JPS6235645B2 - - Google Patents
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- JPS6235645B2 JPS6235645B2 JP5255880A JP5255880A JPS6235645B2 JP S6235645 B2 JPS6235645 B2 JP S6235645B2 JP 5255880 A JP5255880 A JP 5255880A JP 5255880 A JP5255880 A JP 5255880A JP S6235645 B2 JPS6235645 B2 JP S6235645B2
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- submarine
- optical
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 52
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4415—Cables for special applications
- G02B6/4427—Pressure resistant cables, e.g. undersea cables
- G02B6/4428—Penetrator systems in pressure-resistant devices
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は海底光ケーブルを相互に接続する装置
に関するものである。
に関するものである。
近年光フアイバを伝送媒体とする光伝送方式の
研究が進められているが、これを海底伝送方式に
適用したのが海底光伝送方式であり、従来の海底
同軸伝送方式に較べて長距離間(数10Km)を無中
継で伝送できることを1つの大きな特徴としてい
る。一方、これに用いる海底光ケーブルの現在の
製造技術では、(イ)特性の安定した光フアイバーを
歩留りよく製造できる長さが約5Kmであること、
(ロ)光フアイバーの接続部分の機械的強度が弱く、
光フアイバーを製造過程で接続しながら長尺の海
底光ケーブルを製造することが困難であること等
から、海底光ケーブルの製造可能な長さが約5Km
におさえられている。従つて長距離の海底光伝送
システムを実現するには、約5Kmの海底光ケーブ
ルを相互に接続して用いる必要がある。また、一
担海底に布設された海底光ケーブルが漁撈等によ
る障害を受けた場合、障害部分のケーブルを新規
ケーブルに交換する必要があり、この場合にも海
底光ケーブルを相互に接続する技術が必要とな
る。
研究が進められているが、これを海底伝送方式に
適用したのが海底光伝送方式であり、従来の海底
同軸伝送方式に較べて長距離間(数10Km)を無中
継で伝送できることを1つの大きな特徴としてい
る。一方、これに用いる海底光ケーブルの現在の
製造技術では、(イ)特性の安定した光フアイバーを
歩留りよく製造できる長さが約5Kmであること、
(ロ)光フアイバーの接続部分の機械的強度が弱く、
光フアイバーを製造過程で接続しながら長尺の海
底光ケーブルを製造することが困難であること等
から、海底光ケーブルの製造可能な長さが約5Km
におさえられている。従つて長距離の海底光伝送
システムを実現するには、約5Kmの海底光ケーブ
ルを相互に接続して用いる必要がある。また、一
担海底に布設された海底光ケーブルが漁撈等によ
る障害を受けた場合、障害部分のケーブルを新規
ケーブルに交換する必要があり、この場合にも海
底光ケーブルを相互に接続する技術が必要とな
る。
ここで海底光ケーブルの使用環境を考えると、
工場からの船積み、布設、修理時の引揚げ等各工
程で受ける外力は複雑かつ強大であるため、海底
光ケーブルに対する要求条件は非常に巌しいもの
となつている。海底光ケーブルの相互接続部もそ
の使用条件は海底光ケーブルと同じであるから、
水圧,張力,振動,衝撃,圧潰等ケーブルの布設
引揚げ時に加わる様々な外力に十分耐える必要が
あり、なおかつ、敷設船の布設設備(布設機,シ
ーブ,トラフ等)を無理なく通過できる構造を有
するものでなければならない。
工場からの船積み、布設、修理時の引揚げ等各工
程で受ける外力は複雑かつ強大であるため、海底
光ケーブルに対する要求条件は非常に巌しいもの
となつている。海底光ケーブルの相互接続部もそ
の使用条件は海底光ケーブルと同じであるから、
水圧,張力,振動,衝撃,圧潰等ケーブルの布設
引揚げ時に加わる様々な外力に十分耐える必要が
あり、なおかつ、敷設船の布設設備(布設機,シ
ーブ,トラフ等)を無理なく通過できる構造を有
するものでなければならない。
ところで、従来このような海底光ケーブルの相
