JPS6235786A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、ビデオ信号を磁気テープのビデオトラック上
において記録再生し、ＰＣＭ符号化された信号を磁気テ
ープのＰＣＭトラック上において記録再生する磁気記録
再生装置に関するものである。

［発明の技術的背景］ 周知のように、８ｍｍＶＴＲでは磁気テープ上にビデオ
トラックの延長上に２０Ｍトラックを設け、このＰＣＭ
トラックにオーディオ信号をＰＣＭ符号化して記録する
ようにしている。

［背景技術の問題点］ ところで、８ｍｍＶＴＲのＰＣＭトラックに文字多重放
送のビデオ信号に重畳された文字情報を記録し、また再
生しようとする場合に、ａｒｎｍｖＴＲのテープおよび
磁気ヘッドの周波数特性が第６図の破線で示すようなも
のであるため、文字情報を誤りなく再現させるのに必要
とする斜線で示すような周波数特性を満足することがで
きず、文字情報を誤りなく再現できないという問題点が
ある。

［発明の目的］ 本発明は上記のような問題点に鑑み、文字多重放送のビ
デオ信号中に重畳された文字情報を誤りなく再現するこ
とができる磁気記録再生装置を提供することを目的とす
る。

゛［発明の概要］ 本発明は、文字多重放送ビデオ信号中に重畳された文字
情報を抽出する文字情報抽出手段と、抽出された文字情
報を時間軸伸長した復変調を施す変調手段と、変調され
た文字情報をＰＣＭＩ〜ラックに記録する記録手段と、
記録された文字情報をＰＣＭトラックから再生する再生
手段と、再生された文字情報を復調した後時間軸圧縮し
て文字多重放送ビデオ信号中の文字情報と等価な文字情
報信号を得る復調手段とを設けることにより、上記目的
を達成している。

［発明の実施例］ 以下、本発明を図示する実施例に基づいて詳しく説明す
る。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、回
゛転ドラム１には２つの回転ヘッド２Ａ。

２Ｂが工ｑけられ、これらの回転ヘッド２Ａ、２Ｂを交
互に使用することにより、磁気テープ３のビデオトラッ
クにビデオ信号が、またＰＣＭトラックに該ビデオ信号
に重畳された文字情報がそれぞれ２鏝再生される。

磁気テープ３に記録すべき文字多重放送のビデオ信号■
Ｄｉはビデオ信号記録処理回路４と文字情報記録処理回
路５に並列に入力される。

ビデオ信号記録処理回路４は、輝度信号処理回路や色信
号処理回路等を有し、記録すべきビデオ゛信号をスイッ
チＳＷ１→記録アンプ６→回転ヘッド２Ａの径路、ある
いはスイッヂＳＷ２→記録アンプ７→回転ヘッド２Ｂの
径路′ｃ磁気テープ３のビデオトラックに記録する。

すなわら、スイッチＳＷ１　、ＳＷ２がヘッド切換えパ
ルスＨ３ＷＰによって１フイールド毎にＡ側とＢ側に交
互に切換えられ、回路４で処理されたビデオ信号はこの
スイッチＳＷＩ　、ＳＷ２の切換え動作によって回転ヘ
ッド２Ａ、２Ｂに交互に入力され、磁気テープ３のビデ
オトラックに記録される。

一方、文字情報記録処理回路５は、ビデオ信号ＶＤｉ中
に重畳されている文字情報を抽出し、次いでこの文字情
報を時間軸伸長した後周波数変調を施し、この周波数変
調された文字情報をビデオ信号の場合と同様に、スイッ
チＳＷＩ→記録アンプ６→回転ヘッド２Ａの径路、ある
いはスイッチＳＷ２→記録アンプ７→回転ヘッド２Ｂの
径路で磁気テープ３のＰＣＭトラックに記録する。

