JPS6235052Y2 - - Google Patents

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JPS6235052Y2
JPS6235052Y2 JP1982004521U JP452182U JPS6235052Y2 JP S6235052 Y2 JPS6235052 Y2 JP S6235052Y2 JP 1982004521 U JP1982004521 U JP 1982004521U JP 452182 U JP452182 U JP 452182U JP S6235052 Y2 JPS6235052 Y2 JP S6235052Y2
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JP
Japan
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sweat
metal core
stopper
plastic
sweat stopper
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JP1982004521U
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JPS58108426U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は汗止めを有する眼鏡枠に関する。
スポーツ人口の増加により、最近眼鏡枠の中央
上部に額側に向つてプラスチツク製の汗止めを取
り付けた眼鏡枠がサングラス用を含め市販されて
いる。
汗止めは、実際に額に接して汗が額から鼻及び
目に落ちるのを防止するプラスチツク製の汗止め
部材とこれを金属製前枠に取付けるための金属芯
とから成る。
しかし、従来の汗止めは、金属製の一対の脚で
前枠にロウ付けしたもので、その脚の形状は単に
前枠上方より見て概略直角の鉤状であり、従つて
汗止めの奥行き方向の位置は、ロウ付け後、動か
すことができない。しかし、実際の装用に際して
は、特に日本人の場合は、前枠と額との間隔に個
人差が大きく、前枠に対して、汗止めの位置を奥
行き方向で調整する必要がある。調整なくして実
際に汗止めにより額の汗の流れ落ちるのを止める
ことはほとんど果たされず汗止めは単なるデザイ
ンの一種になつているのが実状である。
従つて、本考案の目的は、装用に際して装用者
個人個人に合わせて汗止めの位置が、ペンチやヤ
ツトコなどの簡単な道具を用いて調整可能な汗止
めを有する眼鏡枠を提供することにある。
この目的の達成のため、本考案は汗止めを前枠
に取り付けるための一対の金属脚を、第1図イ〜
ニ(眼鏡枠の上方から見た平面図)に実線で示す
ほぼ、〓、S、〓などの形状の屈曲調整部を有
する形状としたことを特徴とする汗止め付き眼鏡
枠を提供する。
また、従来の汗止めは、金属芯にプラスチツ
ク汗止め部材をインサート成形することにより作
製し、その後前枠に金属芯の脚をロウ付けするこ
とにより、取り付ける方式と、プラスチツク汗
止め部材の長手方向に通し穴を開けておき、前枠
にロウ付けされた金属芯を中間部で切断し、切断
個所よりプラスチツク汗止め部材の穴にその芯を
挿入することで、汗止め部材を取り付ける方式の
いずれかで取付けられていた。
しかし、前者の方式は、芯とプラスチツク汗止
め部材が一体となつており、眼鏡枠製造の最終工
程で枠全体にメツキをほどこす場合、プラスチツ
ク汗止め部材はメツキの前工程である洗浄工程お
よびメツキ工程で表面荒れを起こしたり、老化が
早まつたりする欠点があり、またプラスチツク汗
止め部材とロウ付け部分との距離が近いのでロウ
付け時の熱によつてプラスチツク汗止め部材がお
かされる恐れがあり、汗止めを前枠にロウ付けす
る際に高度の技術を要する欠点があつた。更に眼
鏡枠完成後もしくは長期装用後、プラスチツク汗
止め部材のみを何らかの理由で交換したい場合
は、芯のロウ付けをはがしてからでないと行なえ
なかつた。
他方、後者の方式は芯がプラスチツク汗止め部
材内部で切断されているため、プラスチツク汗止
め部材の湾曲を装用者の額のカーブに合わせるこ
とが困難である。
以上のように従来の汗止め部材については種々
の欠点があつた。
従つて、本考案の第2の目的は、汗止め部材の
湾曲の調整が容易であり、眼鏡枠完成後に汗止め
部材の着脱が可能であり、外的衝撃に対してもよ
り高い安全性をもつ汗止めを有する眼鏡枠を提供
することにある。
この目的達成のため、本考案はまた汗止めとし
て金属芯の断面形状が非自由回転対称つまり、円
