JPS6234492Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6234492Y2 JPS6234492Y2 JP6439385U JP6439385U JPS6234492Y2 JP S6234492 Y2 JPS6234492 Y2 JP S6234492Y2 JP 6439385 U JP6439385 U JP 6439385U JP 6439385 U JP6439385 U JP 6439385U JP S6234492 Y2 JPS6234492 Y2 JP S6234492Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- tea
- container
- support fitting
- plate
- mesh plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、湯のみ茶わん等に簡単に取付け取外
しができて、かつ、湯のみ茶わん内の茶葉が口中
に入るのを防ぐための茶こしに関するものであ
る。
しができて、かつ、湯のみ茶わん内の茶葉が口中
に入るのを防ぐための茶こしに関するものであ
る。
近年我国では中国茶が盛んに飲まれるようにな
つてきた。中国茶の飲み方は、湯のみ茶わん自体
の中に茶葉を直接投入し、そこに湯を注いでその
まま飲むのが本来の姿である。しかし、この飲み
方は茶葉が口の中に入るので、我国では好まれず
もつぱら日本茶を飲む場合と同じ方法、すなわち
急須とか土びんを用いて茶湯をつくり、それを湯
のみ茶わんに移して飲むというやり方である。そ
れ故、この飲み方では中国茶の本当の味わいが得
られない、というのが現状であつた。
つてきた。中国茶の飲み方は、湯のみ茶わん自体
の中に茶葉を直接投入し、そこに湯を注いでその
まま飲むのが本来の姿である。しかし、この飲み
方は茶葉が口の中に入るので、我国では好まれず
もつぱら日本茶を飲む場合と同じ方法、すなわち
急須とか土びんを用いて茶湯をつくり、それを湯
のみ茶わんに移して飲むというやり方である。そ
れ故、この飲み方では中国茶の本当の味わいが得
られない、というのが現状であつた。
本考案は、湯のみ茶わんにじかに茶葉を入れて
飲んでも口中に茶葉が入つてこないようにし、中
国式の本来の飲み方が誰でも容易にできるように
するのを目的としたものである。以下、その詳細
を、図面をもとに説明する。
飲んでも口中に茶葉が入つてこないようにし、中
国式の本来の飲み方が誰でも容易にできるように
するのを目的としたものである。以下、その詳細
を、図面をもとに説明する。
図に於て、1は、茶葉を通過させない適度のメ
ツシユ(網目の細かさ)をつけた網状板である。
その外周形状は、湯のみ容器の内側の形状に対応
させてあり、また、その大きさは、容器の内壁と
該網状板の外周縁との間げきから茶葉が通過する
ことができない程度のものとなつている。この網
状板1は、弾力性のある材料でつくられているた
め、通常は平面状にしているが、必要により、容
器の内壁に沿つた曲面状にもなり得るものであり
またもとの平面状にもどる性質を有している。し
かし、用いる湯のみ容器の水平断面形状が一般的
にある円形ではなくて四角形をしている場合に於
ては、該網状板1の材質に弾力性のあるものを必
ずしも使う要はない。2は、形状記憶合金製の針
金材による網状板支持金具である。該支持金具2
は、使用する容器の形状と大きさに概略対応させ
た環状部2aと、該環状部の略中央部近くを通る
如くに延伸させた腕部2bから成り、該腕部2b
は、第1図および第5図に於て○イで示した如く室
内常温では環状部2aと略直角の状態にあるが容
器に注いだ茶湯によつて温度が上昇すると○ロで示
した如く環状部2aと平行な姿勢に変化する。こ
れは、支持金具2に形状記憶合金を用い、所定の
や金処理を行なうことで容易に可能である。な
お、前記網状板1は、その裏面に支持金具の腕部
2bに対応したつめ1aを有しており、これによ
り網状板1は支持金具2に容易に着脱可能であり
また、容器内での上下動に於ても両者が離れるこ
ともない。
ツシユ(網目の細かさ)をつけた網状板である。
その外周形状は、湯のみ容器の内側の形状に対応
させてあり、また、その大きさは、容器の内壁と
該網状板の外周縁との間げきから茶葉が通過する
ことができない程度のものとなつている。この網
状板1は、弾力性のある材料でつくられているた
め、通常は平面状にしているが、必要により、容
器の内壁に沿つた曲面状にもなり得るものであり
またもとの平面状にもどる性質を有している。し
かし、用いる湯のみ容器の水平断面形状が一般的
