JPS6229927A - まぐろ延縄漁業用擬似餌 - Google Patents
まぐろ延縄漁業用擬似餌Info
- Publication number
- JPS6229927A JPS6229927A JP60167500A JP16750085A JPS6229927A JP S6229927 A JPS6229927 A JP S6229927A JP 60167500 A JP60167500 A JP 60167500A JP 16750085 A JP16750085 A JP 16750085A JP S6229927 A JPS6229927 A JP S6229927A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mackerel
- tuna
- surimi
- artificial bait
- bait
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、まぐろの延縄漁業用の擬似餌に関するもので
ある。
ある。
まぐろの延縄漁業においては、一般にまぐろの餌となる
魚、例えばさばを冷凍したものを用いている。しかし、
生さばを冷凍したものを針にかけて延縄漁業を行なうと
、−回の操業で投縄から揚延(船にあげること)まで約
5時間必要とするところから、まぐろが掛らなかった餌
は腐って殆ど針元しか残らず、毎回の操業の都度新たな
冷凍生さばを必要とする。また、さばは腐りやすいため
、完全に冷凍されているものを一匹づつ取り出して針に
掛けなければならず、その準備作業に非常な手数を必要
とするのみならず、生さばは比較的高価であって、前記
の如く操業の都度新たな冷凍生さばを必要とすることと
相まって、何代も大変である。
魚、例えばさばを冷凍したものを用いている。しかし、
生さばを冷凍したものを針にかけて延縄漁業を行なうと
、−回の操業で投縄から揚延(船にあげること)まで約
5時間必要とするところから、まぐろが掛らなかった餌
は腐って殆ど針元しか残らず、毎回の操業の都度新たな
冷凍生さばを必要とする。また、さばは腐りやすいため
、完全に冷凍されているものを一匹づつ取り出して針に
掛けなければならず、その準備作業に非常な手数を必要
とするのみならず、生さばは比較的高価であって、前記
の如く操業の都度新たな冷凍生さばを必要とすることと
相まって、何代も大変である。
さらに、従来の冷凍生さばは、それ自体にまぐろを呼び
よせる機能を持っていないため、例えば300本おろし
ても20数匹程度釣れればよい方である。
よせる機能を持っていないため、例えば300本おろし
ても20数匹程度釣れればよい方である。
本発明は、前記の如き従来技術の問題点を改善し、安価
で、取扱性が良く、まぐろが掛らなかった餌は再度使用
することができ、しかも、まぐろを呼び寄せる機能を持
っていて、釣果を顕著に向」ニさせることができるまぐ
ろ延縄漁業用擬似餌を提供することを目的とする。
で、取扱性が良く、まぐろが掛らなかった餌は再度使用
することができ、しかも、まぐろを呼び寄せる機能を持
っていて、釣果を顕著に向」ニさせることができるまぐ
ろ延縄漁業用擬似餌を提供することを目的とする。
本発明は、前記の如き問題点を解決するため、軟質合成
樹脂シートによりさば等の所望とする形を有する擬似餌
外皮を形成し、かつ該擬似餌外皮に後述のすりみを徐々
に放出し得る放出孔を形成すると共に、任意所望の位置
に擬似餌を横断する発泡スチロールなどの釣掛け用充填
物を埋設し、前記擬似餌外皮中に、いわしのすりみや各
種魚類の頭ないし内蔵などのすりみを充填し、冷凍せし
めたことを特徴とする。
樹脂シートによりさば等の所望とする形を有する擬似餌
外皮を形成し、かつ該擬似餌外皮に後述のすりみを徐々
に放出し得る放出孔を形成すると共に、任意所望の位置
に擬似餌を横断する発泡スチロールなどの釣掛け用充填
物を埋設し、前記擬似餌外皮中に、いわしのすりみや各
種魚類の頭ないし内蔵などのすりみを充填し、冷凍せし
めたことを特徴とする。
本発明の擬似餌は、外皮が軟質合成樹脂シートであるか
ら、そのシートにより保型性が良好であって、まぐろが
掛らなかった針には完全な形の擬似餌が残っており、こ
れを繰り返して使用することができ、また、すりみを合
成樹脂製シートに充填しているので、完全に冷凍してい
ないものでもよく、取扱性が向」ニする。また、海中に
おいては、すりみが放出孔から徐々に放出され、その匂
いをかぎつけてまぐろが寄ってきて、近づいたところで
は合成樹脂シートが光って見えるので活きた魚と錯覚し
て食いが良くなり、このため釣果が向上する。
ら、そのシートにより保型性が良好であって、まぐろが
掛らなかった針には完全な形の擬似餌が残っており、こ
れを繰り返して使用することができ、また、すりみを合
成樹脂製シートに充填しているので、完全に冷凍してい
ないものでもよく、取扱性が向」ニする。また、海中に
おいては、すりみが放出孔から徐々に放出され、その匂
いをかぎつけてまぐろが寄ってきて、近づいたところで
は合成樹脂シートが光って見えるので活きた魚と錯覚し
て食いが良くなり、このため釣果が向上する。
本発明においては、軟質合成樹脂シートを打ち抜いて例
えばさばと同一の形状を有する擬似餌外皮1を形成し、
かつ、その擬似餌外皮1に針通し孔1aと複数のすりみ
放出孔1bとを形成し、かくしてなる表裏の擬似餌外皮
1の外周縁を熱接着などの方法により接着し、かつ、前
記針通し孔1aに湾曲状をなす発泡スチロールなどより
なる針かけ用充填物2を挿通して取り付け、さらに、前
