JPS62299714A - 発電機能を備えた測定機 - Google Patents

発電機能を備えた測定機

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JPS62299714A
JPS62299714A JP14391186A JP14391186A JPS62299714A JP S62299714 A JPS62299714 A JP S62299714A JP 14391186 A JP14391186 A JP 14391186A JP 14391186 A JP14391186 A JP 14391186A JP S62299714 A JPS62299714 A JP S62299714A
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靖之 山口
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荒井 喜博
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、発電a能を備えた測定機に係り、特に、測定
対象を電気信号に変換する検出器等を含み測定値を電子
式表示手段に表示するようした測定機に有効利用される
〔背景技術とその問題点〕
例えば、測定機である直線型変位検出装置において、そ
の本体に刻設された目盛から測定対象である長さを読み
取るいわゆる機械的測定機に対し、測定対象を電気信号
に変換する検出器を設は表示手段に表示した測定対象の
測定値をデジタルまたは/およびアナログ的に読み取る
ようしたいわゆる電子式直線型変位検出装置が知られ、
精度が良くかつ読取容易であることから多くの産業分野
で利用されている。
このように測定対象を検出する検出器等電装品を内蔵し
た測定機としては、その使用目的や使用態様等から上記
電子式直線型変位検出装置の他、電子式キャリパ−1電
子式マイクロメータ、電子式ダイヤルゲージ、電子式硬
度計等と適宜分類されているが、その測定対象は長さ、
硬度に限らず圧力、重量等々におよびまた検出器も光電
方式、静電容量方式、磁気方式、接点方式等と任意に選
択採用されている。
かかる測定対象を検出する検出器を含む”Ql ’Xi
品が内蔵された従来測定機の一般的構造を、上記電子式
変位検出装置を例として説明する。被測定物に関与させ
る測定機本体たるスピンドルの移動変位量を検出するた
めの検出器を本体内に設け、この検出器からの電気信号
を所定処理して得た測定値を表示手段であるデジタル表
示器あるいはアナログ表示器に表示できるようするとと
もにその電装品を駆動等するための電源である電池をも
内蔵させて電子式変位検出装置を構成していた。
従って、測定現場においてスピンドルを被測定物に関与
させるだけで測定値をデジタルまたは/およびアナログ
値として容易に読み取ることができる結果、迅速かつ精
度良く測定ができた。
しかしながら、上記従来測定機には次のような問題があ
った。
すなわち、検出器等電装品を駆動するための電源として
電池が利用されているため、その電池容量を大きくすれ
ば測定機全体が大型化し携帯型とするのに不利であるば
かりか支持架台を堅牢かつ大型化しなければならず、さ
らに形式によっては片手操作できないという欠点があっ
た0反面、その電池容量を小さくするときは電圧低下が
早く測定値に誤差を含む事態を招来させ、また測定途中
において測定を中断しなければならないという最悪事態
を多発させる虞れがあった。そこで、その小型化と使用
時間等を比較考量して電池容量を決定していたが、時間
長は不定であるものの依然として電池交換をしなければ
ならずその作業が煩わしく、また電池を手元近くに常備
しておけなければならないという問題もあった。一方、
かかる電池の不利不便を解決するものとして太陽電池を
内蔵させるものも提案されているが、この場合には十分
な外光を必須とするので測定現場の制約が生し作業能率
が悪いばかりか太陽電池の集光面を測定機本体の外表面
に設けなければならないことから、設計条件を厳しくす
る他、結果として大型化かつ経済的負担を増大させた。
さらに測定現場によっては集光面に油滴や塵埃がたまり
満足な使用ができないという問題があった。
このように、従来の測定機では検出器等をより精巧、小
型軽量としているものの運用の実際にあっては、その電
