JP5218932B2 - 亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材 - Google Patents

亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材 Download PDF

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【発明の属する技術分野】この発明は、溶岩が発生する遠赤外線の効用、また抗菌作用等を最大限利用するように、微粉状に粉砕した溶岩粉末を化粧品等に添加して混合した亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材に関するものである。
【従来の技術】従来、溶岩が発生する遠赤外線や抗菌作用を利用して入浴時に代謝機能を促進させ、さらに風呂水の濾過や浄化効果を備えた気孔を有する溶岩を小石状に形成した遠赤外線放射材(登録実用新案第3048985号公報参照)が知られている。
【発明が解決しようとする課題】前記、登録実用新案第3048985号公報の従来技術では、気孔を有する溶岩を小石状に形成した遠赤外線放射材であるために、紙や合成樹脂、不織布等のシート状物に添加混合するには問題があった。そこで本発明者は、先に紙や合成樹脂、不織布等のシート状物に適用するために粉状とし、これらの製造時等に添加混合して得た遠赤外線放射材を提案した。
しかしながら、例えば化粧品に上述のような粉状の遠赤外線放射材を適用することを考えた場合、泥状の化粧品があるとはいっても溶岩から製造した粉末を化粧品そのものに使用することに対して、かなりの心理的な抵抗が起きることが予想される。そこでこの発明は、溶岩を微粉状にすることにより、化粧品等に簡単に添加あるいは練り込むことができるようにするとともに、特に亜鉛を含有する溶岩を用いることにより、化粧品等に使用した場合に非常に効能に優れた化粧品等とすることが可能な亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】そして上記目的を達成するため、この発明の亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材は、クリ
ーム、ヘアクリーム、または化粧水に添加するための基材であって、亜鉛の含有量を検査
して選別した亜鉛を多く含有する富士山周辺の少なくとも遠赤外線放射作用と抗菌作用と
を有する溶岩を微粉状にしたことを特徴とするものである。
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によりこの発明の亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材を説明する。図1は、この発明の一実施例の形態に係る亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材の調製方法を示すフローチャートである。
この発明の亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材の調製に際しては、次のような工程を経て作製されることが望ましい。
1.最初に溶岩の採取・調達を行なう。このような溶岩は日本全国に分布しているが、特に富士山周辺で採取される溶岩が好適である。すなわち、富士山周辺で採取される溶岩には、亜鉛成分が他の地域の溶岩に比べて多量に含まれていることが確認された。もちろん、溶岩の採取・調達は法律の既成の範囲内で行なうことが必要である。そして、この亜鉛成分は化粧基材として化粧料等に使用した場合に、美肌作用が顕著であり、活性酸素を抑えてしみの発生を防ぎ、またその抗菌作用によってにきびやふきでものを防止、予防したりすることができるという作用を有しているものと思われる。
2.次に溶岩の破砕・切断を行なう。この発明においては、溶岩を粉末化して使用するものである。そのため、先ず第1に採取した溶岩を破砕する。もちろん、破砕機で破砕したり、板状あるいはブロック状等に順次切断して細分化し、その上で破砕機にかけることも望ましいことである。
3.ある程度粒状化した段階で、得た溶岩が加工に値するか否かを選別する。その選別方法としては、亜鉛の含有量を検査して含有量の多いものを選別することや、溶岩以外の成分を除去することが挙げられる。例えば、上記亜鉛の含有量の検査は各種の分析機にかけたり、試薬との反応を見ることによって行なうことができる。
4.粒状化あるいは小ブロック化した溶岩を粉末化する。粉末化の方法としては各種の粉砕装置、例えば杵と臼、円盤間で摺りつぶす、遠心衝撃装置等によって粉砕して粉状に加工することが挙げられる。もちろん、溶岩を種々の用途に加工する工程、例えば溶岩プレート(焼肉用)や小石状の溶岩(溶岩炭 当社の登録商標)、あるいは溶岩ブロック等の加工に際して排出する粉末状の切削屑を利用してもよい。すなわち、板状あるいはブロック状等の切断時に発生する粉塵を乾燥した上で篩による選別を行ない、また不純物を取り除いてこの発明で得ようとする溶岩粉末として利用することも可能である。
5.得た溶岩粉末を篩かけする。篩かけの方法としては各種の篩かけ装置、例えば所定のメッシュの篩で篩かけする、遠心分離装置等によって選別すること等が挙げられる。もちろん、他の装置等を利用して所定のメッシュの粉末を取り出してもよい。
6.得た溶岩粉末を精製する。精製は溶岩粉末に含まれる不純物を選別するために行なわれる。例えば水に沈殿させて浮遊物を取り除いたり、沈殿速度を利用して不純物を除去し、純粋な溶岩粉末を取り出せばよい。
7.得た亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材を化粧材料へ練り込む。この亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材を化粧材料と混合し、練り合わせて化粧品が持つ本来の作用に加えて、美肌作用や抗菌作用を奏するようにしたり、遠赤外線を放射できるようにすることにより健康に役立つ化粧品の提供が可能になる。得た化粧品によれば、肌のひび、あかぎれ等を抑え、かゆみを防止することも判明している。
この発明の亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材は溶岩をこまかく粉末にしたもので80種類
以上の金属元素(ミネラル)で構成されており、磁石にすべて付着する。これを使用中の
クリーム、へヤークリームなどに混ぜて使用することができる。この発明の亜鉛含有の溶
岩製微粉状化粧基材を化粧品に練り込んで皮膚用のクリームとして使用した場合の効果を
列挙する。
a.皮膚の健康持に
血管が拡張され、血行がよくなるので血色がよくなり、肌に栄養が与えられ、また肌をや
わらかく健康的にしてくれる。
b.美しくなる
含有亜鉛の力により、女性のみずみずしい美しさをつくってくれる。
c.しみの発生を防ぐ
亜鉛は活性酸素を無毒にする作用がある。皮膚のしみは活性酸素によるものであり、しみ
発生の予防になる。
d.にきび、ふきでものに
驚くべき殺菌力があり、細菌によるにきび、ふきでものを消してくれる。
e.創傷治療を早める働きをする
肌のひび、あかぎれ、切り傷に用いることができる。
f.こう薬等の代替に
神経痛など血行不良に起因する箇所につけると血行が促進されるので、こう薬の代替品と
して使用することができる。
この発明の亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材を化粧品に練り込んでヘヤークリームとして使用した場合の効果は次の通りである。
a.毛根に栄養が与えられ、毛が多くなる。
b.頭の温度を部分的に計ると前部は温度が低い人が多く、これは血行不良からくるもので、毛根に栄養が与えられず、毛は細く少なくなってしまう。溶岩パウダーが頭皮に付着することにより、血行がよくなり毛根に栄養が行き渡り、毛は次第に太り多くなっていく。
c.中国の医学書「黄帝素門」に「遠赤による副腎のパワーアップは性を司り、水を司り、骨を司る。髄を生じ脳に至る。耳、二陰(肛門と生殖器のこと)に開口する。呼吸を司り、発育を司る。その華は髪である。と記されている。
この発明の亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材を化粧品に練り込んで使用する場合の具体的な配合例を示す。
化粧材料 70〜99重量%
亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材 1〜30重量%
原料として用いた富士山周辺の溶岩を通過させて得た水と、水道水に含まれる微量成分を比較した結果を表1に示す。
【表1】
Figure 0005218932