記表裏の擬似餌外皮中に、いわしのすりみや各種魚類の
頭ないし内蔵などの混合すりみ3を充填する。
えばさばと同一の形状を有する擬似餌外皮1を形成し、
かつ、その擬似餌外皮1に針通し孔1aと複数のすりみ
放出孔1bとを形成し、かくしてなる表裏の擬似餌外皮
1の外周縁を熱接着などの方法により接着し、かつ、前
記針通し孔1aに湾曲状をなす発泡スチロールなどより
なる針かけ用充填物2を挿通して取り付け、さらに、前
記表裏の擬似餌外皮中に、いわしのすりみや各種魚類の
頭ないし内蔵などの混合すりみ3を充填する。
前記の擬似餌外皮1は、海中において光る性質を有する
合成樹脂シート、ないし、そのような加工を施した合成
樹脂シートにより形成し、かつ、 。
合成樹脂シート、ないし、そのような加工を施した合成
樹脂シートにより形成し、かつ、 。
第1図に示す如く、背びれや尾びれを有する形状とする
。また、側柵は用充填物2は、冷凍さばを針掛けする際
に通常使われる位置1例えば背びれのやや前方の中央部
よりやや上方に設けるが、必らずしもこの例に限定され
るものではない。さらに、すりみ放出孔1bは、この例
においては尾部両側に3個づつ配設したものを示したが
、本発明は必らずしもこの実施例に限定されるものでは
ない。
。また、側柵は用充填物2は、冷凍さばを針掛けする際
に通常使われる位置1例えば背びれのやや前方の中央部
よりやや上方に設けるが、必らずしもこの例に限定され
るものではない。さらに、すりみ放出孔1bは、この例
においては尾部両側に3個づつ配設したものを示したが
、本発明は必らずしもこの実施例に限定されるものでは
ない。
さらに、図示は省略したが、本発明の擬似餌は、さばの
形状に限る物ではなく、さんま、いか、その他まぐろが
餌とする魚類であれば任意に変更して実施することがで
きる。
形状に限る物ではなく、さんま、いか、その他まぐろが
餌とする魚類であれば任意に変更して実施することがで
きる。
また、本発明に使用するすりみは、生さばより安価ない
わしなどを使用するが、いわしに限らず。
わしなどを使用するが、いわしに限らず。
さばの頭、いかのふ、大型魚の頭や内蔵など、各種のも
のを混合して使用することができる。
のを混合して使用することができる。
さらに、必要に応じ、第3図に鎖線で示すように、保型
性を良好ならしめるための保型板4を頭部から尾部にか
けて張設してもよい。
性を良好ならしめるための保型板4を頭部から尾部にか
けて張設してもよい。
次に、上記の実施例による擬似餌と従来の冷凍化さばと
を用いて実際に操業した結果を示す。
を用いて実際に操業した結果を示す。
先づ、第1回目の操業は、冷凍化さば100匹、本発明
の擬似餌100匹を使用してまぐろの延縄漁業試験を行
なった。すると本発明の擬似餌の方だけにまぐろが掛り
、冷凍化さばは殆んど腐ってしまった。第2回も同じ方
法で試みたが、第1回とほぼ同様であった。
の擬似餌100匹を使用してまぐろの延縄漁業試験を行
なった。すると本発明の擬似餌の方だけにまぐろが掛り
、冷凍化さばは殆んど腐ってしまった。第2回も同じ方
法で試みたが、第1回とほぼ同様であった。
次に、第3回は、冷凍化さばだけをエサにして300本
釣りを試みたところ、まぐろが26匹釣れた。
釣りを試みたところ、まぐろが26匹釣れた。
第4回は、第3回の試験と同一の条件で、本発明の擬似
餌だけをエサにして300本釣りを試みたところ、まぐ
ろが72匹も釣れた。
餌だけをエサにして300本釣りを試みたところ、まぐ
ろが72匹も釣れた。
この4回の試験結果からも明らかなように、本発明の擬
似餌は、従来の冷凍化さばに比較すると、非常に食いが
良いことが判明した。その理由は、本発明の擬似餌の場
合には、すりみ放出孔1bからすりみ3が少しづつ放出
され、そのすりみの匂いをまぐろがかぎつけて寄って来
て擬似餌を見つけ、擬似餌の外皮1が軟質合成樹脂シー
トであることから光って見えるため生きている魚と錯覚
して食いが良くなるものと推測される。
似餌は、従来の冷凍化さばに比較すると、非常に食いが
良いことが判明した。その理由は、本発明の擬似餌の場
合には、すりみ放出孔1bからすりみ3が少しづつ放出
され、そのすりみの匂いをまぐろがかぎつけて寄って来
て擬似餌を見つけ、擬似餌の外皮1が軟質合成樹脂シー
トであることから光って見えるため生きている魚と錯覚
して食いが良くなるものと推測される。
以」二述べたように、本発明の擬似餌は、従来の冷凍化
さばと比較して非常に安価で、長期間使用することがで
き、しかも、食いが冷凍化さばに比べてはるかに向上し
、さらに反復して何回も使用することができるなどの効
果がある。
さばと比較して非常に安価で、長期間使用することがで
き、しかも、食いが冷凍化さばに比べてはるかに向上し
、さらに反復して何回も使用することができるなどの効
果がある。
第1図は本発明による擬似餌の一実施例を示す側面図、
第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第1図のB−
B断面図である。 1・・・擬似餌外皮、1a・・・釦通し孔、1b・・・
すりみ放出孔、2・・・発泡スチロールなどの針掛は用
充填物、3・・・すりみ。
第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第1図のB−
B断面図である。 1・・・擬似餌外皮、1a・・・釦通し孔、1b・・・
すりみ放出孔、2・・・発泡スチロールなどの針掛は用
充填物、3・・・すりみ。
Claims (1)
- 合成樹脂シートによりさば等の所望とする形を有する擬
似餌外皮を形成し、かつ該擬似餌外皮に後記すりみを徐