源の選択等が測定機の本来的目的を発現し阻害するとい
う重要な技術的問題となっていた。
〔発明の目的〕
本発明は、前述した従来の課題に鑑みなされたものであ
り、その目的は、電池交換等作業をすることな(常に十
分な電力を保障しつつ高精度の測定ができる発′rj1
m能を備えた測定機を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明は、
上記従来問題点が、測定機の消費電力量にかかわらず一
定容量を持ち、かつMitする方向のみに作用する電池
をもって検出器等?を装置の電源としていたことに着目
し、その必要に応じて何時でも発電補充できるようした
ものである。
これがため、測定対象に関与させる測定機本体と、 この測定機本俸の可動部材に連動し測定対象を電気信号
に変換する検出器と、 この検出器からの出力信号を所定処理して前記測定対象
の測定値を求めるとともにその測定値を表示および/ま
たは外部出力する表示手段を含み形成された測定回路と
、 前記測定機本体に内蔵されたリニヤ型発電手段と、 前記可動部材に直線運動を生じさせ、その直線運転を利
用して前記発電手段を駆動させるための駆動手段と、を
含み前記測定機本体の可動部材が運動したときに前記測
定回路等の電装品を駆動するための電力を発生できるよ
う構成し前記目的を達成するのである。
従って、測定作業者が測定機本体を操作すればその可動
部材の運動を伝達する駆動手段を介し内蔵したリニヤ型
発電機が駆動されるので内蔵検出器等電装品の消費電力
を十分にまかなうことができるから、途中に電池交換作
業をせずかつ測定場所を制約されずに何時でも最良の常
態において迅速かつ高精度な測定を達成することができ
る。
〔実施例〕
本発明に係る発電機能を備えた測定機の実施例を図面を
参照しながら詳細に説明する。
(第1実施例) この第1実施例では、?llll定型程を前記従来の場
合と同様の電子式変位検出装置としている。
さて、この実施例は第1図ないし第3図に示されるよう
に電子式変位検出装置は、測定機本体lと測定I”l路
100と発電手段200とこの発電手段200を駆動す
るための駆動手段20と過充電防止回路60および低電
圧検出回路70(!:から1m成されている。
まず、第1図において、測定機本体1は、静止体と可動
体とから形成される。静止体は、上方に起立させた起立
部5A、5Bを有する肉厚の基体2、この基体2に嵌装
され内部収容空間を形成するためのフレーム3、基体2
に一体的に設けられたステム6およびこのステム6と軸
線を平行として基体2に立設されたガイド棒7とから構
成されている。なお、起立部5B(図で右側)には上下
方向に走る開口溝4が設けられている。一方、可動体は
先端側に測定子9を有し軸線方向に摺動自在としてステ
ム6に支持された可動部材としてのスピンドル8から構
成されている。
また、静止体に対する可動体の相対移動は、駆動手段2
0によって行われ、両者の標準状態はガイド棒7に巻設
されたバネ10で測定子9が回で最下位置となるように
可動体を静止体に付勢させて維持されるものとされてい
る。なお、このバネ10は測定圧力を生じさせる機能も
有する。
駆動手段20は、後記の発電手段200を作動させるも
のであるが、この実施例では可動部材であるスピンドル
8を測定作業に応じ移動変位させるためのスピンドル移
動手段を併用できるよう構成している。すなわち、駆動
手段20はスピンドル8を高速移動させるためのスピン
ドル8に装着されたレバー11と、スピンドル8を低速
移動(詳しくは微小変位)させるためのレリーズ装置1
2とから構成されている。
ここに、駆動部材21とレリーズ装置12とは次のよう
に機械的連結されている。発電手段2゜Oたるリニヤ型
発電機30のロータを駆Uノするための駆動部材21は
L字状とされ、その垂直部22をスピンドル8の上端側
に一体的に固定させるとともに水平部23に設けられた
穴24をガイド棒7に摺動自在に被嵌させている。従っ
て、駆動部材21を介しスピンドル8は回動不能となり
廻止機能が備えられたことになる。一方、L字状のナツ
ト部材16は穴17をガイド棒7に駆動部材21の下側
において摺動自在に被嵌され回で左右方向に変位不能と
されている。ところで、ボルト部材26は頭部27がフ
レーム3の外側とされ、開口溝4を貫通させた雄ネジ2
8がナツト部材16の雌ネジ18に螺合されている。従
って、ボルト部材26を開口溝4に沿って上下動させれ