記録されたビデオ信＠Ｊ３よび文字情報は、ビデオ信号
再生処理回路８および文字情報再生処理回路９と再生ア
ンプ１０．１１との間に配置されたスイッチＳＷ３およ
σＳＷ４をヘッド切換えパルス１−ＩＳＷＰによって１
フイールド毎にＡ側とＢ側に交互に切換えることにより
、ビデ第１・ラックから再生される。再生されたビデオ
信号はビデオ信号再生処理回路８に、またＰＣＭトラッ
クから再生された文字情報は文字情報再生処理回路９に
それぞれ入力され、これらの回路で復調される。そして
、復調されたビデオ信号は文字情報と加算器１２におい
て合成された後、元の文字多重放送のビデオ信号と等価
な再生ビデオ信＠ＶＤＯとして出力される。また、復調
された文字情報は加算器１２に入力される他に、単独で
文字情報出力端子から再生文字情報ＣＤＯとして外部に
出力される。

第２図は文字情報記録処理回路５の詳細な構成の一実施
例を示すブロック図であり、また第３図は文字情報再生
処理回路９の一実施例を示すブロック図である。

まず、第２図において、クロック再生回路５０は図示し
ない文字情報抽出回路で抽出された文字情報ＣＤの中か
ら３６４ｆＨ（ｆｌ＋＝１水平走査周波数）の周波数を
持つクロック信号を再生し、このクロック信号をサンプ
リング回路５１のサンプリングクロックとして入力する
。

サンプリング回路５１は文字情報ＣＤを３６４ｆＨのク
ロック信号で順次サンプリングし、そのサンプル値を磁
気テープ３に記憶すべき文字情報ＣＤとしてメモリ５２
に入力する。この時、メモリ５２にはクロック再生回路
５０で再生されたクロック信号と同じ周波数の書き込み
制御信号Ｗが与えられる。

これによって、文字情報ＣＤはメモリ５２に順次書込ま
れる。

メモリ５２に書込まれた文字情報ＣＤは、次にクロック
再生回路５０で再生されたクロック信号の１／４の周波
数（＝９１ｆｌ＋）の読み出し制御信号Ｒによって読み
出される。

これによって、第４図（ａ）に示すように４ＭＨ２の周
波数帯域を持つ文字情報ＣＤは、第４図（ｂ）に示すよ
うに１ＭＨ２の周波数帯域の文字情報ＣＤに時間伸長さ
れて出力される。

この場合、メモリ５２から読出された文字情報ＣＤＧ、
ｔＯＨ２の周波数成分を持っているため、このままでは
ＰＣＭトラックに記録できない。そこで、メモリ５２か
ら読み出された文字情報ＣＤは周波数変調回路５３にお
いて周波数変調され、第４図（Ｃ）に示すようにＯＨ２
の周波数成分が無い情報に変調される。磁気テープ３の
ＰＣＭトラックにはこの周波数変調された文字情報が記
録される。

次に第３図に示す文字情報再生処理回路９において、Ｐ
ＣＭトラックから再生された文字情報ＣＤ　Ｇ、ｔ　Ｆ
　Ｍ復調回路９０において復調された後、クロック再生
回路９１およびサンプリング回路９２に入力される。

サンプリング回路９１は、復調された文字情報の中から
周波数９１ｆＨのクロック信号を再生し、このクロック
信号を丈ンプリング回路９２のサンプリングクロックと
して入力し、復調された文字情報をサンプリングさせる
。このサンプリングされた文字情報はメモリ９３に入力
され、サンプリング周波数（９１ｆＨ）と同一周波数の
書き込み制御信号Ｗによって書込まれ、次にサンプリン
グ周波数（９１ｆＨ）の４倍の周波数３６４ｆＨの読み
出し制御信号Ｒにより、書込み速度の４倍の速度で読み
出される。

