JPS6235437Y2 - - Google Patents

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JPS6235437Y2
JPS6235437Y2 JP14475884U JP14475884U JPS6235437Y2 JP S6235437 Y2 JPS6235437 Y2 JP S6235437Y2 JP 14475884 U JP14475884 U JP 14475884U JP 14475884 U JP14475884 U JP 14475884U JP S6235437 Y2 JPS6235437 Y2 JP S6235437Y2
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JP
Japan
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abutting member
hanger rod
rod
pin
fixture
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JP14475884U
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JPS6160785U (ja
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Landscapes

  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、鴨居や長押(以下、回り縁とい
う)の上下面を挟持する上部当接部材と下部当接
部材とがネジ桿の螺着によつて連結され、その下
部当接部材にはハンガー杆等の支承部材を回動自
在に枢着したハンガー杆等の取付具に関する。
この種の取付具としては、例えば実開昭59−
111583号公報には、回り縁上面に当接する上部当
接部材と、回り縁下面に当接する下部当接部材と
を、下部当接部材に形成した嵌挿孔より挿入した
ネジ桿を上部当接部材に螺着せしめることによつ
て一体的に連結し、その下部当接部材には伸縮自
在なハンガー杆の一端を回動自在に枢着した構成
が示されている。
かかる取付具構造における問題点としては、ネ
ジ桿は両当接部材による挟圧個所により手前にあ
るため、ネジ桿を締め上げて行くに従つて、上部
当接部材では手前側がやや下がり気味に傾き、反
対に、下部当接部材では手前側がやや上がり気味
に傾いて、ネジ桿を締めれば締める程、全体が手
前にずれてきて、回り縁から外れてしまうことが
あつた点である。
また、従来のものは、ハンガー杆なら、ハンガ
ー杆専用の取付具に構成され、ハンガー杆は取替
え不能に取付いていた。しかし、使用者の側から
いうと、ハンガー杆だけでなく、ある時はあり合
わせの竹竿を保持させたり、或いはもつと短いア
ームにハンガーを引掛けることができるよう種々
の支承部材が取り揃えられていて、用途、目的に
かなつたものを選択できて、その何れもが本体側
に簡単に取付替えできることが望まれる。
そこで、この考案は、一層の確実な挟持性と便
利性を得るよう改良工夫したハンガー杆等の取付
具を提供することを、その目的としてなされたも
のである。
この考案は、上部当接部材の上面に凹溝を形成
し、この凹溝を跨ぐように設けた門形の釘で回り
縁上面に釘着可能となし、支承部材を下部当接部
材に枢着するピンは下部当接部材と係止する截頭
円錐状頭部に縦割溝を形成して縮径可能となし、
該ピンを抜き差し可能とすることで、所期の目的
を達成するようにしたものである。
以下に図面に示した実施例で説明する。第1図
には、室隅部において直交する二つの回り縁A,
Aに、この考案になる取付具B,Bを挟持せし
め、これによつてハンガー杆Cを渡した一実施態
様が示され、その取付具Bの詳細は第2図および
第3図で明らかにしている。すなわち、この取付
具Bも、上部当接部材1と下部当接部材2とがネ
ジ桿3の螺着によつて連結されたものであつて、
下部当接部材2にはハンガー杆等の支承部材4を
回動自在に枢着している点では、前記した従来例
と格別変つていない。したがつて、下部当接部材
2に形成した嵌挿孔10より挿入したネジ桿3を
上部当接部材1に埋設した雌ネジ金具11に螺着
せしめ、ネジ桿3を締め上げて行くときには、上
部当接部材1側に形成した縦の案内突部12と下
部当接部材2側に形成した縦の係合溝13とを嵌
合する構造によつて可及的傾斜動させないように
しても、前述の理由により全体が手前にずれてき
て、回り縁Aから外れてしまうおそれがあるもの
である。
かかる欠点をなくすため、この考案では、上部
当接部材1の上面に凹陥部5を形成し、この凹陥
部5を跨ぐように設けた門形の釘6で回り縁A上
面に釘着可能としている。第1図の使用状態にお
ける上部当接部材1は、門形の釘6によつて回り
縁A上面に釘着され、ネジ桿3を締めたとき、全
体が手前側にずれなくしている。
また、支承部材4を下部当接部材2に枢着する
ピン7は、下部当接部材2と係止する截頭円錐状
頭部8に縦割溝9を形成して縮径可能としてい
る。そこで支承部材4を回動自在に枢着した第2
図の状態では、ピン7の頭部8外周部分が下部当
接部材2と係合係止して抜けなくなつているが、
指先で縦割溝9側に押し潰すような力を頭部8に
