JPS62298742A - 顕微鏡標本作成装置用カバ−片供給機構 - Google Patents

顕微鏡標本作成装置用カバ−片供給機構

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JPS62298742A
JPS62298742A JP14036886A JP14036886A JPS62298742A JP S62298742 A JPS62298742 A JP S62298742A JP 14036886 A JP14036886 A JP 14036886A JP 14036886 A JP14036886 A JP 14036886A JP S62298742 A JPS62298742 A JP S62298742A
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cover piece
feed roller
slide glass
slide
roller
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 a1発明の目的 (産業上の利用分野) この発明に係る顕微鏡標本作成装置用カバー片供給機構
は、薄切した病理検体等を貼着したスライドガラスの上
面に更に薄いカバー片を貼着し、顕微鏡標本とする場合
に使用する顕微鏡標本作成装置に組み込み、染色処理済
の標本を貼着したスライドガラスの上面に貼着するカバ
ー片を、上記スライドガラスの送り速度と同期して送り
出す場合に使用する。
(従来の技術) 患部から切除した病理検体を顕微鏡標本とするには、こ
の病理検体をパラフィンにより包埋してから薄切し、ス
ライドガラスの表面に貼着した後染色して、更にこの上
に薄いカバー片を貼着する。この様な顕微鏡標本を製作
する際に利用する装置として、薄切した病理検体を貼着
しただけで未だカバー片を貼着していない複数枚のスラ
イドガラスを収納したスライドケースを一端に装着し、
このスライドケースから上記スライドガラスを1枚ずつ
取り出して、このスライドガラスの上に一定長に切断し
た透明な合成樹脂製のカバー片を貼着し、更にこのカバ
ー片を貼着したスライドガラスを他端に設けた別のスラ
イドケースに順次収納する顕微鏡標本作成用カバー片貼
着装置が知られている。
即ち、第7図に示す様に、水平方向に配設されたコンベ
ヤ1の上方に、表面に接着剤をコーティングした透明で
帯状のカバー片2のコイル3を設け、このコイル3から
ローラ4.4aにより一定長さずつ引き出された上記カ
バー片2を、カッタ5により切断し、更にローラ6.7
を介してコンベヤ1上に載せられたスライドガラス8の
上面に迄送る。スライドガラス8の上面にはノズル9か
ら予め接着剤の溶剤(封入剤)が滴下されている為、コ
ンベヤ1の直上に設けた押圧ローラ1oにより一定長に
切断されたカバー片2をスライドガラス8の上面に抑圧
すれば、このカバー片2はスライドガラス8の上面に貼
着され、スライドガラス8の上面に予め貼着した病理検
体は、スライドガラス8とカバー片2との間に挾まれ′
た状態となる。コンベヤ1の上面には、図面の左側に位
置するスライドケース11から、染色済の標本を貼着し
未たカバー片を貼着していないスライドガラス8が1枚
ずつ送り出され、抑圧ローラ1oを通過してカバー片2
を貼着されたスライドガラス8は、シュート13を経て
図面の右側に位置するスライドケース12に収められる
顕微鏡標本作成用カバー片貼着装置により、予め薄切し
染色した検体を貼着したスライドガラスに更にカバー片
を貼着する場合、上述のようなスライドケース11内に
複数枚のスライドガラスを収納シ、これを第7図に示す
様にコンベヤ1の一端に対向させた状態で、上下方向の
移動自在に装着し、このスライドケース11からコンベ
ヤ1上に1枚ずつ順次送り出されたスライドガラス8の
上面にカバー片2を貼着した後、第7図右端の受は取り
側スライドケース12内に収納する。この受は取り側ス