々に放出し得る放出孔を形成すると共に、任意所望の位
置に擬似餌を横断する発泡スチロールなどの釣掛け用充
填物を埋設し、前記擬似餌外皮中に、いわしのすりみや
各種魚類の頭ないし内蔵などのすりみを充填し、冷凍せ
しめたことを特徴とするまぐろ延縄漁業用擬似餌。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60167500A JPS6229927A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | まぐろ延縄漁業用擬似餌 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60167500A JPS6229927A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | まぐろ延縄漁業用擬似餌 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6229927A true JPS6229927A (ja) | 1987-02-07 |
Family
ID=15850833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60167500A Pending JPS6229927A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | まぐろ延縄漁業用擬似餌 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6229927A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06177728A (ja) * | 1992-12-09 | 1994-06-24 | Nec Corp | 出力バッファ回路 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4815269U (ja) * | 1971-06-26 | 1973-02-21 |
-
1985
- 1985-07-31 JP JP60167500A patent/JPS6229927A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4815269U (ja) * | 1971-06-26 | 1973-02-21 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06177728A (ja) * | 1992-12-09 | 1994-06-24 | Nec Corp | 出力バッファ回路 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Klimley | The predatory behavior of the white shark | |
US3760529A (en) | Live bait holder | |
US5625975A (en) | Fishing lure interchangeable flexible appendages | |
US20070124984A1 (en) | Artificial hybrid lure | |
US5428918A (en) | Fishing lure having a locking collar | |
KR200485442Y1 (ko) | 문어 낚싯바늘 유닛 | |
Bruesewitz et al. | Effects of deflating the expanded swim bladder on survival of burbot | |
US6505432B2 (en) | Fish catching system | |
US3690028A (en) | Lure | |
Huse et al. | Fish behaviour studies as an aid to improved longline hook design | |
Wass | A comparative study of the life history, distribution and ecology of the sandbar shark and the gray reef shark in Hawaii | |
JPS6229927A (ja) | まぐろ延縄漁業用擬似餌 | |
US2825173A (en) | Fish hook | |
US20030159331A1 (en) | Anchored slip sinker | |
JPH0715412Y2 (ja) | 釣り針 | |
JPS6035402Y2 (ja) | ベイトバンド | |
JP2002330670A (ja) | 漁業用人工餌 | |
JP2005130771A (ja) | 釣り具 | |
JPH0729827Y2 (ja) | 延縄漁法に使用する餌魚の蛇行動作器 | |
JP2003265073A (ja) | ルアー | |
JP3099725U (ja) | 釣り用ジグのアイ | |
US20050126065A1 (en) | Lure | |
JP2005534293A (ja) | 魚類の餌 | |
Bourne et al. | Deep-sea line fishing off British Columbia | |
JP2003289760A (ja) | ルアー |