JPS6230069B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6230069B2 JPS6230069B2 JP10409383A JP10409383A JPS6230069B2 JP S6230069 B2 JPS6230069 B2 JP S6230069B2 JP 10409383 A JP10409383 A JP 10409383A JP 10409383 A JP10409383 A JP 10409383A JP S6230069 B2 JPS6230069 B2 JP S6230069B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door frame
- frame
- plate brick
- door
- sliding plate
- Prior art date
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Links
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- 241000282472 Canis lupus familiaris Species 0.000 claims description 20
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
- B22D41/14—Closures
- B22D41/22—Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings
- B22D41/26—Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings characterised by a rotatively movable plate
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は扉式ロータリーノズルに関し、更に詳
しくは取鍋又はタンデイシユなどの溶融金属容器
の底部注出口に装着されて該注出口からの溶融金
属の注出を開閉制御するための扉式ロータリーノ
ズルに関する。
しくは取鍋又はタンデイシユなどの溶融金属容器
の底部注出口に装着されて該注出口からの溶融金
属の注出を開閉制御するための扉式ロータリーノ
ズルに関する。
ロータリーノズルは、転炉から出鋼された溶鋼
を受けて運搬したり、鋳型に注入したりする取鍋
や、取鍋から溶鋼を受けて鋳型に注入するタンデ
イシユ等に広く使用されている。特に、摺動板煉
瓦を含む回転部分をヒンジを介して取付けること
で開閉可能にした扉式ロータリーノズルは、開状
態にすることで摺動面を露出させて固定板煉瓦及
び摺動板煉瓦の板面の損傷状態等を肉眼で確認で
きること、煉瓦の交換や補修の際に予備セツトを
準備する必要がなく交換作業が容易である等、多
くの特徴を有するため、最近では数多く使用され
ている。
を受けて運搬したり、鋳型に注入したりする取鍋
や、取鍋から溶鋼を受けて鋳型に注入するタンデ
イシユ等に広く使用されている。特に、摺動板煉
瓦を含む回転部分をヒンジを介して取付けること
で開閉可能にした扉式ロータリーノズルは、開状
態にすることで摺動面を露出させて固定板煉瓦及
び摺動板煉瓦の板面の損傷状態等を肉眼で確認で
きること、煉瓦の交換や補修の際に予備セツトを
準備する必要がなく交換作業が容易である等、多
くの特徴を有するため、最近では数多く使用され
ている。
このような扉式ロータリーノズルでは、取鍋や
タンデイツシユ等（以下溶鋼鍋という）の底部の
溶湯注出口に、直線又は取付部材を介して固着さ
れた固定フレームに、摺動板煉瓦を含む扉フレー
ムがヒンジにより回動可能に装着され、モータ等
の駆動部からの回転力を、減速機及び／又は中間
歯車を介して扉フレーム内に配置した摺動板煉瓦
に伝達し、したがつて摺動板煉瓦を回動すること
により、ノズルの開度を調節している。
タンデイツシユ等（以下溶鋼鍋という）の底部の
溶湯注出口に、直線又は取付部材を介して固着さ
れた固定フレームに、摺動板煉瓦を含む扉フレー
ムがヒンジにより回動可能に装着され、モータ等
