JPS6234175B2 - - Google Patents

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JPS6234175B2
JPS6234175B2 JP7266380A JP7266380A JPS6234175B2 JP S6234175 B2 JPS6234175 B2 JP S6234175B2 JP 7266380 A JP7266380 A JP 7266380A JP 7266380 A JP7266380 A JP 7266380A JP S6234175 B2 JPS6234175 B2 JP S6234175B2
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JP
Japan
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voltage
signal
tuning
channel
tuning voltage
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JP7266380A
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JPS55162619A (en
Inventor
Gutsudochairudo Noori Hendaason Jon
Maachin Wain Chaaruzu
Josefu Matsuro Robaato
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RCA Corp
Original Assignee
RCA Corp
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Publication date
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Publication of JPS6234175B2 publication Critical patent/JPS6234175B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はデジタル同調方式の分野に関する。
電圧制御発振器を制御して局部発振信号を発生
し、ラジオ受信機またはテレビ受像機を同調する
デジタル同調方式は多数知られており、このよう
なデジタル同調方式は一般に周波数シンセサイ
ザ、電圧シンセサイザまたは電圧掃引型の何れか
の部類に入れることができる。
周波数シンセサイザは一般に閉ループ型で、そ
の1つの形式は、局部発振信号の分周によつて得
られた可変周波数信号と比較的安定な基準周波数
信号との位相および(または)周波数を比較する
ことによつて局部発振信号用の制御電圧を発生す
る位相または周波数比較器を含んでいる。このル
ープの周波数従つてその局部発振信号の周波数は
そのループ中の固定式およびプログラム可能の分
周器の分周比によつて決まり、そのプログラム式
分周器は選ばれたチヤンネルの番号を表わす2進
信号に応じて制御され、特定の局部発振周波数を
決定する。周波数シンセサイザの今1つの形式
は、電圧制御局部発振器の信号のサイクル数を計
数する計数器と、この計数器に累積された数値は
選ばれたチヤンネルの番号を表わす2進信号から
引出された数値に比較して局部発振器の制御電圧
を生成する計数比較器とを含んでいる。何れの方
式においても選ばれたチヤンネルの番号を表わす
2進信号に応じてそのチヤンネル番号を容易に表
示することができる。このような周波数シンセサ
イザはその閉ループ方式の性質上局部発振信号の
周波数が比較的精確であるという利点があるが、
絶対必要な高速分周器および計数器の費用のため
比較的高価である。
電圧シンセサイザは一般に閉ループ方式で、通
常利用者が選択し得る各チヤンネルに対する同調
電圧を表わす2進信号を記憶するための複数個の
同調電圧記憶位置を有する記憶装置を備えてい
る。選択されたチヤンネルのチヤンネル番号は例
えばそのチヤンネル番号を表わす2進数に応じて
容易に表示され、対応する同調電圧の記憶位置の
呼出しに利用することができる。このような電圧
シンセサイザは高速分周器や計数器を必要としな
いため周波数シンセサイザに比して比較的安価で
あるという利点があるが、同調電圧記憶位置に記
憶された2進信号を対応する同調電圧に変換する
に要する精度および分解度が閉ループ方式では容
易に得られないため精度が低くなる。
電圧掃引型の同調方式も数多く知られている。
この形式のものはすべて基本的にランプ同調電圧
を発生し、これを用いて局部発振信号の周波数を
掃引する。この最も簡単なものは利用者が電位差
計等によつて同調電圧を加減し、所要の局に達し
たかどうかを決めるものである。搬送波が自動的
に検知されるまで同調電圧の大きさが変る信号掃
引方式もまた公知である。このような掃引方式は
所要のチヤンネルが捕えられるまで同調電圧が連
続的に変るため電圧シンセサイザより比較的精度
がよく、また高速の分周器や計数器を要しないた
