JPS6231246Y2 - - Google Patents

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JPS6231246Y2
JPS6231246Y2 JP19639482U JP19639482U JPS6231246Y2 JP S6231246 Y2 JPS6231246 Y2 JP S6231246Y2 JP 19639482 U JP19639482 U JP 19639482U JP 19639482 U JP19639482 U JP 19639482U JP S6231246 Y2 JPS6231246 Y2 JP S6231246Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
recess
polishing tool
fishing hook
polished
base metal
Prior art date
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Expired
Application number
JP19639482U
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English (en)
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JPS59100565U (ja
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  • Mechanical Means For Catching Fish (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は魚釣針又はやすの研磨具に関する。
一般に魚釣針には大小さまざまな形状のものが
知られているが、磯釣に使う釣針は比較的に大き
く、岩に接触して摩耗することが多い。第4図は
このような釣針の一例を示すが鋼製であり、針あ
な(eye)に図示しない釣糸が止着され、先端部
分に「さき」(point)及び「あご」(barb)が形
成されている。これら「さき」及び「あご」は鋭
利であることが望ましいが、これら部分が磨耗し
て鈍化した場合、従来はサンドペーパーややすり
で研磨していた。然るにこの研磨作業は手間が
かゝるばかりでなく精度良く仕上げることは困難
であつた。また釣針の材質は鋼製であるので上述
の研磨具の摩耗がはげしく、ひんぱんに取り替え
ることが必要であつた。
本考案は上述の点に鑑みてなされ、研削性が良
く、使用が簡便な魚釣針又はやすの研磨具を提供
することを目的とする。この目的は本考案によれ
ば、半円錘形状の凹部と鋭角部を有する台金の少
なくとも前記凹部と前記鋭角部にダイヤモンド粉
末又は立方晶系窒化硼素を主成分とする砥粒層を
固着させたことを特徴とする魚釣針又はやすの研
磨具、によつて達成される。
以下、本考案の詳細につき、図示した実施例に
基づいて説明する。
図において本実施例の魚釣針の研磨具は全体と
して10で示され、鉄系金属から成る板状の台金
11と、プラスチツクから成る板状の柄部12と
によつて構成される。柄部12の両側壁部には複
数の突起13が形成され、これによりこの柄部1
2を手で握りやすくしている。また先端部分には
小孔14が形成され、これにひも又はくさりが止
着され、携帯に便ならしめている。柄部12と台
金11とはピン15により枢着されており、ピン
15の回りに相互に回動させて折りたゝみ可能と
なつている。
台金11は第3図に示すような断面形状を有
し、その上面中心線に沿つて半円錘形状の凹部1
6が形成される。凹部16の両縁部がなす角度γ
は本実施例では10゜とされている。また凹部16
の尾端部16aは球状に形成されている。台金1
1の両側壁部17,18は第3図に示すように鋭
角に形成され、それら鋭角α,βは本実施例では
それぞれ43゜,58゜とされている。
台金11の表面には少なくとも凹部16及び両
側壁部17,18を被覆するように、ダイヤモン
ド粉末又は商標が「ボラゾン」として知られる立
方晶系窒化硼素を主成分とする砥粒層19が所定
の厚さで、電着法により、又は加熱・加圧により
固着される。
ダイヤモンド粉末又は「ボラゾン」の粒度は例
えば150〜600メツシユであり、これにレジンボン
ド(樹脂性のボンド)、メタルボンド(金属質の
ボンド)又はビトリフアイド(ガラス質のボン
ド)が適宜割合で混合され、電着法又は加熱・加
圧により固着される。
次に以上のように構成される研磨具10の使用
方法について説明する。
この研磨具10により研磨される魚釣針は第4
図に示す魚釣針と同形状であるが、相似的に更に
大なるものであるとする。まず、「さき」2につ
いては、その先端部分を研磨具10の凹部16の
先端部分に向けて、「さき」2を凹部16に当て
がい押し付けて凹部16の軸方向に沿つて魚釣針
を研磨具10に対して相対的に往復動させる。
「さき」2は凹部16内の砥粒層19により研磨
され、特に「さき」2の先端部は凹部16の尖鋭
化した先端部分により研磨されて尖鋭化する。砥
粒層19はダイヤモンド粉末又は「ボラゾン」を
主成分としているので非常に研磨性が良く、しか
も凹部16により位置決めされて研磨されるので
精度良く尖鋭に研磨される。
また魚釣針の「あご」3の開角度δは一般に43
゜又は58゜であるが、研磨具10の両側壁部1
7,18の鋭角α,βはこれに対応させている。
すなわち、「あご」3の開角度δが43゜である場
合には、研磨具10の一方の側壁部17を「あ
ご」3の開角部Aに当てがい(上述したように本
研磨具10に適用される魚釣針は第4図に図示の
ものより相似的に一まわり大きいものとする)、
押しつけて魚釣針を研磨具10に対し相対的に側
壁部17のエツジ方向に往復動させる。これによ
り「あご」3は砥粒層19により尖鋭化される。
この場合にも「あご」3は研磨具10の鋭角化し
た側壁部17により位置決めされて精度良く研磨
される。「あご」3の開角度δが58゜である場合
には、他方の側壁部18が使用され、同様にして
研磨される。
以上、本考案の実施例について説明したが、勿
論、本考案はこれに限定されることなく本考案は
技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
例えば、以上の実施例では両側壁部17,18
の鋭角α,βを異なる角度としたが、同一の角度
に構成してもよい。また、鋭角α,βの値も実施
例のように43゜,58°に限定されることなく、必
要に応じて他の角度で形成してもよい。また凹部
16の先端部分の開角γも10゜に限定されること
なく、適宜変更し得るものとする。
また以上の実施例では研磨具10で魚釣針を研
磨する場合を説明したが、「やす」を凹部16で
研磨してもよい。
以上述べたように本考案の魚釣針又はやすの研
磨具によれば、魚釣針又はやすの研磨作業が容易
となり、かつ精度良く研磨することができる。し
かも研磨具の寿命は従来より一段と長くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例による魚釣針又はやす
の研磨具の平面図、第2図は第1図において−
線方向断面図、第3図は第1図において−
線方向断面図、及び第4図は魚釣針の一例を示す
正面図である。 なお図において、10……研磨具、11……台
金、16……凹部、17,18……両側壁部、1
9……砥粒層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半円錘形状の凹部と鋭角部を有する台金の少な
    くとも前記凹部と前記鋭角部にダイヤモンド粉末
    又は立方晶系窒化硼素を主成分とする砥粒層を固
    着させたことを特徴とする魚釣針又はやすの研磨
    具。
JP19639482U 1982-12-24 1982-12-24 魚釣針又はやすの研磨具 Granted JPS59100565U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19639482U JPS59100565U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 魚釣針又はやすの研磨具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19639482U JPS59100565U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 魚釣針又はやすの研磨具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59100565U JPS59100565U (ja) 1984-07-06
JPS6231246Y2 true JPS6231246Y2 (ja) 1987-08-11

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ID=30421369

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JP19639482U Granted JPS59100565U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 魚釣針又はやすの研磨具

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JPS59100565U (ja) 1984-07-06

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