JPS6229971B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6229971B2
JPS6229971B2 JP10817082A JP10817082A JPS6229971B2 JP S6229971 B2 JPS6229971 B2 JP S6229971B2 JP 10817082 A JP10817082 A JP 10817082A JP 10817082 A JP10817082 A JP 10817082A JP S6229971 B2 JPS6229971 B2 JP S6229971B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
outer frame
stator
slits
electric motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10817082A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5976145A (ja
Inventor
Mitsusachi Ishikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP10817082A priority Critical patent/JPS5976145A/ja
Publication of JPS5976145A publication Critical patent/JPS5976145A/ja
Publication of JPS6229971B2 publication Critical patent/JPS6229971B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電動工具用電動機の騒音防止に関する
ものである。
第1図に示した電動工具用電動機の概略横断正
面図及び第2図に示した該電動機の一部断側面図
の従来構造において、固定子1は外枠2の内周面
から内方に突出し軸方向にのびた複数のリブ3に
よつて支持されており、回転軸4と共に回転する
回転子5と固定子1は空隙6を保つて組立てられ
ている。回転軸4には第2図に示したごとくフア
ン7が装着され、固定子巻線8、回転子巻線9な
どの冷却に供せられる。フアン7の外周には空隙
10を保つてフアンガイド11が装着されるが、
フアン7と対向した前記外枠2の内周面がフアン
7との間に適度な空隙を有した断面形状が円形に
成形された場合、フアンガイド11の装着は必要
としない。
このような電動機から生ずる騒音の発生源は、
主として回転するフアン7によるものである。電
動工具のごとく高速回転する電動機では、フアン
7から生じる音は電動工具全体が発生する音の80
%以上を占めることもある。フアン7から生じる
音は、フアン7の羽根形状とフアン7に流入する
空気流の状態による影響が大きいことが知られて
いる。フアン7で発生する音を低減する方法とし
て、フアン7の羽根断面形状を翼形にするなどの
改良が従来から行われてきているが、電動工具用
電動機に用いられるフアン7は鉄板をプレスで一
体に成形することが多く、理想的な羽根形状を与
えることは難しい。
一方、一般の送風機等においては、フアン7に
流入する空気流を一様な流れとするために、入口
部にはベルマウスを設置する等の改善がなされて
いる。しかし、電動工具用電動機の外枠内部にお
けるフアン入口部の空気流は、第1図、第2図に
示した固定子1と外枠2から突出するリブ3とで
囲まれたいくつかの空気通路aや固定子1と回転
子5の間に形成される空気通路bなどいくつかの
空気通路から流れ出るためいくつかに分割された
かたよつた流れとなる。しかし、これらの空気通
路は空気流に対する抵抗が異なるため、空気通路
を出た位置での軸方向の流速は不均一な流速分布
となつている。さらにフアン7に近接している固
定子巻線8の周辺では空気の渦が発生しやすく、
フアン7にはかたよりのある流れに渦が混入した
非常に乱れた空気が流入する。
このように乱れた空気流がフアン7に流入する
と、フアンは力学的に不安定な状態となり音を発
する。
上記のような空気流によつてフアンから発生す
る音を抑制するためには、フアン7を固定子1や
固定子巻線8から十分に隔てた位置に配設するか
若しくは乱れた空気の流れを改良する装置を付加
すればよいが、この場合電動機の寸法が大きくな
り、電動工具の操作性が低下する。また乱れた流
れを改良する装置を付加することによつて冷却風
量が減少すれば、電動機が過熱する等の問題が生
じる。
本発明の目的は、このような問題を生じさせる
ことなく、騒音の発生を防止できる構造を有する
電動機を提供することである。
即ち本発明の要点は、フアンから発生する音は
フアンに流入する空気流の不均一な流れと、空気
流に含まれる渦による影響が大きいことに着目
し、フアンの入口側と固定子との間に複数のスリ
ツトを配設して上記のような乱れた空気流を細分