互接続装置としては、何等具体的なものが提供さ
れていないのが実情である。
互接続装置としては、何等具体的なものが提供さ
れていないのが実情である。
本発明は上記の事情に鑑み、優れた海底光ケー
ブル接続装置を提供するもので、耐水圧性の箱と
ら線状に巻いた耐水圧パイプとからなる耐水圧構
造を設けてその内部で光フアイバを接続し、更に
耐水圧構造の外周に可とう性の防護層を形成する
と共に同防護層の外周にケーブルの外装線を相互
にオーバーラツプさせた張力伝達構造を形成して
なるものである。
ブル接続装置を提供するもので、耐水圧性の箱と
ら線状に巻いた耐水圧パイプとからなる耐水圧構
造を設けてその内部で光フアイバを接続し、更に
耐水圧構造の外周に可とう性の防護層を形成する
と共に同防護層の外周にケーブルの外装線を相互
にオーバーラツプさせた張力伝達構造を形成して
なるものである。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明による海底光ケーブル接続装置
Aの構成を示す図であり、この図において符号
1,1は互いに接続される海底光ケーブルであ
る。海底光ケーブル1は、第2図に示されるよう
に、1本又は複数本の光フアイバ1aを外周面が
被覆層1bにより覆われている耐水圧パイプ1c
に収納し、その外周に外装線1dを配置したもの
である。互いに接続されるケーブル1,1は、そ
れぞれ耐水圧パイプ1cの端部が可とう性耐水圧
パイプ2を介して光フアイバ接続箱3に接続され
ている。この構造において耐水圧パイプ1c、可
とう性耐水圧パイプ2、接続箱3は、互いに充分
な耐水圧構造をもつて接続されており、連続した
耐水圧構造となつている。また可とう性耐水圧パ
イプ2は、ケーブル1の軸方向に伸縮可能となる
ようにら巻状に巻かれた構造となつている。また
この耐水圧パイプ2は、第3図に示すように、細
径耐水圧パイプ2aに被覆層2bを形成してなる
ものである。そして第1図の構成においては、耐
水圧パイプ2を複数本用いることにより、光フア
イバ1aを一括して収納しているケーブル1の耐
水圧パイプ1cより大幅に可とう性の良い構造と
している。そして海底光ケーブル1,1の各光フ
アイバ1a,1aは、それぞれ可とう性耐水圧パ
イプ2を通つて接続箱3に導かれ、同接続箱3内
において接続されている。光フアイバ1a,1a
の相互接続は、接続箱3を開けた状態で行い、接
続後に接続箱3をOリング、ガスケツト等により
密封し、光フアイバ1a,1aの相互接続部4に
水圧が加わらない構造となつている。またケーブ
ル1,1の各耐水圧パイプ1c,1cの端部間に
は、これら耐水圧パイプ1c,1cの端部と耐水
圧パイプ2と接続箱3とを覆うように防護層5が
形成されている。この防護層5は、ゴム等の可と
う性を有する材料からなるもので、その内面に形
成した溝5a内に金属リング6を配置してあり、
可とう性を損なわずにら線状に巻いた可とう性耐
水圧パイプ2がつぶれるのを防ぐ構造となつてい
る。またこの防護層5の外周には、ケーブル1,
1の各外装線1d,1dが互いにオーバーラツプ
するように巻きつけられている。そして外装線1
dは、その端部付近がバインド線7により縛られ
ることにより固定されている。
Aの構成を示す図であり、この図において符号
1,1は互いに接続される海底光ケーブルであ
る。海底光ケーブル1は、第2図に示されるよう
に、1本又は複数本の光フアイバ1aを外周面が
被覆層1bにより覆われている耐水圧パイプ1c
に収納し、その外周に外装線1dを配置したもの
である。互いに接続されるケーブル1,1は、そ
れぞれ耐水圧パイプ1cの端部が可とう性耐水圧
パイプ2を介して光フアイバ接続箱3に接続され
ている。この構造において耐水圧パイプ1c、可
とう性耐水圧パイプ2、接続箱3は、互いに充分
な耐水圧構造をもつて接続されており、連続した
耐水圧構造となつている。また可とう性耐水圧パ
イプ2は、ケーブル1の軸方向に伸縮可能となる
ようにら巻状に巻かれた構造となつている。また
この耐水圧パイプ2は、第3図に示すように、細
径耐水圧パイプ2aに被覆層2bを形成してなる
ものである。そして第1図の構成においては、耐
水圧パイプ2を複数本用いることにより、光フア
イバ1aを一括して収納しているケーブル1の耐
水圧パイプ1cより大幅に可とう性の良い構造と
している。そして海底光ケーブル1,1の各光フ
アイバ1a,1aは、それぞれ可とう性耐水圧パ
イプ2を通つて接続箱3に導かれ、同接続箱3内
において接続されている。光フアイバ1a,1a
の相互接続は、接続箱3を開けた状態で行い、接
続後に接続箱3をOリング、ガスケツト等により
密封し、光フアイバ1a,1aの相互接続部4に
水圧が加わらない構造となつている。またケーブ
ル1,1の各耐水圧パイプ1c,1cの端部間に
