JPS623131Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS623131Y2
JPS623131Y2 JP1982077675U JP7767582U JPS623131Y2 JP S623131 Y2 JPS623131 Y2 JP S623131Y2 JP 1982077675 U JP1982077675 U JP 1982077675U JP 7767582 U JP7767582 U JP 7767582U JP S623131 Y2 JPS623131 Y2 JP S623131Y2
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JP
Japan
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tip
ultrasonic
curved
crown
straight part
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JP1982077675U
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English (en)
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JPS58182720U (ja
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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 口腔内に装着されている歯冠補綴物としての金
属冠(以下、歯冠という)を撤去する場合、現在
一般には鉗子等により撤去しているが、一部の歯
科治療機関で撤去すべき歯冠に超音波振動を与え
て歯冠と歯牙との接着を弱めて歯冠を除去する方
法が行なわれており、本考案はその方法を実施す
るために超音波振動素子へ取り付けて歯牙に被せ
た歯冠を除去する際に使用する歯冠除去用超音波
チツプに関するものである。
超音波チツプは本来超音波振動素子より伝達さ
れる電気的発熱と超音波チツプを取り付けられた
振動系が振動されることにより発生する機械的発
熱とを伴なうが、更に超音波チツプの被振動体
(歯冠)に対する接触荷重が大きくなると摩擦熱
が大量に発生することになり、そのままでは超音
波チツプの先端が常に高温となり患者にやけどを
させる危険性がある。そこで本考案者は強制冷却
用の水噴射用の穴が設けられている実開昭53−
132797号に開示されているような超音波振動式歯
石除去器用の超音波チツプの如き断面形状のもの
を使用してみたがその形状は先端部が歯石除去に
都合が良いように次第に細くなつているので、歯
冠への接触荷重を大きくできず歯冠除去用として
は好ましくないと共に、水噴射穴が直線部の中心
線に沿つて該直線部の終端から突出していて歯冠
の除去時に作業時の視野の邪魔になつたり歯にぶ
つかつて水の噴射角を変えて治療を良好に行えな
かつたり口腔内の軟組織に当つて外傷をもたらし
たりする欠陥があるため好ましくなかつた。ま
た、先端部まで水噴射用の穴が設けられており且
つ先端部分まで同一太さの超音波チツプも製作し
てみたが、先端部から水を噴射したのでは、使用
中に先端部が変形して穴が塞がつてしまうため時
間の経過と共に水の供給が悪くなり冷却効果があ
まり得られないなどの欠点があり、かかる欠点を
除去すべく種々の超音波チツプを試作研究を行な
つた結果、本考案を完成したのである。
すなわち本考案は、超音波振動素子への取付部
を除き均一な太さを有しており取付部側にその全
長の1/3〜2/3の長さの直線部を有して途中から湾
曲されており更にその先端部が直線部の中心線の
延長線上を経て該湾曲部と反対側に位置するごと
く湾曲されており、該直線部にその中心線に沿つ
て該直線部の終端で終る水噴射用穴が貫通されて
いることを特徴とする歯冠除去用超音波チツプを
提供するものであります。
以下、図面に示す本考案に係る歯冠除去用超音
波チツプの実施例をもとに本考案につき更に説明
する。
第1図は本考案に係る歯科用超音波チツプの1
実施例の断面図、第2図は他の実施例の第1図と
同じ部分の断面図である。図面中、1は超音波振
動素子への取付部であり、第1図及び第2図に示
される実施例においては雄ネジが設けられてい
る。2は取付部1側に位置せしめられていて超音
波チツプの全長の1/3〜2/3の長さの直線部であ
り、3は直線部2にその中心線に沿つて貫通され
ており直線部2の終端で終る水噴射用穴であり、
4は直線部2から任意に湾曲して設けられている
湾曲部であり、この湾曲部4の先端部(超音波チ
ツプの先端部)5が水噴射用穴3から噴射された
水が確実にかかる位置すなわち直線部2の中心線
の延長線上を経て湾曲部4と反対側に位置する如
く湾曲されている。なお、この湾曲部4の形状と
しては半円形が半楕円形の他、第2図に示す如く
湾曲部分に直線部分が設けられた形状のものも使
用できる。また、取付部1の部分を除き他の部分
は先端部5に至るまで同一の太さとしてあるの
で、歯冠に対する接触荷重を大きくしても先端部
5が潰れることもなく、確実に超音波振動を歯冠
に伝達することができるのである。
本考案に係る歯冠除去用超音波チツプは、以上
の如き構造より成るものであり、超音波振動素子
に取り付けて使用することにより、温度上昇を水
噴射用穴から噴射される水により冷却しながら安
全かつ確実に歯冠の除去を行なうことができると
共に水噴射穴が直線部の中心線に沿つて該直線部
の終端で終つていて歯冠の除去時に作業時の視野
の邪魔になつたり歯にぶつかつて水の噴射角を変
えて治療を良好に行えなかつたり口腔内の軟組織
に当つて外傷をもたらしたりする欠陥もないもの
であり実用価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る歯冠除去用超音波チツプ
の1実施例の断面図、第2図は他の実施例の第1
図と同じ部分の断面図である。 1……取付部、2……直線部、3……水噴射用
穴、4……湾曲部、5……先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 超音波振動素子への取付部を除き均一な太さを
    有しており取付部側にその全長の1/3〜2/3の長さ
    の直線部を有して途中から湾曲されており更にそ
    の先端部が直線部の中心線の延長線上を経て該湾
    曲部と反対側に位置するごとく湾曲されており、
    該直線部にその中心線に沿つて該直線部の終端で
    終る水噴射用穴が貫通されていることを特徴とす
    る歯冠除去用超音波チツプ。
JP7767582U 1982-05-28 1982-05-28 歯冠除去用超音波チツプ Granted JPS58182720U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7767582U JPS58182720U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 歯冠除去用超音波チツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7767582U JPS58182720U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 歯冠除去用超音波チツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58182720U JPS58182720U (ja) 1983-12-06
JPS623131Y2 true JPS623131Y2 (ja) 1987-01-24

Family

ID=30086926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7767582U Granted JPS58182720U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 歯冠除去用超音波チツプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58182720U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53132797U (ja) * 1977-03-28 1978-10-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58182720U (ja) 1983-12-06

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