め周波数シンセサイザより比較的安価であるとい
う利点があるが、同調電圧が選ばれたチヤンネル
の番号を表わす2進信号を使用する動作の一部と
して引出されるのではないため、チヤンネルの識
別用の装置を追加する必要がある。
高速計数器を用いて局部発振信号の周波数を決
定し、この周波数から選ばれたチヤンネルの番号
を引出すことはできないから、掃引型の場合は原
価効率維持のため高速計数器の使用は避けるべき
である。
同調電圧を調べて受像機の同調しているチヤン
ネルを監視する装置もまた公知である。この方式
では受像機が既に同調されているチヤンネルの同
調電圧を、記憶装置の記憶位置に記憶された各チ
ヤンネルの同調用電圧の大きさに相当する大きさ
の電圧と比較し、その同調電圧と記憶電圧の1つ
との間に少なくとも近似が得られるまで順次その
記憶位置を呼出して行く。選ばれたチヤンネルの
番号はその近似を生じた記憶位置のアドレスから
得られる。この方式はテレビの動作試験において
特定の視聴地域における限られた数のチヤンネル
を識別するために用いることはできるが、テレビ
受像機において極めて接近したチヤンネルを精確
に識別するにはさらに高分解度を要するため、テ
レビジヨンの同調範囲の全チヤンネルを識別する
には特に不適である。その上このような監視方式
は特に掃引型方式においては所要のチヤンネルが
得られるまで同調電圧が変化するから、それまで
に過ぎたチヤンネルの番号を表示するには適しな
い。掃引方式では所要のチヤンネルに達するまで
に通過したチヤンネルのチヤンネル番号を表示
し、利用者が装置が動作中であるという可視表示
を与えられて所要チヤンネル探索中の見掛け上の
不動作に悩まされないようにすることが望まし
い。
受像機を各チヤンネルに同調する方式は、同調
電圧の大きさに応じて受像機を各チヤンネルに同
調するに適する局部発振信号を発生する局部発振
器手段を含んでいる。同調電圧はその大きさを変
えて自動的に所要のチヤンネルを捕える信号探索
手段またはその同調電圧の大きさを利用者が所要
のチヤンネルを捕えるまで変化させる手動手段を
有する装置によつて発生することができる。チヤ
ンネル番号の表示のためこの同調方式は、隣接チ
ヤンネルの同調電圧範囲間の周波数で同調電圧に
実質的に等しい境界電圧を表わす2進信号をそれ
ぞれ記憶する複数個の記憶位置を有する例えばプ
ログラム化読取り専用記憶装置(PROM)等の記
憶手段を備えている。この記憶位置を呼出すため
にアドレス手段が設けられ、その記憶位置が呼出
されると、比較手段によつて同調電圧が境界電圧
と比較される。この同調電圧と呼出された記憶位
置に関係する境界電圧との所定の一方の大きさが
他方の大きさを超えるまで、次のチヤンネルに対
する境界電圧に対応する記憶位置をアドレス手段
によつて呼出すようにする制御手段がある。呼出
されている記憶位置に関係するチヤンネルのチヤ
ンネル番号はチヤンネル番号表示手段によつて表
示される。同調電圧の大きさが変化しているとき
もチヤンネル番号を表示することが望ましい場合
は、追加の手段によつてその同調電圧の変化期間
中記憶位置を順次呼出すようにすればよい。
次にこの発明を添付図面を参照しつつさらに詳
細に説明する。
第1図に示すカラーテレビ受像機はIF信号を
発生するように配置された、アンテナ1、RF処
理ユニツト3、混合器5および電圧制御局部発振
器7を含んでいる。IF信号はIF処理ユニツト9
で処理され、音声処理ユニツト11、画像処理ユ
ニツト13および同期ユニツト15に供給され
る。音声処理ユニツト11によつてIF信号から
引出された音声信号に応じてスピーカ17から音
声応答が得られ、また画像処理ユニツト13によ
つてIF信号から引出された画像信号に応じて映
像管19から赤、緑、青の情報を表わす電子ビー
ムが発射される。この電子ビームは同期ユニツト
15によつてIF信号から引出された水平垂直の
同期パルスに応じて偏向ユニツト21から発生さ
れた水平垂直の同期信号に応じてラスタ位置に偏
向され、画像を形成する。
局部発振器7はチヤンネル2〜6の低VHF帯
(VL)、チヤンネル7〜13の高VHF帯(VH)お
よびチヤンネル14〜83のUHF帯(U)のそれぞ
れに対する被同調回路構体(図示せず)を有す
る。これらの被同調回路はこの発明に従つて構成
された同調方式23により発生されたVL,VHお
よびUの各帯域選択信号に応じて選択的に付勢さ
れる。各被同調回路は誘導子およびバラクタダイ
オード(図示せず)を含み、そのバラクタダイオ
ードは同調方式23により発生された同調電圧に
よつて逆バイアスされ、電気容量を呈するもので
ある。この同調電圧の大きさによつて同調回路の
電気容量が決まり、それによつて局部発振器7の
周波数が決まる。帯域選択信号および同調信号は
またRF処理ユニツト3にも供給されて選択的に
付勢される被同調回路を局部発振器7のそれと同
様に制御し、局部発振器7の同調に追随するよう
にする。
IF信号の一部はIF信号の画像搬送波成分の周
波数の公称値(例えば45.75MHz)からの偏差の
大きさを表わす大きさを持つ自動微同調
(AFT)信号を発生するAFT弁別器25に供給さ