ライドケース12は、第8図に示す様に、互いに対向す
る第一、第二の案内レール14.15により、第7図に
矢印aで示す様に、斜め上下方向への移動自在に保持さ
れていて、図示しない下降制御機構の働きによって、ス
ライドガラスが1枚送り込まれる度に、このスライドケ
ース12の内側に形成したスライドガラス収納用突条の
1ピッチ分ずつ下降する。この下降制御機構については
、従来から広く知られているため、詳しい説明は省略す
る。
ところが上述の様に構成され作用する従来の顕微鏡標本
作成装置に於いては、次に述べる様な不都合を生じる。
即ち、カバー片未貼着のスライドガラスをスライドケー
ス11から送り出してカバー片2を貼着した後、別のス
ライドケース12に送り込むのを、コンベヤ1により行
なっているが、このコンベヤ1を構成するチェノ、及び
スライドガラスが側方に外れるのを防止するガイド板(
図示せず)が、使用に伴なって伸びたり、或は固いスラ
イドガラスの側縁との摺接によって摩耗したりする為、
頻繁に修理交換を行なう必要が生じる。
又、カバー片貼着済のスライドガラスを受は人ねる為の
スライドケース12が傾斜した状態で下降する為、この
スライドケース12を案内する為の案内レール14.1
5とスクイl−ケース12との摺接面の間の摺動が、汚
れのイ」着などによって不良になり易く、不良になった
場合、上記スライドケース12の下降か円滑に行なわれ
なくなり、カバー片貼着済のスライドガラスの受は入れ
が出来なくなる。
この様な不都合を解決する為に、第3〜4図に示す様に
、単一のスライドケース11を使用して、このスライド
ケース11からカバー片未貼着のスライドガラス8を送
り出し、このスライドガラス8にカバー片2を貼着した
後に、スライドガラス8を上記送り出し方向と逆方向に
牙多動させて、このカバー片貼着済のスライドカラス8
を上記スライドケース11の元の位置に戻す様にした顕
微鏡標本作成装置が考えられている(実願昭61−88
98号)。
この改良された顕微鏡標本作成装着に於いては、スライ
ドケース11を鉛直方向に亘る昇降を自在として支持す
る案内レールの近傍に、カバー片2の貼着作業に同期し
て、このスライドケース11を内側に収納されたスライ
ドガラス8の1ピッチ分ずつ下降させる為の下降制御機
構を設けている。
又、上記案内レールに支持されたスライドケース11の
開口部側に対向する位置には、このスライドケース11
から送り出されたスライドガラス8を封入台部分に送る
為、上面が水平なテーブル16を設けている。このテー
ブル16の上方には、カバー片未貼着のスライドガラス
8の上面に封入剤を滴下する為のノズル9と、カバー片
2を一定長さに切断してカバー片未貼着のスライドガラ
ス上面の封入剤滴下部分に供給する、従来装置に組み込
まれていたものと同様のカバー片供給機構と、スライド
ガラスの上面に供給されたカバー片2をこのスライドガ
ラス8に向けて押し付ける為の抑圧ローラ10とを設け
ている。
更に、前記案内レールに支持されたスライドケース11
を挟む位置に、カバー片貼若作業の進行に同期して、前
記テーブル16の直上位置で水平方向に移動し、スライ
ドケース11内のスライドガラス8を対人部分に送り、
再びスライドケース11内に戻す動作を行なう1対の押
圧板17.18を有する、スライドガラス移送機構を付
設している。このスライドガラス移送機構を構成する1
対の押圧板17.18の互いに対向する端縁同士の間に
は、スライドガラス1枚分以上の間隔をあけて、この抑
圧板17.18の間にスライドガラスを1枚挟持出来る
様にしている。
上述の様に構成される改良された顕微鏡標本作成装置を
用いて、スライドケース11内に収納されたカバー片未
貼着のスライドガラス8にカバー片2を貼着する場合、
従来の標本作成装置の場合と同様に、案内レールに支持
されたスライドケース11をこのスライドケース11内
のスライドガラス8の1ピッチ分ずつ下降させながら、
スライドガラス8をテーブル16に沿って対人部分に送
