JPS6232091Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6232091Y2 JPS6232091Y2 JP18474582U JP18474582U JPS6232091Y2 JP S6232091 Y2 JPS6232091 Y2 JP S6232091Y2 JP 18474582 U JP18474582 U JP 18474582U JP 18474582 U JP18474582 U JP 18474582U JP S6232091 Y2 JPS6232091 Y2 JP S6232091Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- evaporator
- air conditioner
- water
- aluminum
- wire mesh
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、空気調和装置に関するものである。
詳しく述べると、蒸発器部等において生じる凝縮
水の車室内への飛散を防止してなる自動車等に用
いられる空気調和装置に関するものである。
詳しく述べると、蒸発器部等において生じる凝縮
水の車室内への飛散を防止してなる自動車等に用
いられる空気調和装置に関するものである。
自動車用空気調和装置は、夏期または高温地帯
においても車室内を適温にまで冷房するだけの充
分な冷房能力を有しているが、このような冷房能
力をきかせればきかせるほど蒸発器による冷却に
より凝縮水の発生が大きくなり、しかも自動車の
振動によりこの凝縮水の排水が困難となり、その
結果、凝縮水が蒸発器下流側へ流出して、その水
滴が車室内へ飛散するという不具合があつた。
においても車室内を適温にまで冷房するだけの充
分な冷房能力を有しているが、このような冷房能
力をきかせればきかせるほど蒸発器による冷却に
より凝縮水の発生が大きくなり、しかも自動車の
振動によりこの凝縮水の排水が困難となり、その
結果、凝縮水が蒸発器下流側へ流出して、その水
滴が車室内へ飛散するという不具合があつた。
このような不具合を解消するために、従来、蒸
発器の下流側に金網を設置し、該金網の表面に親
水性樹脂塗料を被覆し、該金網により蒸発器で凝
縮した水滴を捕集し、かつ該親水性樹脂被膜によ
りその流下を促進させてなる空気調和装置が提案
されている(実開昭56−16519号公報)。
発器の下流側に金網を設置し、該金網の表面に親
水性樹脂塗料を被覆し、該金網により蒸発器で凝
縮した水滴を捕集し、かつ該親水性樹脂被膜によ
りその流下を促進させてなる空気調和装置が提案
されている(実開昭56−16519号公報)。
しかしながら、このような空気調和装置におい
ては、被膜が親水性樹脂であるために耐久性が不
充分であるだけでなく、親水度を増せば増すほど
水濡れ性は増大してその結果水滴の流下は良好と
なるが、一方親水度の増大は該親水性樹脂の一部
が溶解しやすくなり耐水性が著しく低下すること
になるという問題点があつた。
ては、被膜が親水性樹脂であるために耐久性が不
充分であるだけでなく、親水度を増せば増すほど
水濡れ性は増大してその結果水滴の流下は良好と
なるが、一方親水度の増大は該親水性樹脂の一部
が溶解しやすくなり耐水性が著しく低下すること
になるという問題点があつた。
さらに、前記金網は、通常ステンレス網製であ
るために重量が大きいという欠点があつた。
るために重量が大きいという欠点があつた。
本発明は、このような従来の空気調和装置の問
題点を解消するためになされたもので、アルミニ
ウム材の表面に水ガラスまたは高分子ケイ酸塩の
被膜を形成させてなる網状体を、蒸発器下流側に
空気の流通方向に対して直角方向に設けることを
特徴とする空気調和装置である。
題点を解消するためになされたもので、アルミニ
ウム材の表面に水ガラスまたは高分子ケイ酸塩の
被膜を形成させてなる網状体を、蒸発器下流側に
空気の流通方向に対して直角方向に設けることを
特徴とする空気調和装置である。
つぎに、図面を参照しながら本考案の一実施例
を説明する。すなわち、第1図に示すように、コ
ンプレツサ1、クラツチ2、コンデンサ3、リキ
ツドタンク4、膨張弁5および蒸発器6を導管7
により連通してなる空気調和装置において、第2
〜3図に示すように、蒸発器6をケーシング8内
に収納してなるものである。この蒸発器6は、い
かなるタイプのものでもよいが、一例を挙げる
と、例えば扁平な異形管9を蛇行成形し、その間
に伝熱フイン(例えばコルゲートフイン)10が
介装されている。この異形管9の端部には、膨張
弁から冷媒を導入する入口管11と、この異形管
9を中を流下してきた冷媒をコンプレツサ1側へ
戻す出口管12がそれぞれ連結されている。
を説明する。すなわち、第1図に示すように、コ
ンプレツサ1、クラツチ2、コンデンサ3、リキ
ツドタンク4、膨張弁5および蒸発器6を導管7
により連通してなる空気調和装置において、第2
〜3図に示すように、蒸発器6をケーシング8内
に収納してなるものである。この蒸発器6は、い
かなるタイプのものでもよいが、一例を挙げる
と、例えば扁平な異形管9を蛇行成形し、その間
に伝熱フイン(例えばコルゲートフイン)10が
介装されている。この異形管9の端部には、膨張
