JPS6232959Y2 - - Google Patents

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JPS6232959Y2
JPS6232959Y2 JP1982037050U JP3705082U JPS6232959Y2 JP S6232959 Y2 JPS6232959 Y2 JP S6232959Y2 JP 1982037050 U JP1982037050 U JP 1982037050U JP 3705082 U JP3705082 U JP 3705082U JP S6232959 Y2 JPS6232959 Y2 JP S6232959Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skeg
propeller
bulge
recess
shape
Prior art date
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Expired
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JP1982037050U
Other languages
English (en)
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JPS58139394U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は船のスケグ形状に係り、特にその形状
が左右非対称なものに関する。
〔従来の技術〕
従来の一対バトツクフロータイプ船尾は、通
常、左右対称とされており、抵抗性能には優れて
いるものの自航要素がその分悪くなる傾向があつ
た。これに対し、船尾をS字形とすることによつ
てプロペラと逆回転方向のらせん流を起こさせる
ものが提案されている(西独特許1207820
(1962))。あるいは、船尾のセンターラインを、
プロペラ軸の上方と下方においてそれぞれ異なる
側方向にずらし、双方をオフセンターとしたもの
も提案されている(ポーランド特許81918
(1971))。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに前者のものはいたずらに形状が複雑と
なつて造船コストの上昇、あるいは、船体設計の
自由度の制限などの問題がある。一方後者のもの
においては、必ずしもらせん流発生効果が充分で
あるとは言い難い。
本考案の目的はかかる従来技術の問題点を解消
し、いたずらな形状複雑化を招来することなく充
分ならせん流が発生され、自航要素が大幅に改善
される船のスケグ形状を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、船尾に設けられたスケグが、左右非
対称の側部を有し、ウオータライン形状において
後端は船体中心線上にあり、右回転プロペラを備
えた船にあつては右側部においてのみプロペラ軸
上方に凹部が形成されプロペラ軸下方に膨出部が
形成され、左回転プロペラを有する船にあつては
左側部においてのみプロペラ軸上方に凹部が形成
されプロペラ軸下方に膨出部が形成されているこ
とを特徴とする。
〔作用〕
スケグの後端を船体中心線上に来るようにし、
一方の側部のみに凹部及び膨出部を形成すること
により、他方の側部は通常のスケグ形状と同一に
することができる。したがつて造船コストの上昇
を抑えることができ船体設計の自由度を制限する
ことも抑えることができる。また、スケグの後端
を、ウオータライン形状において船体中心線上に
あるようにすることから、スケグの後端に生ずる
剥離域が小さくでき、一方の側部のみにらせん流
を発生させるための凹部や膨出部を形成しても充
分ならせん流を発生できることと併せて、推進性
能や操縦性能等を高めることができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
図はスケグ形状を示すための船体のボデイプラ
ン図であり船体の後方からみた様子を示す。船尾
に設けられたスケグ20は、左右非対称の側部を
有する。この船は右回転プロペラを備えた船であ
り、プロペラ軸30の上方に凹部40が形成さ
れ、プロペラ軸30下方に膨出部60が形成され
ている。この凹部40と膨出部60によりプロペ
ラと逆回転方向のらせん流を起こすことができ
る。このような凹部40及び膨出部60が形成さ
れているのはスケグ20の右側部においてのみで
あり、左側部は通常のスケグと同様平担な側面と
なつている。
〔考案の効果〕
本考案によれば、スケグの一方の側部にのみら
せん流を発生させるための凹部や膨出部が形成さ
れ、他方の側部は通常のスケグと同様平担な側面
を有しているものとなるため、船体コストの上昇
や船体設計の自由度の制限等を抑えることができ
る。またスケグの一方の側部にのみ形成された凹
部な膨出部によつても充分にらせん流が発生さ
れ、同時にスケグの後端がウオータライン形状に
おいて船体中心線上にあるためスケグの後端にお
いて剥離域が小さくなり抵抗が小さくなることと
併せると従来のらせん流を起こさせるため左右非
対称の形状を有するスケグを備えた船に対し、推
進性能や操縦性能に優れ、また剥離によつて生じ
るキヤビテーシヨンも小さくでき振動の問題に対
しても有利となる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すボデイプラン図で
ある。 10……スケグ、20……凹部、40……凹
部、60……膨出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 船尾に設けられたスケグが、左右非対象の側部
    を有し、ウオータライン形状において後端は船体
    中心線上にあり、右回転プロペラを備えた船にあ
    つては右側部においてのみプロペラ軸上方に凹部
    が形成されプロペラ軸下方に膨出部が形成され、
    左回転プロペラを有する船にあつては左側部にお
    いてのみプロペラ軸上方に凹部が形成されプロペ
    ラ軸下方に膨出部が形成されていることを特徴と
    する船のスケグ形状。
JP3705082U 1982-03-16 1982-03-16 船のスケグ形状 Granted JPS58139394U (ja)

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JP3705082U JPS58139394U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 船のスケグ形状

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JP3705082U JPS58139394U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 船のスケグ形状

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JPS58139394U JPS58139394U (ja) 1983-09-19
JPS6232959Y2 true JPS6232959Y2 (ja) 1987-08-22

Family

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01208292A (ja) * 1988-02-16 1989-08-22 Sanoyasu:Kk 非対称船尾形状船

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113435U (ja) * 1984-06-29 1986-01-25 株式会社日立製作所 気中しや断器

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JPS6113435U (ja) * 1984-06-29 1986-01-25 株式会社日立製作所 気中しや断器

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JPS58139394U (ja) 1983-09-19

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