り出し、このスライドガラス8の上面にカバー片2を貼
着した後に、スライドガラス8をテーブル上を逆行させ
、カバー片貼着済のスライドガラス8を元の位置に収納
する。
改良された顕微鏡標本作成装置は以上に述べた通り構成
され作用するが、この装置にはスライドケース11内に
収納されたスライドガラス8を1枚ずつ取り出して、再
び同一のスライドケース11内に戻すスライドガラス移
送機構が必要になる。
この為上記改良された顕微鏡標本作成装置用カバー片供
給機構に於いては、第5〜6図に示す様なスライドガラ
ス■多送機構が使用される(実願昭61−22908号
)。即ち、スライドガラスの移送方向に対して平行に配
設されたガイドレール19に第一、第二のスライダ20
.21と、両スライダ20.21に挟まれモータにより
駆動される第三のスライダ22とを、上記ガイトレール
19に沿うオ多動自在に、且つ互いに間隔をあけて装着
している。
上記3個のスライダ20〜22の内、両端に位置する2
個のスライダ20.21には、ガイドレール19に対し
て直角方向に延出するM−1第二の延出板23.24の
基端部か、それぞれ固定すれている。この両延出板23
.24の互いに対向する側縁部には、スライドガラス8
の@縁に当接し、このスライドガラス8を押し動かす為
の第一、第二の押圧板17.18の基端部がそれぞれ固
定されている。この第一、第二の抑圧板17.18の互
いに対向する端縁同士の間には、前述した通り、スライ
ドガラス8の長さよりも少し長い間隔があけられている
又、第一、第二のスライダ20.21には、この両スラ
イダ20.21から第三のスライダ22に向けて延出す
る第一、第二の連結板27.28の基端部を固定してお
り、両連結板27.28の先端縁を中央に位置する第三
のスライダ22に突き合わせている。第一の連結板27
と第三のスライダ22との間、及び第二の連結板28と
第三のスライダ22との間にはそれぞれ引っ張りばね2
9.29を設けて、両連結板27.28の先端縁を第三
のスライダ22に弾性的に押し付けている。
更に、第三のスライダ22にはカム板30を固定し、こ
のカム板30の側縁に、上記第一、第二の連結板27.
28に固定した第一、第二のスイッチ31.32の切り
換え部を当接させている。
上述の様に構成される顕微鏡標本作成装置用スライドガ
ラス■多送機構により、スライドケース内に収納された
スライドガラスを封入部に送り出し、再び同じスライド
ケース内に戻す場合、第三のスライダ22を駆動する為
のモータを正転、或は逆転する事で、プーリ33.34
の間に掛は渡されたケーブル35を介して、上記第三の
スライダ22をガイドレール19に沿って移動させる。
第三のスライダ22の移動に伴ない、この第三のスライ
ダ22に対して引っ張りばね29.29及び第一、第二
の連結板27.28を介して連結された第一、第二のス
ライダ20,21か、上記ガイドレール19に沿って0
動し、各スライダ20.21に延出板23.24を介し
て結合された第一、第二の抑圧板17.18がガイトレ
ール19と平行に13動じ、何れかの抑圧板17.18
の先端縁がスライドガラス8の端縁と当接して、このス
ライドガラス8を移送する。
何らかの原因によって、スライドガラス8を移送するに
就いての抵抗が生じ、強引にスライドガラス8を移送し
た場合にこのスライドガラス8が割れる恐れが生じると
、第三のスライダ22と第一、第二のスライダ20,2
1との間に設けた引っ張りばね29,29の内、第三の
スライダ22の移動方向後方に位置する引っ張りばね2
9が伸び、第三のスライダ22が移動じても第一、或は
第二のスライダ20,21が移動しなくなる。
この様に第三のスライダ22の移動と、第一、或は第二
のスライダ20.21との移動が同期しなくなると、第
一、或は第二のスライダ20゜21に固定した第一、或
は第二の連結板27.28に固定した第一、或は第二の
スイッチ31.32の切り換え部が第三のスライダ22
に固定したカム板30から外れ、それまで第三のスライ
