JPS6017772Y2 - 圧力スイツチ - Google Patents
圧力スイツチInfo
- Publication number
- JPS6017772Y2 JPS6017772Y2 JP15570780U JP15570780U JPS6017772Y2 JP S6017772 Y2 JPS6017772 Y2 JP S6017772Y2 JP 15570780 U JP15570780 U JP 15570780U JP 15570780 U JP15570780 U JP 15570780U JP S6017772 Y2 JPS6017772 Y2 JP S6017772Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- pressure switch
- contacts
- fixed contact
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Contacts (AREA)
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は気体または液体の圧力変化に応じて電気接点が
開閉する圧力スイッチに関する。
開閉する圧力スイッチに関する。
詳しくは自動車の制動灯に適する圧力スイッチの改良に
関する。
関する。
この種の圧力スイッチは、従来から広く用いられていて
、その構造はチェンバ内にダイアフラムが張設され、そ
の一面に加えられる圧力によりダイアフラムが変位する
ように設定され、その変位に従って電気接点が機械的に
開閉するように構成されたものである。
、その構造はチェンバ内にダイアフラムが張設され、そ
の一面に加えられる圧力によりダイアフラムが変位する
ように設定され、その変位に従って電気接点が機械的に
開閉するように構成されたものである。
このような構造の圧力スイッチを自動車に使用する場合
には、この圧力スイッチの圧力媒体の加圧は脚力によっ
て与えられるため、その加圧力は自動車の走行状態によ
り一定していない。
には、この圧力スイッチの圧力媒体の加圧は脚力によっ
て与えられるため、その加圧力は自動車の走行状態によ
り一定していない。
そのためダイアフラムを変位させて電気接点を閉じた後
、走行状態によりこの変位を徐々に小さくし、加圧力が
減少する場合には、接点間に微小の間隙が形成されるこ
とがあり、このとき、接点間にアークが発生し易くなる
。
、走行状態によりこの変位を徐々に小さくし、加圧力が
減少する場合には、接点間に微小の間隙が形成されるこ
とがあり、このとき、接点間にアークが発生し易くなる
。
またダイアフラムの変位を徐々に大きくし電気接点が接
触し始める位置を維持する場合には、接1点間の接触抵
抗が増大し、接点が発熱する。
触し始める位置を維持する場合には、接1点間の接触抵
抗が増大し、接点が発熱する。
このため従来の圧力スイッチは、接点間のアークの発生
や発熱により、電気接点が焼損摩耗する欠点があった。
や発熱により、電気接点が焼損摩耗する欠点があった。
本考案は、上記欠点を改良するもので、電気接点の焼損
摩耗を生じない圧力スイッチを提供することを目的とす
る。
摩耗を生じない圧力スイッチを提供することを目的とす
る。
本考案は、固定接点と、この固定接点に対向して設けら
れたダイヤプラムに追従して移動する可動接点と、この
可動接点を上記固定接点に対して引き離すように反発弾
性力が作用するリターンスプリングとを備えて圧力スイ
ッチにおいて、上記可動接点に固着された磁性の固着手
段と、上記固定接点側に配置され、上記可動接点を上記
固定接点に接触させる方向にこの固着手段に磁力を作用
させる電磁石と、上記可動接点の少なくとも1個とこの
可動接点に接触する固定接点とを経由して上記電磁石に
励磁電流を与える電気回路とを備え、上記リターンスプ
リングの反発弾性力は上記固着手段に作用する上記電磁
石の吸引力より大きく設定されたことを特徴とする。
れたダイヤプラムに追従して移動する可動接点と、この
可動接点を上記固定接点に対して引き離すように反発弾
性力が作用するリターンスプリングとを備えて圧力スイ
ッチにおいて、上記可動接点に固着された磁性の固着手
段と、上記固定接点側に配置され、上記可動接点を上記
固定接点に接触させる方向にこの固着手段に磁力を作用
させる電磁石と、上記可動接点の少なくとも1個とこの
可動接点に接触する固定接点とを経由して上記電磁石に
励磁電流を与える電気回路とを備え、上記リターンスプ
リングの反発弾性力は上記固着手段に作用する上記電磁
石の吸引力より大きく設定されたことを特徴とする。
次に本考案を実施例により図面に基づいて詳しく説明す
る。
る。
第1図は本考案実施例圧力スイッチの断面構造図である
。
。
図において、1は本体であって、この本体1の下部は円
筒状に構成され、その円筒外面にはネジが形成されて、
圧力を検知する部分にねじ込まれて固定される。
筒状に構成され、その円筒外面にはネジが形成されて、
圧力を検知する部分にねじ込まれて固定される。
2は絶縁体のターミナルベースで、本体1にかしめによ
り固着される。
り固着される。
このターミナルベース2の外側には、キャップ3が装着
されている。
されている。
ターミナルベース2と本体1との間には、チェンバが形
成され、ダイヤフラム4がこのチェンバを仕切るように
張設されている。
成され、ダイヤフラム4がこのチェンバを仕切るように
張設されている。
このダイヤフラム4には中間材6が挿入される。
