プーリーＡと同様のＶプーリーＡ２，Ａ３をそれ
ぞれ嵌着し、吸引フアンの軸１５には、前記Ｖプ
ーリーａと同様の大径Ｖプーリーａ１を側部に一
体にした前記ＶプーリーＡと同じＶプーリーＡ４
を嵌着し、Ｖプーリーａ１には藁カツターに伝動
するＶベルトＣを掛廻して構成する。
成した伝動部を示し、圧風フアンの軸１２には、
前記Ｖプーリーａと同様の小径Ｖプーリーａ２を
側部に一体にした前記ＶプーリーＡと同じＶプー
リーＡ１を嵌着するとともに、駆動側からのＶベ
ルトＣをＶプーリーａ１に掛廻し、１番コンベア
の軸１３および２番コンベアの軸１４には前記Ｖ
プーリーＡと同様のＶプーリーＡ２，Ａ３をそれ
ぞれ嵌着し、吸引フアンの軸１５には、前記Ｖプ
ーリーａと同様の大径Ｖプーリーａ１を側部に一
体にした前記ＶプーリーＡと同じＶプーリーＡ４
を嵌着し、Ｖプーリーａ１には藁カツターに伝動
するＶベルトＣを掛廻して構成する。
また、両軸１３，１４の間の上方となる揺動選
別体の揺動用軸１６には前記プーリーＢと同じプ
ーリーＢ１を嵌着し、２本のＶベルトＣ１，Ｃ２
を各プーリーＡ１，Ａ２，Ｂ１，Ａ３，Ａ４に掛
廻するとともに、両プーリーＡ１，Ａ４間のＶベ
ルトＣ１，Ｃ２の上方には前記プーリーＢと同様
の緊張用プーリーＢ２を移動調節自在の軸１７に
嵌着して構成する。
別体の揺動用軸１６には前記プーリーＢと同じプ
ーリーＢ１を嵌着し、２本のＶベルトＣ１，Ｃ２
を各プーリーＡ１，Ａ２，Ｂ１，Ａ３，Ａ４に掛
廻するとともに、両プーリーＡ１，Ａ４間のＶベ
ルトＣ１，Ｃ２の上方には前記プーリーＢと同様
の緊張用プーリーＢ２を移動調節自在の軸１７に
嵌着して構成する。
したがつて、各ＶプーリーＡ１，Ａ２，Ａ３，
Ａ４には第１図に示すように、接合する２本のＶ
ベルトＣ１，Ｃ２が傾斜した状態となつてそれぞ
れの外側面２，３がＶ形溝１の側面６ａ，６ｂに
それぞれ接合するとともに両ＶベルトＣ１，Ｃ２
の内周面５，５がＶ状山形底面６の斜面６ａ，６
ｂにそれぞれ接合してＶベルトＣ１，Ｃ２が掛廻
されることになり、両プーリーＢ１，Ｂ２には第
４図に示すように両ＶベルトＣ１，Ｃ２の外周面
９，９が掛合されることになり、両ベルトＣ１，
Ｃ２により各プーリーは回転するよう動力伝達さ
れることになる。
Ａ４には第１図に示すように、接合する２本のＶ
ベルトＣ１，Ｃ２が傾斜した状態となつてそれぞ
れの外側面２，３がＶ形溝１の側面６ａ，６ｂに
それぞれ接合するとともに両ＶベルトＣ１，Ｃ２
の内周面５，５がＶ状山形底面６の斜面６ａ，６
ｂにそれぞれ接合してＶベルトＣ１，Ｃ２が掛廻
されることになり、両プーリーＢ１，Ｂ２には第
４図に示すように両ＶベルトＣ１，Ｃ２の外周面
９，９が掛合されることになり、両ベルトＣ１，
Ｃ２により各プーリーは回転するよう動力伝達さ
れることになる。
その２本のＶベルトＣ１，Ｃ２はそれぞれの両
側を合わせて一度に各プーリーに掛装することが
でき、接触した両ベルトＣ１，Ｃ２の外側面と内
周面が各ＶプーリーのＶ形溝１内に広面となつて
接触するので両ＶベルトＣ１，Ｃ２による伝動は
強力に行われることになり、接触する両Ｖベルト
Ｃ１，Ｃ２は同じ状態で伸びを生ずることにな
る。
側を合わせて一度に各プーリーに掛装することが
でき、接触した両ベルトＣ１，Ｃ２の外側面と内
周面が各ＶプーリーのＶ形溝１内に広面となつて
接触するので両ＶベルトＣ１，Ｃ２による伝動は
強力に行われることになり、接触する両Ｖベルト
Ｃ１，Ｃ２は同じ状態で伸びを生ずることにな
る。
このように本考案は、２本のＶベルトを多数の
伝動用Ｖプーリーに掛廻して構成する農業機械等
の伝動部において、各ＶプーリーのＶ形溝の両側
には一側を接合した両Ｖベルトのそれぞれの外側
面が接合することになる傾斜の弛い側面をそれぞ
れ対称的に形成するとともに、そのＶ形溝の底部
には両Ｖベルトの内周面が傾斜して接合すること
になるＶ状山形の底面を形成して構成したから、
従来のように１つのＶプーリーに２つのＶ溝を形
成するものではなく１つのＶ溝に形成することが
できて簡単に製作できるとともにプーリーの幅も
狭く小形に、また軽量に形成することができ、し
かも、両Ｖベルトの外側面および内周面がＶ溝内
に確実に接触できて農業機械等の伝動部において
強力に伝動ができ、両Ｖベルトは接合により同様
に伸びを生じることになり、２本のＶベルトの取
付けも同時にして迅速容易に行なうことができ好
適に実施できる特長を有する。
伝動用Ｖプーリーに掛廻して構成する農業機械等
の伝動部において、各ＶプーリーのＶ形溝の両側
には一側を接合した両Ｖベルトのそれぞれの外側
面が接合することになる傾斜の弛い側面をそれぞ
れ対称的に形成するとともに、そのＶ形溝の底部
には両Ｖベルトの内周面が傾斜して接合すること
になるＶ状山形の底面を形成して構成したから、
従来のように１つのＶプーリーに２つのＶ溝を形
成するものではなく１つのＶ溝に形成することが
できて簡単に製作できるとともにプーリーの幅も
狭く小形に、また軽量に形成することができ、し
かも、両Ｖベルトの外側面および内周面がＶ溝内
に確実に接触できて農業機械等の伝動部において
強力に伝動ができ、両Ｖベルトは接合により同様
に伸びを生じることになり、２本のＶベルトの取