ば、ナンド部材16 、%[動部材21を介しスピンド
ル8を上下移動させ°ることができ、かつ所望の位置で
ボルト部材26を回動させると頭部27が基体2の表面
に押圧されるから測定子9を任意の位置にセントするこ
とができる。ここで、レリーズ装置12のチューブ13
はボルト部材26に固定し、ワイヤ14の先端側はボル
ト部材26の貫通孔29を通し、駆動部材21の傾斜面
25に当接可能として測定機本体1に取り付けられてい
る。従って、駆CI手段20は、レバー11を把持して
高速でスピンドル8を移動させることもできるし、レリ
ーズ装置12のボタン15を押すことによってボルト部
材26でセットした位置を基準としてスピンドル8を微
動させることもできる。
また、測定回路100は、測定対象を電気信号に変換す
る検出器101、この検出器101からの電気信号を1
パルスが1μmと規定されるパルス(3号に変換するパ
ルス化回路104、そのパルス信号を計数して測定値と
するカウンタ105および測定値を電子的に表示する表
示手段110とから構成されている(第2図参照)、な
お、表示手段110にはプリンタ等への外部出力機能が
設けられている。検出H101は、スピンドル8に軸線
を同じくして固定されたメインスケールlO2と基体2
の起立部5Aに固定されたケース106に支持されたイ
ンデックススケール103と図示省略した発受光器とか
ら形成された光電方式の変位検出センサーである。各ス
ケール102.103には対応する光学格子が設けられ
ている。
従って、基体2を固定させた状態で測定子9を被測定物
(図示省略)に当接させて両者を関与させれば、スピン
ドル8の移動変位量によって被測定物の長さあるいは厚
さ等測定対象を特定することができる。
すなわち、スピンドル8が上下動されると検出器101
はその変位量相当電気信号をパルス化回路104に出力
することができる。カウンタ105はそれを測定値とし
て計数する。また、表示手段110は、第3図に示すよ
うにカウンタ105から入力される測定値相当信号から
当該測定値をデジタル表示するデジタル表示器111と
同しくアナログ的に表示するアナログ表示器112を有
するとともに、過充電表示部113と低電圧表示部11
4とを設は構成されている。ここに、本実施例では前記
の検出器101、パルス化回路104、カウンタ105
、表示手段110および後記の過充電防止回路60等を
併せ電装品と定義するものとする。
発電手段200は、第1図および第2図に見られるよう
にリニヤ型の小型発電機30と整流回路40と蓄電回路
50とから構成され、小型発電機30は第1図に示すよ
うに基体2の起立部5Aに固定された鉄枠36とリード
線38.38が設けられたコイル37とから形成された
ステータ35と、駆動部材21と一体的な鉄片34およ
び永久磁石33から形成されたロータ31とからなる単
相交流発電機である。そして、この発電機30から出力
される交流電圧を全波整流する整流回路40は4つの整
流ダイオード4”1. 41. 41. 41とチョー
クコイル42とから形成され、直流電圧に変換する。な
お、蓄電回路50は電気二重層コンデンサ51を含み形
成されており、M電容量は前記電装品を100時間駆動
できるものと決定され、また発電機30は1〜2秒間運
転すれば前記電装品を15〜18分間駆動できるだけの
発電容量をもつものと選択されている。従って、発電不
要の場合に備え整流回路40にはスイッチ43が設けら
れている。
そして、この発電a30を駆動させるための駆動手段2
0は、前記の通り測定のためにスピンドル8を上下動さ
せるためのスピンドル移動手段と併用するものとされて
いるから測定者が被測定物にスピンドル4を当接すべく
レバー11またはレリーズボタン15を操作すれば、格
別の発電用操作を必要とすることなく発電手段200は
駆動され、その蓄電回路50に充電することができる。
また、過充電防止回路60は、測定者の任意であるスピ
ンドル8の移動速度が過大になると発電機30からの交
流電圧が変動し、前記電装品に過充電、過電流を荷ける
広れが生じるので、これを事前に制限し、あるいは検出
し過充電表示部113に表示させることによって測定者
に注意喚起し円滑な運用を図るためのものである。ここ
に過充電防止回路60は過電流防止に機能する定電流ダ
イオード61、過充電防止に機能する抵抗64と直列接
続されたツェナーダイオード62.トランジスタ63.
