JPH10302268A - ディスク記録・再生装置 - Google Patents

ディスク記録・再生装置

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JPH10302268A
JPH10302268A JP10787597A JP10787597A JPH10302268A JP H10302268 A JPH10302268 A JP H10302268A JP 10787597 A JP10787597 A JP 10787597A JP 10787597 A JP10787597 A JP 10787597A JP H10302268 A JPH10302268 A JP H10302268A
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adjusting
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JP10787597A
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Masaaki Matsumoto
松本  全陽
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録又は再生の信号品質が良い、回転装置の
調整後の傾角を保持し易い、小さいスペースで済むディ
スク記録・再生装置を提供する。 【解決手段】 載置部2および光ピックアップ手段が設
けられた基台1と、載置部2上に配置され移動可能な複
数の調整部材18、25と、調整部材18、25上に配
置され、かつ上方に光ディスクを載せる回転部36およ
び下方に複数の当接部39が形成された固定部38を有
する回転装置33と、載置部2と回転装置33を固定す
る固定部材50とを備え、当接部39に当接した調整部
材18、25が移動すると、載置部2と当接部39との
距離が変化し、回転装置33の角度が変化する構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク記録・再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光磁気ディスクプレーヤ等のディ
スク記録・再生装置は例えば特開平7−129970号
公報に開示されている。この公報によると、基台にモー
タおよび光ピックアップが取り付けられ、モータに設け
られた回転部の上に光ディスクが載せられ、光ディスク
の下方に光ピックアップが設けられている。そして再生
時には光ピックアップが光ビームを発射し、その光ビー
ムが光ディスクのトラックで反射され、反射光が光ピッ
クアップに入射し、入射光が電気信号に変換されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のディスク
記録・再生装置では、記録又は再生の信号品質が悪い。
即ち再生時に光ディスクの情報が間違った電気信号に変
換されたり、記録時に入力した電気信号が間違った光デ
ィスクの情報に変換される第1の欠点がある。
【0004】本発明者がその原因を究明したところ、光
ビームが傾いて光ディスクに照射され、光学収差が発生
するためである。そして光ビームが傾いて照射する原因
は、主には基台に対する回転装置の取付角度のバラツキ
と、基台に対する光ピックアップの取付角度のバラツキ
と、光ディスク自体のソリと、回転部の振れ等の総和で
ある。
【0005】この第1の欠点を解決するために本発明者
は、回転装置を弾性部材上に固着し弾性部材の一端をネ
ジ等の微動機構で調整した。しかしこの構造では、光デ
ィスク着脱時の外力に対し、回転装置の調整後の傾角を
保持できない第2の欠点がある。更にこの構造では、大
きい弾性部材や微動機構が不可欠なため、大きなスペー
スが必要となる第3の欠点がある。故に本発明はこの様
な従来の欠点を考慮して、記録又は再生の信号品質が良
い、回転装置の調整後の傾角を保持し易い、小さいスペ
ースで済むディスク記録・再生装置を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、載置部および光ピックアップ手段が設け
られた基台と、載置部上に配置され移動可能な複数の調
整部材と、調整部材上に配置され、かつ上方に光ディス
クを載せる回転部および下方に複数の当接部が形成され
た固定部を有する回転装置と、載置部と回転装置を固定
する固定部材とを備え、当接部に当接した調整部材が移
動すると、載置部と各々の当接部との距離が変化し、回
転装置の角度が変化する構成とするものである。