また中間材6には絶縁体である接点ベース7が固着され
ている。
ている。
さらに接点ベース7には導電性の接点スプリング8が載
置される。
置される。
この接点スプリング8は、接点ベース7および中間材6
の中央に磁性体の固着手段9により、接点ベース7に固
着される。
の中央に磁性体の固着手段9により、接点ベース7に固
着される。
この接点スプリング8の中央部とターミナルベース2と
の間には、リターンスプリング11が設けられている。
の間には、リターンスプリング11が設けられている。
このリターンスプリング11は接点スプリング8、固着
手段9、および中間材6を介して、ダイヤフラム4を常
時下方に押圧している。
手段9、および中間材6を介して、ダイヤフラム4を常
時下方に押圧している。
このダイヤフラム4の下方には気体または液体の圧力媒
体12が充填される。
体12が充填される。
また接点スプリング8には、電気接点である一対の可動
接点13が固着されている。
接点13が固着されている。
この可動接点13に対向して電気接点である一対の固定
接点14がターミナルベース2に設けられている。
接点14がターミナルベース2に設けられている。
この可動接点13と固定接点14との間には、リターン
スプリング11により常時一定のギャップが形成されて
いる。
スプリング11により常時一定のギャップが形成されて
いる。
この固定接点14は、ターミナルベース2に埋込まれた
ターミナルリード16およびリード線17を介して、端
子18および19と電気的に接続されている。
ターミナルリード16およびリード線17を介して、端
子18および19と電気的に接続されている。
またターミナルベース2の内側には、電磁石としてコイ
ル21が設けられ、このコイル21にはコイル21の中
心を貫通する鉄心コア22が設けられている。
ル21が設けられ、このコイル21にはコイル21の中
心を貫通する鉄心コア22が設けられている。
この鉄心コア22の上端部はキャップ3に嵌着し、下端
部は接点スプリング8の固着手段9に対向している。
部は接点スプリング8の固着手段9に対向している。
このコイル21と鉄心コア22は本考案により初めて導
入したものである。
入したものである。
すなわち本考案の特徴ある構成は、可動接点13と固定
接点14とが接触したときに、コイル21に電流が流れ
て鉄心コア22を磁化し、この鉄心コア22の下端部の
磁力により、接点スプリング8の固着手段9を吸引し、
ダイヤフラム4の押圧力を補助することにある。
接点14とが接触したときに、コイル21に電流が流れ
て鉄心コア22を磁化し、この鉄心コア22の下端部の
磁力により、接点スプリング8の固着手段9を吸引し、
ダイヤフラム4の押圧力を補助することにある。
この電磁石の磁力は、リターンスプリング11の反発弾
性力より小さくなるように、コイル21の巻線数および
電流が設定される。
性力より小さくなるように、コイル21の巻線数および
電流が設定される。
第2図は、本考案実施例圧力スイッチの使用時の回路構
成図である。
成図である。
図において、Aは本実施例圧力スイッチ、Bは電源、C
は負荷である。
は負荷である。
電源Bは圧力スイッチAの端子18を介して固定接点1
4に接続され、他の固定接点14はコイル21および端
子19に接続される。
4に接続され、他の固定接点14はコイル21および端
子19に接続される。
また端子19は負荷Cに接続される。コイルの他端は接
地される。
地される。
このような構成で、本実施例圧力スイッチの動作を説明
すると、まず圧力媒体12がダイヤフラム4を押圧する
。
すると、まず圧力媒体12がダイヤフラム4を押圧する
。
このときの押圧力がリターンスプリング11の反発弾性
力より同等以下であれば、ダイヤフラム4の位置は変ら
ない。
力より同等以下であれば、ダイヤフラム4の位置は変ら
ない。
次にダイヤフラム4の押圧力が増加し、リターンスプリ
ング11の反発弾性力より大きくなれば、ダイヤフラム
4の変位が大きくなり、可動接点13と固定接点14と
の間のギャップは小さくなる。
ング11の反発弾性力より大きくなれば、ダイヤフラム
4の変位が大きくなり、可動接点13と固定接点14と
の間のギャップは小さくなる。
さらにダイヤフラム4の押圧力が増加し、可動接点13
と固定接点14とが接触すると、コイル21に電流が流
れ鉄心コア22が磁化する。
と固定接点14とが接触すると、コイル21に電流が流
れ鉄心コア22が磁化する。
そのため鉄心コア22の下端部は接点スプリング8を固
着手段9を介して吸引する。
着手段9を介して吸引する。
従って、従来リターンスプリング11の反発弾性力のた
めにダイヤフラム4の押圧力で接点圧が十分発生しない
状態でも、鉄心コア22の磁力により補助的に接点圧が
上昇し、可動接点13を固定接点14に確実に接触する
ことができ、両接点間の接触抵抗の増大が防止される。
めにダイヤフラム4の押圧力で接点圧が十分発生しない
状態でも、鉄心コア22の磁力により補助的に接点圧が
上昇し、可動接点13を固定接点14に確実に接触する
ことができ、両接点間の接触抵抗の増大が防止される。
次に、加圧されたダイヤフラム4の押圧力が減少し、可
動接点13が固定接点14から離れると、コイル21に
流れていた電流が遮断され、鉄心コア22の磁力が消滅
する。
動接点13が固定接点14から離れると、コイル21に
流れていた電流が遮断され、鉄心コア22の磁力が消滅
する。
そのためリターンスプリング11の反発弾性力は、鉄心
コア22に生じていた磁力に相当する力だけ、ダイヤフ