れる。このAFT信号は後述のように同調方式2
3で同調電圧発生用に用いられる。IF信号はま
た自動利得制御(AGC)ユニツト27にも供給
され、IF信号の振幅によつて示されるRF信号の
強度に応じてRF段およびIF段の利得をそれぞれ
制御するRFおよびIFのAGC信号を発生する。
第1図に示す受像機部分は同調方式23以外通
常のもので、例えばアール・シー・エー社
(RCA Corp.)で製造され、「アール・シー・エ
ー・サービス・データ」1978年第C―7号に記載
されたCTC―93型テレビの対応部分であつても
よい。
同調方式23は上述の掃引信号探索型のもの
で、ランプ電圧発生器29および自動チヤンネル
検出回路31を含み、利用者が上り押ボタン
(UPPB)33か下り押しボタン(DNPB)35を
押すとランプ電圧発生器は自動チヤンネル検出回
路が表示条件に合う(観るにたえる)最初のチヤ
ンネルを検出するまでそれぞれ時間の関数として
上昇または低下するランプ電圧を発生する。
チヤンネル識別方式36は、UPPB33、
DNPB35の一方が押された後受像機が同調方式
23によつて同調された条件に合う最初のチヤン
ネルのチヤンネル番号並びにそのチヤンネルに達
するまで通過したチヤンネルのチヤンネル番号を
表示する。この後者のために利用者は条件に合う
チヤンネルの探索中にその同調方式23が動作し
ていることを認知することができる。特にUHF
帯においては条件に合うチヤンネルが著しく離れ
ていることがあるため、これは望ましい性質であ
る。
チヤンネル識別方式36は同調方式23が受像
機を同調し得るチヤンネル2〜83のそれぞれに対
応する同調電圧範囲の最低値および最高値に対応
する大きさの境界電圧を表わす2進信号を記憶す
る記憶位置を持つ同調電圧境界記憶装置37を有
する。この同調電圧境界記憶装置37は後述の理
由でPROMを備え、このPROMの記憶位置を同調
電圧境界記憶アドレスレジスタ39がマイクロプ
ロセツサ41の制御の下に呼出す。チヤンネル識
別方式36はまたチヤンネル番号2〜83を表わす
2進信号を記憶する記憶位置を有する読出し専用
記憶装置(ROM)を含むチヤンネル番号記憶装
置43と、その記憶装置43の記憶位置をマイク
ロプロセツサ41の制御の下に呼出すチヤンネル
番号アドレスレジスタ45とを備えている。
記憶装置37の記憶位置が呼出されると、デジ
タルアナログ変換器(D/A)47はその記憶2
進信号に応じて境界電圧を発生する。同調電圧が
上昇する方向に掃引されていれば、上り電圧比較
器49によつて上部境界電圧が同調電圧に比較さ
れ、条件に合うチヤンネルが検出されない限り、
同調電圧がその上部境界電圧より高いときは常に
その比較器49からアドレス変更信号が発生さ
れ、これが上りランプ信号により付勢されるアン
ドゲート51およびオアゲート53を介してマイ
クロプロセツサ41に供給される。これに応じて
マイクロプロセツサ41は同調電圧アドレスレジ
スタ39に次の高いチヤンネルに対する上部境界
電圧に対応する同調電圧境界記憶装置37の記憶
位置を呼出させると共に、チヤンネル番号アドレ
スレジスタ45に次の高いチヤンネルに対するチ
ヤンネル番号記憶装置43の記憶位置を呼出させ
る。また同調電圧が低下する方向に掃引されてい
れば、下り電圧比較器55によつて下部境界電圧
が同調電圧と比較され、条件に合うチヤンネルが
検出されない限り、同調電圧がその下部境界電圧
より低いときは常にその比較器55からアドレス
変更信号が発生され、これが下りランプ信号によ
り付勢されるアンドゲート57およびオアゲート
53を介してマイクロプロセツサ41に供給され
る。このアドレス変更信号に応じてマイクロプロ
セツサ41は同調電圧境界アドレスレジスタ39
に次の低いチヤンネルに対する下部境界電圧に対
応する同調電圧境界記憶装置37の記憶位置を呼
出させると共に、チヤンネル番号アドレスレジス
タ45にその次の低いチヤンネルに対するチヤン
ネル番号に対応するチヤンネル番号記憶装置43
の記憶位置を呼出させる。
チヤンネル番号記憶装置43の記憶位置が呼出
されると、数字表示のため例えば通常の方式で配
置された7素子発光ダイオード配列2組から成る
2桁チヤンネル番号表示ユニツト59が対応する
チヤンネル番号を表示する。さらに帯域復号器6
1がこのチヤンネル番号を調べてそのチヤンネル
が低VHF帯、高VHF帯、UHF帯のどれに入るか
を判定して、帯域選択信号VL、VH、Uを発生す
る。
条件に合うチヤンネルはAFT信号の大きさ、
水平同期パルスの平均値およびIF段に供給され
るAGC信号の大きさを調べることにより検出さ
れる。このため自動チヤンネル検出回路31(第
1a図参照)はAFT信号の大きさがその制御範
囲を限定する所定の閾値間にあるときはAFT妥
当信号を発生するAFT電圧比較器63と、水平
同期パルスの平均電圧が所定範囲内にあるとき同
期妥当信号を発生する平均検知器65および平均
同期電圧比較器67と、IF AGC電圧が所定閾値
より低いときAGC妥当信号を発生するAGC電圧
比較器69とを含んでいる。
AFT信号を調べてIF搬送波の存在が決定され