弁から冷媒を導入する入口管11と、この異形管
9を中を流下してきた冷媒をコンプレツサ1側へ
戻す出口管12がそれぞれ連結されている。
この蒸発器6の風下側には、蒸発器6において
生じた凝縮水が、この空気調和装置の他の部分
(一般にヒータユニツト側)に飛散するのを防止
するために、空気の流通方向Aに対して垂直方向
に網状体13が設けられている。
生じた凝縮水が、この空気調和装置の他の部分
(一般にヒータユニツト側)に飛散するのを防止
するために、空気の流通方向Aに対して垂直方向
に網状体13が設けられている。
しかして、この網状体は、アルミニウム材製の
金網の表面に水ガラスまたは高分子ケイ酸塩の被
覆を形成させてなるものである。
金網の表面に水ガラスまたは高分子ケイ酸塩の被
覆を形成させてなるものである。
本考案で使用される水ガラスとは、アルカリ−
ケイ酸系ガラスの濃厚水溶液であり、該アルカリ
としては通常Na2Oであるが、場合によりK2Oを
使用することもある。その組成は、例えば
SiO223〜37%、Na2O6〜18%、Fe2O3<0.03〜
0.05%、不溶分<0.2%である。特に、次式で表
わされる100%無機高分子エラストマーであつ
て、組成がSiO260〜94モル%、R2O40〜60モル%
(RはNaまたはK)からなるガラスを120〜180℃
で1〜1.2Kg/cm2の圧力を水蒸気に2〜24時間さ
らすことにより少なくとも表面部分に30〜50重量
%の水を含む可撓性ガラスが好ましい。
ケイ酸系ガラスの濃厚水溶液であり、該アルカリ
としては通常Na2Oであるが、場合によりK2Oを
使用することもある。その組成は、例えば
SiO223〜37%、Na2O6〜18%、Fe2O3<0.03〜
0.05%、不溶分<0.2%である。特に、次式で表
わされる100%無機高分子エラストマーであつ
て、組成がSiO260〜94モル%、R2O40〜60モル%
(RはNaまたはK)からなるガラスを120〜180℃
で1〜1.2Kg/cm2の圧力を水蒸気に2〜24時間さ
らすことにより少なくとも表面部分に30〜50重量
%の水を含む可撓性ガラスが好ましい。
また、高分子ケン酸塩としては、次式に示すよ
うなナトリウム、カリウムで置換したポリメタロ
キサンを基材とするものがあり、必要によりポリ
リン酸アルミニウム等が配合される。
うなナトリウム、カリウムで置換したポリメタロ
キサンを基材とするものがあり、必要によりポリ
リン酸アルミニウム等が配合される。
金網としては、アルミニウム材、例えば純アル
ミニウム、Al−Mn系、Al−Mg系、Al−Mg−Si
系等のアルミニウム合金の200〜250メツシユ程度
の金網が使用され、その方向は地下に対して水平
方向と垂直方向とが相互に交差するように網状化
したものでもよいが、交差する各ワイヤがいずれ
も地面に対して斜めになるように配置した方が捕
集された凝縮水の流下の点から望ましい。
ミニウム、Al−Mn系、Al−Mg系、Al−Mg−Si
系等のアルミニウム合金の200〜250メツシユ程度
の金網が使用され、その方向は地下に対して水平
方向と垂直方向とが相互に交差するように網状化
したものでもよいが、交差する各ワイヤがいずれ
も地面に対して斜めになるように配置した方が捕
集された凝縮水の流下の点から望ましい。
蒸発器は、前記のように異形管型のものでもよ
いが、積層型のものでもよいことはもちろんであ
る。その材質としては、真ちゆうでもよいが、軽
量かつ前記アルミニウム材製網状体との接合の点
からアルミニウム材が最も好ましい。
いが、積層型のものでもよいことはもちろんであ
る。その材質としては、真ちゆうでもよいが、軽
量かつ前記アルミニウム材製網状体との接合の点
からアルミニウム材が最も好ましい。
つぎに、金網の処理方法の一例について説明す
る。すなわち、Al−Mn系のアルミニウム合金製
の200メツシユの金網を、脱脂剤(例えばフアイ
ンクリーナー#364S、濃度20g/)で60℃で
1分間脱脂処理を施したのち、水導水で30秒間洗
浄し、ついで乾燥後水ガラスまたは高分子ケイ酸
塩の水溶液(例えば、TD528G、日本パーカライ
ジング株式会社製)(濃度100g/)中に室温で
30秒間浸漬し、さらに熱風循環式オープン中で
120℃で5分間乾燥することにより前記水ガラス
または高分子ケイ酸塩の被膜(膜厚2〜7μm、
好ましくは2〜4μm)が形成される。
る。すなわち、Al−Mn系のアルミニウム合金製
の200メツシユの金網を、脱脂剤(例えばフアイ
ンクリーナー#364S、濃度20g/)で60℃で
1分間脱脂処理を施したのち、水導水で30秒間洗
浄し、ついで乾燥後水ガラスまたは高分子ケイ酸
塩の水溶液(例えば、TD528G、日本パーカライ
ジング株式会社製)(濃度100g/)中に室温で
30秒間浸漬し、さらに熱風循環式オープン中で
120℃で5分間乾燥することにより前記水ガラス
または高分子ケイ酸塩の被膜(膜厚2〜7μm、
好ましくは2〜4μm)が形成される。
一方、異形管型または積層型のAl−Mn系のア
ルミニウム合金製の蒸発器に前記金網をろう材
(成分Si9〜11%、Cu0.2%以下、Mg1.0〜2.0%お
よびAl残部)を用いてろう付けする。
ルミニウム合金製の蒸発器に前記金網をろう材
(成分Si9〜11%、Cu0.2%以下、Mg1.0〜2.0%お
よびAl残部)を用いてろう付けする。