付けも同時にして迅速容易に行なうことができ好
適に実施できる特長を有する。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は一部を
断面にしたＶプーリーの正面図、第２図は両Ｖベ
ルトの断面図、第３図はＶプーリーを並設したＶ
プーリーの正面図、第４図は他のプーリーの一部
を示し、第５図は脱穀機の側部の伝動部を示す。 Ｃ１，Ｃ２……Ｖベルト、Ａ，Ａ１，Ａ２，Ａ
３，Ａ４……Ｖプーリー、１……Ｖ形溝、２，３
……外側面、４ａ，４ｂ……側面、５……内周
面、６……Ｖ状山形底面。
断面にしたＶプーリーの正面図、第２図は両Ｖベ
ルトの断面図、第３図はＶプーリーを並設したＶ
プーリーの正面図、第４図は他のプーリーの一部
を示し、第５図は脱穀機の側部の伝動部を示す。 Ｃ１，Ｃ２……Ｖベルト、Ａ，Ａ１，Ａ２，Ａ
３，Ａ４……Ｖプーリー、１……Ｖ形溝、２，３
……外側面、４ａ，４ｂ……側面、５……内周
面、６……Ｖ状山形底面。
Claims (1)
- ２本のＶベルトを多数の伝動用Ｖプーリーに掛
廻して構成する農業機械等の伝動部において、各
ＶプーリーのＶ形溝の両側には一側を接合した両
Ｖベルトのそれぞれの外側面が接合することにな
る傾斜の弛い側面をそれぞれ対称的に形成すると
ともに、そのＶ形溝の底部には両Ｖベルトの内周
面が傾斜して接合することになるＶ状山形の底面
を形成して構成したことを特徴とするＶプーリー
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20024682U JPS5998155U (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 農業機械等の伝動部におけるｖプ−リ−構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20024682U JPS5998155U (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 農業機械等の伝動部におけるｖプ−リ−構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5998155U JPS5998155U (ja) | 1984-07-03 |
| JPS6235976Y2 true JPS6235976Y2 (ja) | 1987-09-12 |
Family
ID=30425778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20024682U Granted JPS5998155U (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 農業機械等の伝動部におけるｖプ−リ−構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5998155U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002213547A (ja) * | 2001-01-16 | 2002-07-31 | Nippon Soken Inc | エンジンの補機駆動装置 |
-
1982
- 1982-12-23 JP JP20024682U patent/JPS5998155U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5998155U (ja) | 1984-07-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6235976Y2 (ja) | ||
| JPH0537070Y2 (ja) | ||
| JPH0312056U (ja) | ||
| JPS6455352U (ja) | ||
| JPS6394345U (ja) | ||
| JPS62131148U (ja) | ||
| JPH0278853U (ja) | ||
| JPS6053248A (ja) | スチ−ルベルト | |
| JPS63196850U (ja) | ||
| JPS63170649U (ja) | ||
| JPH02100421U (ja) | ||
| JPS63191136U (ja) | ||
| JPS6317880Y2 (ja) | ||
| JPH02131837U (ja) | ||
| JPS61136844U (ja) | ||
| JPS60155035A (ja) | 動力伝達用ｖベルト装置 | |
| JPS6383430A (ja) | 数珠型ノンスリツプ伝動ベルト | |
| JPH03102654U (ja) | ||
| JPS6161360U (ja) | ||
| JPS62163356U (ja) | ||
| JPS6161355U (ja) | ||
| JPS596450A (ja) | トルク伝導装置用駆動ベルトのベルトブロツク | |
| JPS629755U (ja) | ||
| JPH0298248U (ja) | ||
| JPS63112453U (ja) |