るが、この検知された搬送波は画像搬送波ではな
くIF信号の音声成分のそれであることもある。
この条件では同期パルスの平均電圧は平均同期電
圧比較器67によつて設定された所定の範囲内に
ない。従つて同期方式23が受像機を画像搬送波
でなく音声搬送波に同調するのを防ぐため、同期
パルスが調べられる。IF AGC信号は受像機が信
号強度不足の搬送波に同調されてしばしば「スノ
ー」と呼ばれる異常量の干渉を生じた画像を表示
しないように試験される。許容し得る干渉の程度
は利用者各自の好みに依るため、AGC比較器6
9にIF AGC信号を比較する所定閾値電圧を制御
する電位差計等を設けることもできる。通常のカ
ラーテレビ受像機のRF AGC信号は信号強度が
ある程度まで実質的に一定であるから、RF
AGC信号でなくIF AGC信号が用いられる。
AFT妥当信号はランプ電圧発生器29に供給
され、同期妥当信号とAGC妥当信号とはアンド
ゲート71で組合されてマイクロプロセツサ41
に供給されるが、これはAFT妥当信号の発生後
遅延回路73で決まる所定時間の遅延後だけであ
る。この所定遅延時間は同期ユニツト15および
AGCユニツト27が搬送波検知後沈静する時間
を持ち得るように選択される。
ランプ電圧発生器29(第1b図参照)は電圧
積分器型に配置された差動増幅器75およびコン
デンサ77を含む。自動チヤンネル検出回路31
およびマイクロプロセツサ41の発生する制御信
号に応じて多数の伝送ゲートの導通が制御され、
ランプ同調電圧の発生の開始および停止が行われ
ると共にその大きさの変る方向が制御される。
上りパルスは(1)電力上昇検知器76が受像機の
電源の1つのレベルを感知することによりその受
像機が付勢されたことを検知したとき、(2)UPPB
33が押されたとき、(3)上向き探索中にAFT妥
当信号が発生しなかつたとき、および(4)上向き探
索中にAFT妥当信号は発生したが同期妥当信号
およびAGC妥当信号が発生しなかつたときにマ
イクロプロセツサ41によつて発せられる。また
下りパルスは(1)DNPB35が押されたとき、(2)下
向き探索中AFT妥当信号が発生しなかつたと
き、および(3)下向き探索中にAFT妥当信号は発
生したが同期妥当信号およびAGC妥当信号が発
生しなかつたときに発せられる。上りパルスか下
りパルスの何れか一方を発生するとき、マイクロ
プロセツサ41はまたランプ開始パルスを発生す
る。
ランプ開始パルスはセツトリセツトフリツプフ
ロツプ(SR―FF)78をセツトして伝送ゲート
79を導通させる。上りパルスはランプ開始パル
スの同時存在により付勢されたアンドゲート81
を介してフリツプフロツプ83のS入力に印加さ
れ、このためフリツプフロツプ83はセツトさ
れ、これによつて上りランプ信号が発生される。
この上りランプ信号によつて伝送ゲート85が導
通し、両伝送ゲート79,85の導通によつて差
動増幅器75の非反転入力(+)に抵抗87を介
して正の電圧が印加され、同調電圧を上昇すなわ
ち上り傾斜させる。また下りパルスはランプ開始
パルスの同時存在により付勢されたアンドゲート
89を介してフリツプフロツプ83のR入力に印
加され、このためフリツプフロツプ83がリセツ
トされ、これによつて下りランプ信号が発せられ
る。この下りランプ信号によつて伝送ゲート91
が導通し、両伝送ゲート79,91の導通によつ
て差動増幅器75の反転入力(−)に抵抗93を
介して正の電圧Vが印加され、同調電圧を下降す
なわち下り傾斜させる。
この上りランプ信号および下りランプ信号はそ
れぞれアンドゲート51,57に印加されて上り
電圧比較器49または下り電圧比較器55の適当
な一方を付勢すると共に、マイクロプロセツサ4
1にも印加される。
VHFおよびUHFの全同調範囲に亘るバラクタ
ダイオードを用いたテレビ受像機の同調電圧対周
波数特性は、第2図に示すように不連続で重複部
がある。すなわちチヤンネル6用の同調電圧はチ
ヤンネル7用の同調電圧より高く、チヤンネル1
3用の同調電圧はチヤンネル14用の同調電圧よ
り高い。従つて同調電圧の大きさが1つの帯域の
終端に対応する値から次の帯域の始端に向つて、
上向きにも下向きにも迅速に変わることが望まし
い。急速昇降制御ユニツト95は帯域復号器61
の発生したチヤンネル2,6,7,13,14,83す
なわち各帯域の境界のチヤンネルを表わす信号に
応じて帯域の終端に達したとき上りランプ方向に
対して急降下信号を、下りランプ方向に対して急
上昇信号を発生する。
この急上昇または急降下信号の何れかによつて
オアゲート97がランプ停止信号を発生する。こ
のランプ停止信号によつてフリツプフロツプ78
はリセツトされ、伝送ゲート79が非導通にな
る。また急降下信号は伝送ゲート99を導通させ
て正の電圧Vを(正常ランプに用いる)抵抗8
7,93より抵抗値の低い抵抗101を介して差
動増幅器75の反転入力(−)に印加する。この
ため上りランプの場合は同調電圧の値が帯域間で
比較的速やかに低下する。また急上昇信号は伝送
ゲート103を導通させ、正の電圧Vを抵抗8
7,93より抵抗値の低い抵抗105を介して差
動増幅器75の非反転入力(+)に印加する。こ
