JPS6230178Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6230178Y2
JPS6230178Y2 JP13389082U JP13389082U JPS6230178Y2 JP S6230178 Y2 JPS6230178 Y2 JP S6230178Y2 JP 13389082 U JP13389082 U JP 13389082U JP 13389082 U JP13389082 U JP 13389082U JP S6230178 Y2 JPS6230178 Y2 JP S6230178Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage body
support
elastic
information medium
support base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13389082U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5939435U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13389082U priority Critical patent/JPS5939435U/ja
Publication of JPS5939435U publication Critical patent/JPS5939435U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6230178Y2 publication Critical patent/JPS6230178Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、情報媒体へ光学的手段にて各種情報
を記録し、また記録した情報を再生する光学ヘツ
ドに関する。
従来より、この種の光学ヘツドは種々のものが
提供、提案されてきた。この光学ヘツドの製造に
当つて種々の問題点があるが、光ビームの情報媒
体への各種照射制御をより確実にすること、ヘツ
ド全体をより小型化することも重要な点である。
そこで、光学系を収納体に内設し、この収納体
の側壁を支持体にゴム材よりなる複数の弾性体を
介して配設し、トラツキング制御の際の収納体の
追随作動に共なつて、弾性体も揺動するように
し、この弾性体にて収納体の支承、作動復帰を行
わせ構造の簡素化、小型化を計るものがある。し
かし、上記従来装置では、弾性体がゴム材である
ため揺動方向が安定せず、うねり状の振動が発生
し易く、位相特性も良好でなく、また弾性体の収
納体及び支持体への安定した固定がしずらい等の
欠点がある。そこで、前記収納体の一端をベアリ
ングを介在させた支軸にて支承し、この支軸を中
心に、収納体をトラツキング制御作動時に回動さ
せることも考えられるが、この装置にしても、部
品精度及び組立精度を上げないと正確な収納体の
支承がなされず、更にこの装置では、外部からの
高周波の振動、例えば500Hz〜3KHz程度の振動
が、直接ベアリング等を通つて光学系に伝達され
てトラツキング外れ等の制御系へ悪影響を与える
ものであつた。
本考案は、上記の諸点に鑑みて、収納体の支承
構造を簡単かつ確実にすると共に、従来装置に比
べ振動に対し強くし、トラツキング制御を正確に
行える光学ヘツドを提供することを目的とする。
以下、本考案の好適な実施例を図面に従い説明
する。
後述する光学系を固定する収納体1の右部上端
に上面視〓状の支承体2を一体化するように固定
し、この支承体2の上下壁には受け凹部3a,3
bを形成し、この支承体2の上壁の受け凹部3a
に相対向する位置には、前記収納体1の下部に配
した支持台4に一体化するように固定した受枠5
の延出部5aを配設し、この延出部5aの下面に
受け凹部6を形成している。更に、前記支承体2
の下壁に形成した受け凹部3bに相対向する支持
台4の上面にも受け凹部7を形成し、受け凹部3
aと受け凹部6との間及び受け凹部3bと受け凹
部7との間には、各々中実の柱状の弾性体8a,
8bを嵌着する。この弾性体8a,8bは、外部
からの高周波の振動、例えば500Hz〜3KHz程度の
振動を吸収し得る弾性を有し、しかも前記収納体
1の回転支軸となり得る強度を有する必要がある
ため、テフロン(商品名)で代表されるポリフツ
化エチレン系樹脂にゴム材を混合させたもの又は
硬質のゴム材が特に良い。無論上記の条件を満足
するものであれば、いかような合成樹脂でも良
い。
前記弾性体8a,8bを上述のごとく嵌着した
後、受枠5の延出部5a下面に設けた受け凹部6
の中央に、延出部5aの上面に開口が露呈するよ
うに設けたネジ孔9から押圧ネジ10を螺入し、
この押圧ネジ10の端部にて前記弾性体8aの上
面を押圧して弾性体8a,8bを支持台4方向へ
押圧し、支持台4による支承体2、すなわち収納
体1の保持を確実にする。また押圧ネジ10によ
る弾性体8aへの押圧程度を変化させることによ
り、弾性体8a,8bの支承体2への圧接力を変
化させ、支承体2の回転抵抗を調整でき、弾性体
8a,8bの部品間の各種バラツキを吸収でき
る。また押圧ネジ10の緩みを防止するため、押
圧ネジ10の外方露出端にロツクナツト11を螺
合し、前記受枠5に当接させている。
このような支承関係にし、収納体1を、情報媒