ラム4の押圧力に打勝ち、両接点間のギャップを急速に
大きくし、圧力スイッチの遮断速度を速める。
コア22に生じていた磁力に相当する力だけ、ダイヤフ
ラム4の押圧力に打勝ち、両接点間のギャップを急速に
大きくし、圧力スイッチの遮断速度を速める。
従って従来の両接点間のギャップが微小となる圧力バラ
ンスの状態は生じなくなり、両接点にアークの発生によ
る焼損摩耗は解消される。
ンスの状態は生じなくなり、両接点にアークの発生によ
る焼損摩耗は解消される。
以上述べたように、本考案によれば、ターミナルベース
の内側に磁石を設け、電気接点の接触圧を補助的に強め
ることにより、 (イ)電気接点が接触するときは、いかなる場合も確実
に接触し、接点の接触抵抗の増大が防止され接点の発熱
焼損がない、 (0) 電気接点が離れるときは、いかなる場合も接
点間のギャップが大きくなり、接点間のアーク発生が防
止され接点の焼損摩耗がない、 優れた効果がある。
の内側に磁石を設け、電気接点の接触圧を補助的に強め
ることにより、 (イ)電気接点が接触するときは、いかなる場合も確実
に接触し、接点の接触抵抗の増大が防止され接点の発熱
焼損がない、 (0) 電気接点が離れるときは、いかなる場合も接
点間のギャップが大きくなり、接点間のアーク発生が防
止され接点の焼損摩耗がない、 優れた効果がある。
本考案の圧力スイッチを自動車用の制動灯回路に使用す
ると、従来接点動作を確実にするために用いられていた
リレーを省略することができ、部品点数を減少させるこ
とができる。
ると、従来接点動作を確実にするために用いられていた
リレーを省略することができ、部品点数を減少させるこ
とができる。
第1図は本考案実施例圧力スイッチの断面構造図。
第2図は同圧力スイッチの使用時に回路構成図。
A・・・・・・圧力スイッチ、B・・・・・・電源、C
・・・・・・負荷、1・・・・・・本体、2・・・・・
・ターミナルベース、3・・・・・・キャップ、4・・
・・・・ダイヤフラム、6・・・・・・中間材、7・・
・・・・接点ベース、8・・・・・・接点スプリング、
9・・・・・・固着手段、11・開切ターンスプリング
、12・・・・・・圧力媒体、13・・・・・・可動接
点、14・曲・固定接点、16・・曲ターミナルリード
、17・・曲リード線、18.19・・・・・・端子、
21・・・・・・コイル、22・・・・・・鉄心コア。
・・・・・・負荷、1・・・・・・本体、2・・・・・
・ターミナルベース、3・・・・・・キャップ、4・・
・・・・ダイヤフラム、6・・・・・・中間材、7・・
・・・・接点ベース、8・・・・・・接点スプリング、
9・・・・・・固着手段、11・開切ターンスプリング
、12・・・・・・圧力媒体、13・・・・・・可動接
点、14・曲・固定接点、16・・曲ターミナルリード
、17・・曲リード線、18.19・・・・・・端子、
21・・・・・・コイル、22・・・・・・鉄心コア。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 固定接点と、 この固定接点に対向して設けられダイアフラムに追従し
て移動する可動接点と、 この可動接点を上記固定接点に対して引き離すように反
発弾性力が作用するリターンスプリングと を備えた圧力スイッチにお、いて、 上記可動接点に固着された磁性の固着手段と、上記固定
接点側に配置され、上記可動接点を上記固定接点に接触
させる方向にこの固着手段に磁力を作用させる電磁石と
、 上記可動接点の少なくとも1個とこの可動接点に接触す
る固定接点とを経由して上記電磁石に励磁電流を与える
電気回路と を備え、 上記リターンスプリングの反発弾性力は上記固着手段に
作用する上記電磁石の吸引力より大きく設定された ことを特徴とする圧力スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15570780U JPS6017772Y2 (ja) | 1980-10-31 | 1980-10-31 | 圧力スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15570780U JPS6017772Y2 (ja) | 1980-10-31 | 1980-10-31 | 圧力スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5778541U JPS5778541U (ja) | 1982-05-14 |
JPS6017772Y2 true JPS6017772Y2 (ja) | 1985-05-30 |
Family
ID=29514887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15570780U Expired JPS6017772Y2 (ja) | 1980-10-31 | 1980-10-31 | 圧力スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6017772Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-31 JP JP15570780U patent/JPS6017772Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5778541U (ja) | 1982-05-14 |
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