の駆動部からの回転力を、減速機及び／又は中間
歯車を介して扉フレーム内に配置した摺動板煉瓦
に伝達し、したがつて摺動板煉瓦を回動すること
により、ノズルの開度を調節している。
ところでこの場合、摺動板煉瓦と固定板煉瓦と
の摺動面での差し湯などにより湯洩れ事故を起こ
さないように、摺動板煉瓦を固定板煉瓦に押し付
けるばねが扉フレームに配設され、このばねの押
付反力は扉フレームからヒンジを介して固定フレ
ームに支持されているが、扉フレームを前述補修
ないし交換作業のために開く際、このばねの力
が、扉フレームを固定フレームに錠止しているド
グの係合解除を困難にし、そのため扉フレーム開
放時には、、事前に扉フレームの底からジヤツキ
などばねを強制的に圧縮しておいてドグを外す必
要があり、さらにドグが外れたのちにヒンジで扉
フレームを開く際、ばねの圧縮が解放されると扉
フレーム内から摺動板煉瓦等が外れてしまつて危
険であるのでこれを抑えて保持しておく必要があ
つた。
の摺動面での差し湯などにより湯洩れ事故を起こ
さないように、摺動板煉瓦を固定板煉瓦に押し付
けるばねが扉フレームに配設され、このばねの押
付反力は扉フレームからヒンジを介して固定フレ
ームに支持されているが、扉フレームを前述補修
ないし交換作業のために開く際、このばねの力
が、扉フレームを固定フレームに錠止しているド
グの係合解除を困難にし、そのため扉フレーム開
放時には、、事前に扉フレームの底からジヤツキ
などばねを強制的に圧縮しておいてドグを外す必
要があり、さらにドグが外れたのちにヒンジで扉
フレームを開く際、ばねの圧縮が解放されると扉
フレーム内から摺動板煉瓦等が外れてしまつて危
険であるのでこれを抑えて保持しておく必要があ
つた。
本発明は前述のばねの圧縮とその保持とを一諸
に果し得るように改良された扉式ロータリーノズ
ルを提供しようとするものであり、扉フレームの
開閉作業を安全確実に且つ簡単にし、しかも複雑
な付加構造を含まずに一般的なジヤツキを利用し
ての開閉作業を可能にすることを目的としてい
る。
に果し得るように改良された扉式ロータリーノズ
ルを提供しようとするものであり、扉フレームの
開閉作業を安全確実に且つ簡単にし、しかも複雑
な付加構造を含まずに一般的なジヤツキを利用し
ての開閉作業を可能にすることを目的としてい
る。
すなわち本発明の扉式ロータリーノズルは、取
鍋又はタンデイシユなどの溶融金属容器の底部の
溶湯注出口に合致するノズル穴を有する固定板煉
瓦と、該固定板煉瓦を前記注出口部分に装着する
ために前記容器底部に取付けられる固定フレーム
と、該固定フレームにヒンジによつて開閉可能に
取付けられた環状の扉フレームと、前記固定板煉
瓦と面接触したときに該固定板煉瓦のノズル穴と
連通可能な別のノズル孔を有する摺動板煉瓦と、
前記扉フレーム内に支持され扉フレームが閉状態
のときに摺動板煉瓦を固定板煉瓦に面接触させる
ように保持すると共に前記扉フレームの環状内周
部内にて前記摺動板煉瓦のノズル孔と連通するよ
うに注出用のコレクタノズルを着脱可能に装着で
きるようになされた内部フレームと、前記扉フレ
ームの外周に枢支され前記固定フレームと係合す
ることにより扉フレームを閉状態に保持する複数
個のドグと、前記扉フレームと内部フレームとの
間に弾発配置され前記扉フレームが閉状態のとき
に前記固定板煉瓦と面接触している前記摺動板煉
瓦を前記固定板煉瓦に向けて押しつけてその反力
を固定フレームと係合状態にある前記ドグを介し
て前記固定フレームに支持させるばねと、前記扉
フレームの環状内周部において該扉フレームと内
部フレームとに互いに向い合つてそれぞれ固設さ
れ前記扉フレームの開操作に際して前記ばねを強
制的に圧縮するための外部操作力を受けとる突片
対と、前記扉フレームを閉状態のまま内部フレー
ムを外部から回転駆動することにより前記摺動板
煉瓦を前記固定板煉瓦に対して相対回動させる回
転機構とを備えており、扉フレームの開操作に際
して、前記ドグを介して固定フレームに支持され
ている前記ばねの押しつけ反力からドグを解放す
るために、前記突片対をジヤツキ等により挾み付
けて前記ばねを強制的に圧縮し、ジヤツキ等をこ
の挾み付けのままにしておくことで扉フレームと
