JPS6230775Y2 - - Google Patents

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JPS6230775Y2
JPS6230775Y2 JP3316982U JP3316982U JPS6230775Y2 JP S6230775 Y2 JPS6230775 Y2 JP S6230775Y2 JP 3316982 U JP3316982 U JP 3316982U JP 3316982 U JP3316982 U JP 3316982U JP S6230775 Y2 JPS6230775 Y2 JP S6230775Y2
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JP
Japan
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permanent magnet
contact
piezoelectric element
fixed
movable contact
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JP3316982U
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JPS58135852U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はリレー、特に接点の駆動源として圧電
素子を使用したリレーに関するものである。
近年、低消費電力化を目的として、かつ発熱、
ノイズの低減を目的として、接点の駆動源に圧源
素子(バイモルフ)を使用したリレーが提案され
ている。例えば、圧電素子の先端に可動接点を取
付け、この可動接点と対向する位置に固定接点を
設置したものが提案されている。
しかしながら、圧電素子の変位力は弱く、変位
量も小さいため、接点圧力、接点ギヤツプを大き
くとれず、大容量のものとしては使用できなかつ
た。
本考案はこのような欠点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、圧電素子の長所を有効に利用す
るとともに短所である変位力、変位量の不足を補
い、大容量の開閉にも使用可能な接点圧力、接点
ギヤツプを得ることのできるリレーを提供するこ
とにある。
以下、本考案に係るリレーを添付図面に従つて
説明する。
第1図は本考案に係るリレーの第1実施例を示
し、圧電素子(バイモルフ)1は、ベース20に
後端を片持ち支持され、放電抵抗2、スイツチ3
を介して電源4に接続され、自由端には絶縁材か
らなるホルダ5を介して第1の永久磁石6が固定
されている。
接点機構部10は、ばね性を有する可動接触片
11の先端部に固着した可動接点12と、この可
動接点12の上下方向に対向して設けた一対の固
定接点16,18とからなり、可動接触片11は
ベース21に後端を片持ち支持され、固定接点1
6,18は固定接触片15,17に固着されてい
る。また、可動接触片11の先端には絶縁材から
なるホルダ13を介して第2の永久磁石14が固
定されている。上記第1の永久磁石6とこの第2
の永久磁石14は互いに同極が対向するように設
置され、かつ第1の永久磁石6は第2の永久磁石
14の自由状態位置よりも若干固定接点18寄り
に設定されている。従つて、第2の永久磁石14
は第1の永久磁石6との磁界の影響にて上方に付
勢され、可動接点12は固定接点16に接触する
こととなる(第1図、第2図参照)。
ここで、スイツチ3がオンして電源4から一定
の電圧が圧電素子1に印加されると、圧電素子1
が上方に変位し、第1の永久磁石6が第2の永久
磁石14と平行な高さに達すると、磁石6,14
の反発力が水平方向に作用し、接点圧力は零とな
る(第3図参照)。さらに、圧電素子1が上方に
変位すると、磁石6,14の反発力が上下方向に
作用し、第2の永久磁石14が可動接触片11と
ともに下方に反転し、可動接点12が固定接点1
8に瞬時に切換わる(第4図参照)。一方、スイ
ツチ3をオフして電圧の印加を断つと、圧電素子
1中の電荷は放電抵抗2を介して放電され、圧電
素子1は自己の弾性により下方に変位(復帰)
し、第1の永久磁石6が第2の永久磁石14と平
行な高さに達すると、接点圧力は零となる(第5
図参照)。さらに、圧電素子1が自由位置まで変
位(復帰)すると、磁石6,14の反発力が上下
方向に作用し、第2の永久磁石14が可動接点1
2とともに上方に反転し、上記第1図、第2図に
示したように、可動接点12が固定接点16に瞬
時に切換わる。
以上の動作において、圧電素子1の変位量と、
永久磁石6,14の相関関係によつて上下方向に
受ける力の関係は第6図のグラフに示すとおりで
ある。このグラフにおいて、は復帰時、は反
転時、は動作時を示す。
また、以上の動作説明で明らかなように、本考
案は永久磁石6,14の磁界の作用を利用して、
大きな接点圧力、接点ギヤツプを得、かつ開閉時
に瞬間的なクイツク動作を得ることができるので
あるが、さらに永久磁石6,14は接点12,1
6,18の近傍に位置しているため、接点の開離
時に生じるアークが永久磁石6,14の磁界の影
響により吹消され、接点の消耗が少ないという利
点を奏する。
第7図は第2実施例を示し、圧電素子1、可動
接触片11を平行にそれぞれの後端をベース22
に片持ち支持し、それぞれの先端に永久磁石6,
14を同極が対向するように固定したものであ
る。接点機構部10は上記第1実施例と同様であ
り、上側の固定接触片、固定接点は図示されてい
ない。また、その動作は基本的に上記第1実施例
と同様であり、その説明は省略する。
なお、上記各実施例では永久磁石6,14を取
付けるのにホルダ5,13を介在させたが、プラ
スチツク磁石等の成形可能な磁石を用いて各圧電
素子1、可動接触片11の先端に直接固定しても
よく、部品点数を省略できる。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば
永久磁石相互の反発力を利用して圧電素子の変位
に基づいていわばスナツプアクシヨンを得ること
ができ、低電圧で大きなストロークが得られ、大
きな接点圧力、接点ギヤツプが実現可能である。
しかも、接点の開離時に生じるアークは永久磁石
の磁界の作用にて吹消され、接点の消耗が少なく
なり、機械的な構成でスナツプアクシヨンを得る
ものでないため、動作不良が生じることもなく、
上記アークの吹消し効果と相俟つて長寿命とする
ことができる。また、極めて簡単な構成からな
り、第1、第2の永久磁石間のギヤツプを管理す
ることにより一定の特性を得ることができ、組立
工程も簡略化されるため、安価に製作できる。さ
らに、入力側と出力側とが完全に分離しているの
で、絶縁特性がすぐれているという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るリレーの第1実施例を示
す正面図、第2図ないし第5図はその動作説明
図、第6図はその特性を示すグラフ、第7図は第
2実施例を示す斜視図である。 1……圧電素子、2……放電抵抗、4……電
源、6……第1の永久磁石、10……接点機構
部、11……可動接触片、12……可動接点、1
4……第2の永久磁石、16,18……固定接
点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 放電抵抗を介して電源に接続されるとともに片
    持ち支持された圧電素子と、この圧電素子の自由
    端に固定された第1の永久磁石と、少なくとも1
    組の可動接点、固定接点を備えた接点機構部と、
    この接点機構部の可動接触片の先端に上記第1の
    永久磁石と同極が対向するように固定された第2
    の永久磁石とからなり、圧電素子の変位に応じて
    第2の永久磁石とともに可動接触片が反転し、接
    点を開閉することを特徴とするリレー。
JP3316982U 1982-03-08 1982-03-08 リレ− Granted JPS58135852U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3316982U JPS58135852U (ja) 1982-03-08 1982-03-08 リレ−

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3316982U JPS58135852U (ja) 1982-03-08 1982-03-08 リレ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58135852U JPS58135852U (ja) 1983-09-12
JPS6230775Y2 true JPS6230775Y2 (ja) 1987-08-07

Family

ID=30044731

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JP3316982U Granted JPS58135852U (ja) 1982-03-08 1982-03-08 リレ−

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JPS58135852U (ja) 1983-09-12

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