JPS6234778Y2 - - Google Patents

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JPS6234778Y2
JPS6234778Y2 JP18249281U JP18249281U JPS6234778Y2 JP S6234778 Y2 JPS6234778 Y2 JP S6234778Y2 JP 18249281 U JP18249281 U JP 18249281U JP 18249281 U JP18249281 U JP 18249281U JP S6234778 Y2 JPS6234778 Y2 JP S6234778Y2
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JP
Japan
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cam
cover
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cam surface
scissors
Prior art date
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JP18249281U
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JPS5886372U (ja
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  • Sheet Holders (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は製本用表紙貼り成形装置に関する。
製本にあたり、用紙束の背面にのり(たとえば
ホツトメルトタイプののり)を塗布し、こののり
を用いて表紙を貼着するとともに、表紙の表裏面
の縁部をはさみ金具によつて加圧して縁部を角状
に成形することは、よく知られている。これを更
に具体的に説明すると、第1図に示すように用紙
束1をクランパ2によつてクランプして移送し、
その過程で背面にのりを塗布してから表紙貼付台
3の上方にまで移送する。表紙貼付台3の表面に
は予め表紙4が置かれてあり、表紙貼付台3の上
方に到達した用紙束1に対して、表紙貼付台3を
上昇させて、背面に表紙4を押しつけて貼着す
る。又このとき用紙束1の両側からはさみ金具5
を押しつけて用紙束1の表裏面の縁部を加圧して
背面の縁部を角状に成形する。
ところで製本しようとする用紙束1の形態には
大きく分けて二種類ある。そのひとつは、各用紙
が1枚ずつ別になつている形態であり、これは各
用紙を紙さばきなどによつて揃えて用紙束とする
なり、或いは二つ折、四つ折等のように多数折り
し、そのあと背部に相当する部分を、回転する刃
物で削りとつて用紙の連けいを解いた形態(以下
これを単に第1形態という。)である。他のひと
つは用紙を二つ折、四つ折等のように多数折りし
たまま、又はその折り目部に細い長孔を多数形成
してから前記のように多数折りした形態(以下こ
れを単に第2形態という。)である。
第一形態の用紙束は第1図に示すようにその背
部附近において各用紙はほぼ平行状態を維持して
いるが、第二形態の用紙束は折り目がそのまま残
つているので、第2図に示すように背部附近が末
広がり状に広がりきみとなる。このような各形態
の用紙束に表紙を貼付け、成形するとき、表紙貼
付台3とはさみ金具5の動作タイミングが、成形
を美しく仕上げるか否かを決定する重要な要因と
なる。すなわち第一形態の用紙束については、表
紙を貼付けたのちに、表紙をはさみ金具ではさみ
つけるようにすると背部の角が立つて美しく成形
できる。もし表紙の貼付けと同時にはさみ金具で
はさみつけるようにすると、背部の角が丸く仕上
つてしまい、成形品の品位が低下する。又第二形
態の用紙束については表紙の貼付けとはさみ金具
によるはさみつけとを同時にすると角が立つて美
しく成形できる。もし表紙の貼付けののちにはさ
みつけるようにすると、いつたん背部に表紙が附
着したために、そのあとはさみ金具ではさみつけ
ても、背部が広がつたままとなる。これを解消す
るために、はさみ金具を更に締めこむと、背部に
締めしわが入るようになり、結果は不良品となつ
てしまう。
以上の理由から各種の製本に際し、表紙貼付け
とはさみ込みとのタイミングに二種類を必要とす
る。従来のこの種装置においてもこのタイミング
を調整可能とした構成のものがあるが、いずれも
その調整のための機構が複雑である。
この考案は表紙貼付けと成型のためのはさみつ
けの動作タイミングを極めて簡単に切換自在とす
ることを目的とする。
この考案は同時に駆動される二種数のカムを用
意し、一方のカムで表紙貼付台を、又他方のカム
ではさみ金具を動作せしめるようにするととも
に、前記両カムを一方向に回転させたときには表
紙貼付けとはさみ込みとが同時に動作するよう
に、又他方向に回転させたときは表紙貼付けのあ
とにはさみ込みの動作が開始するようにしたこと
を特徴とする。
この考案の実施例を第3図以降につて説明す
る。なお第1図と同じ符号が附した部分は同一又
は対応する部分を示す。6は表紙貼付台3が中央
に取付けられてあり、表面にはさみ金具5が移動
自在となるようなガイド溝を備えた成形基台、7
は前記ガイド溝に嵌合する一対のはさみ金具台