すなわち、文字情報記憶処理回路５において周波数帯域
が１／４に変換されてＰＣＭトラックに記録された文字
情報は、再生時、メモリ９３において３６４ｆ１１の周
波数を持つ読み出し制御信号Ｒによって読出されること
により、元の文字多重放送の文字情報と等価な情報に変
換され、再生文字情報ＣＤＯとして出力される。

第５図は文字情報をＰＣＭトラックに記録する場合のタ
イムヂャートであり、同図（ａ）は記録すべきビデオ信
号ｖＤｉ、（ｂ）はヘッド切換パルスｌ」Ｓ　Ｗ　Ｐ、
（Ｃ）は文字情報の重畳タイミング、（ｄ）は文字情報
、（ｅ）はＰＣＭトラックの記録タイミング、（ｆ）と
（ｇ）は回転ヘッド２Ａ、２Ｂの記録タイミングをそれ
ぞれ示すものであり、ＰＣＭＩ〜ラックに記録される文
字情報は同図（ａ）の水平走査ライン１０Ｈ近傍を拡大
して示しているように、１水平走査区間（月１区間）内
に２４ピツトの同期フレーム部５ＹＮＣと、これに続く
１９０ビツトのデータ部ＤＡＴＡおよび８２ビツトのチ
ェックデータ部Ｃ）−Ｉ　Ｋで構成される。

なお、第５図において、ＶＳＹＮＣは垂直同期信号を表
わし、ＯＨ，１０Ｈ，２１Ｈ・・・は水平走査区間の番
号を表わすものである。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明においては、文字多重放送ビ
デオ信号中に重畳された文字情報を抽出する文字情報抽
出手段と、抽出された文字情報を時間軸伸長した後変調
を施す変調手段と、変調された文字情報をＰＣＭトラッ
クに記録する記録手多蛋放送ビデオ信号中の文字情報と
等価な文字情報信号に復調する復調手段とを設け、文字
多重放送の文字情報の周波数帯域を変更してＰＣＭトラ
ックに記録し、再生時は周波数帯域を元に復元して出力
するようにしたため、文字多重放送の文字情報を誤りな
く再現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
文字情報記憶処理回路の詳細な構成の一例を示す図、第
３図は文字情報再生処理回路の詳細な構成の一例を示す
図、第４図は文字情報の周波数帯域が変更される様子を
示す図、第５図は文字情報をＰＣＭトラックに記録する
ときの各部入出力信号のタイムチャート、第６図は８ｍ
ｍＶＴＲの周波数特性と文字多重放送の文字情報を記録
再生するのに必要な周波数特性を示す図である。 ′１・・・回転ドラム、２Ａ、２Ｂ・・・回転ヘッド、
３・・・磁気テープ、４・・・ビデオ信号記録処理回路
、５・・・文字情報記録処理回路、６，７・・・記録ア
ンプ、８・・・ビデオ信号再生処理回路、９・・・文字
情報再生処理回路、１０．１１・・・再生アンプ、５０
．９１・・・クロック再生回路、５１．９２・・・サン
プリング回路、５２．９３・・・メモリ、５３・・・周
波数変調回路、９０・・・ＦＭ復調回路。 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　宇治　弘 第２図 第３図 ４Ｍ比 第４図 一１ｌＩ錬 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ビデオ信号をビデオテープのビデオトラック上において
   記録再生し、ＰＣＭ符号化された信号をビデオテープの
   ビデオトラック延長上に形成されたＰＣＭトラック上に
   おいて記録再生する磁気記録再生装置において、 文字多重放送ビデオ信号中に重畳された文字情報を抽出
   する文字情報抽出手段と、抽出された文字情報を時間軸
   伸長した後変調を施す変調手段と、変調された文字情報
   をＰＣＭトラックに記録する記録手段と、記録された文
   字情報をＰＣＭトラックから再生する再生手段と、再生
   された文字情報を復調した後時間軸圧縮して文字多重放
   送ビデオ信号中の文字情報と等価な文字情報信号を得る
   復調手段とを具備して成る磁気記録再生装置。