JPS6233782Y2 - - Google Patents

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JPS6233782Y2
JPS6233782Y2 JP11261883U JP11261883U JPS6233782Y2 JP S6233782 Y2 JPS6233782 Y2 JP S6233782Y2 JP 11261883 U JP11261883 U JP 11261883U JP 11261883 U JP11261883 U JP 11261883U JP S6233782 Y2 JPS6233782 Y2 JP S6233782Y2
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JP
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cover
guide
manhole
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lid
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JP11261883U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は市街地、住宅地等の下水管渠用マンホ
ールに好適なマンホール蓋に関するものである。
(従来技術) 近年、市街地の道路舗装率の向上、住宅地の家
屋密集や遊水池の減少等の原因により降雨時に下
水管渠の流量が急激に増加する傾向が著しく、こ
れにより下水管渠内の圧力が上昇してマンホール
蓋を飛散させる事故が多発したため、マンホール
蓋に多数の透孔を設けたグレート式のマンホール
蓋が開発されて現在広く使用されている。ところ
がグレート式のマンホール蓋は晴天が長期間続い
たような場合には管渠内に滞留した下水の腐敗臭
が透孔を通じて外部へ洩れるうえに下水中に発生
した蚊等の害虫の出入りが自由であり、さらに、
降雨時、晴天時のいずれの場合にもマンホール中
の水の落下音が外部へ伝わり易く安眠を妨げるお
それがある等の多くの問題点を有していた。
(考案の目的) 本考案はこのような問題点を解決して腐敗臭、
害虫、水の落下音等を有効に遮断することがで
き、しかも、降雨時における飛散のおそれのない
マンホール蓋を目的として完成されたものであ
る。
(考案の構成) 本考案は蓋枠に周縁部を支持させたグレート式
の表蓋の下方に下端を開孔部に形成したすりばち
状のガイドを設けて該ガイド内には自重により開
孔部を閉塞する裏蓋を嵌装したことを特徴とする
ものである。
(実施例) 次に、本考案を図示の実施例について詳細に説
明すれば、1は道路等に埋設されるマンホールの
蓋枠であり、該蓋枠1の上段突縁部3には従来か
ら用いられているグレート式の表蓋2が支持さ
れ、該表蓋2には透孔4が多数透設されている。
5は環状の周縁部6と十字状の桁部7とからなる
支持枠であつて、該支持枠5の周縁部6上の3箇
所に立設された固定金具8には先端に固定爪9を
備えたボルト10が遊嵌されており、該ボルト1
0を移動させて固定爪9を蓋枠1の下段突縁部1
1に係合させナツト12,13を締めることによ
りこの支持枠5は表蓋2の下方の蓋枠1に着脱自
在に取付けられ、該支持枠5の下面には下端の中
央部を開孔部14に形成したすりばち状のガイド
15が取付けられている。このガイド15はその
上端が支持枠5の環状の周縁部6に固定されてお
り、また、下端に形成される開孔部14の孔径は
表蓋2の直径の約1/2程度としてある。また、ガ
イド15内には自重により開孔部14を閉塞する
金属板製の裏蓋16が支持枠5の下面に垂設され
た案内棒17に沿つて上下動自在に嵌装されてい
る。なお、図中18は表蓋2の透孔4からマンホ
ール内に落下する石やごみを受けるために必要に
応じて支持枠5に張設されるメツシユである。
このように構成されたものは、常時は支持枠5
に取付けられたすりばち状のガイド15の開孔部
14が該ガイド15の上面に上下動自在に設けら
れた自重により開孔部14を閉塞する裏蓋16に
より閉塞されているので、下水腐敗による悪臭や
下水中に発生した蚊等の害虫は裏蓋16により遮
断されて外部へ洩出することがなく、また、マン
ホール中の水の落下音もほとんど外部からは聞え
なくなる。しかして、降雨等により下水管渠の流
量が急増したときには、裏蓋16は水圧もしくは
空気圧により容易に持上げられるので開孔部14
は開かれることとなり、水等は裏蓋16とすりば
ち状のガイド15との間隙から上方へ流れ、グレ
ート式の表蓋2の透孔4から外部へ逃げるので、
マンホール蓋が飛散したり蓋枠1を持上げて路面
を損傷したりするおそれは全くないものである。
なお、実施例のように支持枠5を蓋枠1に着脱自
在に取付けておけば作業上必要なときには容易に
取外すことができて作業に支障を来たすことはな
い。
(考案の効果) 本考案は以上の説明から明らかなように、従来
のグレート式のマンホール蓋の欠点であつた腐敗
臭や害虫の発生、水の落下音等を防止するととも
に流量急増時のマンホール蓋の飛散防止の点にお
いてはグレート式のマンホール蓋と同様の優れた
効果を有するもので、特に市街地、住宅地等の下
水管渠用マンホールに好適なマンホール蓋として
実用的価値極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面
図、第2図は同じく一部切欠平面図である。 1……蓋枠、2……表蓋、5……支持枠、14
……開孔部、15……ガイド、16……裏蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋枠1に周縁部を支持させたグレート式の表蓋
    2の下方に下端を開孔部14に形成したすりばち
    状のガイド15を設けて該ガイド15内には自重
    により開孔部14を閉塞する裏蓋16を嵌装した
    ことを特徴とするマンホール蓋。
JP11261883U 1983-07-20 1983-07-20 マンホ−ル蓋 Granted JPS6022542U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11261883U JPS6022542U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 マンホ−ル蓋

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JP11261883U JPS6022542U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 マンホ−ル蓋

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Publication Number Publication Date
JPS6022542U JPS6022542U (ja) 1985-02-16
JPS6233782Y2 true JPS6233782Y2 (ja) 1987-08-29

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ID=30261013

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JP11261883U Granted JPS6022542U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 マンホ−ル蓋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0756358Y2 (ja) * 1991-03-29 1995-12-25 株式会社荒木製作所 地下施設の蓋装置
JP6241876B2 (ja) * 2013-12-27 2017-12-06 有限会社エマージェンシー 地下構造物

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Publication number Publication date
JPS6022542U (ja) 1985-02-16

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