JPS6231312Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6231312Y2 JPS6231312Y2 JP10872383U JP10872383U JPS6231312Y2 JP S6231312 Y2 JPS6231312 Y2 JP S6231312Y2 JP 10872383 U JP10872383 U JP 10872383U JP 10872383 U JP10872383 U JP 10872383U JP S6231312 Y2 JPS6231312 Y2 JP S6231312Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- plate
- support
- pin
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、トラクターやコンバイン等の車輌
に装備されるシートの前後調節装置に関するもの
で、運転者の体格に応じてシートの前後および高
さ調節を迅速かつ簡単に行なえる調節装置を得る
ことを目的とする。
に装備されるシートの前後調節装置に関するもの
で、運転者の体格に応じてシートの前後および高
さ調節を迅速かつ簡単に行なえる調節装置を得る
ことを目的とする。
シートの調節装置の中には、シートの下部を前
側から後側に至るに従つて順次高くなるように形
成した摺動長孔を有するブラケツトを、シートベ
ースの前部と後部の左右４個所に配設するととも
に、その前部あるいは後部のいずれか一方の左右
のブラケツトに、摺動長孔と連通する波状切欠部
を形成し、シート下部に取りつけた前後の位置決
め用のピンを上記前後のブラケツトの摺動長孔に
嵌挿させてシートの前後および上下位置を適宜調
整しながら固定するものがある。
側から後側に至るに従つて順次高くなるように形
成した摺動長孔を有するブラケツトを、シートベ
ースの前部と後部の左右４個所に配設するととも
に、その前部あるいは後部のいずれか一方の左右
のブラケツトに、摺動長孔と連通する波状切欠部
を形成し、シート下部に取りつけた前後の位置決
め用のピンを上記前後のブラケツトの摺動長孔に
嵌挿させてシートの前後および上下位置を適宜調
整しながら固定するものがある。
しかるに、この種の調節装置は、シート側のピ
ンをいつたん切欠部から外した上で前側および後
側ブラケツトの摺動長孔に沿わせて移動調節しな
ければならないために、調整操作が煩雑になると
いう欠点を有していた。
ンをいつたん切欠部から外した上で前側および後
側ブラケツトの摺動長孔に沿わせて移動調節しな
ければならないために、調整操作が煩雑になると
いう欠点を有していた。
この考案は、上記欠点に鑑みて提案するもので
あつて、次のような技術的手段を講じた。
あつて、次のような技術的手段を講じた。
即ち、機体２上に設置されたシート３の支持台
４前部左右両側に、前側が低く後側程高く形成さ
れた斜め方向の摺動長孔７を有する前側プレート
５を固着して設け、シート３前側下部に取付けた
ピン１１をこの摺動長孔７に嵌挿してシート３を
回動自在に支持して設け、このシート３の後方下
部にあつては、シート３と支持台４との間に前側
から後側へかけて順次高く、かつ上下方向の一側
が開放された鋸歯状係止部８を有する後側プレー
ト６とこのプレート６の係止部８に嵌入される横
向きのピン１２とからなる固定装置を介装したこ
とを特徴とする車輌におけるシートの前後調節装
置の構成とする。
４前部左右両側に、前側が低く後側程高く形成さ
れた斜め方向の摺動長孔７を有する前側プレート
５を固着して設け、シート３前側下部に取付けた
ピン１１をこの摺動長孔７に嵌挿してシート３を
回動自在に支持して設け、このシート３の後方下
部にあつては、シート３と支持台４との間に前側
から後側へかけて順次高く、かつ上下方向の一側
が開放された鋸歯状係止部８を有する後側プレー
ト６とこのプレート６の係止部８に嵌入される横
向きのピン１２とからなる固定装置を介装したこ
とを特徴とする車輌におけるシートの前後調節装
置の構成とする。
以下、図面に基づいて、この考案の一実施例を
説明する。
説明する。
１はトラクター２の機体で、この機体１の後上
部にはシート３の支持台４をボルトにて固定して
いる。５，５，６，６は、このシート３を支持す
るために支持台４の前部と後部の左右に取付けら
れたプレートで、前側プレート５，５には、前側
が低く後側程高く形成された斜め方向の摺動長孔
７，７を穿設し、また、後側プレート６，６に
は、前側から後側へかけて順次高く、かつ、上方
が開放された鋸歯状係止部８，８を設けている。
９，９および１０，１０はそれぞれシート３と一
体でこのシート３の前・後部を支える支持杆であ
る。そして、前側の支持杆９，９の下部に固着し
たピン１１，１１を前記前側プレート５，５の摺
動長孔７，７に遊嵌せしめる一方、後側の支持杆
１０，１０下部に固着したピン１２，１２を上記
係止部８，８に上方から係合させてシート３を固
定するものである。
部にはシート３の支持台４をボルトにて固定して
いる。５，５，６，６は、このシート３を支持す
るために支持台４の前部と後部の左右に取付けら
れたプレートで、前側プレート５，５には、前側
が低く後側程高く形成された斜め方向の摺動長孔
７，７を穿設し、また、後側プレート６，６に
は、前側から後側へかけて順次高く、かつ、上方
が開放された鋸歯状係止部８，８を設けている。
９，９および１０，１０はそれぞれシート３と一
体でこのシート３の前・後部を支える支持杆であ
る。そして、前側の支持杆９，９の下部に固着し
たピン１１，１１を前記前側プレート５，５の摺
動長孔７，７に遊嵌せしめる一方、後側の支持杆
１０，１０下部に固着したピン１２，１２を上記
係止部８，８に上方から係合させてシート３を固
定するものである。
上例においてシート３の位置を調節するとき
は、まず、シート３の後部を上方へ持ち上げて後
