JPS62298616A - エンジンの冷却装置 - Google Patents

エンジンの冷却装置

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JPS62298616A
JPS62298616A JP14210286A JP14210286A JPS62298616A JP S62298616 A JPS62298616 A JP S62298616A JP 14210286 A JP14210286 A JP 14210286A JP 14210286 A JP14210286 A JP 14210286A JP S62298616 A JPS62298616 A JP S62298616A
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JP
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cooling water
cooling
water
passage
radiator
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JP14210286A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Ueda
和彦 上田
Osamu Sado
佐渡 修
Toshimasu Tanaka
田中 稔益
Hisayuki Yamane
久幸 山根
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明はエンジンの冷却装置に関し、特許こ冷却水通路
にターボチャージャやオイルクーラ等の被冷却体を介設
したものに関する。
(従来技術) エンジンの冷却装置において、耐ノツキング性と吸入効
率を高め、シリンダヘッドの熱応力を緩和するためには
シリンダヘッドを比較的低温に保持するのが望ましく、
またシリンダボアのオイルの潤滑性と燃焼性を高めるた
めにシリンダブロックを比較的高温に保持することが望
ましい。
そこで、例えば特開昭57−176314号公報に記載
されているように、シリンダヘッドとシリンダブロック
とに夫々独立のウォータジャケットを設けるとともにラ
ジェータを設け、ラジェータからの冷却水をヘッドウォ
ータジャケットを経由してラジェータへ還流させるヘッ
ド冷却系統と、上記ラジェータからの冷却水をブロック
ウォータジャケットを経由してラジェータに還流させる
ブロック冷却系統とを設け、ヘッドウォータジャケット
内の冷却水水温とブロックウォータジャケット内の冷却
水水温とを独立に制御出来るようにした冷却装置は知ら
れている。
また、ヘッド冷却用ラジェータとブロック冷却用ラジェ
ータとを独立に設け、上記再冷却系統を全く独立の系統
に構成したものも既に知られている。
一方、水冷ターボチャージャ、水冷インククーラ、水冷
オイルクーラ、水冷EGR(iJF気ガス還流装置)ク
ーラなどの被冷却体を冷却装置の冷却水通路の途中部に
介設することも一般に実用化されているが、従来上記各
種の被冷却体を介設する場合にはシリンダへノド及びシ
リンダブロックを冷却した後の冷却水通路、すなわちラ
ジェータよりも上流側の冷却水通路に被冷却体を介設す
るのが一般的であった。
(発明が解決しようとする問題点) 上記各種の被冷却体をラジェータの上流側の冷却水通路
に介設する場合には、エンジンの暖機時に被冷却体から
冷却水へ吸収される熱量は冷却水とともにシリンダヘッ
ドとシリンダブロックの両方へ供給されることになる。
エンジンの暖機に関してシリンダブロックは質量が大き
く冷却水量も多いので、エンジンの暖機時間はシリンダ
ブロックの暖機性に依存しているのであるが、上記従来
のようにラジェータの上流側冷却水通路に被冷却体を介
設する場合には被冷却体から吸収された熱量をシリンダ
ブロックの暖機性向上に全面的に有効活用することが出
来ないという問題がある。
そして、前記ヘッド冷却系統とブロック冷却系統とを備
えた冷却装置をおいて、被冷却体をラジェータの上流側