内部フレームとを一体的に保ち、その分離を防ぐ
ようにしたものである。
鍋又はタンデイシユなどの溶融金属容器の底部の
溶湯注出口に合致するノズル穴を有する固定板煉
瓦と、該固定板煉瓦を前記注出口部分に装着する
ために前記容器底部に取付けられる固定フレーム
と、該固定フレームにヒンジによつて開閉可能に
取付けられた環状の扉フレームと、前記固定板煉
瓦と面接触したときに該固定板煉瓦のノズル穴と
連通可能な別のノズル孔を有する摺動板煉瓦と、
前記扉フレーム内に支持され扉フレームが閉状態
のときに摺動板煉瓦を固定板煉瓦に面接触させる
ように保持すると共に前記扉フレームの環状内周
部内にて前記摺動板煉瓦のノズル孔と連通するよ
うに注出用のコレクタノズルを着脱可能に装着で
きるようになされた内部フレームと、前記扉フレ
ームの外周に枢支され前記固定フレームと係合す
ることにより扉フレームを閉状態に保持する複数
個のドグと、前記扉フレームと内部フレームとの
間に弾発配置され前記扉フレームが閉状態のとき
に前記固定板煉瓦と面接触している前記摺動板煉
瓦を前記固定板煉瓦に向けて押しつけてその反力
を固定フレームと係合状態にある前記ドグを介し
て前記固定フレームに支持させるばねと、前記扉
フレームの環状内周部において該扉フレームと内
部フレームとに互いに向い合つてそれぞれ固設さ
れ前記扉フレームの開操作に際して前記ばねを強
制的に圧縮するための外部操作力を受けとる突片
対と、前記扉フレームを閉状態のまま内部フレー
ムを外部から回転駆動することにより前記摺動板
煉瓦を前記固定板煉瓦に対して相対回動させる回
転機構とを備えており、扉フレームの開操作に際
して、前記ドグを介して固定フレームに支持され
ている前記ばねの押しつけ反力からドグを解放す
るために、前記突片対をジヤツキ等により挾み付
けて前記ばねを強制的に圧縮し、ジヤツキ等をこ
の挾み付けのままにしておくことで扉フレームと
内部フレームとを一体的に保ち、その分離を防ぐ
ようにしたものである。
本発明のひとつの態様では、前記突片対が、前
記扉フレームの環状内周部内の周壁部分において
内部フレームの回転中心に向い合うように対称的
に複数組設けられており、またもうひとつの態様
では、前記回転機構が、固定フレームの外周に回
転自在に支持された環状外歯ギヤロータを含み、
前記ドグが前記ロータに係合し、ドグと扉フレー
ムが前記内部フレームおよび摺動板煉瓦と共に前
記ロータにより一体的に回転されるようになつて
いる。
記扉フレームの環状内周部内の周壁部分において
内部フレームの回転中心に向い合うように対称的
に複数組設けられており、またもうひとつの態様
では、前記回転機構が、固定フレームの外周に回
転自在に支持された環状外歯ギヤロータを含み、
前記ドグが前記ロータに係合し、ドグと扉フレー
ムが前記内部フレームおよび摺動板煉瓦と共に前
記ロータにより一体的に回転されるようになつて
いる。
本発明を図面と共に説明すれば、第１図は本発
明に係る扉式ロータリーノズルの底面図、第２図
は第１図の―線矢視に沿う縦断面図、第３図
は要部の作動状態を示す斜視図、第４図は溶融金
属容器を転倒して本発明の扉式ロータリーノズル
の扉を開いた状態を示す斜視図であり、各図とも
同一部分には同符号を付して示してある。
明に係る扉式ロータリーノズルの底面図、第２図
は第１図の―線矢視に沿う縦断面図、第３図
は要部の作動状態を示す斜視図、第４図は溶融金
属容器を転倒して本発明の扉式ロータリーノズル
の扉を開いた状態を示す斜視図であり、各図とも
同一部分には同符号を付して示してある。
図において、取鍋又はタンデイツシユなどの溶
融金属容器１の底部の溶湯注出口は一般に耐火物
成形品の上部ノズル２を備え、この上部ノズル２
から流出する溶湯の流れを開閉制御するために本
発明の扉式ロータリーノズルが装着される。３は
本発明のロータリーノズルを容器１の底部に固定
支持するための基盤であり、この基盤３には、固
定板煉瓦４を前記上部ノズル２と連通するように
保持する固定フレーム５が固定されている。固定
フレーム５内の固定板煉瓦４は、装着状態におい
て前記上部ノズル２のノズル穴２ａと合致するノ
ズル穴４ａを有し、固定フレーム５内にリテイナ
ー６や図示しないネジなどによつて交換可能に固
定されている。固定フレーム５はその外周に軸受