のため下りランプの場合同調電圧の値が帯域間で
比較的速やかに上昇する。
上りランプおよび下りランプ信号はそれぞれア
ンドゲート51,57に印加され、上り電圧比較
器49または下り電圧比較器55の何れか一方を
付勢すると共に、マイクロプロセツサ41にも印
加される。
同調電圧が下向きまたは上向きの急速変化によ
つて次の帯域の始端に対応する値に達すると、急
速昇降検知器95が急上昇信号か急降下信号の適
当な方を止める。
同調方式23は急速ランプ期間中は発生された
同調電圧が悪い方向に変化するためノアゲート1
07、アンドゲート109およびアンドゲート1
11によつてアドレス変更信号またはAFT妥当
信号に応動しないようにされている。
正常なランプ期間中にAFT妥当信号が発せら
れると、オアゲート97によつてランプ停止信号
が発せられる。これに応じてフリツプフロツプ7
8がリセツトされて伝送ゲート79が非導通とな
り、ランプが終る。さらにAFT妥当信号に応じ
て伝送ゲート113,115が導通し、正の電圧
Vの一部を基準電圧として差動増幅器75の反転
入力(−)に、AFT弁別器信号の一部を差動増
幅器75の非反転入力(+)にそれぞれ印加す
る。同調電圧に例えばコンデンサ77からの漏洩
電荷によつて生ずるような変化があつても、差動
増幅器75に印加されたAFT信号がこれに応じ
て変化するため、同調電圧は実質的に一定に保た
れる。
マイクロプロセツサ41は本来同調電圧境界記
憶装置37およびチヤンネル番号記憶装置43の
呼出しを制御することによつて同調方式の動作を
制御する。このマイクロプロセツサ41(第1c
図参照)は同調方式23中で発生された種々の入
力信号を受信する入力部と、入力信号を評価する
中央処理ユニツト(CPU)119と、入力信号
に応じてCPU119で発生された出力信号を同
調方式23の各部に印加する出力部121とを含
んでいる。CPU119で発生した出力信号はラ
ンダムアクセス記憶装置(RAM)123の記憶
位置に永久的に記憶され、実行するときにCPU
119の制御の下にRAMアドレスレジスタ12
5によつて呼出されるプログラムによつて決ま
る。
RAM123に記憶されたプログラムの説明の
前に第3図に示す同調電圧境界記憶装置37の記
憶位置の配置を調べると便利である。ある帯域内
で記憶装置37に記憶された境界電圧は隣接チヤ
ンネルの画像搬送波の公称周波数の中間の周波数
の同調電圧と実質的に等しい値を有する。このた
め各境界電圧はあるチヤンネルに対する同調電圧
範囲の終端と、次のチヤンネルに対する同調電圧
範囲の始端とを表わす。従つて、例えば低VHF
帯域において2+,3+,4+,5+で表わされる境界電
圧はそれぞれチヤンネル2,3,4,5の同調電
圧範囲の最高値に対応すると同時に、チヤンネル
3,4,5,6の同調電圧範囲の最低値に対応す
るから、それぞれ3-,4-,5-,6-でも表わされ
る。その上各帯域の最低チヤンネルに対する同調
電圧の最低値に実質的に等しい値を持つ境界電圧
(例えば2-)と、各帯域の最高チヤンネルに対する
同調電圧の最高値に実質的に等しい値を持つ境界
電圧(例えば6+)は記憶装置37の記憶位置に記
憶されている。境界電圧とチヤンネル番号はそれ
ぞれ記憶装置37,43に連続した順序に記憶さ
れている。第3図に示すようにこの記憶装置3
7,43の記憶位置は両ランプ方向に連続循環式
すなわち「ぐるぐる回り」に呼出される。
同調方式23を制御するためにRAM123に
記憶されたプログラムのフローチヤートを第4a
図、第4b図および第4c図に示す。RAM12
3に記憶されたプログラムは本来記憶装置37,
43の呼出しの制御に利用されるものであるか
ら、これらのフローチヤートは同調方式23のマ
イクロプロセツサ41の外部にある部分により制
御される急上昇や急降下のような同調方式23の
若干の動作を表わしていない。しかし同調方式2
3の全動作の理解を促進するには、ランプ停止信
号の発生のような同調方式23の若干の動作がマ
イクロプロセツサ41の外部にあるその同調方式
の部分によつて制御されるものであつても、これ
を上記フローチヤートに含まれていると考えるの
が便利である。
受像機のスイツチを入れたとき、チヤンネル2
に対応する記憶装置43の記憶位置とチヤンネル
2の同調範囲の最高値すなわち2+に対応する記憶
装置37の記憶位置とが呼出され、チヤンネル2
の条件に合う画像搬送波の有無の上向き探索(プ
ログラム段階00〜10)が開始される。AFT妥当
信号の存在によつて示されるように何等かの搬送
波が検知されると直ちにランプ停止信号が発せら
れる。同期妥当およびAGC妥当の両信号の存在
によつて示されるようにその搬送波が画像搬送波
で充分な振幅を持つものであれば、チヤンネル2
は条件に合つたチヤンネルであるから同期手順が
終了する。しかし同期妥当信号の欠除によつて示
されるようにその搬送波が画像搬送波でなく、ま
たはAGC妥当信号の欠除によつて示されるよう
にその搬送波の振幅が不充分であれば、振幅の充
分な画像搬送波が得られるまで上向き探索が繰返
し開始される。AFT妥当信号の欠除で示される
ように搬送波が検知されなければ、同調電圧が発