にある円形ではなくて四角形をしている場合に於
ては、該網状板1の材質に弾力性のあるものを必
ずしも使う要はない。2は、形状記憶合金製の針
金材による網状板支持金具である。該支持金具2
は、使用する容器の形状と大きさに概略対応させ
た環状部2aと、該環状部の略中央部近くを通る
如くに延伸させた腕部2bから成り、該腕部2b
は、第1図および第5図に於て○イで示した如く室
内常温では環状部2aと略直角の状態にあるが容
器に注いだ茶湯によつて温度が上昇すると○ロで示
した如く環状部2aと平行な姿勢に変化する。こ
れは、支持金具2に形状記憶合金を用い、所定の
や金処理を行なうことで容易に可能である。な
お、前記網状板1は、その裏面に支持金具の腕部
2bに対応したつめ1aを有しており、これによ
り網状板1は支持金具2に容易に着脱可能であり
また、容器内での上下動に於ても両者が離れるこ
ともない。
本考案は以上の如き構成であるが、これを用い
るには、本茶こしを湯のみ容器内の任意、または
所定の位置に挿入して使用する。この際、支持金
具の環状部2aは、第5図に於て2c,2dで示
した如くその円形形状に非連続部があるために適
度の変形を許すことによる弾性反ぱつ力で、容器
内の任意の高さの位置に取付けておくことができ
るものであるが、第1図に示した如く、容器自体
に段の付いたものを用いればさらに安定した取付
けが可能となる。
るには、本茶こしを湯のみ容器内の任意、または
所定の位置に挿入して使用する。この際、支持金
具の環状部2aは、第5図に於て2c,2dで示
した如くその円形形状に非連続部があるために適
度の変形を許すことによる弾性反ぱつ力で、容器
内の任意の高さの位置に取付けておくことができ
るものであるが、第1図に示した如く、容器自体
に段の付いたものを用いればさらに安定した取付
けが可能となる。
湯のみ容器内に取付けられた本茶こしは、容器
に湯を注ぐ前、すなわち、支持金具2の温度が周
囲の外気温と略同じ時には第1図の○イで示した如
く、網状板1が上昇した姿勢、すなわち、1′の
ようになつている。前述の如く、該網状板1は弾
性材料でつくられているので、容器が円形のもの
であつても、第4図に示した如く容器の内壁に沿
つて変形し得るので上昇姿勢をとることができ
る。従つて、普段のこの姿勢状態に於ては網状板
1が縦位置であるから、容器内底部への茶葉の投
入に対して何らの障害も生じない。さて、茶葉の
投入後、容器に湯を注ぐと支持金具2の温度が上
昇するので、腕部2bの姿勢が自動的に、第5図
に於る○ロで示した如く水平姿勢に変わり、該腕部
に係支された網状板1も第1図の○ロで示した如く
水平姿勢、すなわち、茶葉の上昇を防ぐ状態にな
る。この姿勢は、茶湯が容器内にあり支持金具2
の温度が所定の温度以上にあるあいだ中ずつと保
たれている。そして茶湯を飲み進め、容器内の残
量が少なくなつて支持金具2が茶湯から露出し、
その温度が下がると再び自動的にもとの縦姿勢に
もどる。それ故、容器内に残つている茶がらの投
棄の際もこれが邪魔をすることがないので後仕末
も楽に行なえる。
に湯を注ぐ前、すなわち、支持金具2の温度が周
囲の外気温と略同じ時には第1図の○イで示した如
く、網状板1が上昇した姿勢、すなわち、1′の
ようになつている。前述の如く、該網状板1は弾
性材料でつくられているので、容器が円形のもの
であつても、第4図に示した如く容器の内壁に沿
つて変形し得るので上昇姿勢をとることができ
る。従つて、普段のこの姿勢状態に於ては網状板
1が縦位置であるから、容器内底部への茶葉の投
入に対して何らの障害も生じない。さて、茶葉の
投入後、容器に湯を注ぐと支持金具2の温度が上
昇するので、腕部2bの姿勢が自動的に、第5図
に於る○ロで示した如く水平姿勢に変わり、該腕部
に係支された網状板1も第1図の○ロで示した如く
水平姿勢、すなわち、茶葉の上昇を防ぐ状態にな
る。この姿勢は、茶湯が容器内にあり支持金具2
の温度が所定の温度以上にあるあいだ中ずつと保
たれている。そして茶湯を飲み進め、容器内の残
量が少なくなつて支持金具2が茶湯から露出し、
その温度が下がると再び自動的にもとの縦姿勢に
もどる。それ故、容器内に残つている茶がらの投
棄の際もこれが邪魔をすることがないので後仕末
も楽に行なえる。
なお、形状記憶合金は、今日時点では比較的高
価な材料であるため、その使用量を少なくした実
施例を第6図と第7図で示した。すなわち、第6
図に於ては、支持金具2の環状部2aと腕部2b
を通常一般的な材料、例えば、ステンレス鋼とし
関接部2eのみを形状記憶合金製にしたものであ
る。また、第7図の実施例では、支持金具に於る
