JPS6234663A - Lh一方向凝固鋼塊の鋳造方法 - Google Patents
Lh一方向凝固鋼塊の鋳造方法Info
- Publication number
- JPS6234663A JPS6234663A JP17366985A JP17366985A JPS6234663A JP S6234663 A JPS6234663 A JP S6234663A JP 17366985 A JP17366985 A JP 17366985A JP 17366985 A JP17366985 A JP 17366985A JP S6234663 A JPS6234663 A JP S6234663A
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- Japan
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- steel
- casting
- heat insulating
- steel ingot
- molten steel
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- Pending
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、LH一方向凝固の厚鋼板用鋼塊の鋳造方法
に関するものである。
に関するものである。
従来の技術
例えば厚fI4板用鋼塊の製造方法(特公昭53−19
290号公報参照)は一方向凝固鋼塊の製造方法の基本
特許である。
290号公報参照)は一方向凝固鋼塊の製造方法の基本
特許である。
また、鋼塊内質向上のための制御造塊法(特開昭58−
36364号公報参照)定盤水冷による一方向凝固鋼塊
の製造(日本鉄鋼協会第107回講演大会″84−32
26参照)はいずれも公知であるが、高い柱状晶範囲を
存する内質の健全な一方向凝固鋼塊を得る技術について
の開示はない。
36364号公報参照)定盤水冷による一方向凝固鋼塊
の製造(日本鉄鋼協会第107回講演大会″84−32
26参照)はいずれも公知であるが、高い柱状晶範囲を
存する内質の健全な一方向凝固鋼塊を得る技術について
の開示はない。
又、特公昭53−19290号には高さ1200■l鳳
の縦短鋼塊の製造を開示しているが、これは定盤自体を
冷却する必要があり、その方法として(日本鉄鋼協会第
107回講演大会’84−5226参照)の方法では定
盤を水冷する方法が亀られているが、これは安全上好ま
しくなく、非常に危険であって、具体的に適当な定盤強
冷方法か見つかっていないのが現実であって、このよう
な方法は現実には実用化されていない。
の縦短鋼塊の製造を開示しているが、これは定盤自体を
冷却する必要があり、その方法として(日本鉄鋼協会第
107回講演大会’84−5226参照)の方法では定
盤を水冷する方法が亀られているが、これは安全上好ま
しくなく、非常に危険であって、具体的に適当な定盤強
冷方法か見つかっていないのが現実であって、このよう
な方法は現実には実用化されていない。
発明が解決しようとする問題点
従来公知の厚鋼板用L H一方向凝固鋼塊の製造方法に
おいては、柱状晶高さが最高400 曽/■程度しか得
られない。
おいては、柱状晶高さが最高400 曽/■程度しか得
られない。
一方、鋼板は近年極厚大型重化の傾向にあり、該厚鋼板
用鋼塊は高さが高(なるため従来の如く()伏品高さが
400 冒/■程度では超音波欠陥(以下UST欠陥と
いう)の発生が著しいという問題点がある。
用鋼塊は高さが高(なるため従来の如く()伏品高さが
400 冒/■程度では超音波欠陥(以下UST欠陥と
いう)の発生が著しいという問題点がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものである。
問題点を解決するための手段
本発明でいうL H一方向凝固鋼塊とは、鋼塊比(高さ
/短辺)が1以下の高さの低いtJ4@(以下L I(
I塊という)をいう。
/短辺)が1以下の高さの低いtJ4@(以下L I(
I塊という)をいう。
また、柱状晶範囲が高いという意味は、LHm塊の底面
から上面に向けて一方向凝固を形成する柱状晶の高さの
ことをいう。
から上面に向けて一方向凝固を形成する柱状晶の高さの
ことをいう。
更に本発明でいう厚鋼板用鋼塊とは、鋼塊厚みから成品
厚みまでの圧延圧下率(2〜4程度)が小さく、厚みが
100■l■〜300■/m程度の厚鋼板であり、用途
としては原子力用鋼板、ボイラー用鋼板および産業機械
用鋼板等がある。
厚みまでの圧延圧下率(2〜4程度)が小さく、厚みが
100■l■〜300■/m程度の厚鋼板であり、用途
としては原子力用鋼板、ボイラー用鋼板および産業機械
用鋼板等がある。
以上のような範囲ををするLH一方向凝固鋼塊の鋳造方
法において、鋳込初期(鋼塊高さの5〜15%程度)に
溶鋼被覆剤を3 kg/steel−t〜5 kg/s
teel−を投入し、保温剤の溶鋼への侵入を防止する
ためのスラグ層を形成し、しかる後に4t/菖in〜5
t/■inの鋳込速度で鋳造しなから遅燃型発熱保温剤
を10kg/steel−t〜15 t /steel
−tの範囲で鋳込終了まで継続投入し、略鋳込末期から
強発熱保温剤13 kg/steel−t〜17 kg
/steel−tを投入することにより柱状晶範囲の高
い内質の健全な鋼塊を得ることを特徴とする厚fg4仮
