JPS62297309A - ポリアセタ−ルの製造方法 - Google Patents

ポリアセタ−ルの製造方法

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JPS62297309A
JPS62297309A JP62141304A JP14130487A JPS62297309A JP S62297309 A JPS62297309 A JP S62297309A JP 62141304 A JP62141304 A JP 62141304A JP 14130487 A JP14130487 A JP 14130487A JP S62297309 A JPS62297309 A JP S62297309A
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trioxane
formaldehyde
organic solvent
aqueous phase
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JP62141304A
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ニコラス ハルディ
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G2/00Addition polymers of aldehydes or cyclic oligomers thereof or of ketones; Addition copolymers thereof with less than 50 molar percent of other substances
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    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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    • C08G2/18Copolymerisation of aldehydes or ketones
    • C08G2/22Copolymerisation of aldehydes or ketones with epoxy compounds

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  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔本発明の技術分野〕 本発明はポリアセタールの製造に関する。特に本発明は
主単量体としてトリオキサンを使用し、ポリアセタール
の巨大分子鎖の末端基の選択的加水分解により解重合す
ることを含むその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
繰り返し単位−CH20−の結合を含むポリオキシメチ
レン又はポリアセタールはホルムアルデヒド又はその環
式三量体、トリオキサンの重合により得られることは、
特に、K 、 Weissermelその他による文献
、Angeu+、 Chem、、79. Nil、 p
、512(1967)から知られている。トリオキサン
の場合、陽イオン性開始剤が慣習的に用いられている。
トリオキサンと、わずかな割合で用いられる他の化合物
、例えば環式エーテル、環式アセタール、環式エステル
又はビニル化合物とを共重合して、これらの重合体が熱
又はアルカリの作用の下で部分的に分解する傾向を減少
させることは知られている。トリオキサンの重合は、固
体状態、溶融状態、気相状態、懸濁状態又は溶液状態で
行なうことができる。懸濁重合の場合には、ヘキサン、
シクロヘキサン、ヘプタン及び高沸点炭化水素を用いて
操作することができるが、その場合トリオキサン単量体
は、懸濁物媒質として部分的にしか溶解しない、陽イオ
ン性開始剤として、フッ化硼素と電子供与有機化合物と
の配位錯体が屡々言及されてきている。
得られたポリアセタールの熱安定性を更に改良するため
