JPS6232698Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6232698Y2
JPS6232698Y2 JP14813784U JP14813784U JPS6232698Y2 JP S6232698 Y2 JPS6232698 Y2 JP S6232698Y2 JP 14813784 U JP14813784 U JP 14813784U JP 14813784 U JP14813784 U JP 14813784U JP S6232698 Y2 JPS6232698 Y2 JP S6232698Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
contact
contact piece
cylindrical body
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14813784U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6163373U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14813784U priority Critical patent/JPS6232698Y2/ja
Publication of JPS6163373U publication Critical patent/JPS6163373U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6232698Y2 publication Critical patent/JPS6232698Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Copy Controls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、筒体内筒軸上に検出ロツドを挿通
してその中途を回動自在に筒体に支持し、ロツド
の先端を検出個所に沿つて倣わせ、その検出個所
の凹凸、曲がり等をロツドの軸方向に直交する方
向のズレとして検知する自動倣い検出器に関す
る。
〔従来の技術〕
この種の自動倣い検出器Aは、例えば、第9図
に示すように、自動倣い溶接機Bにおいて溶接ト
ーチCを案内するのに用いられるが、従来の検出
器Aとしては実公昭55−9502号公報に記載のもの
があり、このものは、第1図及び第9図、第11
図を参照して説明すると、第1図に示すように、
筒体5内筒軸上に検出ロツド1を挿通してその中
途を360度方向に回動自在に支持し、第11図に
示すように、このロツド1を導電性部材としてそ
の後端1aに中心接点部50を設けるとともに、
この接点部50の周囲筒体5内にロツド1の回動
によつて接点部50と接する4本の接点ピン51
a,51b,51c,51d(総称符号51)を
筒体5の軸線と交差し且つ互いに直交する2本の
線上の交点からそれぞれ等間隔を離したところに
設け、ばね52をロツド1の先端にそれをその軸
方向に動かす負荷が加わつていないときにロツド
の接点部50を軸方向から見て隣接するいずれか
2つの接点ピン51に接触せしめ得るようにした
ものである。
この検出器Aを例えば自動倣い溶接機Bに用い
る場合には、第9図に示すように、その溶接トー
チCの経路前方に位置しかつロツドが進行方向に
対し30度程度の傾きをもつように適宜の支持手段
53によつて検出器Aを溶接機Bに支持する。そ
の後、接点部50がいずれの接点ピン51にも触
れていない状態(以後中立状態という)で、ロツ
ド1の先端1bを検出個所(同図溶接線a)に沿
つて倣わせ、その検出個所aに凹凸、曲がりがあ
つた際、その部分に倣うロツド1先端1bの上下
方向、左右方向の揺れに基づく後端1aの揺れ
(回動)により接点部50と接点ピン51を接触
させ、その接触電気信号でもつて検出個所aの凹
凸、曲がりを検出する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、倣いには、第10図a,b,cに示
すように、左片倣い(同図a)、両倣い(同図
b)、右片倣い(同図c)があり、検出器Aのロ
ツド先端1bを検出個所aにセツト(摺接)する
場合、両倣いはV開先等の凹部にロツド先端1b
を嵌入すればよいため、検出器Aを下動させて下
位点(ロツド先端1bが検出個所aに上方から圧
接した点)を検出すればよい反面、片倣いは、下
位点のみならず左位点又は右位点(ロツド先端1
bが検出個所aに右方又は左方から圧接した点)
を検出しなければならず、すなわち、2方向の位
置検出をしなければならない。
そこで、前記従来のものでは、第11図に示す
ようにばね52のロツド1に対する付勢方向が一
定であるため、筒体5を支持手段53に対し回転
させてその付勢方向を変向するようにしている。
すなわち、ロツド先端1bに外力が加わつていな
い時には、ばね52によつて接点部50は接点ピ
ン51d,51aに当接した状態となつており、