の冷却水通路に介設する場合には、シリンダヘッドやシ
リンダブロック内で加熱された比較的高温の冷却水で冷
却することになるので、被冷却体を冷却する熱交換器が
大型化するという問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本願第1発明に係るエンジンの冷却装置は、シリンダヘ
ッドとシリンダロックとに夫々独立に形成されたヘンド
ウオークジャケット及びブロックウォータジャケットと
、ラジェータと、上記ラジ工−りからの冷却水をヘッド
ウォータジャケットを経由してラジェータへ還流させる
ヘッド冷却系統と、上記ラジェータからの冷却水をブロ
ックウォータジャケットを経由してラジェータへ還流さ
せるブロック冷却系統とを備えたエンジンの冷却装置に
おいて、上記ブロック冷却系統のウォータポンプとブロ
ックウォータジャケット入口との間の冷却水通路に、被
冷却体が介設されたものである。
本願第2発明に係るエンジンの冷却装置は、シリンダへ
ノドとシリンダブロックとに夫々独立に形成されたヘッ
ドウォータジャゲット及びブロックウォータジャケット
と、ヘッド冷却用ラジェータ及びブロック冷却用ラジェ
ータと、上記ヘッド冷却用ラジェータからの冷却水をヘ
ラじウオークジャケットを経由して該ラジェータへ還流
させるヘッド冷却系統と、上記ブロック冷却用ラジェー
タからの冷却水をブロックウォータジャケットを経由し
て該ラジェータへ還流させるブロック冷却系統とを備え
た呈ンジンの冷却装置において、上記ブロック冷却系統
のウオークポンプとブロックウォータジャケット入口と
の間の冷却水通Pに、被冷却体が介設されたものである
(作用) 本願第1発明に係るエンジンの冷却装置においては、ラ
ジェータで冷却された冷却水がヘット−冷却系統により
ヘッドウォータシャケ・ノドへ供給され、シリンダヘッ
ドを冷却後ラジェータへ還流する。同様にラジェータで
冷却された冷却水がブロック冷却系統によりシリンダブ
ロックへ供給され、シリンダブロックを冷却後ラジェー
タへ還流する。
そして、ブロック冷却系統のウォータポンプとブロック
ウォータジャケット人口との間の冷却水通路に被冷却体
が介設されるので、被冷却体はラジェータで冷却された
冷却水で効果的に冷却される一方、被冷却体から放出さ
れた熱量で加温された冷却水がブロックウォータジャケ
ットへ流入するので、シリンダブロックをシリンダヘッ
ドよりも高温状態に保ち乍ら冷却することが出来る。
エンジンの暖機前には、被冷却体で加熱された冷却水が
全量ブロックウォータジャケットへ流入するので、シリ
ンダブロックの暖機が促進されることになる。
本願第2発明に係るエンジンの冷却装置は、ヘッド冷却
用ラジェータとブロック冷却用ラジェータとを独立に設
けるとともに、ヘッド冷却系統とブロック冷却系統とを
独立に設けた点で第1発明の冷却装置と異なるのみで、
第1発明と同様の作用が得られるのでその説明を省略す
る。
(発明の効果) 本願第1発明の冷却装置及び第2発明の冷却装置におい
ては、夫々、ブロック冷却系統のウォータポンプとブロ
ックウォータジャケット人口との間の冷却水通路に被冷
却体を介設したので、被冷却体から冷却水に吸収される
熱量をシリンダブロックの暖機に有効活用することが出
来、エンジンの暖機性を高めることが出来る。
ラジェータで冷却された冷却水で被冷却体を冷却するの
で、被冷却体の冷却を促進しその熱交換器を小型化する
ことが出来るうえ、被冷却体から放出された熱量で加温
された冷却水がブロックウォータジャゲットへ流入する
ので、ブロックウォータジャケットの入口側冷却水とブ
ロックウォータジャケット内冷加水との温度差を小さく
し、低温冷却水の流入に伴なうシリンダブロックの熱シ
ョ・7りを抑制することが出来る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
この第1実施例は自動車用の立型エンジンに本願第1発
明を適用した場合のもので、このエンジンにおいては第
1図に示すように、エンジン本体はシリンダブロック1
とシリンダヘッド2とオイルパン3とから構成され、シ
リンダブロックlのシリンダボア4にはピストン5が上
