JPS6232383Y2 - - Google Patents

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JPS6232383Y2
JPS6232383Y2 JP1978091962U JP9196278U JPS6232383Y2 JP S6232383 Y2 JPS6232383 Y2 JP S6232383Y2 JP 1978091962 U JP1978091962 U JP 1978091962U JP 9196278 U JP9196278 U JP 9196278U JP S6232383 Y2 JPS6232383 Y2 JP S6232383Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
videotape
tape reel
tape
flange
wound
Prior art date
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Expired
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JP1978091962U
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English (en)
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JPS5511629U (ja
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Publication of JPS5511629U publication Critical patent/JPS5511629U/ja
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Publication of JPS6232383Y2 publication Critical patent/JPS6232383Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はテープリールに巻回されたビデオテ
ープの損傷、特に音声が録音された耳部の損傷を
防止するビデオテープ保護バンドに関する。
近時、比較的幅寸法が小さく、しかも長尺な例
えば幅寸法が1インチで、3時間の録画が可能な
ビデオテープが市販に供されている。この種のビ
デオテープは直径が約40センチと極めて大きなア
ルミ板製のフランジを有するテープリールに巻回
されている。ところで、テレビ放送局等現場にお
けるこの種のビデオテープの取扱い、例えば
VTRへの装填、離脱あるいはケースへの収容、
取出しは、それが大径で、かつ重いため、テープ
リールの上側のフランジの外周端部2個所を手で
持つことによつて行うのが実際的で、また現にそ
のように取扱つている。ところが、ビデオテープ
をそのように取扱うとビデオテープの特に音声が
録音されている耳部に損傷を与えることが解つ
た。この理由を第1図によつて説明すると、テー
プリール1の上側のフランジ2の外周端部を手で
持つて連搬した場合、ビデオテープ3の重量で、
上側のフランジ2が点線で示すように撓み、テー
プリール1をVTR等へ装填するとその撓みが一
気に回復する。一方、テープリール1に巻回され
たビデオテープ3には巻きむらによつて上側のフ
ランジ2方向に耳部が突出した部分3aが発生す
る。したがつて、前述した上側のフランジ2が撓
んだ状態から元の状態へ復帰するときの反動で、
フランジ2によつてビデオテープ3の突出部分3
aが潰されることになり、耳部に損傷を与えるも
のである。
この考案はこのような事情に鑑みてなされたも
ので、テープリールに巻回されたビデオテープの
耳部がテープリールのフランジによつてテープ取
扱い時に損傷されるのを確実に防止することがで
きるビデオテープ保護バンドを提供することを目
的とする。
本考案に係るビデオテープ保護バンドは、上記
目的を達成するために、幅方向に所要の剛性を有
し、半径方向に可撓性を有していて、テープリー
ルに巻回されたビデオテープを挟持する円弧状の
弾性材からなり、かつその弾性材の両端部外側に
摘子を有し、幅寸法を略全長にわたつて前記テー
プリールのフランジ間隔に略等しくしているもの
である。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
第2図はこの考案によるビデオテープ保護バン
ド10を示すもので、図において、11はバンド
本体であり、これは弾性材、例えば合成樹脂から
なるもので、半円弧状に形成され、幅方向に所要
の剛性を有し、半径方向に可撓性を有している。
このバンド本体11の両端外側面には合成樹脂製
の摘子12,13が接着されている。バンド本体
11の全長はテープリール1に巻回された保護す
べきビデオープ3を挟持できる程度、この実施例
では略2/3を囲撓できる長さに設定されている。
また、バンド本体11の幅寸法W1は、その全長
にわたつて保護すべきビデオテープ3が巻回され
たテープリール1の上、下フランジ2,4間のフ
ランジ間隔W2と略等しく設定されている。
このビデオテープ保護バンド10は、第3図に
示すように、保護すべきビデオテープ3を巻回し
たテープリール1のフランジ2,4間に嵌合さ
れ、かつビデオテープ3の外周に添接されると、
その弾性によつてビデオテープ3を囲撓し、該ビ