は、これら耐水圧パイプ1c,1cの端部と耐水
圧パイプ2と接続箱3とを覆うように防護層5が
形成されている。この防護層5は、ゴム等の可と
う性を有する材料からなるもので、その内面に形
成した溝5a内に金属リング6を配置してあり、
可とう性を損なわずにら線状に巻いた可とう性耐
水圧パイプ2がつぶれるのを防ぐ構造となつてい
る。またこの防護層5の外周には、ケーブル1,
1の各外装線1d,1dが互いにオーバーラツプ
するように巻きつけられている。そして外装線1
dは、その端部付近がバインド線7により縛られ
ることにより固定されている。
このような構造のもとに光フアイバ1aは、耐
水圧パイプ2、接続箱3からなる耐水圧構造等に
より水圧から完全に保護されることになる。そし
てこの構造においては、接続箱3内に接続余長を
とることができるので、複数の光フアイバ1aを
接続する場合も接続長さの不ぞろいを吸収でき
る。またケーブル1,1間の張力の伝達は、ケー
ブル外装線1dのオーバーラツプ部分の摩擦力に
よつてなされる。この際張力印加時に外装線1d
に軸方向の″ずれ″が生じても、可とう性耐水圧パ
イプ2がケーブル1の軸方向に伸縮自在となつて
いるので″ずれ″を吸収でき、光フアイバ1a、耐
水圧パイプ1c、接続箱3、可とう性耐水圧パイ
プ2自体等の耐水圧構造部品に無理な力が作用し
ない。また接続箱3および可とう性耐水圧パイプ
2は、防護層5とオーバーラツプさせた外装線1
dとによつて2重に防護されており、振動,衝
撃,圧潰等の外力に対しても強固である。
水圧パイプ2、接続箱3からなる耐水圧構造等に
より水圧から完全に保護されることになる。そし
てこの構造においては、接続箱3内に接続余長を
とることができるので、複数の光フアイバ1aを
接続する場合も接続長さの不ぞろいを吸収でき
る。またケーブル1,1間の張力の伝達は、ケー
ブル外装線1dのオーバーラツプ部分の摩擦力に
よつてなされる。この際張力印加時に外装線1d
に軸方向の″ずれ″が生じても、可とう性耐水圧パ
イプ2がケーブル1の軸方向に伸縮自在となつて
いるので″ずれ″を吸収でき、光フアイバ1a、耐
水圧パイプ1c、接続箱3、可とう性耐水圧パイ
プ2自体等の耐水圧構造部品に無理な力が作用し
ない。また接続箱3および可とう性耐水圧パイプ
2は、防護層5とオーバーラツプさせた外装線1
dとによつて2重に防護されており、振動,衝
撃,圧潰等の外力に対しても強固である。
また、海底光ケーブルの接続装置は、敷設船の
布設設備を無理なく通過できる必要があり、現在
のドラム型布設機およびシーブ等を通過するには
通常半径約1.25mの曲面に無理なく巻きつく必要
がある。第4図は本発明接続装置Aを曲面に巻き
つけた時の概念図であるが、可とう性耐水圧パイ
プ2、防護層5、オーバーラツプした外装線1d
のいづれも可とう性を有しており、硬直部である
接続箱3も50cm以内で実現可能なので十分半径
1.25mの曲面に巻付けることが可能である。この
場合、特にオーバーラツプした外装線1dが巻き
つきのガイドとなり、座屈等のないスムーズな巻
き付き形状を得ることができる。
布設設備を無理なく通過できる必要があり、現在
のドラム型布設機およびシーブ等を通過するには
通常半径約1.25mの曲面に無理なく巻きつく必要
がある。第4図は本発明接続装置Aを曲面に巻き
つけた時の概念図であるが、可とう性耐水圧パイ
プ2、防護層5、オーバーラツプした外装線1d
のいづれも可とう性を有しており、硬直部である
接続箱3も50cm以内で実現可能なので十分半径
1.25mの曲面に巻付けることが可能である。この
場合、特にオーバーラツプした外装線1dが巻き
つきのガイドとなり、座屈等のないスムーズな巻
き付き形状を得ることができる。
また第5図は、海底光ケーブル接続装置Aを用
いて短ピースのケーブル1を接続して長距離ケー
ブルを構成し、これを海底に布設した場合の概念
図である。この図に示されるようにケーブルを実
際に布設した場合には、ケーブルに障害が発生し
てケーブルの耐水圧パイプ1cが破損したと仮定
すると、布設したケーブル全体がケーブルの耐水
圧パイプ1c内に浸入した海水で水びたしとな
り、ケーブル全体が再使用できなくなる可能性が
ある。このような不都合を防止するためには、接
続装置Aの接続箱3内に接着剤を充てんし、ここ
で海水の浸入を防止することによりケーブルの浸
水区間を1ピースで押えることができる。この場
合接着剤は、接続箱3と光フアイバ1a又はその
被覆材との両方に接着性を有するものである。
いて短ピースのケーブル1を接続して長距離ケー
ブルを構成し、これを海底に布設した場合の概念
図である。この図に示されるようにケーブルを実
際に布設した場合には、ケーブルに障害が発生し
てケーブルの耐水圧パイプ1cが破損したと仮定