下動摺動自在に装着され、このピストン5はコンロノド
6を介してクランク軸7に連結され、シリンダボア4と
ビス!・ン5とシリンダヘッド2とで燃焼室が形成され
ている。
上記シリンダヘッド2の冷却系統とシリンダブロック1
の冷却系統への冷却水を冷却するためのラジェータ8が
設けられ、ラジェータ8のロアタンクからの冷却水はウ
ォータH代/ブ9を有する冷却水通路10でシリンダヘ
ッド2のウォータジャケット11の冷却水人口へ供給さ
れ、ウオークジャケット11の冷却水出口からの冷却水
は冷却水通路12でラジェータ8のアッパタンクへLH
’lAされ、冷却水温が設定温度(例えば80’C)以
下のときに冷却水通路12から冷却水通路10のポンプ
9より上流側へ冷却水をバイパスさせるバイパス冷却水
通路12aとサーモスタット式切換弁13が図示のよ・
うに設けられている。
上記シリンダブロック1のシリンダボア4の周囲にはウ
ォータジャケット14が形成され、ラジェータ8のロア
タンクからの冷却水をウォータジャケット14へ供給す
る冷却水通路15が冷却水通路10のウォータポンプ9
よりも下流側から分岐しウォータジャケット14の冷却
水入口に接続され、この冷却水通路15には水冷式ター
ボチセージャ1Gの軸受部を冷却する熱交換器が介設さ
れている。
上記シリンダブロック1を冷却した冷却水をラジェータ
8のアッパタンクへ還流さゼるために、ウォータジャケ
ット14の冷却水出口と冷却水通路12のサーモスタッ
ト式切換弁13よりも上すに側とが冷却水通路17で連
通されている。
エンジンの暖機後、今加水の一部をシリンダブロック1
のウォータジャケット14へ循環させずにバイパスさせ
るため、上記冷却水通路15のターボチャージャ16よ
りも下流側と冷却水通路17とを接続するバイパス通路
18が設けられ、上記バイパス通路18と冷却水通路1
5との分岐部には冷却水を冷却水通路15へ或いは冷却
水通路15とバイパス通路18の両方へ流すように切換
える電磁切換弁19が介設され、この電磁切換弁19は
コントロールユニット20により次のように切換制御さ
れる。
即ち、シリンダブロック1のウォータジャケット14内
の冷却水水温を検出する水温センサからの冷却水温信号
がコントロールユニット20へ入力され、上記冷却水温
信号に基いて暖機時冷却水温が所定温度(例えば、90
℃)よりも低いときには冷却水通路15のみへ冷却水を
流し、また暖機後上記所定温度よりも高くなったときに
は冷却水の一部をバイパス通路18へもバイパスさせる
ように電磁切換弁19が操作される。
次の、上記エンジンの冷却装置の作動について説明する
暖機時にはサーモスタット式切換弁13がバイパス冷却
水通路12aを開いているので、シリンダヘッド2の冷
却系統についてはウォータジャケット11、冷却水通路
12、バイパス冷却水通路12a、冷却水通路10の循
環系統に冷却水が流れ、またシリンダブロック1の冷却
系統についてはウォータジャケット14、冷却水通路1
7、冷却水通路12、バイパス冷却水通路12a、冷却
水通路10、冷却水通路15の循環系統に冷却水が流れ
ることになる。
上記のように、両系統についてもラジェータ8をバイパ
スさせて循環させるので、暖機が促進されることになる
しかも、冷却水通路15の冷却水がバイパス通路18へ
分流されないので、ターボチャージャ16から冷却水へ
吸収された熱量は全量シリンダブロック1のウォータジ
ャケット14へ流入するため、シリンダブロック1の暖
機が著しく促進させることになる。
暖機後、冷却水通路12に流れる冷却水水温がサーモス
タットの設定温度以上になると、サーモスタット式切換
弁13が冷却水通路12を開くように切換えられるので
、シリンダへンド2の冷却系統についてはウォータジャ
ケット11、冷却水通路12、ラジェータ8、冷却水通
路10の循環系統に冷却水が流れ、シリンダブロック1
の冷却系統についてはウォータジャケット14、冷却水
通路17、冷却水通路12、ラジェータ8、冷却水通路
10、冷却水通路15のwi環糸系統冷却水が流れる。
但し、暖機後ウォータジャケット14内の冷却水温が所
定温度以上になると、切換弁19が両通路15・18を