で、これに各はさみ金具5が取付けられてある。
なおこの取付け位置は用紙束の厚さによつて調整
できるようにしてある。8は上下方向に駆動され
る作用軸で、その上端はレバー9に軸10によつ
て枢着されてある。レバー9は軸11によつて成
形基台6に回転自在に支持されてあり、その一端
は軸12によつてはさみ金具台7に連けいされて
ある。したがつて作用軸8が上下動するとき、レ
バー9が軸11を中心として回動し、これによつ
てはさみ金具5がはさみ金具台7を介して互いに
反対方向に駆動されるようになる。作用軸8の下
端は自動調心軸受13を介して軸14に支持され
てある。
15は基台で、これに昇降自在に支持された主
軸17に成形基台6が固定されてある。したがつ
て主軸17の昇降によつて成形基台6も昇降する
ようになる。主軸17の下端にはローラ18が支
持されてある。基台15には連動軸19が取付け
てあり、これを中心として揺動自在のアーム20
の先端には軸14が挿通されてある。この軸14
にローラ21が支持されている。22,23はモ
ータ等の回転駆動源によつて正逆いずれの方向に
でも選択回転される回転軸24に固定されたカム
である。
カム22はローラ18に転接してこれを昇降さ
せるためのもので、下半周のカム面22Aは回転
軸24の軸心を中心とする円周に沿う円弧状とさ
れてあり、又上半周のカム面22Bはその短径が
前記円弧半径より充分短かいだ円弧形状とされて
いる。カム23はローラ21に転接してこれを昇
降させるためのもので、下半周のカム面23Aは
回転軸24の軸心を中心とする円周に沿う円弧状
とされてある。ただし、カム面22Aの円周半径
より長がい円周半径としてある。又カム23の上
半周のカム面23Bは、その半部分(図の例では
回転軸24の軸心を通る垂直線Yより右側の半部
分)ではカム面22Bより円弧半径が長がいだ円
弧形状とされている。そしてカム面22A,22
Bの右側の交点m1と、カム面23A,23Bの
右側の交点m2は回転軸24の軸心を通る線(た
とえば垂直線Yと直交する水平線X)上に位置す
るようにしてある。カム面23Bの残りの半部分
(垂直線Yより左側の半部分)は、カム面22B
と同形状(もしくはカム面22Bより内側にあつ
てもよい。)とされており、カム面22A,22
Bの左側の交点n1が交点m1,m2を通る直線上に
位置しているのに対し、カム面23A,23Bの
左側の交点n2は交点n1より下方に位置するように
してある。
上記の構成において、用紙束1が表紙貼付台3
の上方に到達するまでの待機状態においては、各
カム22,23のカム面22B,23Bにおける
短径位置にローラ18,21が接している。。す
なわち垂直軸Yが垂直となつている状態にある。
用紙束1が表紙貼付台3の上方に到達したことに
同期して回転軸24が回転を開始する。今第4
図、第5図において、反時計方向に回転するよう
にその回転が選択されたとする。この回転によつ
てカム22,23は同方向に回転するが、この回
転によつてローラ18,21はカム22,23の
カム面22B,23Bの右半部に沿つて転接す
る。この転接によつて主軸17、作用軸8は上昇
する。主軸17の上昇により表紙貼付台3は用紙
束1の背面に表紙を貼付ける。一方作用軸8の上
昇により、レバー9が回動し、はさみ金具5を互
いに接近する方向に駆動する。これによつて用紙
束1はその両側からはさみつけられて成形され
る。
ところがこのような反時計方向の回転による
と、カム面22B,23Bの右半部において、交
点m1,m2がともに水平軸X上にあるため、表紙
成形台3がその最上昇位置に到達したときに、は
さみ金具5は互いに最接近位置に到達することに
なる。つまり、用紙束1の背部への表紙の貼付け
と同時に、はさみ金具5によるはさみつけが行な
われたことになるのである。したがつてこの表紙
の貼付成形は第二形態の用紙束に対してのタイミ
ングに合致したものと言うことができる。
更に回転軸24、したがつてカム22,23を
同方向に回転させると、表紙貼付台3、はさみ金
具5はその位置に停止しており、ローラ22,2
3が交点n1,n2を通過すれば、降下を開始し、か
くして各カム22,23の一回転によつて当初の
待機状態に復帰することになる。
次に回転軸24、したがつてカム22,23を
時計方向に回転させた場合について説明する。こ
の場合カム22,23のカム面22A,23Aの
左半部に沿つてローラ18,21は上昇する。そ
してローラ18の最上昇位置すなわち表紙貼付台
3の最上昇位置に到達したとき(この位置はカム
22,23が反時計方向に回転したときに到達す
る位置と同じである。)、はさみ金具5はその最接
近位置にはまだ到達していない。何故なら、両軸
X,Yの交点o(回転軸24の回転軸心)から交
点m1までの距離と、交点n1までの距離は等しい
が、交点oから交点m2までの距離に比較して交
点n1までの距離が短かい。したがつてローラ21
が交点m2に到達したときにはさみ金具5が最接
近位置に到達するようにセツトされているとすれ
ば、ローラ21が交点n1に到達した時点では、は
さみ金具5はまだ最接近位置に到達できないこと
になる。
カム22,23が更に回転したとすると、ロー
ラ18はカム22のカム面22Aに転接するの
で、表紙成形台3はその最上昇位置で静止してい
るが、ローラ21は交点n2に到達するまで更に上
昇を続ける。そして交点o,m2間の距離と交点