以外の形状、好ましくは天地方向に細長い長方形
である金属芯を使用し、可撓性プラスチツク汗止
め部材に下面長手方向にスリツト状のすり割りを
入れて金属芯に対し強制着脱を可能にした眼鏡枠
を提供する。更に、本考案は可撓性プラスチツク
汗止め部材として、外的な衝撃に対する安全性及
び額に対する感触性の理由からJISゴム硬度(A)で
100度以下好ましくは40度〜100度のゴムまたは熱
可塑性エラストマー例えばウレタン系又はポリエ
ステル系のエラストマーを使用する技術も提供す
る。
次いで実施例を示す図面を引用して本考案をよ
り具体的に説明する。
実施例 1 第1図は本考案で使用する汗止め金属芯1の一
対の脚1a,1bを眼鏡枠の上方より見た平面図
でほぼコ形状イ,ロ、S形状ハ、〓形状ニをして
いる想像線2は汗止め部材同3,3′は前枠、同
4,4′は左右のテンプルを示す。
金属芯1は例えばハイニツケル合金、洋白、モ
ネル、SUS(ステンレススチール)で出来てお
り、両端に直径例えば1〜1.4mmの脚1a,1b
を有し、その末端が金属製前枠3,3′にロウ付
けされている。
脚1a,1bが第1図に示す形状の屈曲調整部
を有するので、ペンチ、ヤツトコなどの簡単な道
具を使用して、曲げを強くしたり伸ばしたりする
ことにより汗止め部材を装用者個人個人の前枠と
額との距離(第1図寸法A)に合わせて調節する
ことができる。
本例では、汗止めは金属芯1に可撓性プラスチ
ツク汗止め部材2をインサート成形することによ
り被覆したものであり、汗止め部材2の着脱は不
可能である。
個々の装用者に合せ、距離の調整を行なうこと
により、装用者の額に汗止め部材が当接し、これ
により額の汗の流れ落ちを防止することが可能で
あり、また常に汗止めが額に接しているため、外
的衝撃に対しても眼鏡枠の安定性がよい。
実施例 2 金属芯1の脚は実施例1と同じ形状(断面は
円)であるが、主要部つまり可撓性プラスチツク
汗止め部材が被覆している部分はわずかに額側に
湾曲した曲線で、その断面形状は縦長の長方形で
ある。この断面形状は非自由回転対称であり、こ
れにより金属芯1を中心軸にして汗止め部材2が
回転するのを防止する。
一方、可撓性プラスチツク汗止め部材2は、金
属芯1の主要部の断面形状とほぼ同じ断面形状を
有する穴が長手方向に貫通しており、かつ、部材
2の下面には長手方向にスリツト状のすり割り2
aがあり、このすり割り2aは深さが前記貫通穴
まで達しており、幅は金属芯1の主要部断面の縦
長の長方形の短辺より狭く、これにより汗止め部
材2が金属芯1から容易に離脱するのを防止して
いる。
可撓性プラスチツク汗止め部材2の芯1への取
り付けは、可撓性プラスチツク材料のもつ弾性を
利用し、すり割りの付いている部分を芯に合わせ
て上より押し込めば容易に取り付けることができ
る。
従つて、汗止め部材2の装着は眼鏡枠の完成後
に行なうことができる。
第2図は本例の汗止めを取り付けた眼鏡枠の主
として前枠の背面図であり、第3図は第2図のB
−B矢視断面図である。C方向が額方向である。
本考案の汗止め部材2は、すり割り2aより強
制着脱可能であるので、装用者が眼鏡枠を購入時
もしくは購入後にすでに取り付いているプラスチ
ツク汗止め部材を上方に引張つて取りはずし、異
なる色彩、模様もしくは種々な形状のプラスチツ
ク汗止め部材と交換し、これにより装用者の肌の
色に合わせたり、使用目的に合わせることができ
る。また、汗止め部材が長期装用後に不具合が生
じた時も同様に新品と交換可能である。プラスチ
ツク汗止め部材の芯に対する長手方向のスライド
の動きは、芯が主要部の長方形断面から残部の円
断面に移る位置と汗止め部材の貫通穴の対応する
断面形状の変化の位置を一致させておくことによ
り、防ぐことができる。このプラスチツク汗止め
部材は芯に対して強制着脱可能であるが、装用時
においてはとれることはない。ただし、装用者が
汗止め部材のとれに関して不安をもつようであれ
ば、接着剤により金属芯に固着してしまつてもよ
い。このプラスチツク汗止め部材を型成形により
一度でその形状を得る場合、穴とスリツト状すり
割りの関係がアンダーカツトになつている(この
ために、装用時においてプラスチツク汗止め部材
が芯から抜け出すことがないわけであるが)。し
かし、汗止め部材として可撓性プラスチツク材料
を用いることで、成形(特に離型)に問題は無
い。
さらに、ゴム的材料、つまり、ゴム硬度(JIS
A)100度以下好ましくは40度〜100度のゴムまた
は熱可塑性エラストマーを用いれば額への当接の
感じもよく、もし外的な衝撃が前枠に加わつた場
合においても硬質プラスチツクを用いたときに比