開くように切換えられるので、冷却水通路15の冷却水
の一部はバイパス通路18へ分流し、冷却水通路17へ
合流する。
上記暖機後の状態において、ウォータジャケット11の
内の流量とウォータジャケット14内の流量とバイパス
通路18の流量とが適当に設定されていて、ウォータジ
ャケット11内の冷却水、1Δが約70℃、ウォータジ
ャケット14内の冷却水温が約90℃に保持され、この
状態のときにナーモスタント式切換弁13に流入する冷
却水温が杓80゛Cとなるように設定されている。
従って、冷却水温がサーモスタットの設定温度より低下
すると、サーモスタット式切換弁13が切換えられて、
暖機前と同様の循環系統に冷却水か流れるので、冷却水
温が上昇し、設定温度以上になると切換弁13が切換え
られ、これを操返すことにより両ウォータジャケット1
1・14内の冷却水は夫々所定の温度に保持されること
になる。
尚、上記冷却水通路15に介設する被冷却体としては、
上記水冷式ターボチャージャ16以外に、水冷インクク
ーラ、水冷オイルクーラ、水冷IEGRクーラなどを介
設してもよく、複数の被冷却体を直列又は並列に介設し
てもよい。
上記第1実施例を次の第2図又は第3図に示すように部
分的に変更してもよい。
第2図に示すように、冷却水通路15の水冷式ターボチ
ャージャ16よりも上;流側にサーモスクソト式開閉弁
21が介設され、このサーモスタット式開閉弁21が例
えば90°Cの設定温度で開弁するように設定し、冷却
水通路12とバイパス冷却水通路I2aの分岐部のサー
モスタット式切換弁13が例えば約70℃の設定温度で
冷却水通路12を開くように構成する。
暖機時、冷却水通路15に流れる冷却水水温がサーモス
タット式開閉弁21の設定温度に上昇するまでは、サー
モスタット式の開閉弁21が閉弁され、冷却水通路15
、ウォータジャケット14、冷却水通路17及びバイパ
ス通路18内の冷却水が流動しない。これに対して、冷
却水通路15の冷却水温が上記設定温度以上になるとサ
ーモスタット式開閉弁21は開弁じ、ラジェータ8、冷
却水通路10、冷却水通路15、ウォータジャケット1
4、冷却水通路17、冷却水通路12の循環系統に冷却
水が流れることになる。
次に、第3図に示すように、前記サーモスタット式切換
弁13に代えて、冷却水通路12で細径に形成されたバ
イパス通路12aの分岐部よりも下流側に電磁開閉弁1
3Aが介設され、冷却水通路15は冷却水通路10のウ
ォータポンプ9よりも上流側から分岐され、この冷却水
i1!1路15のターボチャージャ16よりも上流側に
電磁開閉弁22とウォータポンプ9Aとが上流側から順
に介設される。
そして、バイパス通路]8は冷却水通路17のバイパス
通路18との合流部よりも上流側に接続され、上記冷却
水通117から分岐したバイパス通路17aが冷却水通
路15の電磁用開閉弁22とポンプ9Aとの間の部分に
接続され、冷却水通路17とバイパス通路17aとの分
岐部にはサーモスタット式切換弁23が介設されている
コントロールユニット20へは、ウォータジャケット1
1内の踏動水の冷却水温信号も入力させていて、上記開
閉弁13Aは暖機中にヘッド側の冷却水温が例えば70
°Cの設定温度以下のときには閉弁し、暖機後設定温度
以上になると開弁するようにコントロールユニット20
で制御される。
上記開閉弁22は暖殿中ブロック側の冷却水温が例えば
90℃の設定温度以下のときには閉弁し、暖機後設定温
度以上になると開弁するようにコントロールユニット2
0で制御される。尚、切換弁19については前記と同様
である。
上記サーモスタット式切換弁23は、暖機中ブロック側
の冷却水温が例えば90 ’cの設定温度以下のときに
はバイパス通路17a側を開き、設定温度以上になると
冷却水通路17側を開くようになっている。
上記冷却装置においては、暖機中の冷却系統は次のよう
になる。
シリンダヘッド2の冷却系統については、ウォータジャ
ケット11、冷却水通路12、バイパス通路12a、冷
却水通路10の循環系統に冷却水通路が流れ、シリンダ
ブロックlの冷却系統についてはウォータジャケット1
4、冷却水通路17、バイパス通路17a、冷却水通路
