JPS6234650B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、アメリカ合衆国、ケンタツキ州、
コンビントンのR.A.JONES＆Company
Incorporatedに対して1930年７月９日に発行され
たドイツ特許明細書第501873号、ならびに
Costruzioni Mecaniche G.Mazzoni S.P.A.of
Busto Arsizio（Varese）．に対して1964年５月
23日に発行されたイタリア特許明細書第770188号
に説明されているようなたとえばDUPLOまたは
QUATER型の石けん型込機を給送するように、
１個のラインに沿つて移動する物品を２個の平行
なラインに沿つて配置するための分岐装置に関す
るものである。

DUPLO型の型込機は各型込操作の間に２個の
石けんブランクを同時に処理するための機械であ
り、それに対してQUATER型の型込機はそれに
代わつて、各型込操作の間に４個の石けんブラン
クを同時に処理するための機械である。

現在、DUPLO型の機械においては、石けんブ
ランクは型わくの両側に配置される２個の平行な
コンベアベルトによつて前記型わくに設けられる
２個の空どうへ給送され、そのため右手側のコン
ベアベルト上に置かれた石けんブランクは前記空
どうの一方へ押し込められ、それに対して第２ベ
ルト上に置かれた他の石けんブランクは第２の空
どうへ押し入れられる。２個の平行なコンベアベ
ルト上にそのような石けんブランクを配置するた
めに、前記コンベアベルトの上流に配置されたそ
らせ板が利用される。そのようなそらせ板は往復
動作する羽根を含む。

QUATER型の機械においては、型わくの両側
に、各々個々の型の２倍よりも大きな寸法を有す
る石けんブランクが供給され、そのため各ブラン
クを型込のため空どうへ押し込んでいる動作の間
に、特別なダイスカツトを用いて石けんブランク
を分割しかつ切断することが行なわれる。

このように、再循環されるより多くの量のスク
ラツプが生じるという欠点があり、これは実質的
に石けん押出し機の出力すなわち生産を減少させ
る。

この発明の主たる目的は型わくの一方側のみ
で、２つの物品、たとえば石けんブランクを別々
に送ることである。それゆえに、DUPLO型の機
械において、生産ラインを型込ラインへ直接連結
する、前記型わくの横に配置される１個のコンベ
アベルトなどのみが利用される。

他方、QUATER型の機械においては、この発
明にしたがつて２個のコンベアベルトおよび２個
の装置が利用される。

DUPLO型の型込機において、構成および動作
が大いに簡略化される。QUATER型の型込機に
おいては、スクラツプ再循環の減少のため効率の
増大が得られる。

上述の特定の目的は、１つのラインからくる物
品を２つの平行なラインに沿つて配置するための
分岐装置であつて、次のような構成を備えるもの
によつて達成される。すなわち、この分岐装置
は、 長手の第１の案内装置にしたがつて連続的な列
を作るように可動コンベアベルトなどの上でかわ
るがわる配置される物品の第１の列において、前
記物品が導入されるべき第１の空どうの正面で先
行する物品を停止させるための第１の止め部材
と、 往復運動され、当該往復運動に含まれる往動作
によつて、前記第１の列から前記第１の空どうへ
前記停止された先行する物品を導入する第１の押
出し機と、 前記第１の押出し機に連結されることによつて
物品の前記第１の列に直角な往復運動をするもの
であり、当該往復運動によつて、前記第１の列の
予め選択された物品に作用して、当該予め選択さ
れた物品を前記第１の列からこの第１の列に平行
な第２の列へ変位させるとともに、前記往復運動
に含まれる復動作によつて、前記第１の押出し機
とともに前記第２の列から退去する、引寄せ部材
と、 前記第２の列の物品のための長手の第２の案内
装置と、 前記第２の列の先行する物品を停止させるため
の第２の止め部材と、 前記第１の押出し機の往復運動の領域との間に
前記第２の列にある前記物品を少なくとも１個位
置させるだけの間隔をおいた領域で前記第１の押
出し機と一体に往復運動され、当該往復運動に含
まれる往動作によつて、前記第２の列の前記停止
された先行する物品を第２の空どうへ導入すると
ともに、当該往復運動に含まれる復動作によつ
て、前記第２の列から退去する、第２の押出し機
と、を備えている。