ダ22を駆動していたモータを停止させる。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上述の様に構成され作用するスライドガラス
B送機構を組み込み、前述の様に構成され作用する顕微
鏡標本作成装置の運転を安定して行なう為には、カバー
片の供給をスライドガラスの移送に同期して確実に行な
う必要がある。
カバー片の供給速度とスライドガラスの移送速度とにず
れが生じた場合、スライドガラスの上面に貼着した標本
に無理な力が加わって、この標本が破壊される場合も生
じる。この事は、第7図に示した従来の顕微鏡標本作成
装置の場合も同様である。
本発明の顕微鏡標本作成装置用カバー片供給機構は、上
述の様な不都合を解消するものである。
b0発明の構成 (問題を解決するための手段) 本発明の顕微鏡標本作成装置用カバー片供給機構は、コ
イルから送り出されるカバー片を案内する傾斜したガイ
ド板の途中に第一、第二の不連続部を設けている。
コイルに近い側の第一の不連続部の上下一方には、ばね
によってガイド板上を送られるカバー片に弾圧される第
一の弾圧ローラを、この第一の不連続部の上下他方で上
記第一の弾圧ローラに対向する位置には、第一のモータ
によって回転駆動され、コイルからカバー片を引き出す
第一の送りローラをそれぞれ設けている。
又、コイルから遠い側の第二の不連続部の下方には、ば
ねによってガイド板上を送られるカバー片の下面に弾圧
される第二の弾圧ローラを設けている。
上記第二の不連続部の上方で第二の弾圧ローラに対向す
る位置には、揺動腕の先端部に固定された第二のモータ
によって回転駆動される第二の送りローラと、水平軸受
に回転自在に支承された横軸の一端部に固定の第三の送
りローラとを設けている。
上記第二、第三の両送りローラの内、第二の送りローラ
はガイド板上を送られるカバー片の幅方向他半部上面に
対向させており、第三の送りローラは上記カバー片の幅
方向他半部上面に対向させている。
揺動腕の先端部に固定の第二のモータによって回転駆動
される第二の送りローラは、最も下降した場合にその下
面が第三の送りローラの下面よりも下方に位置するが、
上昇時には下面が第三の送りローラの下面よりも上方に
位置する様にしている。
第三のローラを一端に固定した横軸の他端には、この第
三の送りローラの外径と同じ外径を有するプーリが固定
されており、このブーりにスライドガラス移送用の移送
機構を駆動するケーブルの一部を巻き掛けている。
更に、第二の不連続部よりも下方に位置するガイド板の
下端部には、このガイド板上を送られるカバー片の下端
縁位置を検出するセンサを設けている。
(作 用) 上述の様に構成される本発明の顕微鏡標本作成装誼用カ
バー片供給機構によって、一定長さに切断されたカバー
片をスライドガラス上面に送り出す際の作用は次の通り
である。
必要なカバー片の長さに合わせて第一のモータを適当な
回転角度だけ回転させ、第一の弾圧ローラと第一の送り
ローラとの間に挟まれたカバー片を引き出す。
この様に適当長さだけ引き出されたカバー片は、上記第
一の弾圧ローラ及び送りローラの下方に設けられたカッ
タによって切断され、必要とするだけの長さを有するカ
バー片とされるが、この状態に於いて切断済のカバー片
の下端部は、第二の弾圧ローラの上面と第二の送りロー
ラの下面との間に進入する。
この状態から、第一のモータな停止させ、下降伏態にあ
る第二のモータを回転させて、第二の弾圧ローラの上面
と第二の送りローラの下面との間に挟まれたカバー片を
更に下方に迄送る。
このカバー片の下端縁がセンサによって検出される所定
位置に迄下降した場合、上記第二のモータを停止させて
、所定長さに切断されたカバー片を、スライドガラスの
上面に貼着する封入作業を行なう直前の状態で停止させ
、カバー片供給の為の準備作業を終了する。
次いで、上面に標本を貼着したスライドガラスが移送機
構によってカバー片の下方に送られて来た場合、揺動腕
を上方に揺動させて、それ迄下降伏態にあった第二の送