15の循環系統に冷却水が流れることになる。
暖機後には、シリンダヘッド2の冷却系統については、
ウオークジャケント11、冷却水通路12、ラジェータ
8、冷却水通路10の循環系統に冷却水が流れ、シリン
ダブロックの冷却系統については、ウォータジャケット
14、冷却水通路17、冷却水温信号2、ラジェータ8
、冷却水通路15の循環系統に冷却水が流れることにな
る。
但し、冷却水通路15の冷却水の一部はバイパス通路1
8へ分流する。
上記第3図の冷却装置では、ウォータジャケットll内
の冷却水水温を例えば70゛Cの設定温度に、またウオ
ークジャケンl−14内の冷却水水温を例えば90°C
の設定温度に保持することが出来る。
最後に、本願第2発明の実施例を第4図に基いで説明す
る。
本実施例では、シリンダヘッド2の冷却系統とシリンダ
ブロックの冷却系統とが完全に独立の系統に構成される
シリンダヘッド2の冷却のため、ラジェータ8Aと、ラ
ジェータ8Aのロアタンクからウォータジャケット11
の入口に運なりウォータポンプ9を有する冷却水通路1
0と、ウォータジャケット11の出口からラジェータ8
Aのアッパタンクに連なる冷却水通路12と、バイパス
通路12a及び電磁切換弁13Bとが図示のように設け
られる。
シリンダブロックlの冷却のため、ラジェータ8Bと、
ラジェータ8Bのロアタンクからウオークジャケット1
4の入口に連なる冷却水通路15Aと、この冷却水通路
15Aに上流側から順に介設されたウォータポンプ9A
及び被冷却体としてのターボチャージャ16と、ウオー
クジャケット14の出口からラジェータ8Bのアッパタ
ンクに連なる冷却水通路17Aと、冷却水通路17Aと
冷却水通路15Aのポンプ9Aより上流側とを接続する
バイパス通路17bと、冷却水通路17Aとバイパス通
路17bとの分岐部に介設された電磁切換弁24と、冷
却水通路15Aのターボチャージャ16よりも下流側と
冷却水通路17Aとを接続するバイパス通路18Aと1
.このバイパス通路18Aと冷却水通路15Aとの分岐
部に介設された電磁切換弁19とが図示のように設けら
れる。
コントロールユニット20へは前記と同様にブロック側
からの冷却水温信号とヘッド側からの冷却水温信号とが
入力され、上記電磁切換弁13B・24・19がコント
ロールユニット20で制御される。
即ち、暖機中ウォータジャケット11内の冷却水水温が
例えば70゛C以下のときには、切換弁13Bがバイパ
ス通路i2aを開くので、ウォータジャケット11、冷
却水通路12、バイパス通路12a、冷却水通路10の
循環系統に冷却水が流れ、冷却水がラジェータ8Aをバ
イパスして流れるので、暖機が促進される。
また、暖機中ウォータジャケット14内の冷却水水温が
例えば90℃以下のときには、切換弁24がバイパス通
路17bを開くので、ウォータジャケット14、冷却水
通路17A、バイパス通路17b、冷却水通路15Aの
循環系統に冷却水が流れる。このとき、ラジェータ8B
をバイパスして流れること、またターボチャージャ16
から吸収される熱量がウォータジャケット14へ流入す
ることによってシリンダブロック1の暖機が促進される
但し、上記ターボチャージャ16に代えて前記実施例と
同様に各種の被冷却体を介設することも有り得る。
暖機後、ウォータジャケット11内の冷却水水温が例え
ば70°C以上になると、切換弁13Bが冷却水通路1
2を開きバイパス通路12aを閉じるので、ラジェータ
8Aを経由する循環系統に冷却水が流れ、切換弁13B
のON・OFFを繰返し乍らウォータジャケット11内
の冷却水が約70°Cに保持されることになる。
また、暖N後、ウォータジャケット14内の冷却水水温
が例えば90°C以上になると、切換弁24が冷却水通
路17Aを開(方に切換えられるとともに、切換弁19
が前記実施例と同様に切換えられる。
従って、冷却水はラジェータ8Bを経由する循環系統に
流れるとともに、冷却水通路15Aの冷却水の一部はバ
イパス通路18Aにも流れることになる。
切換弁24のON・OFFを繰返し乍らウォータジャケ
ット14内の冷却水水温が約90°Cに保持されること
になる。
尚、切換弁19とバイパス通路18Aは省略してもよい