前記物品引き寄せ部材は吸い込み器を含むとい
うことがこの発明の好ましい実施例において意図
される。

この発明におけるまたはこの発明に関連する他
の改善は、前記２個の押出し機および引き寄せ部
材が共通な往復運動を生じるようにすることによ
つて得られ、これらの部材は互いに一体的となつ
ている。

この発明におけるまたはこの発明に関連するさ
らに他の改善は、前記押出し機および引き寄せ部
材が物品の列の互いに長手方向に関して摺動自在
に設けられるということを提供し、そのため後者
は型込されるべき物品の種々の寸法に合うように
この長手方向にシフトされることができる。

この発明におけるまたはこの発明に関連するさ
らに他の改善によつて、前記引き寄せ部材および
押出し機による物品の処理が型込機の駆動運動を
用いて達成される。

この発明は添付図面に示されるいくつかの典型
的な実施例を参照してより詳細に説明される。

第１図を参照して、充填する空どうの位置で切
断された型わく１３は２個の空どう１４および１
５を見せており、それらの空どうの中へ、石けん
ブランクＡおよびＣが押出し機１６および１７に
よつて押されなければならず、前記石けんブラン
クは前記押出し機１６および１７の運動とのタイ
ミング関係で間欠的に前方へ移動されるコンベア
ベルト１８によつて前記空どう１４および１５の
位置まで運搬される。

前記押出し機１６および１７は、前記型わく１
３へ近づきかつ前記型わく１３から離れるように
一体に往復運動し、その往復運動は適当なスライ
ダへ連結されるささえまたはベアリング１９によ
つて行なわれる。

コンベアベルト１８は、押出し機１６および１
７が前記型わく１３から離れる方向に移動してい
るとき止め部材２０方向へ移動し始め、かつ前記
押出し機１６および１７が前記型わく１３へ近づ
いているときは停止している。

前記コンベアベルト１８には、案内部２１，２
２，２３および２７が設けられて、正しい配向で
コンベアベルト１８によつて支えられている石け
んブランクの第１および第２の列の両方を維持す
る機能を行なう。

平行六面体ブロツク２４もまた次のような二重
の機能を行なうために設けられる。すなわち、 (a) 石けんブランクの運動に垂直な部分で、第１
の列を作るブランクのための第１の止め部材を
形成し、そのため前記列の先行するブランクは
押出し機１７によつて前記空どう１５へ押出さ
れることができる。

(b) 前記案内部２３とともにブランクの列に平行
な壁部２４ｂによつてブランクの第２の列の正
しい位置決めのための案内通路を作り、それは
前記止め部材２０を含む第２の止め部材に対し
て停止させるようになり、それによつてこの第
２の列のブランクはその先行ブランクが前記押
出し機１６によつて前記型わく１３の空どう１
４へ押し入れられることができるように位置決
めされる。

押出し機１６および１７にはともに、それぞれ
壁部１６ａおよび１７ａが設けられており、これ
はブランクの運動に直角に配置されており、その
ような壁部は前記押出し機の運動の間にブランク
が進められるのを防止する。

ささえまたはベアリング２５が前記押出し機１
７と連結され、かつ第１の列から石けんブランク
のための引き寄せ部材として働く吸込み器２６を
担持する。前記案内部２７に設けられる孔を通す
ことによつて、この吸い込み器２６は前記コンベ
アベルト１８上の第１の列に沿つて整列される石
けんブランクにその前進ストロークで接近する。

添付図面において、参照記号Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，
ＥおよびＦはコンベアベルト１８によつて運ばれ
る石けんブランクを示す。ブランクＣおよびＥは
第１の列を形成し、ブランクＢ，ＤおよびＦは前
記第１の列に平行な第２の列のブランクを形成す
る。

第１図において、石けんブランクＡおよびＣは
止め部材２０および２４によつて位置決めされ、
それぞれの空どう１４および１５とすでに整列さ
れている。コンベアベルト１８はその前進ストロ
ークを終わらせている。

第２図において、石けんブランクＡおよびＣは
型わく１３の空どう１４および１５へ押出し機１
６および１７によつて押入れられ、かつ同時に前
記吸い込み器２６は案内部２７の孔を通り、かつ
石けんブランクＤの近くへ移動されている。コン
ベアベルト１８はその前進ストロークを完了して
いる。