【0007】本発明は望しくは、回転装置に設けられた
固定部の裏面に於て、回転装置の回転軸を通る直線上近
傍に少なくとも2個の第1当接部を設け、前記直線上と
異なる裏面に少なくとも1個の第2当接部を設け、第1
当接部の全てと当接する単一の第1調整部材と、第2当
接部と当接する第2調整部材を設けるものである。
【0008】本発明は望しくは、複数の第1当接部に当
接するべく、第1調整部材に複数に離れて位置しかつ平
面から成る当接面を設け、第1調整部材に中心部を設
け、第1調整部材が回転装置の回転軸を中心に回転する
べく構成するものである。
【0009】本発明は望しくは、載置部と回転装置との
間に調整部材を挟み、かつ載置部と回転装置との間に引
力が作用すべく、固定部材を構成するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態に係る
ディスク記録・再生装置を図1ないし図3に従い説明す
る。図1は前記ディスク再生・記録装置の斜視図、図2
は前記ディスク記録・再生装置に用いられる主要部品の
分解図、図3は回転装置を斜め下方から見た図面であ
る。
【0011】これらの図に於て、基台1は例えばアルミ
ニウムダイカスト品から成り、外部が略八角柱状に形成
され、内部に載置部2と空洞部3が形成されている。載
置部2は基台1の上面から凹状に形成され、載置部2の
載置面は平面に形成されている。
【0012】2個のシャフト4、5は互いに平行に位置
する様に、基台1の適所に固定されている。移動台6は
例えば金属から成り、左右にガイド部7、8が形成さ
れ、シャフト4と5が各々ガイド部7と8に挿入されて
いる。移動台6の適所に対物レンズ9が取れ付けられ、
対物レンズ9の下方にレーザ発光装置(図示せず)が取
り付けられている。これらの対物レンズ9とレーザ発光
装置等により、光ピックアップ手段10が構成されてい
る。
【0013】シャフト4、5が延びる方向(Y方向)に
沿って、載置部2に調整用孔11と孔12と孔13と調
整用孔14が形成されている。調整用孔11と14は共
に、円周方向に長孔になる様に形成されている。孔15
は載置部2の略中心に形成され、Y方向と直交するX方
向に平行に取付孔16、17が形成されている。
【0014】第2調整部材18は例えば樹脂から成り、
中心部19と突出部20と中間部21と縁部22とから
構成されている。中心部19は有底円筒状に形成され、
突出部20は中心部19の略中心に位置し下方に突出す
る様に形成されている。中間部21は中心部19と連結
しかつ中心部19の外側に形成され、調整孔23は長孔
状に中間部21に形成されている。
【0015】縁部22は中間部21と連結しかつ中間部
21の外側に形成され、時計回り方向に沿って順次高さ
が高くなる様に楔状に形成され、その上面は平面で形成
された当接面24である。突出部20が載置部2の孔1
5に挿入され、第2調整部材18の底面が載置部2の上
面に当接する様に配置されている。この様に、第2調整
部材18は突出部20を中心として、円周方向に移動可
能に構成されている。
【0016】第1調整部材25は例えば樹脂から成り、
中心部26と中間部27と縁部28と29から構成され
ている。中心部26は底がない円筒状に形成され、第2
調整部材18を構成する中心部19の外周が中心部26
の内周に挿入される様に構成されている。
【0017】中間部27は中心部26と連結しかつ中心
部26の外側に形成され、調整孔30は長孔状に中間部
27に形成されている。中間部27は平面から見れば略
半円形状に形成されている。
【0018】縁部28と29は互いに中心部26を中間
点とし、例えばX方向に離れて位置している。そして縁
部28と29は共に中間部27と連結しかつ中間部27
の外側に形成されている。縁部28は時計回り方向に沿
って順次高さが高くなる様に楔状に形成され、その上面
は平面で形成された当接面31である。縁部29は反時
計回り方向に沿って順次高さが高くなる様に楔状に形成
され、その上面は平面で形成された当接面32である。
【0019】中心部26の内周に第2調整部材18の中
心部19の外周が挿入され、第1調整部材25の底面が
載置部2の上面に当接する様に配置されている。この様
に、第1調整部材25は中心部26を中心として、円周
方向に移動可能に構成されている。
【0020】回転装置33は例えばスピンドルモータか
ら成り、回転軸34とボス35と回転部(ターンテーブ
ル)36とロータ37と固定部38とから構成されてい
る。回転軸34とボス35と回転部36とロータ37は
一体化され、共に回転する様に構成されている。