りローラを上昇させる。
第二の送りローラの上昇に伴ない、それ迄この第二の送
りローラにより下方に押されていたカバー片が、第二の
弾圧ローラによって上方に押され、このカバー片の上面
がスライドガラスの送り速度と同期して回転している第
三の送りローラの下面に弾接する。
この様にカバー片の上面が第三の送りローラの下面に弾
接する結果、このカバー片はスライドガラスの送り速度
と同じ速度でスライドガラスの上面に送り出され、この
スライドガラスの上方に設けられた抑圧ローラによって
スライドガラスの上面に貼着される。
(実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ本発明を更に詳しく説
明する。
第1〜2図は本発明の実施例を示しており、第1図は部
分横断平面図、第2図は第1図のA−A断面図である。
長尺なカバー片2を巻き回したコイル 3(第3〜4図)から送り出されるカバー片2を案内す
る傾斜したガイド板36の途中には第一、第二の不連続
部37.38を設けている。
ガイド板36の下方で、両手連続部37.38の間に位
置する部分に固定された横軸39には内筒40が回転自
在に外嵌しており、この内筒40の外周面に支持腕41
の基端部を固定している。この支持腕41は引っ張りは
ね42によって上方に向う弾力を付与されており、その
先端部に回転自在に支承した第一の弾圧ローラ43は、
上記第一の不連続部37を通じてガイド板36の上面を
送られるカバー片2の下面に弾圧している。
更に、上記第一の不連続部37の上方で上記第一の弾圧
ローラ43に対向する位置には、第一のモータ44によ
って回転駆動される第一の送りローラ45を設けている
。ガイド板36の上面を送られるカバー片2は、この第
一の送りローラ45の下面と上記第一の弾圧ローラの」
二面との間で挟持され、第一の送りローラ45の回転に
伴なってコイル3から引き出される様にしている。
又、前記内筒40の更に外側には外筒46が、この内筒
40に対する回転を自在として外嵌されている。この外
筒46の外周面には支持腕47の基端部を固定している
。この支持腕47は引っ張りばね48によって上方に向
う弾力を付与されており、その先端部に回転自在に支承
した第二の弾圧ローラ49は、上記第二の不連続部38
を通じテカイド板36の上面を送られるカバー片2の下
面に弾圧している。
上述の様に下方に第二の弾圧ローラ49を設けた第二の
不連続部38の上方で、」1記第二の弾圧ローラ49に
対向する位置には、第二、第三の送りローラ50.51
が設けられている。
両送りローラ50.51の内筒−の送りローラ50は、
垂直基板52に回転自在に支持された横軸53の一端に
固定した揺動腕54の先端部に固定された第二のモータ
55によって回転駆動自在としている。
この様に揺動腕54の先端部に固定の第二のモータ55
によって回転駆動される第二の送りローラ50は、揺動
腕54の揺動によって最も下降した場合にその下面が第
三の送りローラ51の下面よりも下方に位置するが、上
昇時には下面が第三の送りローラ51の下面よりも少し
だけ上方に位置する様にしている。
又この第二の送りローラ50は、ガイド板36の上面を
送られるカバー片2の幅方向他半部上面にのみ対向させ
て、下降時に第二の送りローラ50の下面と前記第二の
弾圧ローラの上面との間で、カバー片2の幅方向片半部
のみを挟持する様にしている。
一方、第三の送りローラ51は、前記垂直基板52に設
けた水平軸受56に回転自在に支承された横軸57の一
端部に固定している。この第三の送りローラ51は上記
カバー片2の幅方向他生部上面に対向させて、上記第二
の送りローラ50の上昇時にのみ第三の送りローラ51
の下面と第二の弾圧ローラ49の上面との間でカバー片
2の幅方向片半部のみを挟持する様にしている。
上述の様に第三のローラ51を一端に固定した横軸57
の他端には、この第三の送りローラ51の外径と同じ外
径を有するプーリ58か固定されている。このプーリ5