抵抗65.66から形成されたスイッチング回路である
過電圧検出回路から構成されている。従って、過電流は
定電流ダイオード61すなわち定電流回路で制限され、
また過充電の場合にはトランジスタ63が導通するので
端子67の電圧がローレベルとなり、このローレベル信
号をもって過充電表示部113に点灯表示することがで
きる。そこで、ツェナーダイオード62等を許容電圧よ
り低く選択しておけば事前に測定者に注意喚起できるか
ら過充電となることが回避できる。なお、低電圧検出回
路70は、上記許容電圧より低い電圧を検出するよう形
成されている。従って測定者が実測定前に数回空運転(
スピンドル8を上下fl、lJさせる)をすれば蓄電図
′I!I50に初期に消費するに十分な電力を蓄えるこ
とができる。
次に本実施例の作用について説明する。
測定は、駆動手段20のレバー11を持ち上げてスピン
ドル8を第1図で上方向に移動させた後、測定子9との
間に被測定対象物(図示省略)を配し、再びレバー11
を静かに降下させて測定子9を被測定物に当接すること
によって行われる。なお、同種製品の検査のような場合
にはレリーズ装置12を用いて迅速な測定をすることが
できる。
測定値は、検出器101、パルス化回路104、カウン
タ105を介し、表示手段110のデジタル表示器ll
l、アナログ表示器112に表示される。これらについ
ては公知ゆえこれ以上の説明は省略する。
さて、測定に際し、スピンドル8を上下動させると、軸
線に回動不能かつスピンドル8と同!IJI移動可能と
された駆動部材21がステータ35に対してロータ31
を直線(リニヤ)相対移動させることができる。このよ
うに発電手段200は駆動手段20によって駆動される
ことにより、発電機30からはステーク35のコイル3
7に設番プられた出力電路たるリード線38.38から
単相交流電力が発生され、整流回路40はこれを全波整
流してM電回路50の電気二重層型のコンデンサ51に
直流電力をM電することができる。従って、測定回路1
00は蓄電回路50からの直流電力によって円滑な運転
が保障される。
ところで、測定者が不馴等によりスピンドル8を必要以
上に高速移動するときは過充電防止回路60の働きによ
り表示手段110の過充電表示部113に過充電未然防
止のための表示がなされる。
これにより、過充電は防止される。もとより過電流は定
電流ダイオード61の作用により回避される。また、測
定開始等において蓄電不足の場合には低電圧表示部11
4にその旨表示されるので測定者は測定に先立ち発電の
ためにスピンドル8を数回移動するだけで直ちに蓄電回
路50に測定に十分な電力を?MTLすることができる
。一方、蓄電電力債が多くあるいは測定作業が長時間続
行されるときには無用な発電等を実行しないようスイッ
チ43をOFFとすればよい。
従って、この実施例によれば、発電手段200が測定機
本体1に一体的に設けられているから、その発電殿能に
よって常に十分な消費電力が確保され電装品の円滑運転
ができ、高精度な測定が保障される。
また、発電機能を備えるから大容量の電池を内蔵させる
ことも、煩雑な電池交換作業も必要なく、測定中断とい
う事態も回避できる。と同時に測定機全体を小型化、携
帯化できるし、軽量化もできる。当然に身近に多数の電
池を備蓄しておく必要もない。また、太陽電池型の如く
集光面のlηれ等問題は生じる余地もなく測定作業現場
も制限されず作業能力を向上させることができる。
また、発電手段200の発電n30は、1〜2秒間運転
するだけでTi装装置費電力の15〜18分間相当量を
発電できかつ、蓄電回路50はこれを蓄電できるので、
電池等を交換することなくただちに消費電力を確保でき
るとともに、低電圧による誤差を発生させないで高精度
な測定をすることができる0発電不要の場合にはスイッ
チ43をOFFとすればよく、発電によるスピンドル8
の移動力も小さくしてよく負担とならない。
さらに、発電手段200は、測定作業に必須なスピンド
ル8の移動手段と併用させたレバー11またはレリーズ
装置12によって形成された駆動手段20で駆動される
から、発ftalI能を発現させるために格別の工具や
操作を必要とせず取り扱い容易である。
また、発電機30は、スピンドル8の直線運動を利用し
て駆動されるリニヤ型とされているから、回転手段等を
必要とせず簡単な構造で安定した運転ができるとともに
測定機全体を小型とすることができるという優れた効果
を奏する。
さらにまた、過充電防止回路60が設けられているから
過充電・電流が回避され、測定回路100等の破損を招
くことがないので従来の電装品をそのまま利用できる。
また、過充電表示部113の表示によってスピンドル8
の高速運転が防止され、これは高精度測定にも寄与する
効果を奏する。
一方低電圧表示部114も設けられているから、測定開
始前に充電作業をすることができ、測定途次における誤
差の発生も未然防止できる。