【0021】図3に示す様に、固定部38の裏面に於
て、回転軸34を通る直線(例えばX−X線)上近傍
に、回転軸34を中間点として振り分けた位置に於て、
第1当接部39と40が形成されている。第1当接部3
9と40は裏面から見れば、例えば長方形に形成され、
側面から見れば下方に突出する様に、かまぼこ状に形成
されている。上記直線上と異なる裏面の位置に(例えば
直線Y−Y線上)、少なくとも1個の第2当接部41が
形成されている。第2当接部41は第1当接部39およ
び40と略同一の形状をしている。
【0022】固定部38の裏面の中心には、下方に突出
した略円柱状の凸所42が形成され例えばX−X線に平
行に位置する様にボス部43、44が形成されている。
ボス部43、44の孔はネジ切りされている。これらの
部品により回転装置33が構成されている。
【0023】光ディスク45は例えば1.6μmピッチ
で記録再生トラックが渦巻状に配置されたものである
(同心円状のトラックもある)。回転装置33のボス3
5が光ディスク45の中空部に挿入される様に、光ディ
スク45は回転装置33の回転部36上に載せられる。
【0024】回転装置33に形成された第1当接部39
が第1調整部材25に形成された当接面32に当接し、
第1当接部40が当接面31に当接し、第2当接部41
が第2調整部材18の当接面24に当接する様に、回転
装置33は第1調整部材25および第2調整部材18の
上に配置されている。
【0025】この様に、第1調整部材25には、複数に
離れて位置しかつ平面から成る当接面31と32が形成
され、当接面31と32は回転装置33に設けられた複
数の第1当接部39と40に当接している。第1調整部
材25に中心部26が形成され、中心部26に第2調整
部材18の中心部19が挿入され、回転装置33の凸所
42が中心部19の中に挿入されている。この様に、第
1調整部材25は回転装置33の回転軸34を中心に回
転すべく構成されている。
【0026】この様に、載置部2の上に第2調整部材1
8および第1調整部材25が配置され、これらの調整部
材18と25の上に回転装置33が配置されている。
【0027】ネジ46は弾性ワッシャー47および載置
部2の取付孔17を貫通して回転装置33のボス部44
の孔にネジ止めされている。ネジ48は弾性ワッシャー
48および載置部2の取付孔16を貫通して回転装置3
3のボス部43の孔にネジ止めされている。この様に、
載置部2と回転装置33との間に第1調整部材25およ
び第2調整部材18を挟み、かつ載置部2と回転装置3
3との間に引力が作用すべく、ネジ46と48と弾性ワ
ッシャー47と49等から成る固定部材50は回転装置
33のボス部43と44に固定されている。これらの部
品により、本ディスク記録・再生装置51は構成されて
いる。
【0028】次に本ディスク記録・再生装置51の調整
動作を再び図1ないし図3に従い説明する。まずネジ4
6と48を完全に締めないで、少し緩めた仮り止め状態
にしておく。ネジ46とボス部44の締結およびネジ4
8とボス部43の締結により回転装置33と載置部2と
の間に引力が生じる。その結果、第1当接部39および
当接面32と、第1当接部40および当接面31と、第
2当接部41および当接面24は各々当接している。
【0029】そこで調整治具(例えば図示しない細棒)
を載置部2の調整用孔14を貫通させて第1調整部材2
5の調整孔30に貫通させ、第1調整部材25を時計方
向へ移動させる。その結果、第1当接部39と当接する
当接面32の高さ(厚み)は高くなり、逆に第1当接部
40と当接する当接面31の高さは低くなる。この様に
して、回転装置33はX−X方向に於て左上りの傾角と
なる。逆に細棒を反時計方向へ移動させると、回転装置
33はX−X方向に於て右上りの傾角となる。
【0030】次に例えば細棒を載置部2の調整用孔11
を貫通させて第2調整部材18の調整孔23に貫通さ
せ、第2調整部材18を時計方向へ移動させる。その結
果、第2当接部41と当接する当接面24の高さは低く
なり、回転装置33はY−Y方向に於て右上りの傾角と
なる。逆に細棒を反時計方向へ移動させると、回転装置
33はY−Y方向に於て左上りの傾角となる。
【0031】この様に、第1当接部39、40および第
2当接部41に当接した第1調整部材25および第2調
整部材18が移動すると、載置部2と、第1当接部3
9、40および第2当接部41との距離が変化し、回転
装置33の角度(傾角)が任意に変化(調整)できる。
【0032】上述の様に、第1調整部材25の上に回転
装置33を配置し、第1調整部材25を回転移動して
も、第1当接部39および40を結ぶ直線(X−X)
