JPS6232916B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6232916B2
JPS6232916B2 JP53149548A JP14954878A JPS6232916B2 JP S6232916 B2 JPS6232916 B2 JP S6232916B2 JP 53149548 A JP53149548 A JP 53149548A JP 14954878 A JP14954878 A JP 14954878A JP S6232916 B2 JPS6232916 B2 JP S6232916B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
koji making
air conditioner
air
culture bed
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53149548A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5574787A (en
Inventor
Sakae Tanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujiwara Joki Sangyo Kk
Original Assignee
Fujiwara Joki Sangyo Kk
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujiwara Joki Sangyo Kk filed Critical Fujiwara Joki Sangyo Kk
Priority to JP14954878A priority Critical patent/JPS5574787A/ja
Publication of JPS5574787A publication Critical patent/JPS5574787A/ja
Publication of JPS6232916B2 publication Critical patent/JPS6232916B2/ja
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動製麹装置に必ず付設されている空
気調和装置の改良に関するもので、従来製麹室外
に独立して設置されていた空気調和装置本体を製
麹室内の培養床下部空間と兼用したことを特徴と
するものである。
回転円板式の自動製麹装置は麹基質の盛込、手
入、出麹から排出に至る製麹工程を自動的に順次
行う装置として、従来のカステン式に代つて製麹
装置の主流となつてきている。この製麹通気培養
のためには吹込空気の温度、湿度及び風量、風圧
等を適当に調節する空気調和装置(以下空調機と
略称する)が必要なことは周知の通りであるが、
製麹装置自体の改良がかなり進められているにも
かかわらず、例えば特開昭49−75797号にみられ
るように、空調機の方は依然として大型で場所を
とり、構造的にもあまり改良されていないのが現
状である。
従来の空調機は製麹装置を収容した断熱部屋か
らなる製麹室の側部に独立して設置され、ダクト
を通じて製麹室へ調温、調湿された空気を送り込
むようになつている。空調機は従来より例えば特
公昭51−34479号にみられるように、水タンク、
シヤワー装置、シヤワーポンプ、エリミネーター
及び送風機等により構成され、これらが大型のケ
ーシング内に収容されているが、空調機本体が必
要以上に大型のものであり、かつ独立した装置で
あるので、余分の設置面積をとり、保守、清掃に
も手間がかかり、しかも装置自体が高価にならざ
るを得なかつたのである。
そこで、本発明者は空調機の改良に取り組み、
製麹室内において、回転円板からなる回転培養床
の下部に遊び空間のあることに着目し、空調機を
そつくりそのままあるいはその一部を上記培養床
通路の下部空間内へ収容することにつき検討を加
え、完成された装置として既に特開昭55−64794
号において提案済である。この空調機を製麹室内
に組込むことによつて得られる効果は意外と大き
く、製造コストの低減はもちろんのこと熱効率の
向上、温湿度条件の安定性向上、設置面積の大幅
削減などの効果が得られている。
本発明は上記技術思想を更に発展させて、空調
機本体のケーシングを全く省略し、製麹室内にお
ける培養床の下部空間そのものを空調機本体と見
做して空気調和装置全体を配置したもので、これ
によつて従来考えられている独立した空調機が事
実上消滅し、製麹装置と一体化する結果となつた
のである。すなわち製麹室内の培養床及びその下
部外壁、すなわち製麹室外壁を空調機本体のケー
シングと見做し、その内部に水、圧縮空気、スチ
ームを噴霧状で導入する噴霧装置と温湿度を設定
条件に維持させるための調節装置からなる温湿度
調節装置を配置し、製麹室外にはダクト、ダンパ
ー、フアン等の空気循環装置のみを設けたことを
特徴とする。
以下図面によつて、本発明に係る製麹装置を具
体的に説明する。第1図はその一例を示す製麹室
内部平面略図であり、第2図は第1図のA−A断
面図である。
これらの図において、製麹室1は断熱壁2及び
断熱天井3によつて囲まれた部屋であり、その中
央の室内中心軸4からこの中心軸4を中心に回転
する回転円板からなる培養床5と、手入機6及び
出麹排出板7を備え、更に側壁外部からの盛込コ
ンベア8、培養床回転駆動装置9、手入機駆動装
置10をも備えて製麹装置を構成する。従来の空
調機は、第1図の一点鎖線で示すように、製麹室
1とは完全に独立した独立空調機11であり、そ
の設置面積はかなり広いものとなつている。更に
は床スペースの関係上、製麹室1とは離れた位置
に設置されねばならない場合もままあり、その際
には製麹室まで長いダクトによつて両者が連結さ
れていたのである。
本発明の製麹装置は、前述したように独立空調
機11を全て取り去つて、製麹室外部へは送風機
とダクトのみを残し、製麹室1自体を空調機本体
と考えて設計されたもので、培養床5の下部空間
12が、従来の空調機本体ケーシング内空間と同
様の作用をするのである。すなわち、第1図、第
2図に示すように、断熱壁2の内壁あるいは培養
床5の外周に沿つて噴霧装置13を設け、適当数
のノズル14を適当間隔をあけて配置するのであ
る。第1図の例では、既に温度調節された温水を
通す水パイプ15と圧縮空気パイプ16とを配管
し、ノズル14の先端で両者を合一させて微細な
霧状に噴射させて温湿度を調節している。その