第３図において、石けんブランクＡおよびＣは
型わく１３の空どう１４および１５に残つてお
り、型わく１３は、90゜回転させることによつ
て、前記石けんブランクＡおよびＣを図示してい
ない次の型込ステーシヨンへ移動させる。押出し
機１６および１７は前記型わく１３から離れる方
向に移動する戻りストロークを開始させ、かつ同
時に前記吸い込み器２６（前記ささえまたはベア
リング２５によつて前記押出し機１７へ連結され
ておりかつ適当に真空回路へ連結されている）は
石けんブランクＤを伴なつて引き寄せられ、コン
ベアベルト１８によつて支えられる石けんブラン
クのラインの横方向にそれを変位させ、コンベア
ベルト１８は新しい前進ストロークを開始させ
る。

第４図において、石けんブランクＤは、前記給
送吸い込み器２６によつて運ばれる、横方向の運
動または変位を終わらせる。このとき、押出し機
１６および１７ならびに吸い込み器２６は、石け
んブランクの第２の列から退去している。前記石
けんブランクＤが案内部２７上で第６図に示すロ
ーラバルブ３０を担持するとすぐに、真空回路か
ら大気へ吸い込み器の接続を切換え、そのため前
記石けんブランクＤはコンベアベルト１８の運動
に自由に追随する。それゆえに、石けんブランク
ＢおよびＤはコンベアベルト１８の前進ストロー
クによつて移動され続ける。同時に、90゜回転し
たあと、型わく１３は押出し機１６および１７の
正面で２個の新しい空どう２８および２９をもた
らす。

第５図において石けんブランクＢおよびＤはコ
ンベアベルト１８によつて支えられるストツプ部
材２０の方向への前進ストロークを終らさせ、か
つ石けんブランクＥはブロツク２４の壁２４ａに
対して停止させ、壁２４ａは第１の列のための止
め部材として作用する。

次に、押出し機１６および１７は石けんブラン
クＢおよびＥを前記型わく１３の空どう２８およ
び２９へ導入する目的で型わく１３への接近のた
めの新しいストロークを開始させて、石けんブラ
ンクＡおよびＣのために第１図に示した動作を操
り返す。

なお、第１の押出し機１７の往復運動の領域と
第２の押出し機１６の往復運動の領域との間に
は、少なくとも１個のブランク（第１図ないし第
３図においてブランクＢ、および第５図において
ブランクＤ）を位置させることを許容する間隔が
形成されている。

拡大された詳細な断面図において、第６図は真
空回路（図示せず）へ連結されるローラバルブ３
０が設けられた吸い込み装置２６を示す。バルブ
３０のローラ３１が案内部２７の上部部分へ取り
付けられるタブ３２によつて前進ストロークにな
るように圧力が加えられるとき、真空回路は吸い
込み器２６と連結される。それによつて、前記吸
い込み器２６は上述したように、石けんブランク
Ｄを引き寄せかつ横方向にそれを変位させること
ができる。逆ストロークにおいて、前記ローラ３
１はもはや前記タブ３２によつて押圧されなくな
ると、真空回路と吸い込み器との接続が遮断さ
れ、かつその結果案内部２７上に担持している石
けんブランクが解除される。

次の第７図ないし第１２図はQUATER型の型
込機、すなわち、型込サイクルの間に同時に４個
の石けんブランクを処理することができる機械に
おいて、石けんブランクのための種々の転送ステ
ツプを示す。

第７図ないし第１２図を参照して、参照数字３
３は充填する空どう３４，３５，３６および３７
の位置で切断された型わくを示す。ブランクの列
に直角な側壁３８ａおよび３９ａを有する押出し
機３８および３９は、ささえ４２へ連結され、か
つ石けんブランクＡおよびＣを空どう３４および
３６へ供給し、他方、対応する壁３８ａおよび３
９ａと同様に配置される壁４０ａおよび４１ａを
備えた押出し機４０および４１はささえ４３へ連
結され、かつ石けんブランクA′およびC′を空ど
う３５および３７へ供給する。各対の押出し機３
８，３９および４０，４１には、往復運動が与え
られ、この運動はブランクの列の垂直でありかつ
互いに逆方向である。

４個の充填する空どうを有する機械は上述した
形式の２個の対称的な送り装置によつて給送さ
れ、それらの装置は型わくの一方側に構成され
る。

特に、コンベアベルト４４は型わく３３の右側
に配置される石けんブランクを移動させ、それに
対してコンベアベルト４５は前記型わく３３の左
側に配置される石けんブランクを移動させる。