加えつつ下方に押し下げてやることで係合状態の
解除が行なわれ、縮径した頭部8を支承部材4の
挿通孔14内を通過させ、ピン7を引き抜き、支
承部材4を取り外すことができる。
支承部材4としては、第2図の例は、伸縮自在
なハンガー杆Cを差し込む孔4aを形成したもの
であるが、これ以外に、第4図の例の如く、5個
の引掛け用の溝4bを設けたもの、或いは第5図
の例の如く、竹竿の端部を受けることができる受
部4cを形成したもの、その他であつてもよい。
しかし、何れの支承部材4も、ボス部の形状並び
に挿通孔14の径は共通とすることにより互換性
を付与する。これによつて、使用者はその中から
所望の支承部材4を選択し、これを下部当接部材
2の取付部に差し込んだのち、挿通孔14よりピ
ン7を押し込みさえすれば、その支承部材4を回
動自在に枢着できることになる。
第2図の上部当接部材1は一点鎖線で示した最
下方位置から実線で示した上方位置まで動くこと
ができるが、回り縁Aの高さが高いものでは、こ
の上部当接部材1では挟持することができない。
そのような場合のため、第6図に示すような高さ
の高い上部当接部材1や予備品としてセツトにな
つているのがよい。この場合も雌ネジ金具11は
下方に埋設し、外面には縦の係合溝13を形成し
ておく。
以上の説明から明らかなように、この考案によ
ると、門形の釘を回り縁A上面に釘着可能とした
ことによつて、ネジ桿3を締め上げた時、全体が
手前にずれてくるといつたことをなくすことがで
きる。その釘6は凹陥部5を跨ぐように設けたこ
とによつて、この取付具Bの設定位置を変更した
い場合には、ドライバー等の先をこの凹陥部5に
差し込んでからテコの原理を利用して釘6を直真
ぐに引き抜くことができ、取付具Bを新しい取付
位置に設定後、その釘6を再度利用して釘着でき
る。更に、ピン7は下部当接部材2と係止する截
頭円錐状頭部8に縦割溝9を形成して縮径可能と
なし、該ピン7を抜き差し可能としたから、支承
部材4の取付変えが簡単にできるようになり、し
たがつて支承部材4の種類を数種類準備しておけ
ば、使用者は用途、目的に適合したものに取替え
て使用できるため大変便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案になる取付具の使用態様の一
例を示す斜視図、第2図と第3図は第1図の取付
具の断面図と平面図、第4図と第5図は支承部材
の変形例を示す側面図、第6図は上部当接部材の
変形例を示す側面図である。 1……上部当接部材、2……下部当接部材、3
……ネジ桿、4……支承部材、5……凹陥部、6
……門形の釘、7……ピン、8……截頭円錐状頭
部、9……縦割溝、A……回り縁、B……取付
具、C……ハンガー杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回り縁Aの上下面を挟持する上部当接部材1と
    下部当接部材2とがネジ桿3の螺着によつて連結
    され、その下部当接部材2にはハンガー杆等の支
    承部材4を回動自在に枢着したハンガー杆等の取
    付具において、上部当接部材1の上面に凹陥部5
    を形成し、この凹陥部5を跨ぐように設けた門形
    の釘6で回り縁A上面に釘着可能となし、支承部
    材4を下部当接部材2に枢着するピン7は、下部
    当接部材2と係止する截頭円錐状頭部8に縦割溝
    9を形成して縮径可能となし、該ピン7を抜き差
    し可能として成るハンガー杆等の取付具。
JP14475884U 1984-09-25 1984-09-25 Expired JPS6235437Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14475884U JPS6235437Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

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JP14475884U JPS6235437Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

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Publication Number Publication Date
JPS6160785U JPS6160785U (ja) 1986-04-24
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JP14475884U Expired JPS6235437Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

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JP5243981B2 (ja) * 2009-01-30 2013-07-24 株式会社ニフコ 吊り下げ装置

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JPS6160785U (ja) 1986-04-24

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