し平均化した空気流に変えてフアンに流入するよ
うにした点である。
以下、この発明を第3図、第4図に示した一実
施例により説明する。
第3図は電動工具用電動機の部分断面図であ
る。第3図において12は固定子、13は外枠、
14は回転軸で回転子15及びフアン16が固着
される。17はフアンガイドでフアン16と外枠
13の間に装着し、フアン16との接触を避ける
ために隙間18を隔てて組立てられる。19は固
定子巻線である。本発明に係るスリツトの配設は
第4図に示したようなスリツト付板20を装着す
ることによつて適う。スリツト付板20はフアン
の外周と同心円である穴からフアンガイド17の
内径とほぼ等しい位置まで多数の切欠きを配置し
たもので、スリツト21は前記の複数個の切欠き
によつて形成された場合を示す。第3図では、ス
リツト付板20は前記フアンガイド17の一端に
係止した場合を示す。スリツト付板20はフアン
16の吸込側に配設されるが、該フアン16の側
端との接触を避けるため隙間18′を隔て、固定
子12とフアン16の間に配置するよう装着され
る。
以上のような構成において、回転軸14の回転
にともないフアン16が回転すると電動機を冷却
する空気流は固定子12と外枠13の内面に形成
された空気通路a及び固定子12と回転子15の
間に形成された空気通路bから流れ出てフアン1
6の方向に流れる。上記の空気通路a,bから流
れ出た空気流は、前記のごとく、いくつかに分割
されたかたよつた流れに渦が混入した不均一な流
れとなつているが、この空気流が上記のスリツト
付板20に設けたスリツト21を通過する際、前
記の空気流は細分化され、平均化される。フアン
16にはスリツト21を通過した平均化された空
気流が流れ込むので、フアン16に対する力学的
に不安定な力が緩和され、フアン16で発生する
音を抑制する。スリツト21の数、長さ、幅は空
気流の乱れに応じて適切な値を設定することによ
り必要な流量を確保し、電動機の騒音レベルを下
げることができる。
ここでフアン16の外径をDf、フアン16の
羽根枚数をZ、フアンガイド17の内径をDgと
して実験結果の一例を示すと次のようである。
スリツト21の数をZ×5.167、スリツトの長
さを(Dg―0.85Df)/2、幅をスリツトのピツ
チ×0.36としたスリツト付板20を装着した場
合、騒音レベルは約6dB低くなる。なおスリツト
21の間隔は等間隔の必要性がないことを併記し
ておく。
尚、本発明によるスリツト付板20の厚さは
0.8mm〜13mm程度でよく、電動機の軸方向の寸法
も大形化することなく音の発生を防止できる。
本発明によるスリツトの配設は、フアン16に
流入する空気流を細分し平均化するものであるか
ら、次のような方法によつても同様の作用、効果
を得ることができる。
第5図はスリツト22の方向を回転軸14の中
心に向かうのをさけた例である。第5図のような
スリツト22を与えた場合、フアン16の羽根と
の干渉を防止でき、騒音低減の効果を増大するこ
とができる。また上記のスリツト22は直線以外
の形状を与えてもよい。第4図、第5図に示した
スリツト21,22と同様の効果は第6図に示し
た網目状に成形した部材でも得ることができる。
第6図の網目23の部分は、図示してはいないが
複数の貫通穴を配してもよい。
本実施例では、スリツトの配設においてスリツ
ト付板20をフアンガイド17に係止した場合に
ついて説明したが、同スリツト付板20は固定子
12に係止することも可能であり、さらには第7
図のように外枠13に装着することもできる。第
7図において24はスプリング収納溝、25はス
プリング、20はスリツト付板である。。尚スリ
ツト付板の装着手段については限定されない。
また、本発明に係るスリツトの配設は第8図、
第9図に示したように、他の部材と一体でスリツ
ト21を成形することも可能である。第8図はフ
アンガイド17の一端に複数の突起26を一体で
成形しスリツト21を形成した場合で、スリツト
付フアンガイドの斜側面図である。また第9図は
スリツト21を外枠13の内面に形成した例で、
固定子側からフアン16を見たときのスリツト形
成部の部分断面である。図において、13は外
枠、26は外枠13の内周面に一体で成形した突
起で、該突起26はフアン16の吹い込み側と固
定子の間に複数個配設してスリツト21を形成す
る。
本発明によれば、電動工具用電動機の外枠の内
部に配設したフアンに流入する空気流のかたより
や渦を平均化したので、フアンに作用する不安定
な力を緩和し、フアンが発する音を抑制した結
果、電動機の騒音レベルを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電動工具用電動機の概略横断正
面図、第2図は第1図の電動機の一部縦断側面
図、第3図は本発明によるスリツトを配設した電
動機の要部縦断側面図、第4図は本発明のスリツ
ト配設の一手段を示すスリツト付板の正面図、第
5図、第6図は本発明の他の実施例で同じ効果を
有する部材の正面図、第7図はスリツト付板装着
方法の一例を示す要部縦断側面図、第8図はスリ
