JPS6232047Y2 - - Google Patents

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JPS6232047Y2
JPS6232047Y2 JP12427982U JP12427982U JPS6232047Y2 JP S6232047 Y2 JPS6232047 Y2 JP S6232047Y2 JP 12427982 U JP12427982 U JP 12427982U JP 12427982 U JP12427982 U JP 12427982U JP S6232047 Y2 JPS6232047 Y2 JP S6232047Y2
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JP
Japan
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fire door
plate
arm
bolt
adjustment shaft
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JP12427982U
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JPS5930254U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、防火戸の開放位置の調整が簡単かつ
容易にできるようにしたアーム式防火戸用レリー
ズに関する。
本願考案者等は、この種のアーム式防火戸用レ
リーズとして、例えば第1図に示すものを提案し
ている。
第1図において、1は筐体であり、筐体1の内
部には、左側よりソレノイド2、ソレノイド2に
よりラツチ解除を行なうラツチ機構3、及びラツ
チ機構3に係着される係止プランジヤ4を先端に
備えたスライダ部5が設けられ、スライダ部5に
おけるスライダ部材6の下側にはアーム取付ボル
ト7が固定され、この取付ボルト7に第2図に示
すように、防火戸8のドアクローザ9に取付けた
アーム10が枢着される。
その作用は、火災発生時にソレノイド2に通電
が行なわれると、リンク機構を介してラツチ機構
3の係止アーム3a,3bの先端が外側に開いて
係止プランジヤ4の係着を解除し、スタイダ部を
フリーにして開放位置にある防火戸をドアクロー
ザ9の駆動力で閉鎖するようになる。
ところで、このような防火戸用レリーズにあつ
ては、第2図に示すように、防火戸8に組付けた
場合、スライダ部4がラツチ機構3に係着されて
も防火戸8が必ずしも開放位置にならない場合が
ある。そこで第1図のレリーズでは、スライダ部
材6に内部にネジを切つた調整ボルト11を回動
自在に設け、この調整ボルト11に係止プランジ
ヤ4をネジ込み、調整ボルト11のボルト頭部1
2には側面に複数の通し穴13が設けられてお
り、第3図に示すように、筐体1の下面に開口し
たガイド穴14よりボルト頭部12の通し穴13
にピンもしくはドライバ等を、外部から差し込ん
で調整ボルト11を回し、係止プランジヤ4のネ
ジ込み量を変えて第2図の二点鎖線に示すよう
に、防火戸8を開放位置で保持するように調整し
ている。
しかしながら、このような開放位置の調整は、
第3図から明らかなように、ガイド穴14による
小さなすき間を介して外部より調整ボルト11の
ボルト頭部12を回さなければならないために、
作業性が悪く、調整作業に大幅な時間を費すとい
う問題点があつた。
本考案は、このような問題点に鑑みてなされた
もので、アーム式防火戸用レリーズのスライダ部
として、ラツチ機構に係着する係止プランジヤを
先端に形成した調整軸に、両脚部を挿通した2枚
のプレートを重ね合せて設け、外側のプレート胴
部に形成したネジ穴にボルトを螺合することで2
枚のプレートに調整軸を反対方向に押し力を生じ
させて固定し、このボルトに防火戸に連結したア
ームを枢着させることにより、アームを連結して
いるボルトを緩めるだけで、ラツチ機構に係着さ
れているスライダ部に対するアーム取付側をフリ
ーにでき、簡単かつ容易に防火戸の開放位置に対
するアーム連結状態の位置調整が行なえるように
したアーム式防火戸用レリーズを提供することを
目的とする。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第4図は、本考案の一実施例をスライダ部の断
面にて示した説明図である。
まず、構成を説明すると、筐体1内には第1図
に示したと同様に右側よりソレノイド、係止アー
ム3a,3bを有するラツチ機構3が設けられ、
ラツチ機構3に続いてスライダ部5が設けられ
る。
このスライダ部5に於いて、ラツチ機構3の係
止アーム3a,3bに係着される係止プランジヤ
15を先端に形成した調整軸16が設けられ、係
止プランジヤ15にはストツパ17が外挿され、
ストツパ17と調整軸16の大径端部との間に衝
撃吸収スプリング18を介挿している。調整軸1
6には筐体1内を横方向に摺動する第1のプレー
ト19と第2のプレート20の両脚部が挿通さ
れ、外側に位置する第2のプレート20の胴部に
設けたネジ穴にガイド穴14を介して下側よりボ
ルト21を螺合し、ボルト21の軸部には防火戸
に連結したアームを枢着するためのアーム軸受2
2が回動自在に装着されている。
この第4図に示すスライダ部5の詳細は第5図
に取り出して示され、内側に位置する第1のプレ
ート19は両側の脚部19a,19bに調整軸1
6の外径より少し大きめの通し穴23を開けてお
り、上部に開いたコ字型の屈曲形状を有する。
又、第1のプレート19の外側に設けられる第
2のプレート20は脚部20a,20bに同じく
調整軸16の外径より少し大きめの通し穴24が
設けられ、第2のプレート20の胴部20cの中
央に設けたネジ穴25に下側よりボルト21を螺
合し、ボルト21の先端を内側のプレート19の
胴部19cに当接させている。
次に作用を説明する。
まず、先端に係止プランジヤ15を一体に備え
た調整軸16に対するアーム軸受22の固着は、
第5図に示すようにボルト21をプレート20の
ネジ穴25にネジ込むとボルト21の先端が内側
に位置するプレート19の胴部19cに当接し、
プレート19と20の胴部19c,20cを矢印
に示すように上下の反対方向に押圧力を付与す
る。このためボルト21のネジ込みでプレート1
