JPS6230200A - 固形粒を配合した化粧石鹸 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来化粧石鹸の使用目的は、洗浄の対象となる皮膚が汚
垢等の汚れに重大な関係を有し、これらの附着物は次の
ようなものから出来ていると考えられる。即ち、（１）
表皮から剥離した角質細胞、 （２）表皮上に分泌された皮脂とその酸敗したもの、（
３）汗とその蒸発残渣（尿素、塩類等）、（４）外部か
ら付着した塵埃や汚れ、細菌など、である。

これらの混和物である汚垢は、時間とともに不快臭を放
ったり、皮膚の呼吸作用や皮膚代謝を妨げたり、病原菌
の繁殖をうながす恐れがあり、これ等を除去することが
化粧石鹸の主要な使用目的である。

しかし、どんなに洗浄力が強くとも皮膚に害を与えるよ
うなものでは、その目的にそぐわないため、従来は汚垢
を水中にて乳化分散させる方法、又は粉末に汚垢を吸着
せしめて水中にて洗い流す方法、或は溶剤を使用し汚垢
を溶出除去する方法等が、用いられて来たが、これらの
方法では洗浄によって取り除かれる所謂汚垢の除去され
る限界が極めて不明確であると云える。

本発明では固形石鹸の存在下にて、その石鹸中に、０．
０１Ｍｍ３〜１−の球体の固形粒の存在にて、例えば、
■　植物質の種子又は植物質の固形物としては、ブドー
拳あんずの種子・くるみの種子、若しくは、ココナツツ
繊維の粉末、ゴマ粒 ■　鉱物質の粒子としては、砂類、小石類、若しくは硝
子の微粒子も使用され、微粒子の模造真球も使用可能で
ある。

■　合成樹脂の固形物としては、一般の合成樹脂粉末の
外に、ポリプロピレン樹脂の粒子を使用することも有効
である。

本発明ではこれらの固形物を固形石鹸中の１ｃ＋Ｊ内に
、ｔ、ｏ　ｏ　ｏ個〜５０，０００個の添加割合にて混
合せしめて使用し、所期の目的を達成せしめるものであ
る。

本発明にて、固形粒子を混合した固形化粧石鹸を使用す
る効果は、 （Ａ）　　固形化粧石鹸に混合する固形粒が人体の皮膚
の表皮を摩擦することにより、先づ角質細胞の除去をは
じめ、表皮上に分泌された皮脂とその酸敗物、汗、並び
に、その蒸発乾固した残渣、並びに、外部控）ら付着し
た塵垢、汚れ及び細菌なども除去し、毛穴、汗腺口まで
も清潔にして、その汚垢の除去を確実に実施することが
出来るようになる。

促）本発明の固形化粧石鹸中に混合しである固形粒が人
体の表皮を摩擦することにより表皮老廃物及び汚垢の除
去をはかると同時に、表皮の基底層に適度の刺激を与え
られることにより細胞の活性化をうながし、皮膚の呼吸
作用の促進、並びに、皮膚の代謝作用の促進を計る特殊
の作用効果を発揮するものである。

（Ｃ）　　なお、本発明にては表皮基底層の細胞が活性
化されることにより、その細胞の蘇生がうながされ、細
胞の新陳代謝が九進されることにより古くから色素沈着
により発生していた色素沈着疾患も次第に除去され、快
方に向うに至る。

０））　　従来の石鹸は人体の表皮洗浄のみの目的に使
用されていたものであるが、本発明法では表皮の内部に
も適度な刺戟を与えて皮膚細胞の活性化を計り、また皮
膚の清潔を保ち、且つ色素沈着の疾患をも治癒し、正常
な健康的生活作用を蘇生させることを九進させることに
役立つものである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 固形石鹸の中に０．０１ｍｍ＾３〜１ｍｍ＾３の植物質
   の種子又は固形物を、若しくは、鉱物又は合成物質の固
   形物を１ｃｍ＾３内に１，０００個〜５０，０００個の
   添加割合にて混合せしめることを特徴とする固形粒を配
   合した化粧石鹸。