に、従来のやり方で重合体鎖の不安定なオキシメチレン
末端基の選択的加水分解によって解重合を行なってもよ
い。同様な手段は、例えばセラニーズ社(Celane
se Corp、)の特許FR−A−1,287,15
1号に記載されている。
従って、主単量体としてトリオキサンを用い、得られた
重合体の加水□分解により最終的安定化を行なう従来の
ポリアセタール製造方法は、一般に次の簡単化した連続
的段階からなっている。
−水性相でのホルムアルデヒドの三量化によるトリオキ
サンの合成、 一前記水性相からのトリオキサンの分離−上記段階から
得られたトリオキサンの精製及び再循環された未重合ト
リオキサンの精製、−陽イオン性開始剤及び少なくとも
二つの隣接した炭素原子を含む環式エーテルの中から運
択されたコモノマーの存在下での、精製されたトリオキ
サンの重合、 −得られたポリアセタールの安定化加水分解、及び −加水分解段階から得られた混合物を処理して、それか
ら安定化したポリアセタールの水性分散物を分離する。
効率上の理由から、安定化加水分解段階は一般に熱と圧
力を加えて行なわれ、それから得られた混合物の圧力を
下げる。蒸気が遊離し、それは未転化トリオキサン、水
及び加水分解によって生じ縮し、凝縮した液体を一般に
傾瀉により、一方ではトリオキサンを分離してそれを精
製段階へ再循環し、他方では水及びホルムアルデヒドを
最終的に除去し、最も屡々加熱により除去する。  、
この方法は、安定化加水分解から得られた混合物の減圧
によって放出された蒸気の処理を含む部分により複雑に
なっており、更にこの減圧中にその重合体が取り込まれ
ることになり、凝縮機や再循環回路を長い間には詰まら
せる結果になる欠点を有する。更にトリオキサンの重合
を有機溶媒の存在下で懸濁物として行なうと、安定化加
水分解段階から生じた混合物の減圧中に放出された蒸気
に取り込まれなかった有機溶媒の部分はこの段階から得
られたポリアセクールの水性懸濁物中に存在し、付加的
な蒸気処理(ストリッピング)によりそれから除去され
なければならない。
本発明の目的は、これらの欠点をもたないポリアセター
ルの製造方法を与えることである。この目的のため、本
発明は、次の連続的主段階:サンに三量化し、 (b)前記水性相からトリオキサンを分離し、(c)ト
リオキサンを精製し、 (d)陽イオン性開始剤及び少なくとも二つの隣接した
炭素原子を含む環式エーテルの中から選ばれたコモノマ
ーの存在下で、前記精製されたトリオキサンを重合し、 (e)重合体の巨大分子鎖の末端基を圧力下で加熱した
状態で加水分解することにより安定化し、(f)段階(
e)から得られた混合物を、一方の安定化した重合体の
水性分散物へ、他方では未重合トリオキサン、水及び加
水分解で生じたホルムアルデヒドを含む蒸気相へ、解重
合により分離し、(g)安定化した重合体をその水性懸
濁物から回収する、 段階からなるトリオキサンの重合によるポリアセタール
の製造方法において、段階(e)から得られた混合物の
、解重合による、分離から生じた蒸気相をホルムアルデ
ヒド三量化段階(a)へ直接再循環することを特徴とす
るrリアセタール製造方法に関する。
本発明による方法を構成する段階(a)〜(g)に含ま
れる原理は知られており、それを実施する方法は特に、
”Petrochemical  Developme
nts”、45゜No、 11.(1966)、 pp
、 155〜170及び上述の特許FR−A −1,2
87,151号に記載されており、それらの内容は参考
のため本明細書に記載されている。
本発明による方法の段階(a)〜(g)を遂行するため
に一般に適用される実施手順は以下に述べる通りである
ホルムアルデヒド三量化段階(a)は、−mに硫酸又は
燐酸の如き強無機酸である酸の存在下で、一般に撹拌さ
れている水性相中で、゛三量体の沈殿を避けるのに充分
な温度で行なわれ、反応は平衡状態になった時、三量化
媒体の一部を蒸発させることにより、その平衡を移行さ
せる。
二つの工程、その第一(bl)は水性相のトリオキサン
含有量を、好ましくは精留により増加させることにあり
、第二(b2)はその水性相からトリオキサンを抽出す
ることにある二つの工程で行なわれる、水性相からトリ
オキサンを分離するための段tl(b)は、例えば抽出