生中の上部境界電圧を超え、然る後同調電圧が反
復して引上げられると常に記憶装置43,37の
記憶位置がチヤンネル番号増加の順に逐次呼出さ
れる(プログラム段階11〜17)。この動作におい
て(チヤンネル番号増加の順で)次の帯域の最初
のチヤンネル番号に達すると必ず同調電圧境界記
憶装置37のアドレスが1だけ引上げられ、次の
帯域の最低チヤンネルの下部境界電圧を飛び越す
ようになる(プログラム段階15,16)。換言すれ
ば上向き探索中に各帯域の下部境界電圧(最小番
号チヤンネル7,14,2に対する7-,14-,2-)が
飛越される。記憶装置43,37の記憶位置を順
次呼出し、同調電圧を上昇させる動作は搬送波が
検知されるまで続くが、搬送波が検知され、それ
が画像搬送波で振幅が充分であれば、その同調手
順が終了する。その搬送波が画像搬送波でないか
または振幅が充分でなければ、他の搬送波の探索
が続行される。
同調手順が終了し、すなわち条件に合うチヤン
ネルが見出されると、UPPB33かDNPB35を
押してマイクロプロセツサ41から上り信号か下
り信号を引出さない限り動作は全く起らない。上
りランプ信号により示されるように(プログラム
段階22)、UPPB33が押され、同調方式23が
予め上りランプを行うように設定されていると、
上述のように上向き探索が開始されるが、下りラ
ンプ信号により示されるように(プログラム22)
UPPB33が押され、同調方式23が予め下りラ
ンプを行うように設定されていると、同調電圧境
界記憶装置37のアドレスが1だけ引上げられる
(プログラム段階23)。これが行われなければ発生
した境界電圧が上部境界電圧ではなく現在同調さ
れているチヤンネルの下部境界電圧になり、この
ため次の上向き探索中に発生する境界電圧が発生
されたチヤンネル番号と合わなくなる。
DNPB35を押すと下向き探索が開始される。
第4c図のフローチヤートで示される下向き探索
の手順は第4a図および第4b図で示される上向
き探索の手順と同様であるから詳細な説明は省略
するが、上向き探索の終了後下向き探索が開始さ
れると、次の探索中に発生する境界電圧とチヤン
ネル番号とが合うように、同調電圧境界記憶装置
37のアドレスが1だけ引上げられる(プログラ
ム段階24,25)。その上チヤンネル番号が83,13
または6のときは同調電圧境界記憶装置37のア
ドレスを引下げることによりそのチヤンネルの境
界電圧それぞれ83+,13+,6+が下向き探索中に飛
び越される(プログラム26,27)。
記憶装置37に記憶される電圧は表示すべきチ
ヤンネル番号の決定にのみ利用されるから、受像
機の同調に用いられる電圧同期装置型の同調方式
の記憶装置に記憶される電圧ほど精密を要しな
い。それでも現在の技術状態では多数のバラクタ
制御同調器の同調電圧特性をチヤンネル番号表示
用にでも所定限界内に指定することが困難であ
る。従つて受像機製造業者が記憶装置37の情報
をプログラミングして、記憶された境界電圧が特
定の局部発振器の同調電圧特性およびこれを目指
したRF部分に対応するようにすることが望まし
い。このためには記憶装置37はPROMであるこ
とが望ましい。境界電圧を表わす2進信号は第5
図に示す回路構成を用いて記憶装置37に入れる
ことができる。第5図の回路ではD/A変換器4
7の出力がRFユニツト3の同調電圧入力および
局部発振器7に供給される。適当な帯域選択信号
が帯域選択制御ユニツト501によつて外部で発
生され、記憶装置37の記憶装置のアドレスを表
わす2進信号もアドレスレジスタ502によつて
外部で発生される。さらに第5図に示すように周
波数シンセサイザ503、可逆計数器504、周
波数計数器505および書込み押ボタン507を
含む試験装置が受像機の各部に接続されている。
この構成により、次の調整手順を用いて境界電圧
を表わす2進信号を記憶することができる。
(1) 境界電圧を記憶すべき記憶位置を呼出す。
(2) 周波数シンセサイザ503を境界電圧に対応
する周波数にセツトする。
(3) 周波数計数器505が所要の中間周波数
(45.75MHz)を示すまで可逆計数器504の内
容を変える。
(4) 書込み押しボタンを押して可逆計数器504
の発生する2進信号を入れる。
この構成では正常動作中用いられるD/A変換
器47が調整中にも用いられるため、このD/A
変換器の誤差がこの調整動作によつて明らかにさ
れる。
記憶装置47をプログラミングする他の回路構
成を第6図に示す。この構成による場合は次の調
整手順をアドレスレジスタ601に用いればよ
い。
(1) 境界電圧を記憶すべき記憶位置を呼出す。
(2) 周波数シンセサイザ602を境界電圧に対応
する周波数にセツトする。
(3) 周波数計数器604が所要の中間周波数
(45.75MHz)を示すまで可変電圧源602を調
節する。
(4) 比較器605が例えばその出力に結合された
電灯606等により状態変化を表示するまで可
逆計数器604の内容を変える。
(5) 書込み押しボタンを押して可逆計数器604
の発生する2進信号を入れる。
比較器49,55が1つの集積回路に含まれて
おれば、その遮断電圧特性は同じになる傾向があ