両倣いの場合には、同図cのごとく、ばね52が
上側となるように筒体1を回転手持し、その状態
で検出器Aを下動し、検出個所(倣い線a)に圧
接した際その圧接力でもつてロツド先端1bを上
方に回動して後端1aが下方に回動し、接点部5
0が接点ピン51d,51aから離れて中立状態
となり、倣い準備が完了したこととなる。
左片倣いの場合には、同図aのごとく、ばね5
2が右上となるように筒体5を回転支持し、その
状態で検出器Aを下動し、接点部50が接点ピン
51dから離れた時点で、つぎに左方に移動させ
て接点部50が接点ピン51aが離れて中立状態
となり、倣い準備が完了したこととなる。
また、右片倣いの場合には、同図bのごとくば
ね52が左上となるように筒体5を回転支持し、
その状態で検出器Aを下動し、接点部50が接点
ピン51aから離れた時点でつぎに右方に移動さ
せて接点部50が接点ピン51dから離れて中立
状態となり、倣い準備が完了したこととなる。
しかしながら、上述のように両倣い、片倣いに
おいては、下位点、右位点、左位点の検出用接点
ピン51がそれぞれ異なるため、制御器において
その切換えを行なわねばならず、その操作が煩雑
となるうえに、しばしばその操作を誤り、倣い準
備がスムースに行なわれない問題がある。
この考案は、以上の点に留意し、上下位点、左
右位点を検出する接点を固定して両倣い及び片倣
いを行ない得る自動倣い検出器を提出することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、この考案の検出器
にあつては、前述の上下方向、左右方向を検出し
得るものにおいて、筒体内にロツドが間隙をもつ
て挿通する輪を回転可能に設け、この輪に、ロツ
ドを一定の方向に付勢し回動する弾性手段を設け
るとともに、輪には筒体を貫通するノブを設け、
筒体にこのノブの移動し得るスリツトを周方向に
形成し、このスリツトは、前記弾性手段による付
勢方向が前記4つの接点の1つに向う方向から45
度移動するようにノブが移動し得る長さとしたも
のである。
〔作用〕
この様に構成し、ノブをスリツト内を移動させ
て輪を回動し、弾性手段によるロツド付勢方向を
両倣い、片倣いの状態に対応させ、その後、前述
と同様にして倣い検出を行なう。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
〔実施例〕
第1図及び第2図に示すように、筒体5から突
出する検出ロツド1は下部ロツド片2aと上部ロ
ツド片2bとから成り、両者2a,2bは連結具
3により連結されている。上部ロツド片2bの下
部には膨出した回動部4が形成され、この回動部
4が筒体5下部に固着されたボス6に間隙をもつ
て挿通されている。回動部4には左右の側面に貫
通する上下方向の長孔7が形成され、この長孔7
内に支片8が上下方向に移動自在かつ回転不能に
挿入され、この支片8の両端にボス6に回転自在
に挿通された軸9を嵌入して、この軸9を中心に
上部ロツド2bが第1図の前後に回動可能となつ
ている。また、軸9に直交した軸10が支片8を
貫通して回動部4に回転自在に支持されており、
この軸9,10を軸とする上部ロツド2bの回動
によりロツド1が全方向に傾き得る(回動し得
る)。
筒体5の上部には回転輪11が回転可能に嵌め
られ、この回転輪11にばね12により中心に向
かつて突出する押圧杆13が90度隔てて設けら
れ、この両押圧杆13によりロツド1がその軸方
向に直交な一方向に常時付勢される。回転輪11
には筒体5を挿通したノブ14がねじ込まれ、こ
のノブをスリツト15内に移動させることにより
回転輪11が90度の範囲で回転し、ロツド1の傾
き方向が90度の範囲内で変化する。すなわち、第
6図aのごとく、両押圧杆13によるロツド1の
付勢方向はノブ14に向いており、第7図aのご
とく、ノブ14をスリツト15中央から左右に45
度動かせば、その付勢方向も45度傾むくこととな
る。
筒体5上部には接点部16を有する筒17が嵌
められ、この接点部16は4つの固定接片18
a,18b,18c,18d(総称符号18)、
4つの可動接片19a,19b,19c,19d
(総称符号19)及び4つの固定接片20a,2
0b,20c,20d(総称符号20)を有し、
前者の固定接片18と可動接片19とにより常閉
接点が、後者の固定接片20と可動接片19とに
より常開接点がそれぞれ形成されている。それら
の各接点は同一円周上等間隔(正方形の4角)に
設けられており、第1図及び第3図に示すよう
に、ロツド1が筒体5及び筒17の筒軸上のとき
に第3図鎖線のごとく、その後端1aに設けた押
圧子21が各常閉接点の中心に位置していずれに
も触れない状態すなわち中立状態となる。なお、
ロツド1にはばね12の付勢力が加わつているた
め、常時、押圧子21は可動接片19dを押圧
し、接片19dが、接片18dから離れ、接片2
0dに接触している。図中、11′は接片20と
筒体11との接触を防止する絶縁輪である。
各可動接片19はボルト22を介して中央のソ
ケツト端子23に接続され、固定端子18a,1
