JPS6234854Y2 - - Google Patents

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JPS6234854Y2
JPS6234854Y2 JP8005982U JP8005982U JPS6234854Y2 JP S6234854 Y2 JPS6234854 Y2 JP S6234854Y2 JP 8005982 U JP8005982 U JP 8005982U JP 8005982 U JP8005982 U JP 8005982U JP S6234854 Y2 JPS6234854 Y2 JP S6234854Y2
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JP
Japan
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oil
pressure
diaphragm
level
master cylinder
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JP8005982U
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JPS58181667U (ja
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のブレーキ装置等に用いられ
るマスタシリンダの油タンクにおける油量減少警
報装置、特にマスタシリンダに吸入される作動油
を貯留する油溜室をタンク本体に形成し、前記油
溜室の入口を、該室の貯留油面の低下に追従する
ように撓むダイヤフラムにより閉鎖してなる油タ
ンクにおいて、前記油溜室の油量が規定量以下に
減少したとき、その旨を操縦者に警報して、作動
油の不足によるマスタシリンダの作動不良を未然
に防止するようにした、油量減少警報装置に関す
る。
従来、かゝる警報装置として、前記ダイヤフラ
ムに永久磁石を付設する一方、前記油溜室の所定
位置に磁気感応型リードスイツチを設置し、貯留
油面が規定の警報レベル以下に低下したとき前記
磁石が前記ダイヤフラムと共に前記リードスイツ
チに近接してそれを作動し、警報信号を発生させ
るようにしたものが知られているが、こうしたも
のは、外部からの振動により貯留油面が波立つた
場合、該油面が警報レベルに未だ達していないに
も拘らず磁石がダイヤフラムと共に大きく振動し
てリードスイツチを誤動作させることがある。
本考案はそのような欠点のない前記警報装置を
提供するもので、前記ダイヤフラムを、前記貯留
油面が規定レベル以下に低下すると撓み抵抗を増
加させるように構成し、前記タンク本体に、前記
油溜室内が所定圧力以下に減圧するとこれに応動
して警報信号を発する圧力スイツチを設けたこと
を特徴とする。
以下、図面により本考案の実施例について説明
すると、第1図において、Mは自動二輪車のブレ
ーキ用マスタシリンダで油タンクRを次のように
備えている。
マスタシリンダMのシリンダ本体1に油タンク
Rのタンク本体2が一体に形成され、このタンク
本体2には、マスタシリンダMのシリンダ孔3に
サプライポート4を介して連通する油溜室5が設
けられ、該室5に作動油が貯留される。油溜室5
の入口、即ち上方開口部はダイヤフラム6により
閉鎖され、更にこのダイヤフラム6を上方より覆
うようにキヤツプ7がタンク本体2の上端にボル
トその他の固着部材により固着される。このキヤ
ツプ7には、ダイヤフラム6の上面に大気圧を作
用させる通気孔8が設けられている。
ダイヤフラム6は油溜室5内の貯留油面Fに接
するように配置されて、該油面Fの昇降に追従す
べく撓むようになつており、その撓みを容易にす
るために同心状の複数条の襞6aが設けられてい
る。而して、これらの襞6aは、貯留油面Fが規
定の警報レベルLまで低下して、それにダイヤフ
ラム6が追従したとき伸びきるような長さに形成
される。
タンク本体2には、油溜室5内が規定圧力以下
に減圧したときこれに応動する圧力スイツチ9が
設けられる。
この圧力スイツチ9を第2図により説明する
と、タンク本体2の底壁には油溜室5に開口する
圧力検出孔10及びそれに連なるスイツチ取付孔
11が設けられ、スイツチ取付孔11にスイツチ
函12が嵌着され、このスイツチ函12と両孔1
0,11の段部との間に外周部を挟止される受圧
ダイヤフラム13の可動部が圧力検出孔10に配
置される。スイツチ函12には、受圧ダイヤフラ
ム13の下面に大気圧を作用させる通気孔14,
15が設けられる。またスイツチ函12の上壁内
面には固定接点16が付設され、この固定接点1
6の下面に対向する可動接点17は、受圧ダイヤ
フラム13の可動部に連結したスイツチ作動杆1
8に固着される。スイツチ作動杆18とスイツチ
函12との間には両接点16,17を離間するよ
うにスイツチ作動杆18を引き下げる引張りばね
19が張設され、そして両接点17,16の離間
を一定に制限するように、スイツチ作動杆18は
スイツチ函12の底壁に当接するようになつてい
る。尚、受圧ダイヤフラム13に代えて、受圧ピ
ストンを圧力検出孔10に摺合させることもでき
る。
両接点16,17をバツテリ20に接続する電
気回路21にはエンジンの点火スイツチ22及び
ランプ、ブザー等の警報器23が挿入される。図
示例ではばね19が上記電気回路21の一部をな
している。
次にこの実施例の作用を説明すると、油溜室5
内の油面Fが規定の警報レベルLより高いレベル
にあるときは、ダイヤフラム6はその襞6aを伸