他、上記水パイプ15と圧縮空気パイプ16を配
管合一させたノズル14からは冷水を噴射させ、
別にスチームパイプを配管してノズル14近傍に
別の独立したスチーム噴射ノズルを併設して温湿
度を調節する方法も採用できる。ここで用いるノ
ズル14は霧の粒径が5〜20μという微細粒子を
発生させる高性能のノズルが好ましく、従来の空
調機本体内に設置されているノズルのように粗大
粒径、例えば40〜200μの粒径とはならないの
で、ノズル下部に循環タンクが不要で、これまで
ともすれば、雑菌の繁殖巣となつていた循環タン
クの撤去によつて、良質な麹の製造が可能になる
効果も得られるのである。
噴霧装置13の設置場所は、またそのノズル1
4を培養床5の床下フレーム18にその中心軸4
から放射状に取付け、培養床5と共に回転させる
ようにすると、培養床下部空間の比較的広い大型
装置に適したものとなる。あるいはノズル14を
中心軸4の回りに取付けて中心軸から放射状にス
プレーしてもよい。これら側壁、床下フレーム、
中心軸、更には床面、内部空間等培養床下部空間
12内の温湿度ができるだけ均一になるように適
宜ノズルの設置場所及び設置数を製麹装置の規模
に応じて決定するのである。そして、ノズルから
噴射されるスチーム、水、空気の混合量は従来の
空調機におけると同様に温湿度調節装置によつて
自動的に調節する。
空調機本体が培養床下部空間を利用する形体と
なつたので、空気循環装置のみが製麹室外に出
て、空調機設置のためのスペースが全く不要とな
つている。図において、外観上は培養床5の上部
から下部へ通ずるダクト19と送風機20しか製
麹室外には現われない結果となつている。すなわ
ち、この空気循環装置は前記噴霧装置と温湿度調
節装置とによつて培養床下部空間12内で直接調
整された空気を送風機20により風圧、風量の調
節を行いながら培養床5の多数の孔から麹層21
を通過させ、麹層に適度な培養条件を与えて培養
床上部空間22に至り、吸入口23からダクト1
9を通つて送風機20に至り、空気循環系を形成
する。符号24はダンパーである。空気循環装置
の製麹室の大きさに応じて適宜その設置数を設定
することは任意である。
以上詳述したように、本発明の自動製麹装置に
おける空気調和装置は、製麹室内の培養床下部空
間を従来の独立空調機本体に代えて利用したこと
を特徴とし、その結果、次に列記するような数々
の効果が得られたのである。
(1) 独立した空調機が不要であるので、製麹装置
全体としての据付面積が大幅に縮小される。
(2) 空調機の洗浄が不要で培養床の洗浄と共通で
き、雑菌の繁殖が少なく、かつ広い空間で掃除
等の作業性がよい。
(3) 比較的小型装置の場合は工場で空調機の組込
みを終えて現地搬入据付ができる。
(4) 大部分のダクトが省かれるので、熱損失が少
なくなる。
したがつて、本装置は従来の製麹装置における
空気調和装置の概念を打破した新規なものとな
り、性能良好で安価に製作できる利点をも有する
装置となつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は製麹室内部平面略図、第2図は第1図
のA−A断面図である。 1…製麹室、2…断熱壁、5…培養床、11…
従来の独立空調機、12…培養床下部空間、13
…噴霧装置、14…ノズル、19…ダクト、20
…送風機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 製麹室内の培養床の下部空間を空調機本体と
    して、該空間に水、圧縮空気、スチームを用いた
    噴霧装置からなる温湿度調節装置を配置したこと
    を特徴とする自動製麹装置における空気調和装
    置。
JP14954878A 1978-12-02 1978-12-02 Air conditioner for automatic malting device Granted JPS5574787A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14954878A JPS5574787A (en) 1978-12-02 1978-12-02 Air conditioner for automatic malting device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14954878A JPS5574787A (en) 1978-12-02 1978-12-02 Air conditioner for automatic malting device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5574787A JPS5574787A (en) 1980-06-05
JPS6232916B2 true JPS6232916B2 (ja) 1987-07-17

Family

ID=15477554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14954878A Granted JPS5574787A (en) 1978-12-02 1978-12-02 Air conditioner for automatic malting device

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4721440B2 (ja) * 2006-08-21 2011-07-13 キッコーマン株式会社 円型通風製麹装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4975797A (ja) * 1972-11-22 1974-07-22
JPS5025798A (ja) * 1973-07-14 1975-03-18
JPS5134479A (ja) * 1974-07-22 1976-03-24 Thomas & Betts Corp
JPS5246315A (en) * 1975-09-26 1977-04-13 Servimetal Removing fuser for alkali and alkali earth metals and removing method

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JPS5574787A (en) 1980-06-05

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