側支持杆１０，１０のピン１２，１２を後側プレ
ート６，６の係止部８，８から外し、ついで前側
支持杆９のピン１１，１１を前記摺動長孔７，７
に沿わせながら所望する位置まで前後にずらし、
この後、再びシート３を回動降下させてシート３
の後側支持杆１０，１０のピン１２，１２を係止
部８，８に係合させてシート３を固定する。
は、まず、シート３の後部を上方へ持ち上げて後
側支持杆１０，１０のピン１２，１２を後側プレ
ート６，６の係止部８，８から外し、ついで前側
支持杆９のピン１１，１１を前記摺動長孔７，７
に沿わせながら所望する位置まで前後にずらし、
この後、再びシート３を回動降下させてシート３
の後側支持杆１０，１０のピン１２，１２を係止
部８，８に係合させてシート３を固定する。
この実施例においては、シート３の後部を支持
する後側プレート６，６は、前側から後側に至る
に従つて順次高くなるように鋸歯状係止部８，８
が形成されるとともに、その上方が開放されてい
るので、この係止部８，８に嵌入しているピン１
２，１２の離脱操作が容易となり、前側支持杆
９，９に固着されたピン１１，１１を前側プレー
ト５，５の摺動長孔７，７に沿わせてその長手方
向に移動させて調節するだけで良いから運転者に
対するシート３の位置調整を迅速かつ簡単に行な
える利点を有する。
する後側プレート６，６は、前側から後側に至る
に従つて順次高くなるように鋸歯状係止部８，８
が形成されるとともに、その上方が開放されてい
るので、この係止部８，８に嵌入しているピン１
２，１２の離脱操作が容易となり、前側支持杆
９，９に固着されたピン１１，１１を前側プレー
ト５，５の摺動長孔７，７に沿わせてその長手方
向に移動させて調節するだけで良いから運転者に
対するシート３の位置調整を迅速かつ簡単に行な
える利点を有する。
なお、この実施例においては、固定装置を構成
するにシート３側にピン１２を設け、支持台４側
に鋸歯状係止部８を有する後側プレート６を固着
して設けたが、これとは逆にシート３側に下方が
開放された鋸歯状係止部を有するプレート６を固
着し、支持台４側にピン１２を設けるように構成
しても良い。
するにシート３側にピン１２を設け、支持台４側
に鋸歯状係止部８を有する後側プレート６を固着
して設けたが、これとは逆にシート３側に下方が
開放された鋸歯状係止部を有するプレート６を固
着し、支持台４側にピン１２を設けるように構成
しても良い。
要するに、この考案は前記の如く構成したの
で、シート３における固定装置の係合・離脱操作
が簡単となつて、シートの高さ及び前後の位置調
整が迅速容易に行なえるものであり、また、シー
ト３を使用しない場合には前側のピン１１を回動
中心として前方へ回動させれば座面に雨水が掛か
るのを防止することができるものである。
で、シート３における固定装置の係合・離脱操作
が簡単となつて、シートの高さ及び前後の位置調
整が迅速容易に行なえるものであり、また、シー
ト３を使用しない場合には前側のピン１１を回動
中心として前方へ回動させれば座面に雨水が掛か
るのを防止することができるものである。
図はこの考案の一実施例を示し、第１図は全体
側面図、第２図はシートの側面図、第３図は要部
の拡大側面図である。 符号の説明、１……機体、２……トラクター、
３……シート、５……前側プレート、６……後側
プレート、７……長孔、８……係止部。
側面図、第２図はシートの側面図、第３図は要部
の拡大側面図である。 符号の説明、１……機体、２……トラクター、
３……シート、５……前側プレート、６……後側
プレート、７……長孔、８……係止部。
Claims (1)
- 機体上に設置されたシートの支持台前部左右両
側に、前側が低く後側程高く形成された斜め方向
の揺動長孔を有する前側プレートを固着して設
け、シート前側下部に取付けたピンをこの揺動長
孔に嵌挿してシートを回動自在に支持して設け、
このシートの後方下部にあつては、シートと支持
台との間に前側から後側へかけて順次高く、かつ
上下方向の一側が開放された鋸歯状係止部を有す
る後側プレートとこのプレートの係止部に嵌入さ
れる横向きのピンとからなる固定装置を介装した
ことを特徴とする車輌におけるシートの前後調節
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10872383U JPS5950837U (ja) | 1983-07-12 | 1983-07-12 | 車輌におけるシ−トの前後調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10872383U JPS5950837U (ja) | 1983-07-12 | 1983-07-12 | 車輌におけるシ−トの前後調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5950837U JPS5950837U (ja) | 1984-04-04 |
| JPS6231312Y2 true JPS6231312Y2 (ja) | 1987-08-11 |
Family
ID=30253546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10872383U Granted JPS5950837U (ja) | 1983-07-12 | 1983-07-12 | 車輌におけるシ−トの前後調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5950837U (ja) |
-
1983
- 1983-07-12 JP JP10872383U patent/JPS5950837U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5950837U (ja) | 1984-04-04 |
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