o,n2間の距離とが等しいように交点n2の位置を
定めておけば、ローラ21が交点n2に到達するに
到つて始めてはさみ金具5が最接近位置に到達す
る。すなわちこの位置ではさみつけが終了するこ
とになる。これによつて表紙の貼付けを終えたあ
とで、はさみ金具5による成形を行なうことにな
る。したがつてこの貼付成形は第一形態の用紙束
に対してのタイミングに合致したものと言うこと
ができる。
回転軸24、カム22,23が更に回転を続行
すると、表紙貼付台3、はさみ金具5はそのまま
の位置で停止しており、ローラ18,21がカム
22,23の交点m1,m2を通過した以後それぞ
れ下降し、当初の待機状態に復帰する。
以上詳述したようにこの考案によれば用紙束の
形態に対応する表紙の貼付け、はさみ金具による
成形とのタイミングを単にカムの回転方向の選択
によつて簡単に択一できるといつた効果を奏す
る。
なお図の実施例において、交点m1,m2は交点
oを通る直線上にあることは必要であるが、この
直線上に交点n1が位置することは必ずしも必要で
はない。又交点n2はカム面23Bの延長部分にあ
つて交点o,n1を結ぶ直線をこえた位置にあれば
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、用紙束の形態を示す正面
図、第3図はこの考案の実施例を示す正面図、第
4図は第3図の左側面図、第5図はカムの説明図
である。 1……用紙束、3……表紙貼付台、4……表
紙、5……はさみ金具、22……カム(第1のカ
ム)、22A,22B……カム面、23……カム
(第2のカム)、23A,23B……カム面、
m1,m2,n1,n2……カム面の交点、o……回転
軸心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 用紙束の背面に表紙を貼付ける表紙貼付台と、
    前記用紙束に貼付けられた表紙の側面をはさみつ
    けて成形する一対のはさみ金具と、前記表紙貼付
    台を表紙貼付位置まで上昇させるように回転する
    第1のカムと、前記第1のカムと一体的に回転
    し、前記はさみ金具を成形位置まで接近するよう
    に駆動させる第2のカムとを備え、前記両カムは
    長径のカム面と短径のカム面を有し、第1のカム
    の両カム面の両側の交点を、カムの回転軸心から
    等しい距離に設定し、前記第2のカムの両カム面
    の一方の側の交点を前記回転軸心と前記第1のカ
    ムのカム面の一方側の交点とを通る直線上にあつ
    て前記距離以上の位置に設定し、又前記第2のカ
    ムの両カム面の他方の側の交点を、前記回転軸心
    と前記第1のカムのカム面の他方側の交点とを通
    る直線をこえた位置にあつて、かつ前記回転軸心
    から第2のカムのカム面の一方側の交点までに等
    しい距離の位置に設定してなる製本用表紙貼り成
    形装置。
JP18249281U 1981-12-08 1981-12-08 製本用表紙貼り成形装置 Granted JPS5886372U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18249281U JPS5886372U (ja) 1981-12-08 1981-12-08 製本用表紙貼り成形装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18249281U JPS5886372U (ja) 1981-12-08 1981-12-08 製本用表紙貼り成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5886372U JPS5886372U (ja) 1983-06-11
JPS6234778Y2 true JPS6234778Y2 (ja) 1987-09-04

Family

ID=29980899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18249281U Granted JPS5886372U (ja) 1981-12-08 1981-12-08 製本用表紙貼り成形装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3340859C2 (de) * 1983-11-11 1994-07-28 Kolbus Gmbh & Co Kg Umschlaganlege- und -anpreßeinrichtung
DE3447084C2 (de) * 1984-12-22 1995-02-02 Kolbus Gmbh & Co Kg Einrichtung zum Ausrichten von Buchblocks beim Zuführen in Blockzangen einer Klebebindemaschine
JPH0621735Y2 (ja) * 1988-06-07 1994-06-08 ホリゾン・インターナショナル株式会社 製本装置

Also Published As

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JPS5886372U (ja) 1983-06-11

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