用LH一方向凝固鋼塊の鋳造方法である。
法において、鋳込初期(鋼塊高さの5〜15%程度)に
溶鋼被覆剤を3 kg/steel−t〜5 kg/s
teel−を投入し、保温剤の溶鋼への侵入を防止する
ためのスラグ層を形成し、しかる後に4t/菖in〜5
t/■inの鋳込速度で鋳造しなから遅燃型発熱保温剤
を10kg/steel−t〜15 t /steel
−tの範囲で鋳込終了まで継続投入し、略鋳込末期から
強発熱保温剤13 kg/steel−t〜17 kg
/steel−tを投入することにより柱状晶範囲の高
い内質の健全な鋼塊を得ることを特徴とする厚fg4仮
用LH一方向凝固鋼塊の鋳造方法である。
本発明に用いる溶鋼被覆剤の組成および物性値は、例え
ば次のようなものをいう。5ins : 40〜55%
、 1.0. : 25〜42%、CaO:10〜1
5%、 Nag O: t〜5%、 C:≦0.1%、
軟化点:1200〜1350℃、粘度(1450℃):
t〜10ボイズ、比重:0.4〜α6(溶解後豹2〜3
となる)。
ば次のようなものをいう。5ins : 40〜55%
、 1.0. : 25〜42%、CaO:10〜1
5%、 Nag O: t〜5%、 C:≦0.1%、
軟化点:1200〜1350℃、粘度(1450℃):
t〜10ボイズ、比重:0.4〜α6(溶解後豹2〜3
となる)。
又、遅燃型発熱保温剤(以下A剤という)、強発熱保温
剤(以下B剤という)の組成および物性値の代表例を表
−1に示す。
剤(以下B剤という)の組成および物性値の代表例を表
−1に示す。
表 −1
次に溶鋼被覆剤の使用量の限定理由について述べる。
3 kg/steel−を以下では保温剤の溶鋼への侵
入を防止するためのスラグ層の形成が不充分となり、保
温剤が溶鋼中に巻き込み介在物原因となり好ましくない
。
入を防止するためのスラグ層の形成が不充分となり、保
温剤が溶鋼中に巻き込み介在物原因となり好ましくない
。
5 kg/5tee+−を以上では溶鋼中の水素が増加
しUST欠陥の原因となり好ましくない。
しUST欠陥の原因となり好ましくない。
また、保温剤A剤、B剤の使用量の限定理由について述
べる。
べる。
両剤共、使用ユが10kg/steel−t、 13k
g/steel−を以下となればi*f!4の加熱葺が
不足し所定の柱状晶高さが得られず厚鋼板のUST成績
が劣化する。
g/steel−を以下となればi*f!4の加熱葺が
不足し所定の柱状晶高さが得られず厚鋼板のUST成績
が劣化する。
上限の使用量が15 kg/steel−t、 17
kg/steel−を以上となれば、保温剤が溶鋼被覆
剤の中に侵入し、更に溶鋼に直接触れることになり、こ
れが溶鋼中へ巻き込み介在物原因となり厚fR仮の超音
波成績が悪くなる。
kg/steel−を以上となれば、保温剤が溶鋼被覆
剤の中に侵入し、更に溶鋼に直接触れることになり、こ
れが溶鋼中へ巻き込み介在物原因となり厚fR仮の超音
波成績が悪くなる。
鋳込速度が、4t/win以下、5t/■in以上とな
れば、添加した被覆剤両保温剤の溶解速度および発
□熱性と溶鋼のGつ保a熱との相乗作用が得られず
所期の柱状晶高さが確保出来ない。
れば、添加した被覆剤両保温剤の溶解速度および発
□熱性と溶鋼のGつ保a熱との相乗作用が得られず
所期の柱状晶高さが確保出来ない。
作 用
L I−1fR塊高さの15%程度鋳込んだ溶鋼に所定
量の披領剤を投入して、溶鋼表面にスラグ層を形成する
。該状態で所定の鋳込速度で鋳造しながらA剤およびB
剤の保温剤を投入するが、被覆剤と保温剤には比重差が
あり、添加した保温剤は被Q剤(溶解後スラグとなり2
〜3の比重となる)より軽く、前記スラグ居士に存在す
ることとなり、前記スラグ層によりスクリーンされて溶
鋼中に侵入することなく溶鋼を強発熱する作用を施すこ
ととなり、従来得ることの出来なかった高い範囲の柱状
晶を得ることが出来るものである。
量の披領剤を投入して、溶鋼表面にスラグ層を形成する
。該状態で所定の鋳込速度で鋳造しながらA剤およびB
剤の保温剤を投入するが、被覆剤と保温剤には比重差が
あり、添加した保温剤は被Q剤(溶解後スラグとなり2
〜3の比重となる)より軽く、前記スラグ居士に存在す
ることとなり、前記スラグ層によりスクリーンされて溶
鋼中に侵入することなく溶鋼を強発熱する作用を施すこ
ととなり、従来得ることの出来なかった高い範囲の柱状
晶を得ることが出来るものである。
発明の効果
本発明は、従来の被覆剤をスフリーフ作用として用いる
ことにより、近燃型の発熱保温剤と、強発熱型の保温剤
の異る2種類の多量の保温剤を使い分けることが出来る
ようになり、結果として柱状晶範囲の高い内質の健全な
L l−1一方向凝固鋼塊が得られ圧延後の特に極厚鋼
板のUST欠陥のない品質の優れた鋼板が製造可能とな
った。
ことにより、近燃型の発熱保温剤と、強発熱型の保温剤
の異る2種類の多量の保温剤を使い分けることが出来る
ようになり、結果として柱状晶範囲の高い内質の健全な
L l−1一方向凝固鋼塊が得られ圧延後の特に極厚鋼
板のUST欠陥のない品質の優れた鋼板が製造可能とな
った。
実 施 例
(以下余白)
(1) 溶鋼成分および条件
表 −2
■ 鋳型サイズ
高さ:1400■l■、短辺: 2200■l璽。
長辺: 3800 m7m、鋳型内側全周部に、高さ:
1350■l■、厚さ:90w+/■の断熱板を貼付(
3) 被覆剤組成(%) SiO−: 53.8. Al1m Os : 32.