石けんブランクは、それぞれ、止め部材４６お
よび４７ならびにブロツク４８および４９の壁部
４８ａおよび４９ａによつて正しい位置でとめら
れ、かつ案内部５０，５１，５２，６０および５
３，５４，５５および６１によつて案内される。

ささえまたはベアリング５６および５７は押出
し機３９および４１へ連結され、これらのささえ
またはベアリングは案内部６０および６１を通過
する送り吸い込み器５８および５９を支える。

吸い込み器５８および５９はローラバルブ６２
および６３によつて真空回路へ連結される。

第７図を参照して、押出し機３８および３９は
石けんブランクＡおよびＣを型わく３３の空どう
３４および３６へ押入れる準備状態に示されてい
る。同時に、型わく３３の反対側で、押出し機４
０および４１は石けんブランクA′およびC′を前
記型わく３３の空どう３５および３７へ押入れる
準備状態にある。このように、石けんブランク
Ａ，A′，ＣおよびC′は１個のステツプで同時に
空どう３４，３５，３６および３７へ送られる。
石けんブランクは２個のコンベアベルト４４およ
び４５上の２個の平行な列に達し、コンベアベル
トは間欠運動を与えられる。

第８図において、それぞれの空どう３４，３
５，３６および３７に石けんブランクＡ，A′，
ＣおよびC′が入り込んだ状態が示され、他方、
吸い込み器５８および５９は石けんブランクＤお
よびD′を押圧するようになる。

第９図において、押出し機３８，３９，４０お
よび４１の戻りステツプが示されており、真空回
路へ連結された吸い込み器５８および５９は横方
向に石けんブランクＤおよびD′を変位してい
る。

第１０図において、型わく３３は90゜の回転を
終了させ、空どう６４，６５，６６および６７を
送り位置へ運び、かつ石けんブランクＤおよび
D′は真空回路の連結の阻止によつて、吸い込み
器５８および５９からシフトされかつ解放され
る。石けんブランクＢ，B′，ＤおよびD′はステ
ツプ部材４６および４７方向へコンベアベルト４
４および４５によつて運ばれる。

第１１図は第７図に示したものとちようど同じ
サイクルスタートを示す。石けんブランクＢ，
B′およびＥ，E′は空どう６４，６５，６６およ
び６７へ送られる準備状態にある。

第１２図は第９図のラインＹ−Ｙに沿つて切り
取られた断面図を示し、タブ６９の制御にしたが
つて真空回路へ吸い込み器５８を連結するローラ
６８を備えたバルブ６２を示す。

この発明は当業者にとつて明らかである全ての
変形を含む。たとえば、石けんブランクのための
引き寄せ部材はまた、頂部から石けんブランクを
つかむプライヤによつて、または前進ストローク
において石けんブランクを越えてかつそれを戻り
ストロークにおいて第２の列に変位させる押出し
機部材によつて実行されることもできる。

さらに、止め部材および案内部材の両方を形成
するブロツクは図示したものと異なる態様で形づ
くられることができ、かつ特にこれらの２個の機
能は別々に与えられることもできる。

図面に概略的に示した案内部は多くの異なる方
法で作られることもできる。

以上のように、この発明によれば、第１の列
で先行する物品の第１の空どう内への導入、第
２の列で先行する物品の第２の空どう内への導
入、および第１の列の予め選択された物品の第
２の列への変位、という３つの操作を、一体的な
１つの動作によつて行なうことができる。すなわ
ち、第１および第２の押出し機ならびに引寄せ部
材の３つを、一体的に動作させることができるの
で、このような動作を達成するための機構が簡単
になるとともに、複雑な制御装置を必要としな
い。したがつて、装置全体の構造を簡略化するこ
とができる。

また、第１の押出し機の往復運動の領域と第２
の押出し機の往復運動の領域との間には、第２の
列にある物品を少なくとも１個位置させるだけの
間隔がおかれているので、第２の列において、常
に少なくとも１個の物品を待機状態にすることが
できる。したがつて、１つのコンベアベルトなど
による搬送過程において、第１の列において先行
する物品が第１の止め部材によつて停止させるま
での時間と第２の列において先行する物品が第２
の止め部材によつて停止されるまでの時間との間
に極端な差が生じることが防止され、そのため、
第１の列と第２の列とにおいてバランス良く物品
の送り動作を行なうことができ、当該装置を能率
的に移動させることができる。