及び結晶化の如き従来の手段によって行なわれてもよい
、一般に脂肪族、脂環式及び芳香族炭化水素及びそれら
の混合物の中から選択された抽出剤有機溶媒を用いて操
作するのが好ましい。
脂肪族炭化水素の例として、n−ヘキサン、n−ヘプタ
ン、n−オクタン、n−ノナン、それらの異性体及び混
合物の如きアルカン類を挙げることができる。
脂環式炭化水素の例として、シクロヘキサンの如きシク
ロアルカン類を挙げることができる。
芳香族炭化水素の例として、ベンゼン及び、トルエン及
びキシレンの如きその置換誘導体を挙げることができる
一般に、トリオキサンの抽出は、脂肪族炭化水素、特に
7〜9個の炭素原子を有するアルカン又はアルカン類の
混合物を用いて行うのが好ましい。
一−#  油!+!T稈(h’))fr1L2鳥八りか
トリオキサン含有量の低い水性相は、好ましくは三量化
段階(a)へ再循環される(b3)未転化ホルムアルデ
ヒドをそこから分離するために一般に処理される。
トリオキサン精製段階(c)は、重合段階(d)に望ま
しい物理的形態及び純度に対し許容性のある従来の手段
を用いて行なわれる。この精製は一般に次の方法の少な
くとも一つを用いて行なわれる。
−トリオキサン、抽出剤溶媒(S)及び、抽出剤溶媒(
S)とは異なっているが同じ炭化水素類から選択された
任意の有機溶媒を含む混合物を共沸蒸留し、それらの溶
媒の一つの中のトリオキサンの充分純粋な溶液を得るこ
と、及び −トリオキサンと抽出剤溶媒(S)を含む混合物の結晶
化で、この結晶化は冷却又は、冷却された純粋な溶媒(
S)と混合することにより行なわれてもよい。
トリオキサン精製段階(c)は、最初にトリオキサンと
抽出剤溶媒(s)との温き物をトリオキサンに関して、
例えば共沸蒸留により濃縮し、次にこのようにして濃縮
された混合物から結晶化によつてトリオキサンを回収す
ることにより行なわれるのが好ましい、精製されたトリ
オキサンの重合のための段階(、d)は既知のやり方で
、フッ化硼素と、酸素又は硫黄の如き電子供与原子を有
する有機酸素含有化合物との配位錯体に基づく陽イオン
性開始剤の存在下で行なわれる。
好ましい触媒はフッ化硼素エーテレートである。
重合が有機溶媒を入れないで行なわれる場合、最も一般
的には、コモノマー(s)と触媒が溶解されている溶融
状態でトリオキサン中で行なわれる。
しかし重合は、トリオキサンが少なくとも部分的に溶解
する有機溶媒の存在下で行なわれるのが好ましい、この
有機溶媒は一般に溶媒(S>のと同じ炭化水素類の中か
ら選択され、溶媒(S)自身であるのが好ましい。
重合媒体が少なくとも二つの隣接した炭素原子を含む分
子からなる環式エーテルの中から選択された適当な量の
コモノマーも含む、好ましいコモノマーの例として、酸
化エチレン、1.3−ジオキシラン、1,3−及び1.
4−ジオキサン、1,3゜5−トリオキセパン、1.3
.6−トリオキソカン、エピクロルヒドリン及び4−ク
ロロメチル−1゜3−トリオキソランを挙げることがで
き、酸化エチレンが特に好ましい0重合は一般に、コモ
ノマーから誘導された成る割合の縁り返し単位が、0゜
1〜10モル%、好ましくは1〜4モル%の濃度で存在
するような条件で行なわれる。
得られた重合体の加水分解により安定化する段階(e)
は、巨大分子鎖の最後のエトキシル化単位とヒドロキシ
ル末端基との間に含まれるオキシメチレン末端基の選択
的加水分解による解重合をもたらすように選択された一
般的操作条件で行なわれる。
この加水分解は有機媒体中で行なわれ、例えば、重合媒
体と同じ性質の有機媒体中で行なわれてもよい0例えば
、加水分解媒体は、重合媒体それ自体であるのが有利で
あろう、この加水分解は一般に、もし必要ならば、アン
モニウム及びアルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸
化物、アミン、尿素、アルコール等の如き塩基性の性質
をもつ有機又は無機化合物を含む水を前記媒体に添加す
ることによって行なわれ、その媒体は重合体の劣化する
温度よりも低い温度に加熱され、大気圧より高い圧力に
かけられる。加水分解のための適当な方法についての詳
細な記述は、例えばヘキスト(Hoechst)社の特
許U S −A −3,225,005号に含まれてい