体12に形成した情報トラツクT方向に対して略
直角方向Rに移動可能(第1図の矢印A方向)に
する。また収納体1の左端の延出部1aには、ゴ
ム材よりなる弾性柱13a,13bの一端部を上
下側に固定しており、この弾性柱13a,13b
の他端部を、前記支持台4に固定した側面視略逆
コ状の支承体14の対向面に各々固定し、この弾
性柱13a,13bにて前記収納体1の水平を保
つている。
尚、15は、前記収納体1側部に固定され、収
納体1をトラツキング制御信号に従つて弾性体8
a,8bを中心に回動させる第一駆動体であり、
また、16は、後述する光ビームを情報媒体12
上に集束させる集束レンズ17が固定される保持
筒18を、焦点制御信号に従つて上下動させる第
二駆動体である。
前記収納体1に収納される光学系は第4図に示
す構成になつている。
光源19から発する光ビームは、レンズ20、
偏光ビームスプリツタ21、4分の1波長板22
を透過し、反射プリズム23にて偏向されて集束
レンズ17を介して情報媒体12へスポツト25
として入射される。また情報媒体12からの反射
ビームは、集束レンズ17を透過し、反射プリズ
ム23にて偏向され、4分の1波長板22を透過
し、偏光ビームスプリツタ21にて前記光ビーム
と略90度異なる方向へ反射され、レンズ26を介
して光検出素子27に入射されるものである。
そして、情報媒体8に対する前記スポツト25
の適正位置からの位置ズレをトラツキング信号と
して、また前記スポツト25の適正径からの大小
変化を焦点制御信号として、前記光検出素子27
から検出する公知の制御信号の検出方法を採用し
ている。
次に、上記実施例の作用を説明する。
前記第二駆動体16に前記焦点制御信号が入力
されると、その焦点制御信号に従つて集束レンズ
17を固定する保持筒18を移動し、情報媒体1
2上のスポツト25の径が適正径であるように制
御する。またトラツキング信号が前記第一駆動体
15に入力されると、そのトラツキング信号に従
つて収納体1を前記保持筒18と共に、弾性体8
a,8bを中心に回動させ、スポツト25が情報
媒体12上の適正位置から外れないように制御し
ている。このトラツキング制御による収納体1の
回動に際し、延出部5aの受け凹部6と支持台4
の受け凹部7とには、弾性体8a,8bの一端を
固定しておき、支承体2の受け凹部3a,3bに
対しては、弾性体8a,8bの他端を滑動し得る
ようにしておくことより、支持台4の回動を滑ら
かにできる。
ところで、外部から500Hz〜3KHz程度の高周波
振動が支持台4などに加わつたとしても、収納体
1は支承体2を介して弾性体8a,8bにて支持
台4に支持されているため、前記高周波振動が弾
性体8a,8bにて吸収され、収納体1に振動が
伝達されることを極力防止できる。この振動防止
を効果的にするため、弾性体8a,8bは、合成
樹脂にゴム材を混合させたものにて形成するのが
良いことは前述した通りである。
上記実施例は、中実の弾性体8a,8bにて収
納体1を支承したが、第5図のように中空の筒状
をなす弾性体8cを使用することも考えられる。
第1図乃至第3図に示した実施例と同一部材には
同一符号を付すことで説明は省略する。
端部にネジ部28aを形成した長軸状の押圧ネ
ジ28を、支承体2を支持台4下方より挿通し、
受枠5の延出部5aに前記ネジ部28aを螺着し
ている。押圧ネジ28の支承体2に位置する箇所
に前記中空の弾性体8cを嵌着している。またこ
の弾性体8cの上下端にはワツシヤー29a,2
9bを介在させ、上部のワツシヤー29aは、前
記押圧ネジ28のネジ部28aに螺合したロツク
ナツト11にて押圧されており、弾性体8cをワ
ツシヤー29a,29b間で挾持している。そし
て弾性体8cの外周は支承体2に固定され、内周
は押圧ネジ28に対し滑動可能に設けられてい
る。
支持台4と受枠5の右側部から、前記押圧ネジ
28の下部およびネジ部28aに当接している小
ネジ30,31は、押圧ネジ28の回転防止用の
ものである。
この実施例の作用は、前述の実施例とほぼ同様
のものであるが、トラツキング制御の際の収納体
1における支持が異なる。
すなわち、トラツキング信号に従つて収納体1
は、押圧ネジ28を中心に回動する。この時、収
納体1に固定される支承体2と押圧ネジ28との
間に弾性体8cが介在されることによつて、前記
回動が滑らかに行える。さらに収納体1は、支承
体2と、弾性体8cと、押圧ネジ28とを介して
支持台4に支持されているため、外部からの高周
波振動が弾性体8cにて吸収され、高周波振動の
収納体1への伝達がおさえられる。前記弾性体8
cは、前述の実施例と同様に、合成樹脂にゴム材
を混合させたものにて形成するのが良い効果をも
たらす。
また押圧ネジ28による支承体2の回転抵抗を
調整するには、押圧ネジ28を回動することによ
り、ロツクナツト11とワツシヤー29aを介し
て、押圧ネジ28による弾性体8cの支持台4方
向への押圧程度を変化せしめ、弾性体8cの支承
体2への圧接力を変化させることにより行える。
上述のごとく本考案は構成してなり、特に収納
体を支持台に、弾性体を介して、情報媒体に形成
した情報トラツク方向に対して略直角方向に回動
可能に支承すると共に、前記弾性体を支持台方向
へ押圧可能な押圧ネジを設けたので、弾性体のバ
ラツキを押圧ネジの押圧調整することにより吸収
でき、収納体のトラツキング制御に応じる回動を
一定かつ滑らかにでき、しかも合成樹脂にて収納