と、回転軸34の延長線との交点A(図2を参照)は移
動しない。従って交点Aが回転装置33の傾角回転移動
中心となるので、第1調整部材25は光ディスク45に
設けられたトラック接線方向の傾角を調整する機能を持
つ。
【0033】また第2調整部材18は、第1当接部39
および40を結ぶ直線(X−X)に対し直角に位置しか
つ回転軸34を通る直線(Y−Y)上に位置する第2当
接部41に当接する一つの当接面24を有する。第2調
整部材18は、光ディスク45の半径方向(Y−Y方
向)の傾角を調整する機能を持つ。また第2調整部材1
8の回転移動は、第1当接部39および40を結ぶ直線
(X−X)と回転軸34との交点Aの位置に影響を与え
ないので、回転装置33の傾角回転移動中心は定点にな
る。また上述の説明では、当接面31と32を同一平面
としたが、その他に、ある一点を通る直線が作る曲面と
して形成しても良い。
【0034】回転装置の傾角調整は情報(データ)が記
録された光ディスク45を再生して行なわれる。再生信
号(出力された電気信号)を見ながら再生品質が最良に
なる様に、即ち再生信号が元の情報と一致する様に傾角
調整が行なわれる。具体的には、載置部2の調整用孔1
4又は孔13から調整治具を挿入して、第1調整部材2
5を回転移動させる事により、回転装置33のX−X方
向の傾角を調整し、光ディスク45の接線方向の傾角調
整を行なう。
【0035】そして、載置部2の調整用孔11又は孔1
2から調整治具を挿入して、第2調整部材18を回転移
動させる事により、回転装置33のY−Y方向の傾角を
調整し、光ディスク45の半径方向の傾角調整を行な
う。
【0036】上述の傾角調整時に、第1当接部39、4
0および第2当接部41は、当接面32、31、24
に、かつ第1調整部材25および第2調整部材18の底
面は載置部2の載置面に各々適度な力で押しつけておく
必要がある。それ故、回転装置33と載置部2を、第1
調整部材25および第2調整部材18を挟んで固定する
ために、ネジ46と48に各々弾性力のある弾性ワッシ
ャー47と49を挿入した。
【0037】傾角調整中は、ネジ46と48を完全に締
め込まない状態とする事により、回転装置33と載置部
2との間で、引力(即ち弾性力)が働き、傾角調整を良
好に行なえる。
【0038】この様にして傾角調整が終了した後、ネジ
46と48を完全に締め込むと、回転装置33と載置部
2の間は、調整された傾角を保持しかつ完全に固定され
るので、光ディスク45の着脱時に回転装置33に外力
が働いても、回転装置33の傾角は変わらない。
【0039】また、第1調整部材25の当接面31およ
び32と、第2調整部材18の当接面24の傾斜角は、
第1当接部39および40と第2当接部41からの押圧
力に対して、自動止めの条件を満足するのが良い。そし
て第1調整部材25および第2調整部材18の材質は、
弾性係数と硬度が共に高く、クリープ特性に優れたもの
が良い。
【0040】また上述の説明では、第1当接部39と4
0を結ぶ直線(X−X)が回転装置33の回転軸34と
対物レンズ9を結ぶ直線に直角に位置する様に説明し
た。しかし本発明はこれに限定される事なく、第1当接
部39と40を結ぶ直線は回転軸34を通る任意の方向
の直線でも良い。また、第2当接部41と回転軸34を
結ぶ直線(Y−Y)は直線(X−X)に直交する必要は
なく、任意の角度で交差しても良い。以上にて本ディス
ク記録・再生装置51の動作説明を終わる。
【0041】
【発明の効果】本発明は上述の様に、回転部の下方に形
成された当接部に当接した複数の調整部材が移動する
と、載置部と当接部との距離が変化し、回転装置の角度
(傾角)が変化する構成とした。この様に調整部材を移
動するだけで傾角が変わるので、傾角調整が容易とな
る。その結果、光ピックアップ手段が発光する光ビーム
に対する光ディスクの最良の傾角が得られるので、記録
又は再生品質が向上する。また調整部材を回転装置と載
置部との間に挟む構成なので、装置の大きさが小さいス
ペースで済む。
【0042】本発明は望しくは、回転装置の回転軸を通
る直線(X−X)上に少なくとも2個の第1当接部を設
け、第1当接部に第1調整部材を当接させ、第1調整部
材を移動させ、X−X方向に於ける回転装置の傾角を調
整する。そして、直線(X−X)と異なる直線(Y−
Y)上に少なくとも1個の第2当接部を設け、第2当接
部に第2調整部材を当接させ、第2調整部材を移動さ
せ、Y−Y方向に於ける回転装置の傾角を調整する。こ
の様に回転装置をX−X方向およびY−Y方向に調整す
る事により、任意の方向に容易に傾角調整する事ができ
る。