すると、布設したケーブル全体がケーブルの耐水
圧パイプ1c内に浸入した海水で水びたしとな
り、ケーブル全体が再使用できなくなる可能性が
ある。このような不都合を防止するためには、接
続装置Aの接続箱3内に接着剤を充てんし、ここ
で海水の浸入を防止することによりケーブルの浸
水区間を1ピースで押えることができる。この場
合接着剤は、接続箱3と光フアイバ1a又はその
被覆材との両方に接着性を有するものである。
以上の説明から明らかなように、本発明による
海底光ケーブル接続装置は、耐水圧性の箱とら線
状に巻いた耐水圧パイプとからなる耐水圧構造を
設けてその内部で光フアイバを接続し、更に前記
耐水圧構造の外周に可とう性の防護層を形成する
と共に同防護層の外周にケーブルの外装線を相互
にオーバーラツプさせた張力伝達構造を形成して
なるものである。したがつてこの装置によれば、
(1)光フアイバが水圧を受けないことから耐水圧特
性に優れている、(2)接続箱内に光フアイバの接続
余長が得られ、複数の光フアイバを接続する場合
の接続長さの不ぞろいを吸収できるので作業性が
良い、(3)外装線を相互に巻きつけオーバーラツプ
させて張力を伝達する構造なので経済的であり、
かつ従来の同軸ケーブルで行つてきた実績のある
技術を用いることができる、(4)張力を印加した時
に外装線が一時的に軸方向にずれても耐水圧パイ
プ等の耐水圧構造部品および光フアイバに無理な
力が作用しないので耐張力特性に優れている、(5)
接続箱を除いて可とう構造となつているので布設
機等の曲面への巻きつきが良く布設性に優れてい
る、(6)接続箱をはじめとする内部の部品を金属リ
ングとゴムを組合せた防護層、オーバーラツプさ
せた外装線で2重に防護しているので振動,衝
撃,圧潰等にも強固である等の利点がある。
海底光ケーブル接続装置は、耐水圧性の箱とら線
状に巻いた耐水圧パイプとからなる耐水圧構造を
設けてその内部で光フアイバを接続し、更に前記
耐水圧構造の外周に可とう性の防護層を形成する
と共に同防護層の外周にケーブルの外装線を相互
にオーバーラツプさせた張力伝達構造を形成して
なるものである。したがつてこの装置によれば、
(1)光フアイバが水圧を受けないことから耐水圧特
性に優れている、(2)接続箱内に光フアイバの接続
余長が得られ、複数の光フアイバを接続する場合
の接続長さの不ぞろいを吸収できるので作業性が
良い、(3)外装線を相互に巻きつけオーバーラツプ
させて張力を伝達する構造なので経済的であり、
かつ従来の同軸ケーブルで行つてきた実績のある
技術を用いることができる、(4)張力を印加した時
に外装線が一時的に軸方向にずれても耐水圧パイ
プ等の耐水圧構造部品および光フアイバに無理な
力が作用しないので耐張力特性に優れている、(5)
接続箱を除いて可とう構造となつているので布設
機等の曲面への巻きつきが良く布設性に優れてい
る、(6)接続箱をはじめとする内部の部品を金属リ
ングとゴムを組合せた防護層、オーバーラツプさ
せた外装線で2重に防護しているので振動,衝
撃,圧潰等にも強固である等の利点がある。
またこの装置において前記接続箱内に接着剤を
充てんすれば、ケーブル障害時の浸水をくい止め
る水密栓の役割をもたせることができ、システム
全体の障害対策としても非常に有効であり、経済
的メリツトも大きい。
充てんすれば、ケーブル障害時の浸水をくい止め
る水密栓の役割をもたせることができ、システム
全体の障害対策としても非常に有効であり、経済
的メリツトも大きい。
第1図は本発明による海底光ケーブル接続装置
Aの断面図、第2図は第1図に示す海底光ケーブ
ルの断面図、第3図は第1図に示す可とう性耐水
圧パイプの断面図、第4図は海底光ケーブル接続
装置Aを曲面に巻きつけた状態を示す図、第5図
は海底光ケーブル接続装置Aを用いて長距離ケー
ブルを構成し、これを海底に布設した場合の状態
を示す図である。 A……海底光ケーブル接続装置、1……海底光
ケーブル、1a……光フアイバ、1b……被覆
層、1c……耐水圧パイプ、1d……外装線、2
……可とう性耐水圧パイプ、2a……耐水圧パイ
プ、2b……被覆層、3……光フアイバ接続箱、
4……光フアイバ1aの接続部、5……防護層。
Aの断面図、第2図は第1図に示す海底光ケーブ
ルの断面図、第3図は第1図に示す可とう性耐水
圧パイプの断面図、第4図は海底光ケーブル接続
装置Aを曲面に巻きつけた状態を示す図、第5図
は海底光ケーブル接続装置Aを用いて長距離ケー
ブルを構成し、これを海底に布設した場合の状態
を示す図である。 A……海底光ケーブル接続装置、1……海底光
ケーブル、1a……光フアイバ、1b……被覆
層、1c……耐水圧パイプ、1d……外装線、2
……可とう性耐水圧パイプ、2a……耐水圧パイ
プ、2b……被覆層、3……光フアイバ接続箱、