8には、前述したスライドガラス移送用の移送機構を駆
動するケーブル35(第5〜6図)の一部を巻き掛けて
、このケーブル35の循環に伴なって上記第三の送りロ
ーラ51が回転駆動される様に、且つケーブルの移動速
さくスライドガラスを押す為の抑圧板17.18の移動
速さに等しい。)と第三のローラ51の外周面の回転速
さとが等しくなる様にしている。
更に、第二の不連続部38よりも下方に位置するガイド
板36の下端部には、このガイド板36の上面を送られ
るカバー片2の下端縁位置を検出するセンサ(図示せず
)を設けている。
本発明の顕微鏡標本作成装置用カバー片供給機構は上述
の様に構成されるが、この供給機構によって、一定長さ
に切断されたカバー片をスライドガラス上面に送り出す
場合、まずスライドガラスの上面に貼着する為に必要な
カバー片2の長さに合わせて第一のモータ44を適当な
回転角度たけ回転させ、第一の弾圧ローラ43の上面と
第一の送りローラ45の下面との間に挟まれたカバー片
2を上記回転角度に見合う適当長さたけ引き出す。
この様に適当長さだけ引ぎ出されたカバー片2は、上記
第一の弾圧ローラ43と第一の送りローラ45との斜め
下方に設けられたカッタ5(第3〜4図)によって切断
され、必要とするだけの長さを有するカバー片2とされ
る。又、この状態に於いては、切断済のカバー片2の下
端部が第二の弾圧ローラ49の上面と第二の送りローラ
50の下面との間に進入し、第二の送りローラ50の回
転に伴なってこのカバー片2を更に下方に迄送り出し自
在になる。
この状態から、第一のモータ44を停止させ、下方への
回動状態にある揺動腕54の先端部に固定した第二のモ
ータ55を回転させて、第二の弾圧ローラ49の上面と
第二の送りローラ50の下面との間に挟まれたカバー片
2をガイド板36の上面に沿って更に下方に迄送る。
第二の送りローラ50の回転に伴ない、カバー片2の下
端縁がガイド板36の下端部に設けたセンサによフて検
出される所定位置に迄下降した場合、このセンサからの
信号に基づいて第二の送りローラ50を駆動している第
二のモータを停止させる。この状態に於いて、所定長さ
に切断されたカバー片2は、このカバー片2をスライド
ガラスの上面に貼着する封入作業を行なう直前の状態で
停止し、カバー片2供給の為の準備作業を終了する。
次いで、上面に標本を貼着したスライドガラスが牙多送
機構(第5〜6図)によって上記停止中のカバー片2の
下方に送られて来た場合、図示しないソレノイド等のア
クチュエータによって揺動腕54を上方に揺動させ、そ
れ迄下降状態にあった第二の送りローラ50を第二のモ
ータ55ごと上昇させる。
この様な第二の送りローラ50の上昇に伴ない、それ迄
この第二の送りローラ50により下方に押されていたカ
バー片2が、引っ張りばね48の弾力による弾力を加え
られた第二の弾圧ローラ49によって上方に押される。
この為、カバー片2の上面がスライドガラスの送り速度
と同期して回転している第三の送りローラ51の下面に
弾接し、その結果、このカバー片2はスライドガラスの
送り速度と同じ速度でスライドガラスの上面に送り出さ
れ、このスライドガラスの上方に設けられた押圧ローラ
(図示せず)によって予め封入剤を滴下されているスラ
イドガラスの上面に貼着される。
C9発明の効果 本発明の顕微鏡標本作成装置用カバー片供給機構は、以
上に述べた通り構成され作用する為、カバー片の送り出
し速度とスライドガラスの送り速度とを厳密に一致させ
る事を容易に行なえて、カバー片をスライドガラスの上
面に貼着する封入作業時にカバー片とスライドガラスと
の移動速度が異なってスライドガラスの上面に貼着され
た標本を損傷する事がない。
又、第一のモータの回転角度調節によって送り出すカバ
ー片の長さを変えた場合に於いても、切断後のカバー片
の下端縁は常に同じ位置で停止する為、カバー片の長さ
に関係なく安定したカバー片の供給作業を行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は本発明の顕微鏡標本作成装苦用カバー片供