8b,18c,18dはソケツト端子24a,2
4b,24c,24dに、固定端子20c,20
dはソケツト端子25c,25dにそれぞれ接続
されている。なお、固定端子20a,20bはこ
の実施例では何ずれにも接続されていない。
ソケツト26にはコネクタ27が嵌入され、こ
のコネクタ27に制御器(図示せず)へのリード
コネクタが接続される。
なお、可動接片19と固定接片20との接触間
隔は、検出個所の通常の倣いおける凹凸、曲がり
程度では両者が触れない程度とする。
実施例は以上のように構成されており、つぎに
その作用について説明する。
例えば、第9図に示すように、自動倣い溶接機
Bに用いる場合には、その溶接トーチCの経路前
方に位置するように適宜の手持手段53によつて
検出器Aを溶接機Bに支持する。この際、接片1
8d,19d,20dが上側となるように支持
し、ロツド1が溶接機aに対し進行方向(同図左
方向)にθなる角度をもたせる。傾き角θは30度
〜45度位が好ましい。
この状態において、第8図に示すように、検出
器Aはコネクタ27等を介して制御器28に接続
され、この制御器28により溶接機Bを上下動さ
せるモータ29、左右動させるモータ30が駆動
される。
また、前述の接片18d,19d,20dが上
側となるように検出器Aを支持することにより、
接片18dと19dから成る接点31が下方向検
出用、接片18cと19cから成る接点32が上
方向検出用、接片18bと19bから成る接点3
3が右方向検出用、接片18aと19aから成る
接点34が左方向検出用、接片19dと20dか
ら成る接点35が下方向の必要以上の移動検出
用、接片19cと20cから成る接点36が上方
向の必要以上の移動検出用、とそれぞれなる。
このように検出器Aを支持した状態で、第10
図bに示すV形の溶接開先aを倣う場合、すなわ
ち、両倣いの場合には、第6図に示すようにノブ
14をスリツト15内中央に位置させて押圧杆1
3によりロツド1を筒体5の筒軸に対し下方に向
け、第4図に示すように、押圧子21が接片19
dのみを押す状態とする。この時、接点35は閉
じているが、この閉信号の倣い作用前のものは無
視される。
この状態で、制御器28によりモータ29を逆
回転させて検出器Aを下動させると、ロツド先端
1bが溶接開先aに突き当り負荷がかかり、その
負荷によつてロツド1が回動し、押圧子21の押
圧が解除され接片19dと18dが接触して接点
31が閉じ、モータ29の駆動が停止するととも
に、押圧子21が固定接片18a,18b,18
c,18dのすべてを押圧していない中立状態と
なる。この状態で検出器Aの溶接開先aへの両倣
い態勢が完了したことになる。
右片倣いの場合には、第7図に示すように、ノ
ブ14をスリツト15の左端に位置させて押圧杆
13によりロツド先端を筒体5の筒軸に対し下方
及び右方に向け、第5図に示すように押圧子21
が接片19d及び19bを押す状態とする。この
時、接点35は閉じているが、前述と同様にこの
閉信号の倣い作用前のものは無視される。
この状態で、制御器28によりモータ29を逆
回転させて検出器Aを下動させると、ロツド先端
1bが溶接線aの面上に突き当つて上向きの負荷
がかかり、その負荷によつてロツド1が回動し、
押圧子21の下向きの押圧が解除され接片19d
と18dが接触して接点31が閉じ、モータ29
の駆動が停止し、下位点が定められる。つぎに、
モータ30を正回転させて検出器Aを右動させる
と、ロツド先端1bが溶接線aの側面に突き当つ
て左向きの負荷がかかり、その負荷によつてロツ
ド1が回動し、押圧子21の左向きの押圧が解除
され接片19bと18bが接触して接点33が閉
じ、モータ30の駆動が停止して右位点が検出さ
れ、押圧子21が固定接片18a,18b,18
c,18dのすべてを押圧していない中立状態と
なる。この状態で、検出器Aの右片倣いの態勢が
完了したこととなる。
左片倣いの場合には、ノブ14をスリツト15
の右端に位置させて押圧杆13によりロツド1を
筒体5の筒軸に対し下方及び左方に向けて押圧子
21が接片19d及び接片19aを押す状態とす
る。
この状態で、右片倣いと同様に制御器28によ
りモータ29を逆回転させて検出器Aを下動させ
ると、ロツド先端1bが溶接線aの面上に突き当
つて上向きの負荷がかかり、その負荷によつてロ
ツド1が回動し、押圧子21の下向きの押圧が解
除され接片19dと18dが接触して接点31が
閉じ、モータ29の駆動が停止し、下位点が定め
られ、つぎに、モータ30を逆回転させて検出器
Aを左動させると、ロツド先端1bが溶接線aの
側面に突き当つて右向きの負荷がかかり、その負
荷によつてロツド1が回動し、押圧子21の右向
きの押圧が解除され接片19aと18aが接触し
て接点34が閉じ、モータ30の駆動が停止して
左位点が検出され、押圧子21が固定接片18
a,18b,18c,18dのすべてを押圧して
いない中立状態となる。この状態で、検出器Aの
右片倣いの態勢が完了したこととなる。
この倣い態勢が完了すると、検出器A及び溶接
トーチCを溶接線aに倣う方向(第9図左方向)
