JPS623528B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS623528B2
JPS623528B2 JP16983980A JP16983980A JPS623528B2 JP S623528 B2 JPS623528 B2 JP S623528B2 JP 16983980 A JP16983980 A JP 16983980A JP 16983980 A JP16983980 A JP 16983980A JP S623528 B2 JPS623528 B2 JP S623528B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
adhesive
cable
manufacturing
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16983980A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5792710A (en
Inventor
Satoshi Hatano
Shinichi Yonechi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP16983980A priority Critical patent/JPS5792710A/ja
Publication of JPS5792710A publication Critical patent/JPS5792710A/ja
Publication of JPS623528B2 publication Critical patent/JPS623528B2/ja
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  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はケーブルの製造方法に関し高速度で撚
合集合できる方法を提供するもので、特に光フア
イバケーブルの場合に大きな効果を発揮するもの
である。
光フアイバ(一般にプラスチツク被覆されてい
る)は周囲より側圧力を受けると伝送損失が増加
する傾向を有しているため、光フアイバの複数本
を集合してその外周にテープ巻を施してケーブル
コアとする場合に、そのテープ巻が強固であると
光フアイバを締めつけて、伝送特性を劣化する場
合があつた。したがつて、テープ巻は比較的低速
で行う事が必要で、同時にテープヘツドの回転数
を高められず、ケーブルコアの製造線速は銅ケー
ブル等に比して低く抑えられていた。
この難点を克服するために、光フアイバ集合後
のテープ巻は横巻とせず、テープをコアに縦添し
てこれを円筒状に成形してコアを包囲する構造も
案出されているが、この縦添法においても、成形
後の円筒が開いてしまうのをさけるために何らか
の横巻が必要で、一般に細巾のテープや糸で巻く
ことが必要であつた。これら細巾のテープや糸は
1回巻の周期で自分自身とは重らずにその間にス
キマを生じるのが通常で一般にこの巻付状態は粗
巻と呼ばれている。縦添上に粗巻された場合、粗
巻テープや粗巻糸は一般に細いため縦添テープへ
喰い込み、結局光フアイバを締付けることになる
ため、縦添と粗巻によるケーブルコアの上巻はや
はり高速度で行うことができなかつた。つまり、
この製造法によつても巻付の回転数が上昇してく
ると粗巻の張力が増加し、加えてその粗巻材料は
細いため、圧力としては大きなものになつて光フ
アイバを締めつけるのである。
本発明はこれらの従来の製造法の難点を解消す
るもので、コア上巻を縦添だけで終了してしまう
ことを特徴とする。
したがつて、テープや糸の巻回は全くないか
ら、回転ヘツドは不要となるため高速度の製造が
可能となる。縦添のみでケーブルコアの上巻を完
結するために本発明ではテープ縁の一部に接着剤
を露出させることができるやや特殊なテープを用
いる。
以下本発明を別紙図面により詳細に説明する。
第1図は従来の製造法を示す略図であり、光フ
アイバ1の複数本は集合機のケージ(図示してい
ない)の回転によつて集合ダイス2に於て撚合せ
集合されテープ3が横巻されケーブルコア4を構
成し、集合機のキヤプスタン(図示していない)
により引取られ巻取られる。このような方法によ
れば高速時にテープ3の巻付回転数が増大して、
結果的にテープ3の張力が上昇して光フアイバを
締付ける結果となりその伝送損失の増大を招きや
すかつた。第2図は別の従来製造法を示す略図で
光フアイバ1が集合ダイス2で撚合集合された
後、テープ30が縦添され、円筒成形治具31で
テープが円筒状に成形され、光フアイバ集合体を
包囲し、その後別の細いテープまたは糸32が粗
巻状態に横巻されてケーブルコア4が構成される
ものである。本製造法によつても高速製造時には
テープまたは糸32の張力が増大し、しかも細い
ために大きな側圧力を発生して縦添テープ30を
介して光フアイバを締付けて伝送損失の増大を招
く傾向があつた。以上示すように従来法はいずれ
も横巻を含んでいるため高速製造時にフアイバを
締付けるという難点があつた。一方第3図は、横
巻を含まないテープ層の構成法を示す断面図で光
フアイバ集合体20にプラスチツクテープ、紙テ
ープ、繊維テープ等のテープ50が縦添され(A)こ
れが円筒成形され(B)光フアイバ集合体20が包囲
される状況を示している。
テープ50の片縁には接着剤51が露出してい
るため、(B)の状態でテープ両縁が接着するためそ
の周囲を別のテープで横巻しなくても円筒が開く
ようなことはない。つまり縦添だけでケーブルコ
アは完成する。したがつて、テープヘツド等回転