縮させながら自由に撓んで油面Fの変動に抵抗な
く追従することができるので、油溜室5内は実質
上大気圧状態に保たれる。したがつて、この状態
では受圧ダイヤフラム13の内外に圧力差はない
から、可動接点17はばね19の引張力により、
固定接点16から離れた下降位置に保持され、警
報器23は作動しない。尚、点火スイツチ22は
車両のエンジン始動時に既に閉じられている。
ところが、マスタシリンダMの出力側で作動油
が消費されると、マスタシリンダMの吸入作用に
より、油溜室5からサプライポート4を通してシ
リンダ孔3に作動油が補給され、それに伴い油溜
室5内の油面Fが規定の警報レベルLまで低下す
れば、ダイヤフラム6は第1図の鎖線示のように
襞6aを伸びきらせ、緊張状態となる。このた
め、更に油面Fが低下すれば、ダイヤフラム6は
強い撓み抵抗を示すので、油溜室5内は減圧し、
即ち油溜室5に負圧が発生する。この負圧が圧力
検出孔10より受圧ダイヤフラム13の上面に作
用し、これにより受圧ダイヤフラム13は作動杆
18と共にばね19の引張力に抗して上方へ変形
して可動接点17を固定接点16に接触させ、圧
力スイツチ9が閉成状態となる。その結果、電気
回路21は閉路するから、警報器23はバツテリ
20より通電されて作動する。
以上のように本考案によれば、タンク本体の油
溜室の貯留油面が規定レベル以下に低下して、そ
の油面に追従するダイヤフラムの撓み抵抗が増加
することに伴い油溜室内が規定圧力以下に減圧す
ると、これに応動して警報信号を発する圧力スイ
ツチをタンク本体に設けたので、貯留油面が規定
レベル以上ある場合には、その油面がたとえ波立
つても油溜室内は減圧しないことから圧力スイツ
チが誤動作して警報信号を発することはない。そ
して、貯留油面が規定レベル以下に低下すれば、
圧力スイツチはそれに伴う油溜室内の減圧を感知
して警報信号を発し、操縦者に油溜室の油量が規
定量以下に減少したことを警報して、油量不足に
よるマスタシリンダの作動不良を未然に防止し得
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す横断側面
図、第2図はその要部の圧力スイツチと警報回路
を示す拡大断面図である。 1……シリンダ本体、2……タンク本体、5…
…油溜室、6……ダイヤフラム、6a……襞、7
……キヤツプ、9……圧力スイツチ、10……圧
力検出孔、12……スイツチ函、13……受圧ダ
イヤフラム、16……固定接点、17……可動接
点、18……スイツチ作動杆、19……引張りば
ね、20……バツテリ、21……電気回路、22
……点火スイツチ、23……警報器、F……貯留
油面、M……マスタシリンダ、R……油タンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マスタシリンダに吸入される作動油を貯留する
    油溜室をタンク本体に形成し、前記油溜室の入口
    を、該室の貯留油面の低下に追従するように撓む
    ダイヤフラムにより閉鎖してなるマスタシリンダ
    の油タンクにおいて、前記ダイヤフラムを、前記
    貯留油面が規定レベル以下に低下すると撓み抵抗
    を増加させるように構成し、前記タンク本体に、
    前記油溜室内が所定圧力以下に減圧するとこれに
    応動して警報信号を発する圧力スイツチを設けて
    なる、マスタシリンダの油タンクにおける油量減
    少警報装置。
JP8005982U 1982-05-31 1982-05-31 マスタシリンダの油タンクにおける油量減少警報装置 Granted JPS58181667U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8005982U JPS58181667U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 マスタシリンダの油タンクにおける油量減少警報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8005982U JPS58181667U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 マスタシリンダの油タンクにおける油量減少警報装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58181667U JPS58181667U (ja) 1983-12-03
JPS6234854Y2 true JPS6234854Y2 (ja) 1987-09-04

Family

ID=30089218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8005982U Granted JPS58181667U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 マスタシリンダの油タンクにおける油量減少警報装置

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JP (1) JPS58181667U (ja)

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Publication number Publication date
JPS58181667U (ja) 1983-12-03

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