4……光フアイバ1aの接続部、5……防護層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 耐水圧パイプに収納した光フアイバを中心に
有し、その外周に外装線を配置してなる海底光ケ
ーブルの相互接続構造において中央に耐水圧性の
光フアイバ接続箱を設け、その両側にら線状に巻
いた可とう性の耐水圧パイプを配置して海底光ケ
ーブル相互間に海底光ケーブルの耐水圧パイプと
連続した耐水圧構造を形成しその内部に海底光ケ
ーブルの光フアイバを導き前記光フアイバ接続箱
内で該光フアイバを相互に接続し、前記光フアイ
バ接続箱とら線状に巻いた可とう性の耐水圧パイ
プとを覆うように防護層を形成し、該防護層を中
心としてその外周に海底光ケーブルの外装線を相
互に巻きつけてオーバーラツプせしめ、同外装線
のオーバーラツプ部分の摩擦力によりケーブル張
力の伝達を行うようにしたことを特徴とする海底
光ケーブル接続装置。 2 前記光フアイバ接続箱内に、光フアイバ接続
箱と光フアイバ又はその被覆材との両方に接着性
を有する接着材を充てんすることを特徴とする特
許請求範囲第1項記載の海底光ケーブル接続装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5255880A JPS56149011A (en) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | Submarine optical cable connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5255880A JPS56149011A (en) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | Submarine optical cable connector |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56149011A JPS56149011A (en) | 1981-11-18 |
JPS6235645B2 true JPS6235645B2 (ja) | 1987-08-03 |
Family
ID=12918135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5255880A Granted JPS56149011A (en) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | Submarine optical cable connector |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56149011A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5831508U (ja) * | 1981-08-24 | 1983-03-01 | 古河電気工業株式会社 | 被覆光フアイバの端末部 |
JPS59170808A (ja) * | 1983-03-17 | 1984-09-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 外装海底光ケ−ブル接続部 |
FR2547660B1 (fr) * | 1983-06-15 | 1985-09-27 | Cables De Lyon Geoffroy Delore | Jonction multiple pour cables sous-marins a fibres optiques |
GB2256285B (en) * | 1991-06-01 | 1995-02-01 | Northern Telecom Ltd | Underwater cable joints |
WO2016192779A1 (en) * | 2015-06-02 | 2016-12-08 | Abb Schweiz Ag | A rigid joint assembly |
AU2015397106B2 (en) * | 2015-06-02 | 2020-09-17 | Nkt Hv Cables Ab | A rigid joint assembly |
-
1980
- 1980-04-21 JP JP5255880A patent/JPS56149011A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56149011A (en) | 1981-11-18 |
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