るから、比較器49,55の一方を比較器605
として用い、その遮断電圧特性が調整中に判るよ
うにすることが望ましい。
第7図は(第1図にブロツクで示す)急速昇降
制御ユニツト95の論理構成を示す。上向き探索
中に帯域の最後のチヤンネルのチヤンネル番号す
なわち06,13または83を表わす2進信号がチヤン
ネル番号記憶装置43(第1図)から発生する
と、帯域復号器61(第1図)がその発生を示す
信号を発生し、これに応じてオアゲート701が
高レベルの論理信号をD型フリツプフロツプ70
3,705のセツト入力Sに印加して、その出
力に低レベルの論理信号を発生させる。次の帯域
の最初のチヤンネルのチヤンネル番号すなわち
07,14または02を表わす2進信号が発生すると直
ちに、高レベルの急降下付勢論理信号が論理ゲー
ト707,709,711,713,715,7
17を含む論理回路網により発生される。これと
同時にオアゲート717が高レベルの論理信号を
発生して単安定マルチバイブレータ(MSMV)
719をトリガする。MSMV719は急降下ラ
ンプ期間を完了するに足る長い持続時間の正向き
急降下時間パルスを発生する。フリツプフロツプ
83(第1b図)の発生した上りランプ信号とこ
の急降下付勢信号および急降下時間信号に応じ
て、アンドゲート721は高レベルの急降下信号
を発生する。
急降下信号は同調電圧の値が次の帯域の最低チ
ヤンネルの同調電圧範囲の最低値に実質的に等し
いとき終了する。比較器723は同調電圧がチヤ
ンネル7の同調電圧範囲の上りランプの始端に対
応する値を持つときを判定し、このチヤンネル7
の同調電圧範囲の始端に達すると、D型フリツプ
フロツプ703のクロツク入力Cに高レベルの論
理信号を印加する。フリツプフロツプ703はD
入力が接地されているため、この結果リセツトさ
れてその出力に高レベルの論理信号を発生す
る。これに応じて論理ゲート707,709,7
11は急降下付勢信号を低論理レベルとし、アン
ドゲート721は高レベルの急降下信号を止める
(低論理レベルにする)。
チヤンネル2,14の上向き走査方向における同
調電圧範囲の始端の値がほぼ相等しい(第2図に
示す)とすると、1つの比較器725を用いて同
調電圧がチヤンネル2,14の同調電圧範囲の始端
に対応する値を持つときを判定することができ
る。チヤンネル2,14の同調電圧範囲の始端に達
すると、D型フリツプフロツプ705はリセツト
され、論理ゲート713,715,709,71
1によつて急降下付勢信号が低論理レベルにな
り、アンドゲート711によつて高レベルの急降
下信号が止まる(低論理レベルになる)。
下向き探索中にある帯域の最低チヤンネルの番
号すなわち02,07または14を表わす2進信号が発
生すると、オアゲート717によりD型フリツプ
フロツプ727がセツトされる。次の帯域の最初
のチヤンネルの番号すなわち83,06または13を表
わす2進信号が発生すると直ちに、アンドゲート
729が高論理レベルの急上昇付勢信号を発生す
る。これと同時にMSMV731がオアゲート7
01によつてトリガされ、急降下ランプが完了す
るに足る長さの持続時間を持つ高論理レベルの急
上昇時間パルスを発生する。アンドゲート733
は急上昇付勢信号、急上昇時間パルスおよび下り
ランプ信号に応じて高レベルの急上昇信号を発生
する。同調電圧が次の帯域の最高チヤンネルの同
調電圧範囲の始端に対応する値を持つとき、これ
らの値はほぼ等しいとすると(第2図に示す)、
比較器735はD型フリツプフロツプ727をリ
セツトする。このため高論理レベルの急上昇付勢
信号および急上昇信号が終る。
第7図に示す制御ユニツト95の比較器72
3,725,735の閾値電圧は抵抗分圧器73
6から引出されるため、これらは急上昇および急
降下のランプ期間中に同調電圧境界記憶装置37
の対応記憶位置を呼出すことにより引出し得るこ
とが判る。
第1a図にブロツク形式で示したAFT比較器
63の内容を第8図に示す。このAFT比較器6
3はAFT電圧の正の「山」に対応する所定電圧
を検知する比較器801と、その負の「山」に対
応する所定電圧を検知する比較器803とを含ん
でいる。AFT比較器63の残余の論理部分は
AFT電圧の「山」の順序を検知して、AFT電圧
がその制御範囲すなわち山の間の部分にあるか否
かを判定し、搬送波の周波数が所要中間周波数
(45.75MHz)に充分近いため正常なランプが停止
され得ることを表示する。この目的でAFT比較
器63の論理部分は、局部発振器の周波数が上昇
中でそのためIF信号の周波数が低下していると
き、正の山の前に負の山が検知されるように構成
されている。2つの山の第2の山が検知されると
AFT妥当信号が発せられる。AFT比較器63の
論理部分は、搬送波が検知された後検知された第
1の山は次の順序検知動作で無視される。これは
この状態ではランプが再開されたとき検知された
第1の山が次の搬送波でなくてすでに検知されて
いる搬送波に関連するためである。
AFT比較器63の論理部分はランプ開始信号
に応じてリセツトされる4個のD型フリツプフロ
ツプ805,807,809,811を有する。