７を介して環状外歯ギアロータ８を有し、このギ
アロータ８を図示しない駆動源によつて回転駆動
するようになつている。ギアロータ８にはさらに
一体的に環状部材９が結合されており、この環状
部材９には、周方向の６個所で後述のドグ１９を
引掛けるための鍔部１０が外周に、また後述の内
部フレーム１４へ回転力を直接伝達するためのい
んろう部１１が内周に設けられ、さらに外周部の
一端にヒンジ１２が取付けられている。ヒンジ１
２は環状の扉フレーム１３を前記固定フレーム５
の環状部材９に対して開閉可能に支持し、この扉
フレーム１３内には内部フレーム１４がばね１５
によつて支持されて配置されている。１６は摺動
板煉瓦であり、内部フレーム１４にリテイナー１
７やねじ１８により交換可能に固定されていて、
前記固定板煉瓦４と面接触したときに固定板煉瓦
４のノズル穴４ａに対し相対的な回転位置に応じ
て連通又は閉鎖される二つの別のノズル穴１６
ａ，１６ｂを有する。内部フレーム１４は、扉フ
レーム１３が固定フレーム５の環状部材９に対し
て閉じられている状態のときに、摺動板煉瓦１６
を固定板煉瓦４に面接触させ、ばね１５のばね力
によつて摺動板煉瓦１６を固定板煉瓦４へ押しつ
けて、前記面接触を差し湯などが生じないように
充分な面圧で行なえるようにしてある。このばね
１５による押しつけの反力を支持し、また扉フレ
ーム１３を閉状態に保持するのは、扉フレーム１
３の外周６個所に設けられたドグ１９であり、こ
れらドグ１９は扉フレーム１３に枢支されていて
その先端が固定フレーム５の環状部材９の外周に
設けられた鍔部１０に係合し、尾端にはこの係合
のかけ外しを行なうための握り２０が形成されて
いる。ばね１５は扉フレーム１３の環状周室２１
内に配設されて扉フレーム１３と内部フレーム１
４との間を弾発付勢しており、各ばね１５はコイ
ルスプリングであつてその内部には第２図に示し
たようにばねガイド兼ストツパ２２が設けられ、
ばね１５のたわみの案内とそのたわみすぎの防止
とを果している。
融金属容器１の底部の溶湯注出口は一般に耐火物
成形品の上部ノズル２を備え、この上部ノズル２
から流出する溶湯の流れを開閉制御するために本
発明の扉式ロータリーノズルが装着される。３は
本発明のロータリーノズルを容器１の底部に固定
支持するための基盤であり、この基盤３には、固
定板煉瓦４を前記上部ノズル２と連通するように
保持する固定フレーム５が固定されている。固定
フレーム５内の固定板煉瓦４は、装着状態におい
て前記上部ノズル２のノズル穴２ａと合致するノ
ズル穴４ａを有し、固定フレーム５内にリテイナ
ー６や図示しないネジなどによつて交換可能に固
定されている。固定フレーム５はその外周に軸受
７を介して環状外歯ギアロータ８を有し、このギ
アロータ８を図示しない駆動源によつて回転駆動
するようになつている。ギアロータ８にはさらに
一体的に環状部材９が結合されており、この環状
部材９には、周方向の６個所で後述のドグ１９を
引掛けるための鍔部１０が外周に、また後述の内
部フレーム１４へ回転力を直接伝達するためのい
んろう部１１が内周に設けられ、さらに外周部の
一端にヒンジ１２が取付けられている。ヒンジ１
２は環状の扉フレーム１３を前記固定フレーム５
の環状部材９に対して開閉可能に支持し、この扉
フレーム１３内には内部フレーム１４がばね１５
によつて支持されて配置されている。１６は摺動
板煉瓦であり、内部フレーム１４にリテイナー１
７やねじ１８により交換可能に固定されていて、
前記固定板煉瓦４と面接触したときに固定板煉瓦
４のノズル穴４ａに対し相対的な回転位置に応じ
て連通又は閉鎖される二つの別のノズル穴１６
ａ，１６ｂを有する。内部フレーム１４は、扉フ
レーム１３が固定フレーム５の環状部材９に対し
て閉じられている状態のときに、摺動板煉瓦１６
を固定板煉瓦４に面接触させ、ばね１５のばね力
によつて摺動板煉瓦１６を固定板煉瓦４へ押しつ
けて、前記面接触を差し湯などが生じないように
充分な面圧で行なえるようにしてある。このばね
１５による押しつけの反力を支持し、また扉フレ
ーム１３を閉状態に保持するのは、扉フレーム１
３の外周６個所に設けられたドグ１９であり、こ
れらドグ１９は扉フレーム１３に枢支されていて