体への外部からの振動を吸収することができ、ト
ラツキング制御を正確に行え、しかも構成が簡単
である等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の第1の実施例を示
すもので、第1図は上面図、第2図は一部断面側
面図、第3図は要部の分解斜視図、第4図は光学
系の説明図、第5図は第2の実施例の要部を示す
側面断面図である。 1……収納体、4……支持台、8a,8b,8
c……弾性体、10,28……押圧ネジ、12…
…情報媒体、15……駆動装置、27……光検出
素子、T……情報トラツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 光ビームを情報媒体12へ照射し、この情報
    媒体12からの反射ビームを光検出素子27へ
    導く光学系を収納体1に設け、この収納体1の
    側部に、前記光検出素子27から検出されるト
    ラツキング制御信号に従つて、収納体1を回動
    させる駆動装置15を設け、しかも収納体1を
    支持台4に、弾性体8a,8b,8cを介し
    て、前記情報媒体12に形成した情報トラツク
    T方向に対して略直角方向Rに回動可能に支承
    すると共に、前記弾性体8a,8b,8cを支
    持台4方向へ押圧可能な押圧ネジ10,28を
    設けたことを特徴とする光学ヘツド。 2 前記弾性体8a,8b,8cを、合成樹脂材
    にゴム材を混合させたものあるいは硬質のゴム
    材より形成してなる実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の光学ヘツド。
JP13389082U 1982-09-03 1982-09-03 光学ヘツド Granted JPS5939435U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13389082U JPS5939435U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 光学ヘツド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13389082U JPS5939435U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 光学ヘツド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5939435U JPS5939435U (ja) 1984-03-13
JPS6230178Y2 true JPS6230178Y2 (ja) 1987-08-03

Family

ID=30301865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13389082U Granted JPS5939435U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 光学ヘツド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5939435U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5939435U (ja) 1984-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2634852B2 (ja) 対物レンズ駆動装置の傾き調整機構
JPS59227042A (ja) 回動ミラ−の調整自在なマウント及びこのようなマウントを使用した光学的書込み読取りヘツド
US5559639A (en) Beam receiving position adjusting device
US6236636B1 (en) Spindle motor inclination angle adjusting mechanism in optical disk apparatus
US6700860B2 (en) Device for adjusting tilt angle of optical pickup
JPS6230178Y2 (ja)
JPH10208372A (ja) ディスク装置のチルト調整装置
KR100189914B1 (ko) 디스크플레이어의 픽업기울기 조정장치
JPH0330215B2 (ja)
KR850001382B1 (ko) 비데오 녹화-재생장치
JPH05971Y2 (ja)
JP2768608B2 (ja) 光ピックアップの光軸調整機構
JPH0739050Y2 (ja) 光学式ピックアップ装置
JPH0214011Y2 (ja)
JPH0138741Y2 (ja)
JP3265970B2 (ja) 光ディスクドライブ装置のスキュー調整機構
KR890005704Y1 (ko) 자기 헤드 장치
JPS6349864Y2 (ja)
JPH0454566Y2 (ja)
JPH0268724A (ja) 光ピックアップの支持装置
JPH048484Y2 (ja)
JPH10302268A (ja) ディスク記録・再生装置
KR850001383B1 (ko) 비데오 녹화-재생장치
KR0181829B1 (ko) 회전식 서스펜션 와이어 조립장치
KR850001386B1 (ko) 비데오 녹화-재생장치