JPS6233504Y2 - - Google Patents

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JPS6233504Y2
JPS6233504Y2 JP19220381U JP19220381U JPS6233504Y2 JP S6233504 Y2 JPS6233504 Y2 JP S6233504Y2 JP 19220381 U JP19220381 U JP 19220381U JP 19220381 U JP19220381 U JP 19220381U JP S6233504 Y2 JPS6233504 Y2 JP S6233504Y2
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JP
Japan
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magnetic fluid
annular
bearing
bearing housing
guide ring
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JP19220381U
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JPS5897971U (ja
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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Superconductive Dynamoelectric Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は種々のガスシールに適用される磁性
流体シール装置に関する。
磁性流体シール装置は、たとえば超電導回転
機、特に極低温冷媒ガスの回転子出口部分におて
回転部分と静止部分との間でガスが漏洩しないよ
うにする軸封部分に設けられる。(特公昭55−983
号公報参照)その一般的な構造を第1図で説明す
る第1図は従来構造の磁性流体シール装置の縦断
面図で、固定側たる軸受ハウジング1の内周面に
軸受2によつて軸支された回転軸3を取囲む2個
の環状ポールブロツク4は、軸受ハウジング1の
内周面に密着して支持され、2個の環状ポールブ
ロツク4の円周面と対向して回転軸3に嵌着され
た磁性体円筒6の外周面にそれぞれ複数条の環状
微小突起7が形設されている。環状ポールブロツ
ク4の対向する両端面間には回転軸3に平行に磁
石8が橋架され、対向しない両外側端面は空間9
を隔ててそれぞれ軸受2に対向している。左右の
空間9のいずれか一方はガスで充満されており、
他方は大気で満たされている。このような構造に
おいて、磁石8→右側の環状ポールブロツク4→
(空隙)→右側の複数条の環状微小突起7→磁性
体円筒6→左側の複数条の環状微小突起7→(空
隙)→左側の環状ポールブロツク4→磁石8なる
一巡する磁気回路が形成される。そこでそれぞれ
の環状微小突起7の部分に、磁性微粉を含有する
粘性流体いわゆる磁性流体10を磁性流体補給路
11から適宜注入しておくと、この磁性流体10
は前述の磁気回路中に位置しているために、磁束
密度の最も大なる環状微小突起7の先端部に集中
し、この磁性流体10によつてガスをシールする
耐圧力を生じ、前述の左右いずれか一方の空間9
に充満しているガスは他方の空間9の大気側に漏
れることはない。このような従来からの磁性流体
シール装置では磁性流体補給時に過剰の磁性流体
が飛散したり、または何らかの原因でガスの異常
圧力上昇が発生した場合には磁性流体が飛散する
ことがあり、これがため磁性流体が軸受に侵入
し、軸受の潤滑に悪影響を及ぼすという欠点があ
つた。
本考案は上述した欠点を除去し、磁性流体シー
ル装置の運転中何らかの原因で磁性流体が飛散す
るような事態となつても飛散した磁性流体が軸受
部に侵入して潤滑に悪影響を及ぼさないような磁
性流体シール装置を提供することを目的とし、こ
の目的達成のためその構造を次のようにした。す
なわち軸受ハウジングの円筒状内周面に支承され
た2個の環状ポールブロツク間に磁石を橋架し、
前記ポールブロツクにまたがつて設けられた2個
の軸受を介して前記軸受ハウジングに軸支された
回転軸の外周もしくは前記ポールブロツク内面の
うちいずれか一方の面に環状微小突起を設け、こ
の微小突起と対向する面との間に磁性流体を介在
せしめた磁性流体シール装置において、前記環状
ポールブロツクと軸受との間に、軸受端面を覆う
円板状ガイドリングを回転軸に装着するとともに
前記ガイドリング近辺の前記軸受ハウジング内周
に環状溝を設け、この環状溝の低部溝底に排液孔
を貫通し、かつこの排液孔に連通接続する排液槽
を備えた。
以下この考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第2図はこの考案の一実施例である磁性流体
シール装置の従断面図で、従来装置と共通する部
分には同一の符号をとつている。この考案では飛
散した磁性流体が軸受2に侵入しないように軸受
2の端面を覆うような形の非磁性体製の円板状ガ
イドリング12を回転軸3に取付けた。同時に軸
受ハウジング内周の前記円板状ガイドリング12
の近辺に環状溝13を設け、さらに環状溝13の
低部溝底に排液孔14を設けた。またこの排液孔
14には排液槽15を連通接続して備えた。ここ
で若し何らかの原因で磁性流体が飛散しても、そ
の磁性流体は軸受2に侵入せず回転している円板
状ガイドリング12表面に付着し、遠心力で振り
切られて環状溝13に溜る。この環状溝13に溜
つた磁性流体は溝底を伝つて底部に集り排液孔1
4から排出されて排液槽15に集められる。
以上述べた考案によると回転軸に円板状ガイド
リングを設け、軸受ハウジング内周面に環状溝と
底部に排液孔を設け、さらに排液槽を備えた構造
としたので、何らかの原因で磁性流体が飛散する
ようなことになつても飛散した磁性流体は軸受部
に侵入することなくすべて円板状ガイドリング、
環状溝、排液孔を経て排液槽に集められるので、
磁性流体シール装置は、安定した運転状態を維持
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来構造の磁性流体シール装置の縦断
面図、第2図は本考案の一実施例である磁性流体
シール装置の縦断面図である。 1:軸受ハウジング、2:軸受、3:回転軸、
4:環状ポールブロツク、7:環状微小突起、1
0:磁性流体、12:円板状ガイドリング、1
3:環状溝、14:排液孔、15:排液槽。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸受ハウジングの円筒状内周面に支承された2
    個の環状ポールブロツク間に磁石を橋架し、前記
    ポールブロツクにまたがつて設けられた2個の軸
    受を介して前記軸受ハウジングに軸支された回転
    軸の外周もしくは前記ポールブロツク内面のうち
    いずれか一方の面に環状微小突起を設け、この微
    小突起と対向する面との間に磁性流体を介在せし
    めた磁性流体シール装置において、前記環状ポー
    ルブロツクと軸受との間に、軸受端面を覆う円板
    状ガイドリングを回転軸に装着するとともに前記
    ガイドリング近辺の前記軸受ハウジング内周に環
    状溝を設け、この環状溝の低部溝底に排液孔を貫
    通し、かつこの排液孔に連通接続する排液槽を備
    えたことを特徴とする磁性流体シール装置。
JP19220381U 1981-12-23 1981-12-23 磁性流体シ−ル装置 Granted JPS5897971U (ja)

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JP19220381U JPS5897971U (ja) 1981-12-23 1981-12-23 磁性流体シ−ル装置

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JP19220381U JPS5897971U (ja) 1981-12-23 1981-12-23 磁性流体シ−ル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5897971U JPS5897971U (ja) 1983-07-04
JPS6233504Y2 true JPS6233504Y2 (ja) 1987-08-27

Family

ID=30105623

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JP19220381U Granted JPS5897971U (ja) 1981-12-23 1981-12-23 磁性流体シ−ル装置

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JPS5897971U (ja) 1983-07-04

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