その先端が固定フレーム５の環状部材９の外周に
設けられた鍔部１０に係合し、尾端にはこの係合
のかけ外しを行なうための握り２０が形成されて
いる。ばね１５は扉フレーム１３の環状周室２１
内に配設されて扉フレーム１３と内部フレーム１
４との間を弾発付勢しており、各ばね１５はコイ
ルスプリングであつてその内部には第２図に示し
たようにばねガイド兼ストツパ２２が設けられ、
ばね１５のたわみの案内とそのたわみすぎの防止
とを果している。
前記摺動板煉瓦１６の両ノズル穴１６ａ，１６
ｂに対応して内部フレーム１４の下面側には、そ
れぞれノズル穴１６ａ，１６ｂと連通するように
二つのコレクターノズル２３ａ，２３ｂが取付け
られるようになされており、２４ａ，２４ｂはそ
のためのバヨネツト式ノズル取付筒、２５ａ，２
５ｂは内部フレーム１４に一体形成されたバヨネ
ツト式保持部である。
ｂに対応して内部フレーム１４の下面側には、そ
れぞれノズル穴１６ａ，１６ｂと連通するように
二つのコレクターノズル２３ａ，２３ｂが取付け
られるようになされており、２４ａ，２４ｂはそ
のためのバヨネツト式ノズル取付筒、２５ａ，２
５ｂは内部フレーム１４に一体形成されたバヨネ
ツト式保持部である。
第１図に明記したように、本発明においては前
記扉フレーム１３の環状内周部の丁度コレクタノ
ズル２３ａ，２３ｂから90度だけずれた対称的な
角度位置に二組の突片対２６，２７が設けられて
おり、各突片対は２６について第２図又は第３図
に示したように、間隙Ｇを介して重なり合つた一
対の突片２６ａ，２６ｂから成る。一方の突片２
６ａは扉フレーム１３から一体に突出し、他方の
突片２６ｂは内部フレーム１４から一体に突出し
ている。前記間隙Ｇは、扉フレーム１３の上面と
内部フレーム１４の下面との間隙ｇまたはストツ
パ２２の間隙ｇsより大きく、両突片を第３図に
示すように流体圧ジヤツキ３０とＵボルト付き台
座３１とによつてばね１５のばね力に抗して強制
的に近づけ、ばね１５を圧縮したときに、扉フレ
ーム１３が固定フレーム５の環状部材９に対し
て、ドグ１９が軽く手で外せる程度にまで近づく
ようにしてある。尚、この構造は他方の突片対２
７についても全く同様であり、回転中心２８に関
して対称的な二位置にて前記ジヤツキ操作を行な
うことで、全周に分布したばね１５をバランスよ
く圧縮し、同時に前記ジヤツキと台座とでこの圧
縮状態のままに保持することで、ドグ１９を外し
てヒンジ１２により扉を開いても、扉フレーム１
３と内部フレーム１４とが別々に分離することも
ない。
記扉フレーム１３の環状内周部の丁度コレクタノ
ズル２３ａ，２３ｂから90度だけずれた対称的な
角度位置に二組の突片対２６，２７が設けられて
おり、各突片対は２６について第２図又は第３図
に示したように、間隙Ｇを介して重なり合つた一
対の突片２６ａ，２６ｂから成る。一方の突片２
６ａは扉フレーム１３から一体に突出し、他方の
突片２６ｂは内部フレーム１４から一体に突出し
ている。前記間隙Ｇは、扉フレーム１３の上面と
内部フレーム１４の下面との間隙ｇまたはストツ
パ２２の間隙ｇsより大きく、両突片を第３図に
示すように流体圧ジヤツキ３０とＵボルト付き台
座３１とによつてばね１５のばね力に抗して強制
的に近づけ、ばね１５を圧縮したときに、扉フレ
ーム１３が固定フレーム５の環状部材９に対し
て、ドグ１９が軽く手で外せる程度にまで近づく
ようにしてある。尚、この構造は他方の突片対２
７についても全く同様であり、回転中心２８に関
して対称的な二位置にて前記ジヤツキ操作を行な
うことで、全周に分布したばね１５をバランスよ
く圧縮し、同時に前記ジヤツキと台座とでこの圧
縮状態のままに保持することで、ドグ１９を外し
てヒンジ１２により扉を開いても、扉フレーム１
３と内部フレーム１４とが別々に分離することも
ない。
尚、内部フレーム１４には、扉フレームを閉じ
た際に環状部材９の内周のいんろう部１１と嵌合
するいんろう部２９が設けられており、扉フレー
ム１３を閉じてドグ１９を掛けた状態においてギ
ヤロータ８を図示しない駆動ギヤにより回転させ
れば、その回転力は環状部材９からいんろう部１
１，２９を介して内部フレーム１４に直接伝達さ
れ、他の部分に内部応力を生じることもなしに、
ドグ１９によつて扉フレーム１３を係止したま