環状部2aをステンレス材による帯板製にし、関
接部2eのみを形状記憶合金製とし、該関接部2
eと帯板製の環状部2aとはスポツト溶接、また
は、リベツトにて固着し、網状板1は、関接部2
eで直接係止されている。
価な材料であるため、その使用量を少なくした実
施例を第6図と第7図で示した。すなわち、第6
図に於ては、支持金具2の環状部2aと腕部2b
を通常一般的な材料、例えば、ステンレス鋼とし
関接部2eのみを形状記憶合金製にしたものであ
る。また、第7図の実施例では、支持金具に於る
環状部2aをステンレス材による帯板製にし、関
接部2eのみを形状記憶合金製とし、該関接部2
eと帯板製の環状部2aとはスポツト溶接、また
は、リベツトにて固着し、網状板1は、関接部2
eで直接係止されている。
以上の説明でおわかりの如く、本考案による茶
こしを湯飲み容器にとりつけて用いれば、本来の
中国式の茶の飲用が、口の中に茶葉が入ることな
く出来るので、誰でも気軽に中国茶の真の味を満
喫することが可能となる。しかも、網状板の上下
に手や指の動作を何ら必要とせず、これが自動的
に行なわれるのを見るという楽しさが加わる。ま
た、急須とか、土びんなどを別途備える必要がな
いという利点もあることから、中国茶の場合に限
らず、日本茶を飲む場合でも、現状よりも気経さ
と面白さが倍加するものである。
こしを湯飲み容器にとりつけて用いれば、本来の
中国式の茶の飲用が、口の中に茶葉が入ることな
く出来るので、誰でも気軽に中国茶の真の味を満
喫することが可能となる。しかも、網状板の上下
に手や指の動作を何ら必要とせず、これが自動的
に行なわれるのを見るという楽しさが加わる。ま
た、急須とか、土びんなどを別途備える必要がな
いという利点もあることから、中国茶の場合に限
らず、日本茶を飲む場合でも、現状よりも気経さ
と面白さが倍加するものである。
第1図は、本考案による茶こしを取りつけた湯
飲み茶わんの縦断面図。第2図は、同平面図。第
3図は網状板を裏面から見た斜視図。第4図は、
網状板の第1図に於る○イの状態を上から見た説明
図。第5図は、支持金具の斜視図。第6図は、別
実施例に於る支持金具の斜視図。第7図は、さら
に別実施例に於る支持金具および網状板の斜視
図。 なお、各図に於て、1は網状板、2は支持金
具、3は湯飲み容器を示す。
飲み茶わんの縦断面図。第2図は、同平面図。第
3図は網状板を裏面から見た斜視図。第4図は、
網状板の第1図に於る○イの状態を上から見た説明
図。第5図は、支持金具の斜視図。第6図は、別
実施例に於る支持金具の斜視図。第7図は、さら
に別実施例に於る支持金具および網状板の斜視
図。 なお、各図に於て、1は網状板、2は支持金
具、3は湯飲み容器を示す。
Claims (1)
- 容器内側の形状並びに寸法に対応させた外形々
状と寸法を有する網状の板と、該網状板をその一
端を支点とし他端を上下に揺動させ得る如くに容
器内で保持する支持金具とで構成し、該支持金具
またはその一部を形状記憶合金製にして網状板の
上下揺動を温度変化によつて自動的に行なうよう
にした湯のみ茶わん等にとりつける茶こし。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6439385U JPS6234492Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6439385U JPS6234492Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61180631U JPS61180631U (ja) | 1986-11-11 |
JPS6234492Y2 true JPS6234492Y2 (ja) | 1987-09-03 |
Family
ID=30595435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6439385U Expired JPS6234492Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6234492Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-04-30 JP JP6439385U patent/JPS6234492Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61180631U (ja) | 1986-11-11 |
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