ツト付フアンガイドの斜視図、第9図は外枠内面
に突起を配設した場合の突起成形部における横断
正面図である。図において、12は固定子、13
は外枠、15は回転子、16はフアン、21はス
リツトである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 前後に冷却風の導入口と排出口を備え、駆動
    源を成す回転子と固定子及びこれを冷却するため
    のフアンを収納した電動機の外枠と、該外枠の内
    部において外枠内周面と外枠内周面から突出して
    軸方向にのびる複数のリブと固定子の外周面とで
    形成される空気通路を有し、電動機を冷却する空
    気流が前記の空気通路を経て外枠内部に配設され
    たフアンに流入するよう構成した電動機におい
    て、前記フアンの吸い込み側に前記外枠の内周方
    向から回転軸の中心方向に向けて前記フアンの外
    周と同心円状に延びた複数のスリツトを形成配設
    して前記フアンに流入する前記空気流を細分し平
    均化するように構成したことを特徴とする電動機
    の騒音防止装置。
JP10817082A 1982-06-22 1982-06-22 電動機の騒音防止装置 Granted JPS5976145A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10817082A JPS5976145A (ja) 1982-06-22 1982-06-22 電動機の騒音防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10817082A JPS5976145A (ja) 1982-06-22 1982-06-22 電動機の騒音防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5976145A JPS5976145A (ja) 1984-05-01
JPS6229971B2 true JPS6229971B2 (ja) 1987-06-30

Family

ID=14477753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10817082A Granted JPS5976145A (ja) 1982-06-22 1982-06-22 電動機の騒音防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5976145A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4684835A (en) * 1985-10-07 1987-08-04 Ametek, Inc. Motor cooling fan housing

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5976145A (ja) 1984-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2018816C (en) Cooling fan with reduced noise for variable speed machinery
KR20000047329A (ko) 축류팬용 안내깃과 그 안내깃을 구비한 축류팬 슈라우드 조립체
JPH0795745A (ja) 回転電機
JP2007182880A (ja) 熱放散ファン
JP2019157656A (ja) 遠心ファン
JP4483845B2 (ja) 車両用交流発電機
JP2010084701A (ja) 送風装置
CN114008330A (zh) 离心风扇和旋转电机
JP2004019635A (ja) 遠心送風機
JPH1119006A (ja) 電気掃除機
US5855469A (en) End seal design for blower
JP6019391B2 (ja) 遠心送風機及びそれを具備する衣類乾燥機
JP2007085356A (ja) 空気調和機
US7121798B2 (en) Radial fan wheel for transporting cooling air for an electric machine
CN219372164U (zh) 一种降噪效果好的无刷电机
JP6667745B1 (ja) 遠心ファンおよび回転電機
CN114726150B (zh) 基于冷却优化设计的高速电机
JPS6229971B2 (ja)
JP2006070808A (ja) インペラ及びそれを備えた送風ファン
CN113708561A (zh) 无刷电机及其叶轮
JPH03112339A (ja) 電気回転機と電気回転機に使用される遠心送風機
JP5899394B2 (ja) 遠心送風機
JP3163739B2 (ja) 電動送風機のインペラ
JPH0993868A (ja) 車両用主電動機
CN212137471U (zh) 无刷电机及其叶轮