体がないから高速製造が可能である。高速になつ
てもテープ張力が増して光フアイバを締付けるよ
うなことはなく、品質も優れたものが得られる。
なお、テープ50の接着剤51は必ず光フアイバ
集合体20側の縁に露出すべきで、かつ円筒成形
時に、接着剤51の縁は他の縁の外側になるよう
に重ねることもこの方法の必要条件である。
また接着剤51は即乾性のものが良いが、接着
剤というよりも粘着剤であつてもよい。粘着剤の
場合はテープ両縁の粘着で円筒状態が保持できる
ように、テープ50の材質は軟い方がよい。
本発明はこのような横巻を含まないテープ層の
構成を具体的に実施する製造法を提供するもの
で、第4図Aは本発明の原理を示す製造法の斜図
である。光フアイバ集合体20は縦添テープ50
が縦添され円筒成形治具31で円筒状に集合体2
0が包囲されケーブルコア4が構成される。ここ
でテープ50は断面がBのように構成されてい
る。つまりテープ52′,52間に粘着剤または
接着剤の層51があり、これらは同一巾を有して
いるが、52′の片縁部52″は所定位置52か
ら剥離しうるようなものである。テープ52′,
52はそれぞれプラスチツクテープ、紙テープ、
繊維テープのいずれであつてもよい。
所定位置52は予め切れ目を入れておいても
よいし、(A)に示すようにカツター6を当てて切れ
目を入れて剥離してもよい。いずれにせよ縁5
2″を剥離して円筒成形治具に導くから、第5図
に示したように縦添円筒の両縁は接着ないし粘着
により係止されるから、その後のテープや糸の横
巻は不要となる。
本発明は叙上の如くであり、縦添のみでコア上
巻を構成するから、上巻テープが光フアイバを締
付ける事が全くないため伝送特性の劣化がなく、
しかも横巻テープや糸が省略されるから高速製造
が可能になるという利点が生ずる。なお、以上本
発明の特長を光フアイバケーブルの場合の実施例
を中心に述べたが、銅導体の絶縁心線を集合した
ケーブルにおいても十分適用しうる技術であり、
その場合も高速製造可能という大きな利点をもつ
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の製造法の概略図、第3
図は横巻を含まないテープ層の構成を示す断面
図、第4図Aは本発明の斜視図、Bはテープの断
面図である。これらの図において1は光フアイ
バ、2は集合ダイス、3はテープ、4はケーブル
コア、30はテープ、31は円筒成形治具、32
は粗巻テープまたは糸、50はテープ、6はカツ
ター、20は光フアイバ集合体を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 光フアイバ又は絶縁心線を撚合集合してケー
    ブルコア20とし、その外周にテープ層を設ける
    ケーブルの製造方法において、上記テープとして
    プラスチツクテープ、または紙テープ、または繊
    維テープの同種または異種の2枚のテープ52,
    52′の間に粘着剤または接着剤の層51を設け
    た複合テープ50を用い、該複合テープの片側側
    縁部片面のプラスチツクテープ又は紙テープ又は
    繊維テープの一部52″を剥離してその部分の粘
    着剤または接着剤の層を露出させながら、つづい
    て該複合テープを露出した粘着剤または接着剤の
    層が内向きでテープ50重なり部のテープ間に位
    置するようケーブルコア20上に縦添成形し、複
    合テープ重なり部を接着させることを特徴とする
    ケーブルの製造方法。
JP16983980A 1980-12-01 1980-12-01 Method of producing cable Granted JPS5792710A (en)

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JP16983980A JPS5792710A (en) 1980-12-01 1980-12-01 Method of producing cable

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JP16983980A JPS5792710A (en) 1980-12-01 1980-12-01 Method of producing cable

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Publication Number Publication Date
JPS5792710A JPS5792710A (en) 1982-06-09
JPS623528B2 true JPS623528B2 (ja) 1987-01-26

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ID=15893873

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JP16983980A Granted JPS5792710A (en) 1980-12-01 1980-12-01 Method of producing cable

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JP7126935B2 (ja) * 2018-12-07 2022-08-29 株式会社フジクラ 光ファイバケーブル

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JPS5792710A (en) 1982-06-09

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