べ、安全性が高くなる。なお、安全性をより高め
るには、プラスチツク汗止め部材2の額側から芯
までの厚み(第3図の寸法D)を増すとよい。
またゴム的材料を使用することにより汗止め部
材の湾曲(第1図のR)調整も容易になる。
なお、汗止め部材2は加工性の面から言えばイ
ンジエクシヨン成形の可能な熱可塑性エラストマ
ーの方が望ましい。
参考例 第4図は汗止めを有する眼鏡枠の主として前枠
を上方より見た平面図であり、本例では金属芯の
脚1a,1bは、従来と同じく単なる状に屈折
しているにすぎず、従つて汗止めの位置調整は不
可能である。
しかし、金属芯1の主要部の断面形状と可撓性
プラスチツク汗止め部材2は実施例2と全く同一
であり、そのため汗止め部材2は金属芯1に対し
強制着脱可能であるし、芯1を中心軸として回転
することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図イ〜ニは本考案にかかる金属芯の脚の形
状を上方より見た平面図であり、第2図は本考案
の実施例2にかかる眼鏡枠の主として前枠の平面
図であり、第3図は第2図のB−B矢視断面図で
ある。第4図は参考例にかかる眼鏡枠の主として
前枠を上方より見た平面図である。 主要部分の符号の説明、1……金属芯、1a,
1b……金属芯の脚、2……汗止め部材、2a…
…汗止め部材のすり割り、3,3′……前枠、
4,4′……テンプル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 前枠に取付けるための一対の脚を両端に有す
    る金属芯と、これの主要部を被覆する汗止め部
    材とからなる汗止めを有する眼鏡枠において、 前記脚の形状が汗止め部材と額との間の距離
    を調節するための屈曲調整部を有し、かつ前記
    脚を含む金属芯がほぼ同一水平面にあることを
    特徴とする眼鏡枠。 2 金属芯が主要部に於て非自由回転対称の断面
    形状を有するものであり、汗止め部材が可撓性
    プラスチツクであつて下面長手方向にスリツト
    状のすり割りを有し、金属芯に強制着脱可能な
    ものであることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の眼鏡枠。 3 汗止め部材がゴム硬度(JIS A)100度以下
    のゴムまたは熱可塑性エラストマーであること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項記
    載の眼鏡枠。
JP452182U 1982-01-19 1982-01-19 汗止めを有する眼鏡枠 Granted JPS58108426U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP452182U JPS58108426U (ja) 1982-01-19 1982-01-19 汗止めを有する眼鏡枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP452182U JPS58108426U (ja) 1982-01-19 1982-01-19 汗止めを有する眼鏡枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58108426U JPS58108426U (ja) 1983-07-23
JPS6235052Y2 true JPS6235052Y2 (ja) 1987-09-07

Family

ID=30017366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP452182U Granted JPS58108426U (ja) 1982-01-19 1982-01-19 汗止めを有する眼鏡枠

Country Status (1)

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JP (1) JPS58108426U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6020094Y2 (ja) * 1980-12-25 1985-06-17 株式会社日和光器 スポ−ツ用眼鏡枠

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58108426U (ja) 1983-07-23

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