9はプレート21に対し、上方に押され、一方、
プレート20はプレート19に対し下方に押され
ることとなり、プレート19は調整軸16に対
し、通し穴23の下側で圧着され、一方プレート
20は通し穴24の上側で調整軸16に圧着さ
れ、相互に反対方向となる調整軸16に対するプ
レート19,20の圧着で防火戸に連結するアー
ムを枢着するアーム軸受22は調整軸16に固定
されるようになる。
次に本考案の防火戸用レリーズを第2図に示し
たように防火戸に組付けて防火戸の開放位置を調
整する場合には、第4図に示すように調整軸16
の先端に一対に形成した係止プランジヤ15をラ
ツチ機構3の係止アーム3a,3bに嵌着した状
態でボルト21を緩めてプレート19,20を調
整軸16に対しフリー状態とし、このフリー状態
で防火戸を開放位置に移動すれば防火戸の移動に
伴なつて調整軸16に沿つてアーム軸受22をネ
ジ込んでいるプレート20,19のそれぞれが自
由に移動し、防火戸を開放位置に開いた状態で再
びボルト21をネジ込むことによりプレート1
9,20に調整軸16に対する反対方向の圧着力
を生じさせて固定する。
このような防火扉の開放位置に対するスライダ
部の位置調整に際しては、筐体位置の下側に開口
したガイド穴14より突出しているボルト21を
緩めるだけで簡単にスライダ部の位置調整を行な
うことができ、防火戸に本考案の防火戸用レリー
ズを組付けた時の開放状態に於けるアームの位置
決め作業を極めて簡単に行なうことができる。
以上説明してきたように、本考案によれば、ア
ーム式防火戸用レリーズのスライダ部として、ラ
ツチ機構に係着する係止プランジヤを先端に形成
した調整軸に両脚部を挿通した2枚のプレートを
重ね合わせて設け、外側のプレート胴部に形成し
たネジ穴に防火戸に連結するアームを枢着するボ
ルトを螺合することで2枚のプレートに調整軸を
反対方向に押圧する力を生じさせて固定するよう
にしたため、係止プランジヤをラツチ機構に係着
させた状態で防火扉の開放位置に合わせたスライ
ダ部の位置調整が筐体の下面に形成したガイド穴
より突出しているボルトを緩めることで簡単に位
置決めでき、位置決め後に再びボルトを締め付け
ることで調整作業を完了することとなり、防火戸
にレリーズを組付けた時の開放位置の調整作業が
簡単且つ容易に行なうことができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案者が提案している防火戸用レ
リーズの一例を示した説明図、第2図は防火戸に
レリーズを連結したときの開放位置調整を示した
平面説明図、第3図は第1図のスライダ部を下側
から示した説明図、第4図は本考案の一実施例を
示した説明図、第5図は第4図の実施例における
スライダ部を取り出して示した断面説明図であ
る。 1……筐体、2……ソレノイド、3……ラツチ
機構、3a,3b……係止アーム、5……スライ
ダ部、15……係止プランジヤ、16……調整
軸、17……ストツパ、18……衝撃吸収用スプ
リング、19……第1のプレート、20……第2
のプレート、19a,19b,20a,20b…
…脚部、19c,20c……胴部、21……ボル
ト、22……アーム軸受、23,24……通し
穴、25……ネジ穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アームを介して防火戸に連結され、筐体内を摺
    動するスライダ部と、該スライダ部を係着して摺
    動を阻止するラツチ機構と、該ラツチ機構による
    前記スライダ部の係着を解除するソレノイドとを
    有するアーム式防火戸用レリーズに於いて、 前記スライダ部は、先端に前記ラツチ機構に係
    着される係止プランジヤを形成した調整軸と、両
    脚部を胴部で連結したコ字形状を有し前記調整軸
    を前記両脚部に形成した通し穴に挿通した第1の
    プレートと、両脚部を胴部で連結したコ字形状を
    有し前記第1プレートの外側に前記調整軸を該両
    脚部に形成した通し穴に挿通して設けられ、該胴
    部にネジ穴を形成した第2のプレートと、該第2
    のプレートのネジ穴に外部より螺合され、第1の
    プレートの胴部の押圧により第1及び第2のプレ
    ートに反対方向の力を加えて前記調整軸に固定す
    るボルトとを備え、該ボルトに防火戸に連結する
    アームの一端を枢着したことを特徴とするアーム
    式防火戸用レリーズ。
JP12427982U 1982-08-17 1982-08-17 ア−ム式防火戸用レリ−ズ Granted JPS5930254U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12427982U JPS5930254U (ja) 1982-08-17 1982-08-17 ア−ム式防火戸用レリ−ズ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12427982U JPS5930254U (ja) 1982-08-17 1982-08-17 ア−ム式防火戸用レリ−ズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5930254U JPS5930254U (ja) 1984-02-24
JPS6232047Y2 true JPS6232047Y2 (ja) 1987-08-17

Family

ID=30283371

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12427982U Granted JPS5930254U (ja) 1982-08-17 1982-08-17 ア−ム式防火戸用レリ−ズ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5210623B2 (ja) * 2007-12-26 2013-06-12 リョービ株式会社 非常用扉の閉鎖装置

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Publication number Publication date
JPS5930254U (ja) 1984-02-24

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