ま、内部フレーム１４したがつて摺動板煉瓦１６
が、固定フレーム５したがつて固定板煉瓦４に対
して相対的に回動し、ノズル穴４ａと１６ａとの
連通開度を全閉から全開まで調整し得ることにな
る。
た際に環状部材９の内周のいんろう部１１と嵌合
するいんろう部２９が設けられており、扉フレー
ム１３を閉じてドグ１９を掛けた状態においてギ
ヤロータ８を図示しない駆動ギヤにより回転させ
れば、その回転力は環状部材９からいんろう部１
１，２９を介して内部フレーム１４に直接伝達さ
れ、他の部分に内部応力を生じることもなしに、
ドグ１９によつて扉フレーム１３を係止したま
ま、内部フレーム１４したがつて摺動板煉瓦１６
が、固定フレーム５したがつて固定板煉瓦４に対
して相対的に回動し、ノズル穴４ａと１６ａとの
連通開度を全閉から全開まで調整し得ることにな
る。
第２図に二点鎖線で示したように、また第４図
に転倒して示したように、本発明の扉式ロータリ
ーノズルでは環状の扉フレーム１３の内周部のコ
レクターノズルの間に突片対を設けて、この突片
対を小型のジヤツキ等で強制的に近づけてばね１
５を圧縮するようにしたので、回転部分の外まわ
りに回転の邪魔になるような突起物を設けずとも
扉フレームと内部フレームとの圧縮保持が果せ、
煉瓦交換・補修作業の安全性と作業性の向上に寄
与するところが大きい。またドグの掛け外しに大
きな力を必要とせず、握りを頑丈に作らずともす
み、短い握りで充分となるので外形に無用の突出
部が生じることもない。
に転倒して示したように、本発明の扉式ロータリ
ーノズルでは環状の扉フレーム１３の内周部のコ
レクターノズルの間に突片対を設けて、この突片
対を小型のジヤツキ等で強制的に近づけてばね１
５を圧縮するようにしたので、回転部分の外まわ
りに回転の邪魔になるような突起物を設けずとも
扉フレームと内部フレームとの圧縮保持が果せ、
煉瓦交換・補修作業の安全性と作業性の向上に寄
与するところが大きい。またドグの掛け外しに大
きな力を必要とせず、握りを頑丈に作らずともす
み、短い握りで充分となるので外形に無用の突出
部が生じることもない。
尚、図示の例において突片対に流体ジヤツキ３
０とＵボルト付台座３１とで押圧荷重を加えた
が、流体ジヤツキの代りにネジ式ジヤツキ等を用
いてもよいことは述べるまでもない。
０とＵボルト付台座３１とで押圧荷重を加えた
が、流体ジヤツキの代りにネジ式ジヤツキ等を用
いてもよいことは述べるまでもない。
また摺動板煉瓦の回転機構についても固定フレ
ーム側にギヤロータを設けた例を示したが、特願
昭57−227108号で提案したような扉側にギヤロー
タを配置したものでも本発明は同様に実施可能で
ある。
ーム側にギヤロータを設けた例を示したが、特願
昭57−227108号で提案したような扉側にギヤロー
タを配置したものでも本発明は同様に実施可能で
ある。
第１図は本発明の扉式ロータリーノズルの底面
図、第２図は第１図の―線矢視に沿つた縦断
面図、第３図は要部の作動状態を示す斜視図、第
４図は溶融金属容器を転倒して本発明の扉式ロー
タリーノズルの扉を開いた状態を示す斜視図であ
る。 １：溶融金属容器、２：上部ノズル、３：基
盤、４：固定板煉瓦、５：固定フレーム、７：軸
受、８：環状外歯ギアロータ、９：環状部材、１
０：鍔部、１２：ヒンジ、１３：扉フレーム、１
４：内部フレーム、１５：ばね、１６：摺動板煉
瓦、１９：ドグ、２０：握り、２３ａ，２３ｂ：
コレクタノズル、２６，２７：突片対、２６ａ，
２６ｂ：突片、３０：ジヤツキ、３１：Ｕボルト
付き台座。
図、第２図は第１図の―線矢視に沿つた縦断
面図、第３図は要部の作動状態を示す斜視図、第
４図は溶融金属容器を転倒して本発明の扉式ロー
タリーノズルの扉を開いた状態を示す斜視図であ
る。 １：溶融金属容器、２：上部ノズル、３：基
盤、４：固定板煉瓦、５：固定フレーム、７：軸
受、８：環状外歯ギアロータ、９：環状部材、１
０：鍔部、１２：ヒンジ、１３：扉フレーム、１
４：内部フレーム、１５：ばね、１６：摺動板煉
瓦、１９：ドグ、２０：握り、２３ａ，２３ｂ：
コレクタノズル、２６，２７：突片対、２６ａ，
２６ｂ：突片、３０：ジヤツキ、３１：Ｕボルト