また、上記のように小型であって十分な発TLJa能を
備えているので、従来に倍する1llt装品を具備でき
るから、検出器等内蔵の測定機の機能を一層充実させる
ことができ、産業界への利用普及拡大を期待することが
できる。
(第2実施例) 第2実施例は、第4図および第5図に示すように測定機
の視程を電子式ダイヤルゲージとしている。従って、第
1実施例の場合と比較して測定機本体lの構造が異なる
。第4図において、測定機本体lは円形のフレーム3と
このフレーム3にステム6を介し軸方向に摺動自在に装
着された先端に測定子9を有するスピンドル8とから形
成されている。そして駆動手段20は直接スピンドル8
を移動させればよいものとしているからスピンドル8が
これに当たる、すなわち、ロータ31はスピンドル8自
体に被嵌させた永久磁石33から形成されている(第5
図参照)、また表示手段110はフレーム2の前面に設
けられたアナログ表示器112とケーブル11Bで連結
されたデジタル表示器111とから形成されている。つ
まり、表示手段110のアナログ表示器112は測定機
本体lと一体的に設けられ、デジタル表示器111は別
置型となっている。このデジタル表示att1は記録用
紙117を自動送りできるプリンタ116から構成され
ている。
他の発電手段200、駆動手段20等の構成については
、第1実施例の場合と同様である。
従って、従来の機械弐指計表示ダイヤルゲージと同様に
スピンドル8を上下動してその測定子9を被測定物に当
接させれば測定ができ、その測定値を表示手段110の
デジタル表示1stttとアナログ表示器112との双
方で簡単にかつ精度よく読み取ることができる。
また、測定のためのスピンドル8の上下動によって発電
することができる。よって、第1実施例の場合と同様に
消費電力を確保しつつ高精度測定を達成することができ
る。さらに測定値をデジタル表示2S110で記録する
ことができる。
(第3実施例) 第3実施例は第6図に示すように測定機本体1を電子式
ハイドゲージとした場合である。測定機本体lは、ベー
ス76、このベース76に立設された一対の支柱72,
72、この支柱72.72に摺動自在とされたスライダ
74およびスライダ74を上下動させるハンドル(図示
省略)から構成されている。また、スライダ74には被
測定物に接触子が当接した瞬間に検出器101または図
示省略したカウンタ(l O5)の出力をラッチさせる
ための測定子9が一体的に設けられている。
ここに、検出器101は、支柱72.72間に配設され
たメインスケール102、スライダ74に内蔵されたイ
ンデックススケール103、図示省略した発光器、受光
器からなる公知の光電方式リニヤ型検出センサーとされ
ている。また、駆動手段20(図示省略)は、図示省略
のハンドルを含みスライダ74を上下動できるよう形成
されスライダ74内に収容されている0発電手段200
のリニヤ型光?1tfi30は支柱72に取り付けられ
たロータ31 (図示省略)とスライダ74に内蔵され
たステータ35から構成されている。
従って、この実施例では図示省略のハンドルを回動しス
ライダ74を上下動させて測定子9の接触子を被測定物
に当接させつつその測定対象を測定することができると
ともにスライダ74の上下動によって発電機30が駆動
されるので発電機能が発揮される結果第1実施例の場合
と同様の効果を奏することができる。さらに、第3実施
例によれば、ステータ35側を移動させる構成であって
も本発明を実施できる測定機の視程を拡大できるという
ことが理解される。特に、光電方式の検出器10iは内
蔵する全74.製品の消費電力の70〜80%の電力を
消費するが発電機能を備えているこの実施例では前記実
施例の場合と同様に、従来の電池内蔵電源タイプに対し
使用時間を長くかつ検出精度を一層向上させることがで
きる。
なお、以上では、好適な各実施例を示したが、本発明は
その構成に限定されず以下のような構造等を自由に選択
して実施することができることその要旨から明白である
すなわち、発電手段200は、単相交流発電機としたが
第7図に示すような三相交流発電機等でもよい。もとよ
り、永久磁石33はMK鋼、Ba−フェライト、クロー
ム、コバルト鋼等から選択できる。もっとも交流発電機
でなくとも要は発電機能を備えればよいから直流発電機
等でもよい。
また、蓄電回路50は電気二重層のコンデンサ51から
形成したが他の型のコンデンサとしてもよく、また第7
図に示すようにニッケルカドミウム電池52等二次電池
として実施してもよい。
また、駆動手段20は、スピンドル8を直接利用したも
の、レバーIIを付設したものあるいはレリーズ装置1
2とから形成したが、要はスピンドル8の移動に伴って
発電手段200が駆動されればよいから、スピンドル8
を移動させる機構であれば、例えば、リンク機構、回転
−直線運転変換機構のような機構を含み形成したもので
あってもよい。
さらに、測定回路100は、対応する光学格子を有する