給機構の実施例を示しており、第1図は部分横断平面図
、第2図は第1図のA−A断面図、第3図はこの供給機
構が組み込まれる顕微鏡標本作成装置の第1例を示す略
側面図、第4図は同第2例を示す略側面図、第5図はこ
の顕微鏡標本作成装置に組み込まれるスライドガラス穆
送機構の平面図、第6図は駆動部分を示す側面図、第7
図は従来の顕微鏡標本作成装置を示す略側面図、第8図
はスライドケース支持部を示す、第7図のB矢視図であ
る。 1:コンベヤ、2:カバー片、3:コイル、4.4a;
ローラ、5−、カッタ、6.7:ローラ、8ニスライド
ガラス、9:ノズル、10:押圧ローラ、11.12ニ
スライドケース、13:シュート、14.15:案内レ
ール、16:テーブル、17.18:押圧板、19:第
一のガイドレール、20;第一のスライダ、21:第二
のスライダ、22:第三のスライダ、23:第一の延出
板、24;第二の延出板、27:第一の連結板、28;
第二の連結板、29:引っ張りばね、30:カム板、3
1:第一のスイッチ、32:第二のスイッチ、33.3
4;プーリ、35;ケーブル、36;ガイド板、37;
第一の不連続部、38:第二の不連続部、39:横軸、
40:内筒、41:支持腕、42:引っ張りばね、43
:第一の弾圧ローラ、44:第一のモータ、45:第一
の送りローラ、46:外筒、47:支持腕、48:引っ
張りばね、49:第二の弾圧ローラ、50:第二の送り
ローラ、51:第三の送りローラ、52;垂直基板、5
3;横軸、54;揺動腕、55:第二のモータ、56;
水平軸受 、57;横軸、58:プーリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コイルから送り出されるカバー片を案内する傾斜したガ
    イド板の途中に第一、第二の不連続部を設け、コイルに
    近い側の第一の不連続部の上下一方にばねによってガイ
    ド板上を送られるカバー片に弾圧される第一の弾圧ロー
    ラを、この第一の不連続部の上下他方で上記第一の弾圧
    ローラに対向する位置に第一のモータによって回転駆動
    されコイルからカバー片を引き出す第一の送りローラを
    それぞれ設け、コイルから遠い側の第二の不連続部の下
    方にばねによってガイド板上を送られるカバー片の下面
    に弾圧される第二の弾圧ローラを設け、上記第二の不連
    続部の上方で第二の弾圧ローラに対向する位置に、揺動
    腕の先端部に固定された第二のモータによって回転駆動
    される第二の送りローラと、水平軸受に回転自在に支承
    された横軸の一端部に固定の第三の送りローラとをそれ
    ぞれ設け、上記第二、第三の両送りローラの内、第二の
    送りローラはガイド板上を送られるカバー片の幅方向片
    半部上面に対向させると共に第三の送りローラを上記カ
    バー片の幅方向他半部上面に対向させ、揺動腕の先端部
    に固定の第二のモータによって回転駆動される第二の送
    りローラは、最も下降した場合にのみその下面が第三の
    送りローラの下面よりも下方に位置するものとし、第三
    のローラを一端に固定した横軸の他端に固定した、この
    第三の送りローラの外径と同じ外径を有するプーリに、
    スライドガラス移送用の移送機構を駆動するケーブルの
    一部を巻き掛け、第二の不連続部よりも下方に位置する
    ガイド板の下端部に、このガイド板上を送られるカバー
    片の下端縁位置を検出するセンサを設けて成る顕微鏡標
    本作成装置用カバー片供給機構。
JP14036886A 1986-06-18 1986-06-18 顕微鏡標本作成装置用カバ−片供給機構 Expired - Lifetime JPH0726896B2 (ja)

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