JPS623002A - オゾン発生器の電極体 - Google Patents

オゾン発生器の電極体

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JPS623002A
JPS623002A JP14179885A JP14179885A JPS623002A JP S623002 A JPS623002 A JP S623002A JP 14179885 A JP14179885 A JP 14179885A JP 14179885 A JP14179885 A JP 14179885A JP S623002 A JPS623002 A JP S623002A
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JP
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electrode
coating material
ozonizer
electron rays
electrode plate
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JP14179885A
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English (en)
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Hidetoshi Ishida
英敏 石田
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  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、オゾン(○、)を発生するオゾン発生器(オ
ゾナイザ−)に用いられる平板状の電極体に関するもの
である。
[従来技術及び発明が解決しようとする問題点]今日、
オゾンを発生する発生機のなかには、平板状の電極体を
複数枚積層し、隣接する電極体間に高電圧をかけてコロ
ナ放電を起こさせ、ここを通過する空気中の酸素をオゾ
ンに変化させるようにしたものがある。しかるにこのよ
うな電極体は。
ステンレス等の電極板にシリコーン樹脂や弗素樹脂等の
絶縁性樹脂材かならる被覆材を表裏両面に被覆すること
によって形成され、電極板が直接空気に触れないように
構成されているが、この様なものにおいて、これら被覆
材をそのまま使用したのでは、未だ強度的に充分とは言
えず、このため。
被覆材表面の汚染や長期の使用によって被覆材が破壊さ
れてしまう所謂トラッキング破壊を生じることがある。
そこで従来、特公昭56−33325号公報に示す如く
被覆材にγ線を照射することで耐トラツキング破壊強度
を向上せしめるようにしたものが知られているが、この
ものは、γ線を照射するための設備が大がかりになって
しまう詐りでなく、放射線管理に絶えず厳格なる注意を
払わなければならず、そしてこの様な設備を導入出来な
い事業所については、公的な機関等に電極体の照射を依
頼しなければならず、このため、必要なときに必要なだ
けの枚数を直ちに入手できないという欠点があり、さら
には、被覆材や電極板のなかには、γ線を照射すること
によって変性してしまうものもあり、問題になっていた
[問題を解決する手段] 本発明は上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃する
ことができるオゾン発生器の電極体を提供することを目
的として創案されたものであって、シリコーン等の絶縁
性樹脂材からなる被覆体を電極板の表裏面に板状に被覆
してオゾン発生器用の電極体を形成すると共に、該被覆
材には、電子線を照射してなることを特徴とするもので
ある。
そして本発明は、この構成によって、耐トラツキング強
度の高い電極体を、γ線の如き放射線を照射することな
く、管理の容易な電子線の照射によって極めて簡単かつ
確実に得ることができる様にしたものである。
[実施例] 次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する6図
面において、1はオゾン発生器であって、該オゾン発生
器1は、空気流路を形成する筺体2内に、空気流路を横
切るようにして本発明が実施された電極体3の複数枚を
積層配設することによって構成されるものであること等
はいずれも従来通りであり、この電極体3は、高電圧ト
ランスTの二次コイル側にリード線4.4aを介して接
続され、一枚おきに正負の電流がかけられるようになっ
ている。そして隣接する電極体3間に高電圧が印加され
ることによって両?l極体3間にコロナ放電が生じ、こ
こを通過する空気中の酸素がオゾンに変化せしめられる
ようになっている。
前記電極体3は、リード線4、または4aに接続される
ステンレス等の金属からなる電極板5゜および該電極板
5の表裏両面を被覆する被覆材6によって形成されてい
るが、この被覆材6は1本実施例では、絶縁性に富んだ
シリコーン樹脂材によって形成されている。そしてこの
被覆材6には。
後述するように電子線が照射せしめられることによって
耐トラツキング破壊強度が向上するように配慮されてい
る。ここで、電子線の照射作業において、電子線は金属
製の電極板5を透過しないので、一枚の電極体3につい
て表裏の都合二回の照射を行ない、その結果を下記表に
示す。
表 拳硬さは、JIS  K6301  Aに準拠した。
この様に電子線を照射したもの(例1〜5)としないも
の(例6)とを硬さの点で比較すると、電子線を照射し
たものについては、照射しないものに対して明らかに差
があって硬くなっていることが認められ、特に5Mラド
から10Mラドに照射量を変化したとき、その硬さ変化
量が他の場合よりも大きくなっているということが特徴
的に見出せる。そして、これらの電極体を用いてオゾン
発生器を作製し、オゾン発生を試みたが、電子線を照射
したものはいずれも極めて高い耐トラツキング性を有す
ることが判明し、特に10Mラド以上照射したものにお
いては、トラッキングの発生が実質的に殆ど見出されず
、従って5長期に亘って極めて優れたオゾナイザ−用の
電極として使用することができるものである。
この様に1本発明にあっては、耐トラツキング性に優れ
た電極体を得ることができるものであるが、それには、
従来の如くγ線ではなく、電子線という、設備的には勿
論、管理上、作業上等の点で極めて優れたものの照射に
よって得ることができるものであり、かつ照射線量の調
節によって所望の硬さ調節も可能となり、また、被覆材
や電極板が変性してしまうような不都合もなく、従って
耐トラツキング性に優れたオゾン発生器を安価にしかも
大量に提供することができることになる。
尚1本発明では、電極板を被覆する被覆材としては、弗
素樹脂等の絶縁性の優れた他の樹脂材を使用することが
できるものであることは言うまでもない。
[作用効果コ 以上要するに1本発明は、叙述の如く構成されたもので
あるから、絶縁性のある被覆材を電極板の両面に被覆し
て平板状のオゾン発生用電極体を形成したものであるに
もかかわらず、この電極体には、電子線が照射されてい
て、耐トラツキング性が極めて優れたものとなり、従っ
て、長期に亘ってトラッキング発生のないものとするこ
とができる。しかもこの優れた耐トラツキング性を、従
来の如くγ線ではなく、電子線の照射によって付与する
ようにしたので、照射設備が著しく簡素化され、かつ放
射線管理等の極めて厳格な管理も不要となって、小さな
事業所においても容易に導入することができ、もって、
必要なときに必要なだけの枚数の耐トラツキング性に優
れた電極体を容易に入手することができることになり、
ひいては、高性能のオゾン発生器を安価にしかも大量に
提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は1本発明に係るオゾン発生器の電極体の一実施例
を示したものであって、第1図はオゾン発生器の概略図
、第2図は電極体の平面図、第3図は電極体の縦断面図
、第4図は電子線照射量と硬さとの関係を示すグラフ図
である。 図中、1はオゾン発生器、3は電極体、5は電極板、6
は被覆材である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)シリコーン等の絶縁性樹脂材からなる被覆体を電極
    板の表裏面に板状に被覆してオゾン発生器用の電極体を
    形成すると共に、該被覆材には、電子線を照射してなる
    ことを特徴とするオゾン発生器の電極体。 2)前記被覆材はシリコーン樹脂とし、かつ電子線は1
    0Mラド以上を照射してあることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のオゾン発生器の電極体。
JP14179885A 1985-06-28 1985-06-28 オゾン発生器の電極体 Pending JPS623002A (ja)

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