JPS6235958Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6235958Y2 JPS6235958Y2 JP5146383U JP5146383U JPS6235958Y2 JP S6235958 Y2 JPS6235958 Y2 JP S6235958Y2 JP 5146383 U JP5146383 U JP 5146383U JP 5146383 U JP5146383 U JP 5146383U JP S6235958 Y2 JPS6235958 Y2 JP S6235958Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- piston
- oil chamber
- top wall
- diameter oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は密封式オートテンシヨナに関する。
内燃機関の動弁機構に用いられる油圧リフタに
近似する構造のオートテンシヨナは、ベルト、チ
エーン等にテンシヨン(張力)を付与するために
用いられる。この種の油圧リフタ(オートテンシ
ヨナ)は、たとえば、米国特許第3875908号公報
に開示される如くオイルパンと共に用いられる開
放型のものと、米国特許第2815740号公報に開示
される如き密封型のものがある。開放型のもの
は、オイルパンを併用させる必要があることから
使用場所が限定される。一方、密封型のものは、
ボデイ内のプランジヤの昇降を利用するもので、
プランジヤ径が大きく、そのストロークも小さい
ので、開放型と同様に利用場所が限定される。
近似する構造のオートテンシヨナは、ベルト、チ
エーン等にテンシヨン(張力)を付与するために
用いられる。この種の油圧リフタ(オートテンシ
ヨナ)は、たとえば、米国特許第3875908号公報
に開示される如くオイルパンと共に用いられる開
放型のものと、米国特許第2815740号公報に開示
される如き密封型のものがある。開放型のもの
は、オイルパンを併用させる必要があることから
使用場所が限定される。一方、密封型のものは、
ボデイ内のプランジヤの昇降を利用するもので、
プランジヤ径が大きく、そのストロークも小さい
ので、開放型と同様に利用場所が限定される。
この考案は、前述した密封式オートテンシヨナ
の不具合を解消させるため、ボデイ内にプランジ
ヤを配して大径油室を作り且つプランジヤの中央
孔にピストンを配して小径油室を作り、両油室を
小径通路で連通させ、ピストンにより大ストロー
クを得るようにすると共に、さらに、ボデイを2
分割することでボデイ内の内周研摩を容易にさせ
る。又、上ボデイの頂壁の孔とピストンとを滑合
させて、この滑合部から塵芥がボデイ内に入らな
いようにし、且つピストンの段部を上ボデイの頂
壁に当接させて、ピストンの自由長を規定し、ピ
ストンの抜けを防止させるので、ピストンの自由
長を規定するスナツプリング等を必要としない。
の不具合を解消させるため、ボデイ内にプランジ
ヤを配して大径油室を作り且つプランジヤの中央
孔にピストンを配して小径油室を作り、両油室を
小径通路で連通させ、ピストンにより大ストロー
クを得るようにすると共に、さらに、ボデイを2
分割することでボデイ内の内周研摩を容易にさせ
る。又、上ボデイの頂壁の孔とピストンとを滑合
させて、この滑合部から塵芥がボデイ内に入らな
いようにし、且つピストンの段部を上ボデイの頂
壁に当接させて、ピストンの自由長を規定し、ピ
ストンの抜けを防止させるので、ピストンの自由
長を規定するスナツプリング等を必要としない。
この考案によれば、ボデイ内に摺動自在に挿入
され且つ前記ボデイの底部に大径油室を作るプラ
ンジヤと、前記プランジヤの中央孔に摺動自在に
挿入され且つ該中央孔の底部に小径油室を作るピ
ストンと、前記プランジヤを前記大径油室方向に
付勢するスプリングとを有し、前記大径油室と前
記小径油室とを小径通路を介して連通させる密封
式オートテンシヨナであつて、前記ボデイを2分
割し、上ボデイの頂壁に前記ピストンと滑合する
孔を設け、前記プランジヤに設けた段部を前記頂
壁に当接可能とし且つ前記頂壁を前記スプリング
の座面としたことを特徴とする密封式オートテン
シヨナが提供される。
され且つ前記ボデイの底部に大径油室を作るプラ
ンジヤと、前記プランジヤの中央孔に摺動自在に
挿入され且つ該中央孔の底部に小径油室を作るピ
ストンと、前記プランジヤを前記大径油室方向に
付勢するスプリングとを有し、前記大径油室と前
記小径油室とを小径通路を介して連通させる密封
式オートテンシヨナであつて、前記ボデイを2分
割し、上ボデイの頂壁に前記ピストンと滑合する
孔を設け、前記プランジヤに設けた段部を前記頂
壁に当接可能とし且つ前記頂壁を前記スプリング
の座面としたことを特徴とする密封式オートテン
シヨナが提供される。
この考案の実施例を添付図面を参照して説明す
る。
る。
密封式オートテンシヨナ1は、上下に2分割さ
れたボデイ2を有する。下ボデイ3内にプランジ
ヤ4を摺動自在に挿入する。プランジヤ4の底壁
と下ボデイの底壁との間に大径油室5を作り、プ
ランジヤ4の中央孔6にピストン7を摺動自在に
配し、ピストン7と中央孔6とで小径油室8を作
る。
れたボデイ2を有する。下ボデイ3内にプランジ
ヤ4を摺動自在に挿入する。プランジヤ4の底壁
と下ボデイの底壁との間に大径油室5を作り、プ
ランジヤ4の中央孔6にピストン7を摺動自在に
配し、ピストン7と中央孔6とで小径油室8を作
る。
上ボデイ9の頂壁10に、ピストン7の上方側
が滑合する孔11を設ける。
が滑合する孔11を設ける。
頂壁10の孔11にピストン7の上方側を滑合
させ且つ頂壁10の内側がプランジヤ4の段部に
着座するスプリング12を受けるようにして、上
ボデイ9を下ボデイ3に螺着させる。この螺着量
がオートテンシヨナ1の全長を調整させ、ボデイ
2内のスプリング12の初期付勢力を調整させ