メインスケール102とインデックススケール103等
からなる光電方式の検出器101等を有するものとした
が、検出器101はこれに限定されず、静電容量方式、
磁気方式、接点方式等でもよい。要は測定機本体1との
関係において選択すべきものである。この意味において
測定機自体も電子式ダイヤルゲージ等に限定されず、電
子式のインジケータ、内外計測定機、角度計、回転計、
硬度計等々でもよく、要は長さに限らず回転、硬度、重
量、圧力等と本発明では限定されることのない測定対象
を能率よく測定できるものであればよい。
また、表示手段110は、外部出力機能を有するものと
したが、必ずしも必要でない、半面において外部出力機
能だけとしアナログ表示器112等を省略するものとし
てもよい。
このように、各構成要素の種別、構造等は任意的に選択
が可能である。
〔発明の効果〕
本発明は、従来の電池交換作業を必要とせず常に十分な
消費電力を充電確保できかつ高精度測定を保障できると
いう優れた効果を存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る発電機能を備えた測定機の第1
実施例を示すOl、’!断面図、第2図は同じく発電手
段等の回路を示すブロック図、第3図は同じく発電手段
等の回路図、第4図は、測定機を電子式ダイヤルゲージ
とした第2実施例を示す全体構成図、第5図は同じく第
2実施例の場合のリニヤ型発電機の要部構成図、第6図
は測定機を電子式ハイドゲージとした第3実施例を示す
全体構成図、および第7図は蓄電回路に二次電池を採用
した場合の他の実施例を示す回路図である。 1・・・測定機本体、20・・・駆動手段、30・・・
リニヤ型発電機、40・・・整流回路、50・・・蓄電
回路、60・・・過充電防止回路、70・・・低電圧検
出回路、100・・・測定回路、101・・・検出器、
110・・・表示手段、200・・・発電手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測定対象に関与させる測定機本体と、この測定機
    本体の可動部材に連動し測定対象を電気信号に変換する
    検出器と、 この検出器からの出力信号を所定処理して前記測定対象
    の測定値を求めるとともにその測定値を表示および/ま
    たは外部出力する表示手段を含み形成された測定回路と
    、 前記測定機本体に内蔵されたリニヤ型発電手段と、 前記可動部材に直線運動を生じさせ、その直線運動を利
    用して前記発電手段を駆動させるための駆動手段と、を
    含み前記測定機本体の可動部材が運動したときに前記測
    定回路等の電装品を駆動するための電力を発生できるよ
    う構成したことを特徴とする発電機能を備えた測定機。
  2. (2)前記特許請求の範囲第1項において、前記発電手
    段が、交流発電機と静止型整流回路と整流された直流電
    力を蓄える蓄電回路とから形成されている発電機能を備
    えた測定機。
  3. (3)前記特許請求範囲第1項または第2項において、
    前記発電手段が、過充電を防止するための過充電防止回
    路を含み形成されている発電機能を備えた測定機。
  4. (4)前記特許請求の範囲第3項において、前記過充電
    防止回路が、定電流回路と過電圧検出回路および過充電
    表示手段を含み形成されている発電機能を備えた測定機
  5. (5)前記特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれ
    かにおいて、前記駆動手段が、直線移動可能とされた前
    記可動部材に一体的に形成されている発電機能を備えた
    測定機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01227905A (ja) * 1988-03-08 1989-09-12 Keiriyou Denshi Sokki Kk 変位測定機
EP0493373A2 (en) 1987-11-30 1992-07-01 Nippon Yakin Kogyo Co., Ltd. A production process of ferrite stainless steel covered with oxide whisker
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CN104406839A (zh) * 2014-10-28 2015-03-11 大连理工大学 一种行走式高精度大量程位移检测装置
KR102542603B1 (ko) * 2022-04-08 2023-06-14 스마트온테크 주식회사 구조물 변위 검출 장치 및 모니터링 시스템

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