る。
段階(e)から得られた混合物を減圧する段階(f)は
、安定化した重合体の水性懸濁物がら次の成分を含む蒸
気相を分離するように行なわれるニー未重合トリオキサ
ン、 一水、 一加水分解により生じたホルムアルデヒド及び、−もし
重合が有機溶媒の存在下で行なわれたならば、恐らく少
なくとも一部分。
本発明により、このようにして混合物から分離された蒸
気相は、ホルムアルデヒド三量化段階(a)に直接再循
環され、この対策は本発明の本質的特徴を構成する。
この直接的再循環は、幾つかの利点を有する。
先ず第一に、もし重合体の幾らがか蒸気相に取り込まれ
ている可能性があるならば、三景化媒体中でそれがホル
ムアルデヒドへ分解され、更に妨害することはない。
更に、安定化した重合体の水性懸濁物は実質的にホルム
アルデヒドを含まないことが驚いたことに観察されてい
る。従って本発明によれば、加水分解によって生じたホ
ルムアルデヒドは、何等の・付加的な処理を行なうこと
なく、三量化段階(a)へ再循環してもよい。
本発明の方法にとって好ましい手順によれば、三量化段
階(a)は少なくともある程度の真空下で行なわれる。
更にトリオキサンの重合が、上述したように、トリオキ
サンが少なくとも部分的に溶解する有機溶媒の存在下で
行なわれた場合、この溶媒は、段階(e)がら得られた
混合物を減圧することにより生じた蒸気相と共に完全に
分離されている。従って安定化された重合体の水性懸濁
物は、残留有機溶媒を除去するための何等かの処理(例
えば°“ストリッピング)にかける必要はない。
安定化した重合体をその水性懸濁物から回収するための
段階(g)は、どんな従来の固−液分離法を用いて行な
ってもよい0重合体は一般にその懸濁物からろ過によっ
て分離され、次に水で洗浄し、そして乾燥する。
もし必要ならば、得られた乾燥させたポリアセタールは
、次に従来の添加物(酸化防止剤等)を入れて粒状化し
てもよい。
本発明による方法は次の実際的具体例の記載から明らか
になるであろう0本発明の例示として与えられるこの記
載は、第−図及び第二図を含む二つの図面を参照して行
う、第一図は本発明による方法を構成する主段階の典型
的な配列を概略的に(ブロック図で)例示している0本
発明の範囲は、第1図と第2図を比較することにより一
層よく理解されるであろう、第2図は従来技術による方
法を構成する主段階の慣用的配列を概略的に例示してい
る。(これら二つの図の各々に付けられている同じ参照
番号は、それらの方法の各々の同じ構成段階をそれぞれ
指している)。
これらの図面によれば、トリオキサンの合成は、例えば
55重1%の水性溶液としてホルムアルデヒドを燐酸の
如き酸触媒の存在下で三量化することを含む段階(1)
で行なわれる。この反応は平衡に達するので、その平衡
は反応媒体の一部を気化することによって移行される。
典型的には、その反応はある程度の真空下(例えば70
0ミリバール)で、90℃で沸騰させながら行なわれる
水性相に存在するトリオキサン(図示されていない精留
によって濃縮されている)は、そこから、典型的には、
C7−、パラフィン留分である有機溶媒で抽出され(段
階2)、トリオキサン含有量の低いホルムアルデヒドを
含む水性相で、再濃縮され、三量化段階(1)へ送られ
る水性相(21)と、精留−精製段階(3)で精留工程
で処理されるトリオキサンに富む有機相とを分離し、精
留工程では一方で水と不純物(31)(加熱工程の方へ
送られる)、他方で環式三量体を結晶化させるために冷
却されるトリオキサン溶液とが分離され、有機溶媒は抽
出段階2へ戻される(32) 。
結晶化によって純粋にされたトリオキサンは、前に精製
された抽出剤溶媒留分中に懸濁され、陽イオン性開始剤
(B F 、O(C2Hs)zの如き物〕及びコモノマ
ーとして酸化エチレンの存在下で典型的には60℃で重
合される。
段階4から生ずる反応混合物は、典型的には重量で共重
合体25%、トリオキサン25%及び有機溶媒50%を
含み水で(51)典型的には150℃で平均圧力8バー
ルで処理され(段階5)、加水分解により重合体を安定
化する。
特に第2図(従来法による段階の配列)に関し、次のこ
とが分かる0段階(5)の後に、重合体の水性懸濁物を
大気圧まで減圧し、付加的なストリッピング(6)にか