デオテープ3を挟持する。
このビデオテープ保護バンド10はビデオテー
プ3の略2/3を囲撓するから、その弾性によりビ
デオテープ3を確実に保持するので、摘子12,
13を持つて外方向に拡開しないかぎり外れな
い。したがつて、このビデオテープ保護バンド1
0は従来周知のテープクリツプと同様ビデオテー
プ3の巻終り端のほつれを防止する機能をも発輝
する。また、同時に、このビデオテープ保護バン
ド10はバンド本体11の幅寸法W1をその全長
にわたつてテープリール1のフランジ間隔W2
略等しくしているため、ビデオテープ3の耳部の
損傷を防止する。すなわち、テープリール1の上
側のフランジ2はその外周端部2個所を手で持た
れた場合に第1図に点線で示すように撓み、手を
外された場合にその反動で元に復帰するとともに
そのフランジ2方向に突出する突出部分3aを潰
そうとするが、反動によるフランジ2のビデオテ
ープ3方向への変位をバンド本体11が阻止する
ため、その突出部分3aが潰されることはなく、
したがつてビデオテープ3の耳部も損傷を受けな
いものである。なお、この耳部損傷防止効果はバ
ンド本体11の一部分のみの幅寸法をテープリー
ル1のフランジ間隔と等しくしても得られず、そ
の全長にわたつて幅寸法をテープリール1のフラ
ンジ間隔と略等しくした場合に始めて得られるも
のである。しかし、バンド本体11の全長にわた
つて幅寸法をテープリール1のフランジ間隔に略
等しくするという意味は実質的にそうであればよ
いのであつて、例えばバンド本体11の上縁部に
間欠的に切欠部を設ける等してもよいものであ
る。
なお、この考案のビデオテープ保護バンドはビ
デオテープの巻終り端のほつれを防止できるとい
う点で従来周知のテープクリツプと構成を同じく
するもののようであるが、前述したようにその全
長にわたつて幅寸法を特にテープリールのフラン
ジ間隔と略等しくすることによつてビデオテープ
の耳損傷防止機能を得ている点でその目的、構成
等を明らかに異にするものである。
以上詳述したように、この考案によればテレビ
放送局等の現場において問題になつていたビデオ
テープの耳部の損傷を確実に防止することができ
るビデオテープ保護バンドを提供することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はビデオテープを巻回したテープリール
の一部を一部切欠して示す側面図、第2図はこの
考案の一実施例を示す斜視図、第3図は同実施例
を使用したテープリールの一部を一部切欠して示
す側面図である。 1……テープリール、2,4……フランジ、3
……ビデオテープ、10……ビデオテープ保護バ
ンド、11……バンド本体、12,13……摘
子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 幅方向に所要の剛性を有し、半径方向に可撓性
    を有していて、テープリールに巻回されたビデオ
    テープを挟持する円弧状の弾性材からなり、かつ
    その弾性材の両端部外側に摘子を有し、幅寸法を
    略全長にわたつて前記テープリールのフランジ間
    隔に略等しくしていることを特徴とするビデオテ
    ープ保護バンド。
JP1978091962U 1978-07-03 1978-07-03 Expired JPS6232383Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978091962U JPS6232383Y2 (ja) 1978-07-03 1978-07-03

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978091962U JPS6232383Y2 (ja) 1978-07-03 1978-07-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5511629U JPS5511629U (ja) 1980-01-25
JPS6232383Y2 true JPS6232383Y2 (ja) 1987-08-19

Family

ID=29021707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978091962U Expired JPS6232383Y2 (ja) 1978-07-03 1978-07-03

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JP (1) JPS6232383Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS425478Y1 (ja) * 1964-10-12 1967-03-18
JPS4215076Y1 (ja) * 1964-06-18 1967-08-29

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4215076Y1 (ja) * 1964-06-18 1967-08-29
JPS425478Y1 (ja) * 1964-10-12 1967-03-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5511629U (ja) 1980-01-25

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