付き台座。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 取鍋又はタンデイシユなどの溶融金属容器の
底部注出口に装着される扉式ロータリーノズルで
あつて、前記注出口に合致するノズル穴を有する
固定板煉瓦と、該固定板煉瓦を前記注出口部分に
装着するために前記容器底部に取付けられる固定
フレームと、該固定フレームにヒンジによつて開
閉可能に取付けられた環状の扉フレームと、前記
固定板煉瓦と面接触したときに該固定板煉瓦のノ
ズル穴と連通可能な別のノズル孔を有する摺動板
煉瓦と、前記扉フレーム内に支持され扉フレーム
が閉状態のときに摺動板煉瓦を固定板煉瓦に面接
触させるように保持すると共に前記扉フレームの
環状内周部内にて前記摺動板煉瓦のノズル孔と連
通するように注出用のコレクタノズルを着脱可能
に装着できるようになされた内部フレームと、前
記扉フレームの外周に枢支され前記固定フレーム
と係合することにより扉フレームを閉状態に保持
する複数個のドグと、前記扉フレームと内部フレ
ームとの間に弾発配置され前記扉フレームが閉状
態のときに前記固定板煉瓦と面接触している前記
摺動板煉瓦を前記固定板煉瓦に向けて押しつけて
その反力を固定フレームと係合状態にある前記ド
グを介して前記固定フレームに支持させるばね
と、前記扉フレームの環状内周部において該扉フ
レームと内部フレームとに互いに向い合つてそれ
ぞれ固設され前記扉フレームの開操作に際して前
記ばねを強制的に圧縮するための外部操作力を受
けると突片対と、前記扉フレームを閉状態のまま
内部フレームを外部から回転駆動することにより
前記摺動板煉瓦を前記固定板煉瓦に対して相対回
動させる回転機構とを備えたことを特徴とする扉
式ロータリーノズル。 ２ 前記突片対が、前記扉フレームの環状内周部
内の周壁部分において内部フレームの回転中心に
向い合うように対称的に複数組設けられている特
許請求の範囲第１項に記載の扉式ロータリーノズ
ル。 ３ 前記回転機構が固定フレームの外周に回転自
在に支持された環状外歯ギヤロータを含み、前記
ドグが前記ロータに係合し、ドグと扉フレームが
前記内部フレームおよび摺動板煉瓦と共に前記ロ
ータにより一体的に回転されるようになつている
特許請求の範囲第１項に記載の扉式ロータリーノ
ズル。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10409383A JPS59228971A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 扉式ロ−タリ−ノズル |
| DE8484401211T DE3462445D1 (de) | 1983-06-13 | 1984-06-13 | Door-type rotary nozzle |
| EP84401211A EP0128841B1 (en) | 1983-06-13 | 1984-06-13 | Door-type rotary nozzle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10409383A JPS59228971A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 扉式ロ−タリ−ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59228971A JPS59228971A (ja) | 1984-12-22 |
| JPS6230069B2 true JPS6230069B2 (ja) | 1987-06-30 |
Family
ID=14371502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10409383A Granted JPS59228971A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 扉式ロ−タリ−ノズル |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0128841B1 (ja) |
| JP (1) | JPS59228971A (ja) |