また、第１および第２の止め部材は、単に固定
的に設けられていればよく、このことも、装置の
簡略化に寄与することになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は押出し機の前進ストロークの開始ステ
ツプのときDUPLO型の機械のための送り装置
の、充填される空どうの位置で切り離された型わ
くを備えた平面図である。第２図は押出し機のス
トロークの終わりのステツプのときの装置を示
す、第１図のものに類似する図である。第３図は
押出し機の半分の戻りストロークのステツプを示
す、第１図の図に類似する図である。第４図は第
１図のそれに類似する図であるが、押出し機の戻
りストロークがほぼ終わるときのステツプを示
す。第５図は第１図のそれに類似する図であり、
押出し機の運動の新しいサイクルの開始ステツプ
に構成された装置を有し、石けんブランクが今第
１図に関して変位されている。第６図は第３図の
ラインＸ−Ｘに沿つて切り取られた断面図であ
る。第７図は第１図のそれに類似する図である
が、QUATER型の型込機を示し、すなわち、各
型込操作毎に４個の石けんブランクを処理するの
に適した機械を示し、かつしたがつて２個の平行
な送りコンベアベルトが設けられており、その
各々毎に、DUPLO型の機械のために設けられた
のと同じ動作が行なわれる。第８図はQUATER
型の機械に適合するようにされた第２図に示す図
に類似する図である。第９図はQUATER型の機
械に適合するようにされた第３図のそれに類似す
る図である。第１０図はQUATER型の機械に適
合するようにされた、第４図のそれに類似する図
である。第１１図はQUATER型の機械に適合す
るようにされた、第５図のそれに類似する図であ
る。第１２図は第９図のラインＹ−Ｙに沿つて切
り取られた断面図である。 図において、１３は型わく、１４および１５は
空どう、１６および１７は押出し機、１８はコン
ベアベルト、２０は止め部材、２１，２２，２３
および２７は案内部、２５はささえまたはベアリ
ング、２６は吸い込み器、３０はローラバルブを
示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ １つのラインからくる物品を２つの平行なラ
   インに沿つて配置するための分岐装置であつて、 長手の第１の案内装置にしたがつて連続的な列
   を作るように可動コンベアベルトなどの上でかわ
   るがわる配置される物品の第１の列において、前
   記物品が導入されるべき第１の空どうの正面で先
   行する物品を停止させるための第１の止め部材
   と、 往復運動され、当該往復運動に含まれる往動作
   によつて、前記第１の列から前記第１の空どうへ
   前記停止された先行する物品を導入する第１の押
   出し機と、 前記第１の押出し機に連結されることによつて
   物品の前記第１の列に直角な往復運動をするもの
   であり、当該往復運動によつて、前記第１の列の
   予め選択された物品に作用して、当該予め選択さ
   れた物品を前記第１の列からこの第１の列に平行
   な第２の列へ変位させるとともに、前記往復運動
   に含まれる復動作によつて、前記第１の押出し機
   とともに前記第２の列から退去する、引寄せ部材
   と、 前記第２の列の物品のための長手の第２の案内
   装置と、 前記第２の列の先行する物品を停止させるため
   の第２の止め部材と、 前記第１の押出し機の往復運動の領域との間に
   前記第２の列にある前記物品を少なくとも１個位
   置させるだけの間隔を置いた領域で前記第１の押
   出し機と一体に往復運動され、当該往復運動に含
   まれる往動作によつて、前記第２の列の前記停止
   された先行する物品を第２の空どうへ導入すると
   ともに、当該往復運動に含まれる復動作によつ
   て、前記第２の列から退去する、第２の押出し機
   と、を備えた、分岐装置。 ２ 前記引寄せ部材は吸い込み器である、特許請
   求の範囲第１項記載の分岐装置。 ３ 前記第１および第２の押出し機ならびに引寄
   せ部材は互いに関して摺動自在に取付けられてお
   り、そのためそれらは物品の列に関して長手方向
   に変位されることができて物品の異なる寸法に適
   合することができる、特許請求の範囲第１項また
   は第２項記載の分岐装置。 ４ 前記引寄せ部材ならびに第１および第２の押
   出し機によつて行なわれる物品の取り扱い動作
   は、それらを一部とする型込機の駆動運動によつ
   て与えられる、特許請求の範囲第１項ないし第３
   項のいずれかに記載の分岐装置。