に移動するための溶接走行駆動モータ(図示せ
ず)が始動し、連続的又は断続的に駆動して、溶
接トーチCが検出器Aの動きに追従して溶接作業
を行なう。この作用中において、例えば、溶接線
aが山状に隆起している場合には、ロツド先端1
bがその隆起個所に倣うことによつてロツド1の
後端1a、すなわち押圧子21が下方向に回動さ
れて可動接片19cを押圧し、接片19cが固定
接片18cから離れて接点32が開く。この接点
32の開信号が制御器28に入力すると、モータ
29が正回転させられ、その駆動により、検出器
Aは押圧子21が中立状態になるまで上動する。
これとは逆に、溶接開先aが谷状に陥没している
場合には、ロツド先端1bがそれに倣うことによ
つて押圧子21が上方向に回動されて可動接片1
9dを押圧し、接片19dが固定接片18dから
離れて接点31が開く。この接点31の開信号が
制御器28に入力すると、モータ29が逆回転さ
せられ、その駆動により検出器Aは押圧子21が
中立状態になるまで下動する。
また、溶接開先aが左に曲がつている場合に
は、ロツド先端1bがそれに倣うことによつて押
圧子21が右方向に回動されて可動接片19aを
押圧し、接片19aが固定接片18aから離れて
接点34が開く。この接点34の開信号が制御器
28に入力すると、モータ30が逆回転させら
れ、その駆動により、検出器Aは押圧子21が中
立状態になるまで左動する。これとは逆に、溶接
開先aが右に曲がつている場合には、ロツド先端
1bがそれに倣うことによつて押圧子21が左方
向に回動されて可動接片19bを押圧し、接片1
9bが固定接片18bから離れて接点33が開
く。この接点33の開信号が制御器28に入力す
ると、モータ30が正回転させられ、その駆動に
より、検出器Aは押圧子21が中立状態になるま
で右動する。
さらに、溶接開先aが山状に降起されしかも左
に曲がつている場合には、ロツド先端1bがそれ
に倣うことによつて押圧子21が下方かつ右左方
向に回動され、可動接片19c及び19aを押圧
し、接片19c及び19aが固定接片18c及び
18aから離れて接点32,34が開く。この接
点32,34の開信号が制御器28に入力する
と、モータ29が正回転させられるとともにモー
タ30が逆回転させられ、その駆動により、検出
器Aは押圧子21が中立状態になるまで上動及び
左動する。同様に、溶接開先aが谷状に陥没しし
かも右に曲がつている場合、溶接開先aが山状に
隆起されしかも右に曲がつている場合、谷状に陥
没されしかも左に曲がつている場合にもロツド1
bがそれに倣うことによつて検出器Aが移動され
る。このようにして検出器Aが溶接開先に倣い、
溶接トーチCは該検出器Aの動きに追従して溶接
を行う。
つぎに、この作用時において、溶接開先aに仮
付けなどが行なわれて、大きな隆起部がある場
合、ロツド先端1bがそれに倣うことによつて押
圧子21が下方向に大きく回動されて可動接片1
9cが固定接片20cに接触して接点36が閉じ
る。この閉信号が制御器28に入力すると、仮付
け部分の検出として、それに対応した追従例え
ば、溶接トーチCの作用を止めるとか弱めるなど
の処理を行なう。
また、溶接開先aに穴部分が形成されていた
り、溶接物が板などで開先終端がなくなる場合に
は、ロツド先端1bがそれに倣うことによつて大
きく下動し押圧子21が上方向に大きく回動され
て可動接片19dが固定接片20dに接触して接
点35が閉じる。この閉信号が制御器28に入力
すると、溶接不用の部分としてそれに対応した、
例えば溶接トーチCの作用を止めたりする。
なお、前記実施例は、「実用新案登録請求の範
囲第(3)項」に対応する構成であつたが、同実施例
において、中央のソケツト端子23を、例えばフ
レキシブルなリード線を介して導電性材料とした
押圧子21に接続して、ロツド1後端に中心接点
部を設けるとともに、各可動接片19をソケツト
端子24a,24b,24c,24dに接続すれ
ば、前記実施例と同様な作用を行なうことができ
る。この場合は、「実用新案登録請求の範囲第(2)
項」に対応する構成となる。
〔考案の効果〕
この考案は、以上のように構成し、ノブを回す
ことによりロツドに対する弾性手段の付勢方向を
変えて両倣い、片倣いに対応するようにしたの
で、上下、左右方向を検出する接点は常に同一の
ものとなり、従来のごとく、検出接点の切換えな
どの操作も不要であり、操作が容易である効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の自動倣い検出器の一実施例
の断面図、第2図は第1図の分解斜視図、第3図
乃至第5図は第1図のX−X線断面図であり、第
3図は中立状態、第4図及び第5図は作用状態
図、第6図及び第7図は実施例の作用状態説明図
であり、同図aは第1図におけるY−Y線断面
図、同図bは筒体部の正面図、同図cはbのa−
a線断面図、第8図は実施例の回路図、第9図は
実施例の各作用説明用正面図、第10図a,b,
cは各倣し作用状態の断面図、第11図a,b,
cは従来の自動倣い検出器の各作用時の要部断面
図である。 1……検出ロツド、1a……ロツド後端、1b