| DE (1) | DE3462445D1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01163262U (ja) * | 1988-05-07 | 1989-11-14 | ||
| JPH0387963U (ja) * | 1989-12-25 | 1991-09-09 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3500865A1 (de) * | 1985-01-12 | 1986-07-17 | Stopinc Ag, Baar | Schiebeverschluss, insbesondere fuer stahlschmelze enthaltende gefaesse |
| CA1279189C (en) * | 1985-11-18 | 1991-01-22 | Tetsuya Yoshihara | Rotary nozzle system |
| JPS63215366A (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-07 | Nkk Corp | 扉式ロ−タリ−ノズル |
| JPH0252165A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-21 | Nippon Rootarii Nozuru Kk | ロータリーノズル |
| DE3843865C1 (ja) * | 1988-12-23 | 1990-02-22 | Martin & Pagenstecher Gmbh, 5000 Koeln, De | |
| JP4216244B2 (ja) * | 2004-11-11 | 2009-01-28 | 品川白煉瓦株式会社 | 鋳造設備におけるスライドバルブ装置 |
| CN108160982B (zh) * | 2018-02-09 | 2024-04-30 | 马鞍山市双益机械制造有限公司 | 一种钢包滑动水口装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6045030B2 (ja) * | 1979-04-13 | 1985-10-07 | 日本鋼管株式会社 | 扉式ロ−タリ−ノズル |
| CH640442A5 (de) * | 1979-05-25 | 1984-01-13 | Stopinc Ag | Drehschiebeverschluss fuer metallurgische gefaesse, insbesondere stahlgiesspfannen. |
| GB2117489B (en) * | 1982-03-05 | 1985-06-05 | Nippon Kokan Kk | Dual door type rotary nozzle |
-
1983
- 1983-06-13 JP JP10409383A patent/JPS59228971A/ja active Granted
-
1984
- 1984-06-13 EP EP84401211A patent/EP0128841B1/en not_active Expired
- 1984-06-13 DE DE8484401211T patent/DE3462445D1/de not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01163262U (ja) * | 1988-05-07 | 1989-11-14 | ||
| JPH0387963U (ja) * | 1989-12-25 | 1991-09-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59228971A (ja) | 1984-12-22 |
| EP0128841A1 (en) | 1984-12-19 |
| EP0128841B1 (en) | 1987-03-04 |
| DE3462445D1 (de) | 1987-04-09 |
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