【発明の効果】この発明の亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材によれば、化粧品類に添加混合し易く、遠赤外線の持つ抗菌作用、代謝機能、浄化作用を有効に引き出すことができる。すなわち、化粧品に混合することで化粧品の持つ本来の美肌作用に加えて抗菌作用が付加される。
その結果、
A.保湿性に優れ、しっとりとした肌の潤いを長時間保つことができる。
B.溶岩粉末の持つマイナスイオン効果やその他総合機能により、皮脂成分が分解され、肌に余分な皮脂が浮いてこないので化粧のノリがよくなり、長持ちする。また全身に使用した場合、下着が皮脂で汚れにくくなり、洗顔には石鹸が不要となる。
C.溶岩粉末には各種のミネラル成分が含まれており、しかも亜鉛の含有量の多い溶岩を使用しているので、女性をみずみずしく美しくしてくれ、さらに活性酸素の悪い働きを抑える力があるので、しみの回復、しみの発生予防、老化防止等の効果も期待できる。
D.その抗菌力により、にきび、ふきでもの、あせも、かゆみなどを抑えてくれる。
E.ヘアクリームに混ぜ込んで使用すると、育毛効果が得られ、メラニンを作る機能があるので、髪の若返りを期待することができる。
なお、この発明の亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材はクリーム、ヘアクリーム、化粧水のみならず、シャンプー、石鹸等に使用しても、それらの洗浄機能等をより高める作用が認められた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の形態に係る亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材の調製方法を示すフローチャートである。

Claims (1)

  1. クリーム、ヘアクリーム、または化粧水に添加するための基材であって、亜鉛の含有量
    を検査して選別した亜鉛を多く含有する富士山周辺の少なくとも遠赤外線放射作用と抗菌
    作用とを有する溶岩を微粉状にしたことを特徴とする亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材。
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