……ロツド先端、5……筒体、12……ばね、1
4……ノブ、15……スリツト、18a,18
b,18c,18d……固定接片、19a,19
b,19c,19d……可動接片、21……押圧
子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筒体内の筒軸上に検出ロツドを挿通してその
    中途を回動自在に筒体に支持し、ロツドの先端
    を検出個所に沿つて倣わせ、その検出個所の凹
    凸、曲がり等をロツドの軸方向に直交する方向
    のズレとして検知する自動倣い検出器におい
    て、前記筒体と検出ロツド後端との間のその後
    端を中心とする正方形の4角に接点を設け、こ
    の接点はロツド後端が近ずくことにより開閉す
    るようにし、ロツドが間隙をもつて挿通する輪
    を筒体内に回転可能に設け、この輪にロツドを
    一定の方向に付勢し回動する弾性手段を設ける
    とともに、輪には筒体を貫通するノブを設け、
    筒体にこのノブの移動し得るスリツトを周方向
    に形成し、このスリツトは、前記弾性手段によ
    る付勢方向が前記4つの接点の1つに向う方向
    から45度移動するようにノブが移動し得る長さ
    としたことを特徴とする自動倣い検出器。 (2) 上記検出ロツド後端に中心接点部を設けると
    ともに、上記正方形の4角となる筒体内に接片
    を設けて、その中心接点部と接片により上記接
    点を構成したことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第(1)項に記載の自動倣い検出器。 (3) 上記検出ロツド後端に押圧子を設けるととも
    に、上記正方形の4角となる筒体内に固定接片
    と可動接片とからなる常閉接点を設けて上記接
    点を構成し、この接点は検出ロツドの回動によ
    る可動接片の屈曲によりその接片が固定接片か
    ら離れるように配設されていることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の自動
    倣い検出器。
JP14813784U 1984-09-28 1984-09-28 Expired JPS6232698Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14813784U JPS6232698Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14813784U JPS6232698Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6163373U JPS6163373U (ja) 1986-04-30
JPS6232698Y2 true JPS6232698Y2 (ja) 1987-08-21

Family

ID=30706356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14813784U Expired JPS6232698Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6232698Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6163373U (ja) 1986-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS601891Y2 (ja) センサ
SE8306417L (sv) Automatisk svetsapparat
JPH0536532U (ja) 複合動作スイツチ
JPS6232698Y2 (ja)
JPS6232700Y2 (ja)
JPS6232699Y2 (ja)
JP2749781B2 (ja) 建設機械の旋回位置検出装置
JP3604180B2 (ja) ジョイスティックレバーの操作力設定装置
JP2733799B2 (ja) 搬送アーム
JP2812762B2 (ja) メカニカルストッパ機構
JPH04261792A (ja) 産業用ロボットの揺動軸動作端検出器
JPH0436016Y2 (ja)
JP2585184Y2 (ja) 作業機における操作レバーの中立復帰構造
JP2005118234A (ja) ステアリング装置
JPS5922943Y2 (ja) 倣い溶接検出器
JPH0811314B2 (ja) 倣い走行装置
JPS6250083A (ja) 円周溶接装置
JPS5937305Y2 (ja) 曲げ加工機
JP2537100B2 (ja) 十字方向操作桿
JPH0644569Y2 (ja) 溶接鋼管の内面ビ−ト切削装置
JPH07102493B2 (ja) 倣い検知器
JPS5831616Y2 (ja) クランプ装置
JPH0437741Y2 (ja)
JPH01181977A (ja) 自動位置補正方法
JPH0317161B2 (ja)