12. CaO:11.9゜Nag O: 2.0.
C: 0.18.軟化点: 1280°C9比重: 0
.4(溶解後2〜3) (以下余白) (4) 発熱保温剤(%) 表 −3 (5) 鋳込速度および結果 表 −4 ※UST欠陥、○:はとんどなし Δ:僅少X:発生多
し 機械的性質の各位は本発明品と比較品との間で差は認め
られなかった。向上記康t〜10のL H鋼塊は、次の
工程を経て厚鋼板製品とした。
1350■l■、厚さ:90w+/■の断熱板を貼付(
3) 被覆剤組成(%) SiO−: 53.8. Al1m Os : 32.
12. CaO:11.9゜Nag O: 2.0.
C: 0.18.軟化点: 1280°C9比重: 0
.4(溶解後2〜3) (以下余白) (4) 発熱保温剤(%) 表 −3 (5) 鋳込速度および結果 表 −4 ※UST欠陥、○:はとんどなし Δ:僅少X:発生多
し 機械的性質の各位は本発明品と比較品との間で差は認め
られなかった。向上記康t〜10のL H鋼塊は、次の
工程を経て厚鋼板製品とした。
工程:#込−静置−型抜−Topガスカプト−鋼塊手入
−均熱一圧延一徐冷一グラインダー手入−ボトムプレー
ナー−ダイチェック−加熱−圧延−保温徐冷−熱処理−
プレス−手入−UST試験−出荷。
−均熱一圧延一徐冷一グラインダー手入−ボトムプレー
ナー−ダイチェック−加熱−圧延−保温徐冷−熱処理−
プレス−手入−UST試験−出荷。
(外1名)
Claims (1)
- LH−方向凝固鋼塊の鋳造方法において、鋳込初期に溶
鋼被覆剤を3kg/steel−t〜5kg/stee
l−t投入して保温剤の溶鋼への侵入を防止するための
スラグ層を形成し、しかる後に4t/min〜5t/m
inの鋳込速度で鋳造しながら遅燃型発熱保温剤を10
kg/steel−t〜15kg/steel−tの範
囲で鋳込終了まで継続投入し、鋳込末期から強発熱保温
剤13kg/steel−t〜17kg/steel−
tを投入することにより柱状晶範囲の高い内質の健全な
鋼塊を得ることを特徴とする厚鋼板用LH一方向凝固鋼
塊の鋳造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17366985A JPS6234663A (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | Lh一方向凝固鋼塊の鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17366985A JPS6234663A (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | Lh一方向凝固鋼塊の鋳造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6234663A true JPS6234663A (ja) | 1987-02-14 |
Family
ID=15964902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17366985A Pending JPS6234663A (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | Lh一方向凝固鋼塊の鋳造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6234663A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006224183A (ja) * | 2005-02-21 | 2006-08-31 | Kobe Steel Ltd | 異鋼種の連々続鋳造方法 |
CN102794419A (zh) * | 2012-08-08 | 2012-11-28 | 江苏大学 | 一种无氟无钠的钢包覆盖剂 |
-
1985
- 1985-08-06 JP JP17366985A patent/JPS6234663A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006224183A (ja) * | 2005-02-21 | 2006-08-31 | Kobe Steel Ltd | 異鋼種の連々続鋳造方法 |
JP4549201B2 (ja) * | 2005-02-21 | 2010-09-22 | 株式会社神戸製鋼所 | 異鋼種の連々続鋳造方法 |
CN102794419A (zh) * | 2012-08-08 | 2012-11-28 | 江苏大学 | 一种无氟无钠的钢包覆盖剂 |
CN102794419B (zh) * | 2012-08-08 | 2014-02-12 | 江苏大学 | 一种无氟无钠的钢包覆盖剂 |
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