以上説明したように、本願の冷却装置によれば、熱負荷
の高いシリンダヘッド2を比較的低温(例えば、約70
℃)に保持することによって、吸入効率(充填効率)及
び耐ノツキング性を高め、シリンダヘッドの熱応力を緩
和しクラック発生を防止することが出来る。
これと同様に、シリンダブロック1を比較的高温(例え
ば、約90″C)に保持するごとによって、シリンダボ
アのオイルの潤滑性を高めて機械的Σ”γ差力を小さく
するとともに、燃焼室内での燃焼性を高めてI(CやC
Oなど発生を改善することが出来る。
一方、暖機時には、ターボチャージャ16などの被冷却
体から吸収した熱量でシリンダブロック1へ流入する冷
却水を加熱して暖機性を飛躍的に高めることが出来る。
そして、暖機後にはラジェータ8Bで冷却された冷却水
で被冷却体を冷却するので、被冷却体の冷却を良好にし
、その熱交換器を小型化することが出来る。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の実施例を示すもので第1図は第1発明に
係る冷却装置の全体構成図、第2図及び第3図は夫々変
形側の第1図相当図、第4図は第2発明に係る冷却装置
の全体構成図である。 1・・シリンダブロック、  2・・シリンダへ・ノド
、 8・8A・8B・・ラジェータ、 9・9A・・ウ
ォータポンプ、  11・・ウォータジャケット、 1
3・・サーモスタット式切換弁、13A・・電磁開閉弁
、  13B・・電磁切換弁、14・・ウォータジャケ
ット、  10・12・15・15A・17・17A・
・冷却水通路、  12a・11a・11b−−バイパ
ス通路、  16・・ターボチャージャ(被冷却体)、
 21・・サーモスタット式開閉弁、 22・・電磁開
閉弁、24・・電磁切換弁。 特 許 出 願 人   マツダ株式会社第1図 ・8A 10・12・15・15A17 2a17a 第2図 8I3:ラジェータ −9A  ウs−pホ/プ     21.サーモスタ
ット式開閉弁・14 ウォータジャケット 17A・冷却水通路 17b  バイパス通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダヘッドとシリンダブロックとに夫々独立
    に形成されたヘッドウォータジャケット及びブロックウ
    ォータジャケットと、ラジエータと、上記ラジエータか
    らの冷却水をヘッドウォータジャケットを経由してラジ
    エータへ還流させるヘッド冷却系統と、上記ラジエータ
    からの冷却水をブロックウォータジャケットを経由して
    ラジエータへ還流させるブロック冷却系統とを備えたエ
    ンジンの冷却装置において、 上記ブロック冷却系統のウォータポンプとブロックウォ
    ータジャケット入口との間の冷却水通路に、被冷却体が
    介設されたことを特徴とするエンジンの冷却装置。
  2. (2)シリンダヘッドとシリンダブロックとに夫々独立
    に形成されたヘッドウォータジャケット及びブロックウ
    ォータジャケットと、ヘッド冷却用ラジエータ及びブロ
    ック冷却用ラジエータと、上記ヘッド冷却用ラジエータ
    からの冷却水をヘッドウォータジャケットを経由して該
    ラジエータへ還流させるヘッド冷却系統と、上記ブロッ
    ク冷却用ラジエータからの冷却水をブロックウォータジ
    ャケットを経由して該ラジエータへ還流させるブロック
    冷却系統とを備えたエンジンの冷却装置において、 上記ブロック冷却系統のウォータポンプとブロックウォ
    ータジャケット入口との間の冷却水通路に、被冷却体が
    介設されたことを特徴とするエンジンの冷却装置。
JP14210286A 1986-06-17 1986-06-17 エンジンの冷却装置 Pending JPS62298616A (ja)

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Cited By (9)

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