る。
させ且つ頂壁10の内側がプランジヤ4の段部に
着座するスプリング12を受けるようにして、上
ボデイ9を下ボデイ3に螺着させる。この螺着量
がオートテンシヨナ1の全長を調整させ、ボデイ
2内のスプリング12の初期付勢力を調整させ
る。
ピストン7と頂壁10の孔11との隙間は、ピ
ストン7の動きを阻害しない程度に小さくし、塵
芥のボデイ内への侵入を防止させる。ボデイ2を
2分割し、各上下ボデイ3,9の全高を小さくし
ているので、その内周研摩が容易となる。
ストン7の動きを阻害しない程度に小さくし、塵
芥のボデイ内への侵入を防止させる。ボデイ2を
2分割し、各上下ボデイ3,9の全高を小さくし
ているので、その内周研摩が容易となる。
大径油室5と小径油室8とに封入されたオイル
は、プランジヤ4の底壁に穿けた小径通路13で
導通する。又、ピストン7の自由長は、ピストン
7の段部14を頂壁10に当接させることで規定
される。ピストン7の端部が、直接又は他部材を
介してベルト、チエーン等に押圧される作用面1
5となる。ピストン7の段部14を頂壁10に当
接させているので、従来用いていたピストンの抜
け止め用スナツプリングを必要としない。さら
に、両油室5,8の油が少しもれても、ピストン
7の段部14を頂壁10に当接させているので、
自由長の変化はない。
は、プランジヤ4の底壁に穿けた小径通路13で
導通する。又、ピストン7の自由長は、ピストン
7の段部14を頂壁10に当接させることで規定
される。ピストン7の端部が、直接又は他部材を
介してベルト、チエーン等に押圧される作用面1
5となる。ピストン7の段部14を頂壁10に当
接させているので、従来用いていたピストンの抜
け止め用スナツプリングを必要としない。さら
に、両油室5,8の油が少しもれても、ピストン
7の段部14を頂壁10に当接させているので、
自由長の変化はない。
ピストン7の作用面15に外力が作用すると、
ピストン7がプランジヤ4内に沈み、小径油室8
が昇圧するが、この昇圧は、大径油室5に小径通
路13を介して伝達され、プランジヤ4の底壁に
作用し、スプリング12の附勢力と釣合いを保
つ。このようなオートテンシヨナの作用中、ボデ
イ2内には、孔11とピストン7との隙間が小さ
いので、ボデイ2内に塵芥が入らず、プランジヤ
4およびピストン7の動きを常に円滑とさせる。
ピストン7がプランジヤ4内に沈み、小径油室8
が昇圧するが、この昇圧は、大径油室5に小径通
路13を介して伝達され、プランジヤ4の底壁に
作用し、スプリング12の附勢力と釣合いを保
つ。このようなオートテンシヨナの作用中、ボデ
イ2内には、孔11とピストン7との隙間が小さ
いので、ボデイ2内に塵芥が入らず、プランジヤ
4およびピストン7の動きを常に円滑とさせる。
第1図はこの考案の一例のオートテンシヨナの
断面図である。第2図は最大使用時を示す断面図
である。 図中:3……上ボデイ、4……プランジヤ、7
……ピストン、10……頂壁、11……孔、14
……段部。
断面図である。第2図は最大使用時を示す断面図
である。 図中:3……上ボデイ、4……プランジヤ、7
……ピストン、10……頂壁、11……孔、14
……段部。
Claims (1)
- ボデイ内に摺動自在に挿入され且つ前記ボデイ
の底部に大径油室を作るプランジヤと、前記プラ
ンジヤの中央孔に摺動自在に挿入され且つ該中央
孔の底部に小径油室を作るピストンと、前記プラ
ンジヤを前記大径油室方向に付勢するスプリング
とを有し、前記大径油室と前記小径油室とを小径
通路を介して連通させる密封式オートテンシヨナ
であつて、前記ボデイを2分割し、上ボデイの頂
壁に前記ピストンと滑合する孔を設け、前記プラ
ンジヤに設けた段部を前記頂壁に当接可能とし且
つ前記頂壁を前記スプリングの座面としたことを
特徴とする密封式オートテンシヨナ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5146383U JPS59157155U (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 密封式オ−トテンシヨナ |
US06/597,352 US4527462A (en) | 1983-04-08 | 1984-04-06 | Sealed-type automatic tensioner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5146383U JPS59157155U (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 密封式オ−トテンシヨナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59157155U JPS59157155U (ja) | 1984-10-22 |
JPS6235958Y2 true JPS6235958Y2 (ja) | 1987-09-12 |
Family
ID=30181871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5146383U Granted JPS59157155U (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 密封式オ−トテンシヨナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59157155U (ja) |
-
1983
- 1983-04-08 JP JP5146383U patent/JPS59157155U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59157155U (ja) | 1984-10-22 |
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