【0043】本発明は望しくは、複数の第1当接部に当
接すべく、第1調整部材に複数に離れて位置しかつ平面
から成る当接面を設け、第1調整部材が回転装置の回転
軸を中心に回転すべく構成する。その結果、第1調整部
材を回転移動しても、回転軸と回転装置の底面との交点
近傍が定点となり傾角回転中心となるので、光ディスク
のトラック接線方向の傾角を調整でき、調整作業が容易
となる。
【0044】本発明は望しくは、載置部と回転装置との
間に調整部材を挟み、かつ載置部と回転装置との間に引
力(弾性力)を作用させる。その結果、調整部材は適度
な力で載置部に押しつけられているので、傾角調整を容
易に行える。そして傾角調整後に、固定部材を完全に締
め込む事により、回転装置の傾角は保持されるので、光
ディスクの着脱時に回転装置に外力が働いても、傾角は
変わらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディスク記録・再生
装置の斜視図である。
【図2】上記ディスク記録・再生装置に用いられる主要
部品の分解図である。
【図3】上記ディスク記録・再生装置に用いられる回転
装置を斜め下方から見た図面である。
【符号の説明】
1 基台 2 載置部 10 光ピックアップ手段 18 第2調整部材 25 第1調整部材 33 回転装置 36 回転部 39、40 第1当接部 41 第2当接部 50 固定部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置部および光ピックアップ手段が設け
    られた基台と、該載置部上に配置され移動可能な複数の
    調整部材と、該調整部材上に配置され、かつ上方に光デ
    ィスクを載せる回転部および下方に複数の当接部が形成
    された固定部を有する回転装置と、前記載置部と前記回
    転装置を固定する固定部材とを備え、前記当接部に当接
    した前記調整部材が移動すると、前記載置部と各々の前
    記当接部との距離が変化し、前記回転装置の角度が変化
    する構成としたディスク記録・再生装置。
  2. 【請求項2】 前記回転装置に設けられた固定部の裏面
    に於て、前記回転装置の回転軸を通る直線上近傍に少な
    くとも2個の第1当接部を設け、前記直線上と異なる前
    記裏面に少なくとも1個の第2当接部を設け、前記第1
    当接部の全てと当接する単一の第1調整部材と、前記第
    2当接部と当接する第2調整部材を設けた事を特徴とす
    る請求項1のディスク記録・再生装置。
  3. 【請求項3】 複数の前記第1当接部に当接するべく、
    前記第1調整部材に複数に離れて位置しかつ平面から成
    る当接面を設け、前記第1調整部材に中心部を設け、前
    記第1調整部材が前記回転装置の回転軸を中心に回転す
    るべく構成された事を特徴とする請求項1又は請求項2
    のディスク記録・再生装置。
  4. 【請求項4】 前記載置部と前記回転装置との間に前記
    調整部材を挟み、かつ前記載置部と前記回転装置との間
    に引力が作用するべく、前記固定部材が構成された事を
    特徴とする請求項1のディスク記録・再生装置。
JP10787597A 1997-04-24 1997-04-24 ディスク記録・再生装置 Pending JPH10302268A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006061750A1 (en) * 2004-12-09 2006-06-15 Arima Devices Corporation Optical pickup unit with improved tilt adjustment provision; optical module and optical disc player provided with such pickup unit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006061750A1 (en) * 2004-12-09 2006-06-15 Arima Devices Corporation Optical pickup unit with improved tilt adjustment provision; optical module and optical disc player provided with such pickup unit

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