けるが、それはこの懸濁物中に残っている有機溶媒を、
ろ過する前で且つ重合体を洗浄し続いて乾燥する(図示
されていない)前に、除去する(61)のに必要である
。ホルムアルデヒド(典型的には重合体の重量に対し、
10重1%)、水、トリオキサン及び有機溶媒を含む減
圧によって放中セもψ、ff何lζ9)7+ 鱒筋員/
7Sめす八)焚ムh次に傾瀉器(8)へ送られ、そこか
ら溶媒とトリオキサンが段階(3)中の精留装置の方へ
再循環され(81)、水とホルムアルデヒドを含む残り
の部分はトリオキサン抽出段階へ戻される(82) 。
第2図に概略的に例示された実際的具体例により行なわ
れる方法の進行は、次第に、段階(5)に続く減圧中に
取り込まれる重合体により凝縮器(7)及び再循環回路
(52,61,81及び82)が長い期間のうちに閉塞
されることにより、妨害される。
第1図(本発明による方法)に関し、段階(5)から生
じた重合体の水性懸濁物の減圧によって放出された蒸気
は、三量化反応器(1)中へ直接再循環される(52)
ことがわかる、このようにして取り込まれた重合体は三
量化媒体(1)中のホルムアルデヒドへ分解され、更に
妨害を与えることはない。
三量化器(1)はある程度の真空下で操作されるので、
有機溶媒の全量が重合体の水性懸濁物から除去される。
ストリッピング段階(6)は不必要になる。更にこの重
合体の水性懸濁物は実質的にホルムアルデヒドを含まず
、加水分解中に放出されたホルムアルデヒドは更に処理
されることなく三量化段階へ直接再循環される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による方法を構成する主段階の典型的な
配列を概略的に例示するブロック図である。 第2図は従来の方法を構成する主段階の慣用的配列を概
略的に例示するブロック図である。 1−三量化段階、   2−)リオキサン抽出段階。 3−精製段階、   4−重合段階。 5−加水分解段階、 6−ストリッピング段階。 7−凝縮器、    8−傾瀉器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)酸水性相でホルムアルデヒドをトリオキサ
    ンに三量化し、 (b)前記水性相からトリオキサンを分離し、(c)ト
    リオキサンを精製し、 (d)陽イオン性開始剤及び少なくとも二つの隣接した
    炭素原子を含む環式エーテルの中から選ばれたコモノマ
    ーの存在下で、前記精製されたトリオキサンを重合し、 (e)重合体の巨大分子鎖の末端基を圧力下で、加熱し
    た状態で加水分解することにより安定化し、(f)段階
    (e)から得られた混合物を、一方で、安定化した重合
    体の水性分散物へ、他方で、未重合トリオキサン、水及
    び加水分解で生じたホルムアルデヒドを含む蒸気相へ、
    解重合により分離し、そして、 (g)安定化した重合体をその水性懸濁物から回収する
    、 連続的主段階からなるトリオキサンの重合によるポリア
    セタールの製造方法において、段階(e)から得られた
    混合物の、解重合による、分離から生じた蒸気相をホル
    ムアルデヒド三量化段階(a)へ直接再循環することを
    特徴とするポリアセタール製造方法。
  2. (2)水性相からのトリオキサンの分離段階(b)が、
    その水性相から、脂肪族炭化水素の中から選択された有
    機溶媒でトリオキサンを抽出することからなることを特
    徴とする前記第1項に記載の方法。
  3. (3)トリオキサン精製段階(c)が、トリオキサンと
    抽出剤有機溶媒を含む混合物の結晶化からなることを特
    徴とする前記第2項に記載の方法。
  4. (4)重合段階(d)が、脂肪族炭化水素の中から選択
    された有機溶媒中で行なわれることを特徴とする前記第
    1項〜第3項のいずれか1項に記載の方法。
  5. (5)重合段階(d)が行なわれる有機溶媒が抽出剤溶
    媒であることを特徴とする前記第2項〜第4項のいずれ
    か1項に記載の方法。
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