ランプ方向が下向きすなわちIF信号の周波数が
上昇していると仮定すると、最初検知される山は
すでに検知された搬送波に関連する負の山であ
る。従つてD型フリツプフロツプ805はセツト
され、アンドゲート813が付勢される。また次
に検知される山は次の搬送波に関連する正の山で
あるため、D型フリツプフロツプ807はセツト
され、アンドゲート815が付勢される。その上
アンドゲート813がすでに付勢されているた
め、D型フリツプフロツプ809はセツトされ
る。しかし高論理レベルの上りランプ信号がない
ためアンドゲート817が除勢されるから、オア
ゲート819からAFT妥当信号は発生されな
い。
次に検知される山は次の搬送波に関連する負の
山である。従つてアンドゲート815はセツトさ
れたD型フリツプフロツプ807によつてすでに
付勢されているため、D型フリツプフロツプ81
1がセツトされる。アンドゲート821が高論理
レベルの下りランプ信号により付勢されるため、
オアゲート819からAFT妥当信号が発生され
る。
このようにして下りランプ方向において最初の
負の山が無視され、正の山、負の山の順にその後
でAFT妥当信号が発せられる。上りランプ方向
では、AFT比較器63の論理部分が同様の動作
をして最初の正の山を無視し、負の山、正の山の
順にその後でAFT妥当信号を発生する。
自動チヤンネル検出回路31の同期および
AGC信号を評価する部分は信号探索技術の分野
で公知のため、この発明の方式のこれらの成分は
詳しく説明しない。
自動チヤンネル検出回路31を第1a図に示す
特定の構成について説明したが、例えば米国特許
第3632864号明細書開示の構成のような同目的用
の他の構成も使用することができる。さらに上述
の同調兼チヤンネル番号識別方式は自動信号探索
方式として説明したが、このチヤンネル識別装置
は条件に合うチヤンネルが得られるまで電位差計
構体等による手動制御によつてランプまたはラン
プ型同調電圧を発生する同調方式を含むことがで
きる。上記並びにその他の変形は特許請求の範囲
に限定されたこの発明の技術的範囲に含まれるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図,第1a図、第1b図および第1c図は
テレビ受像機に応用されたこの発明の同調方式の
1実施例の部分ブロツク回路図、第2図はこの発
明の同調方式に使用し得る電圧制御同調器の同調
電圧特性を示す図、第3図はこの発明の同調方式
に用いる境界電圧記憶装置の記憶位置の配置図、
第4a図,第4b図および第4c図は第1図,第
1a図,第1b図および第1c図に示す回路の動
作を示すフローチヤート、第5図および第6図は
この発明に用いる境界電圧記憶装置のプログラミ
ング装置のブロツク図、第7図および第8図はこ
の発明の同調方式の各部の論理回路図である。 7…局部発振器、29…同調電圧手段、37…
記憶手段、39…アドレス手段、41…制御手
段、43,45…チヤンネル番号手段、49,5
5…比較手段、59…表示手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 同調電圧に応じてその同調電圧の大きさによ
    つて決まる受像機を各チヤンネルに同調させるた
    めの種々の周波数を持つ局部発振信号を発生する
    局部発振器手段と;上記同調電圧を発生する同調
    電圧手段と;増大方向および減少方向の少なくと
    も一方における上記同調電圧の大きさの変化を制
    御する指令手段と;それぞれアドレスを持ち、各
    隣接チヤンネルの同調電圧範囲間の周波数におい
    て同調電圧の大きさと実質的に等しい大きさの境
    界電圧を表わす2進信号をそれぞれ記憶する複数
    個の記憶位置を有する記憶手段と;上記の記憶位
    置を呼出すアドレス手段と;上記記憶位置の呼出
    された1つに記憶されている境界電圧と上記同調
    電圧との所定の一方の大きさが他方の大きさを超
    えたときアドレス変更信号を発生する比較手段
    と;上記同調電圧の大きさが上記指令手段によつ
    て変化している限り上記アドレス変更信号に応じ
    て上記アドレス手段に上記同調電圧の大きさの変
    化方向に対応した順序における次位のチヤンネル
    の境界電圧に対応する記憶位置をアドレスさせる
    ための制御手段と;上記チヤンネルのチヤンネル
    番号を表わす2進信号を発生するチヤンネル番号
    手段とを具備し;上記制御手段はまた上記同調電
    圧の大きさが上記指令手段によつて変化している
    限り上記アドレス変更信号に応じて上記チヤンネ
    ル番号手段に上記同調電圧の大きさの変化方向に
    対応した順序における次位のチヤンネル番号を表
    わす2進信号を発生させるものであり;更に上記
    チヤンネル番号を表わす2進信号に応じて上記チ
    ヤンネル番号を表示する表示手段を具えたテレビ
    受像機を各チヤンネルに同調する装置。
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