このようにして処理された金網を、第2〜3図
に示すような蒸発器の下流域に設置したところ、
飛水量は2〜5ml/5分であつた。これに対して
無処理のものでは20ml/5分であつた。なお、こ
の場合の風量はGa=6m3/分であつた。
に示すような蒸発器の下流域に設置したところ、
飛水量は2〜5ml/5分であつた。これに対して
無処理のものでは20ml/5分であつた。なお、こ
の場合の風量はGa=6m3/分であつた。
以上述べたように、本考案による空気調和装置
は、アルミニウム材の表面に水ガラスまたは高分
子ケイ酸塩の被膜を形成させてなる網状体を、蒸
発器下流側に、空気の流通方向に対して直角方向
に設けてなるものであるから、前記被膜の親水性
のために、蒸発器で凝縮した水滴は前記金網で捕
集後直ちに流下するので、空気の抵抗は極めて小
さく、しかも該金網より下流域に水滴が飛散する
ことが極めて僅かになり、前記のように実質的に
皆無に近くなる。また、本考案装置においては金
網に施される被膜が無機高分子であるために耐水
性ならびに耐久性が極めて大である。また、網状
体はステンレス鋼ではなくアルミニウム材製であ
るために、特に下地処理を必要とせずに直接に前
記水ガラスまたは高分子ケイ酸塩の被膜が形成で
きるので、製造工程が簡略化でき安価となる。さ
らに網状体はアルミニウム材であるために軽量と
なる。また、蒸発器をアルミニウム材で形成させ
た場合には、空気調和装置自体が軽量化されるだ
けでなく、アルミニウム材製の網状体の接合がろ
う付け等により極めて容易にできるという利点が
ある。したがつて、振動が多くかつ軽量化を要求
される自動車等の車両用空気調和装置として好適
である。
は、アルミニウム材の表面に水ガラスまたは高分
子ケイ酸塩の被膜を形成させてなる網状体を、蒸
発器下流側に、空気の流通方向に対して直角方向
に設けてなるものであるから、前記被膜の親水性
のために、蒸発器で凝縮した水滴は前記金網で捕
集後直ちに流下するので、空気の抵抗は極めて小
さく、しかも該金網より下流域に水滴が飛散する
ことが極めて僅かになり、前記のように実質的に
皆無に近くなる。また、本考案装置においては金
網に施される被膜が無機高分子であるために耐水
性ならびに耐久性が極めて大である。また、網状
体はステンレス鋼ではなくアルミニウム材製であ
るために、特に下地処理を必要とせずに直接に前
記水ガラスまたは高分子ケイ酸塩の被膜が形成で
きるので、製造工程が簡略化でき安価となる。さ
らに網状体はアルミニウム材であるために軽量と
なる。また、蒸発器をアルミニウム材で形成させ
た場合には、空気調和装置自体が軽量化されるだ
けでなく、アルミニウム材製の網状体の接合がろ
う付け等により極めて容易にできるという利点が
ある。したがつて、振動が多くかつ軽量化を要求
される自動車等の車両用空気調和装置として好適
である。
第1図は本考案による空気調和装置の一例を示
す概念図、第2図は蒸発器の部分を示す斜視図で
あり、また第3図は蒸発器部の断面図である。 6……蒸発器、8……ケーシング、12……網
状体。
す概念図、第2図は蒸発器の部分を示す斜視図で
あり、また第3図は蒸発器部の断面図である。 6……蒸発器、8……ケーシング、12……網
状体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) アルミニウム材の表面に水ガラスまたは高分
子ケイ酸塩の被膜を形成させてなる網状体を、
蒸発器下流側に、空気の流通方向に対して直角
方向に設けることを特徴とする空気調和装置。 (2) 蒸発器はアルミニウム材製である実用新案登
録請求の範囲第1項に記載の空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18474582U JPS5988316U (ja) | 1982-12-08 | 1982-12-08 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18474582U JPS5988316U (ja) | 1982-12-08 | 1982-12-08 | 空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5988316U JPS5988316U (ja) | 1984-06-15 |
| JPS6232091Y2 true JPS6232091Y2 (ja) | 1987-08-17 |
Family
ID=30399490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18474582U Granted JPS5988316U (ja) | 1982-12-08 | 1982-12-08 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5988316U (ja) |
-
1982
- 1982-12-08 JP JP18474582U patent/JPS5988316U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5988316U (ja) | 1984-06-15 |
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