JPS62296932A - 高圧鋳造用崩壊性中子の製造方法 - Google Patents

高圧鋳造用崩壊性中子の製造方法

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JPS62296932A
JPS62296932A JP14318986A JP14318986A JPS62296932A JP S62296932 A JPS62296932 A JP S62296932A JP 14318986 A JP14318986 A JP 14318986A JP 14318986 A JP14318986 A JP 14318986A JP S62296932 A JPS62296932 A JP S62296932A
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JP
Japan
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coating layer
core
resin
thermosetting resin
shell core
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Pending
Application number
JP14318986A
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English (en)
Inventor
Hideto Sasaki
英人 佐々木
Yoshiaki Ekoshi
江越 義明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、ダイカスト、スクイズキャスト等の高圧鋳造
に用いて好適な崩壊性中子の製造方法に関する。
[従来の技術] 一般にダイカスト等の高圧鋳造において、内部に空洞部
を有する製品を鋳造する場合、中子の強度上の制限等か
ら金属製中子が使用されているが、該金属製中子は、鋳
造後の取り除ぎの点で大きな制限をうけるため、比較的
単純な形状の中子だけがダイカスト法では、使用される
だけであり、適用できる製品の種類は少ない。
そこで、崩壊制中子の使用が考えられるが、ダイカスト
等の高圧鋳造においては、シェル中子の強度、アルミ溶
湯等のさし込み、及び鋳肌等に問題があり、これらの問
題点を解決する為に、従来多くの研究がなされており、
−概に総括することはできないが、基本的には、シェル
中子本体の表面に塗型層を設けることがなされており、
例えば特開昭53−91014号公報等が知られている
上記従来例は、第4図に示した如く、耐火物粗粒で成形
した中子a−の表面に樹脂コーティング層すを形成する
ようにしたのであるが、樹脂が中子a′の耐火物粗粒か
ら内部へ浸透する為、上記従来方法で製造した中子aは
崩壊性が悪く、かつ表面の樹脂コーティング層すも十分
な硬度が得られない問題点を今だ有している。
[発明を解決しようとする問題点] 本発明は、上記問題点を解消しようとしたもので、シェ
ル中子の表面に、第1コーティング層と第2コーティン
グ層を形成し、該第1コーティング層として、硬化剤を
含んだアルミナ微粒を塗布して形成し、第2コーティン
グ層としてフェノールフラン樹脂を塗布して形成するよ
うにしたので、第1コーティング層中のアルミナ微粒に
よりシェル中子表層を成田し、かつ、第1コーティング
層内の硬化剤と、第2コーティング層のフェノールフラ
ン樹脂溶液とが反応して直ちに硬化する為、シェル中子
内部への樹脂の浸透も少なくなり、耐圧性と崩壊性に優
れた中子を得ようとするのが、その目的である。
[問題点を解決する為の手段] 即ち本発明は、レジンコーテツドサンドで成形したシェ
ル中子の表面に、アルミナ微粒と硬化剤と水とから成る
スラリー中に浸漬し、乾燥させて第1コーティング層を
形成し、該第1コーティング層の表面に、フェノールフ
ラン樹脂溶液を含浸し、乾燥させて、第2コーティング
層を形成させるようにして上記問題点を解決したのであ
る。
[実 施 例コ 以下本発明の一実施例を詳)ボする。
第1図、第2図に示したように、有機バインダーを用し
てシェル中子1aを所定形状に成形し、該シェル中子1
aの表面に、粉末状の耐火物と熱硬化性樹脂硬化剤(バ
ラベンゼンスルホン酸等)の酸性水溶液からなるスラリ
ーを塗布し、これを乾燥させて第1コーテイング@2を
形成する。
これを冷却することなく、高温のまま第1コーテイング
@2の表面に熱硬化性樹脂を塗布し、暫時常温で放置し
た後、これを乾燥させて第2コーティング層3を形成し
て中子1を製造する。
上記第1コーティング層2を乾燥中、シェル中子1a内
部に浸透していた水溶液は蒸発とともに表面に移動する
。この時、水溶性の熱硬化性樹脂の硬化剤も第1コーテ
ィング層1の表面に移行し、しだいに濃縮され、最終的
に第1コーティング層20表面に高濃度で分布すること
になる。
従って、これに高温のまま熱硬化性樹脂を塗布(浸a)
すると、硬化剤と樹脂が瞬時的に反応して硬化し、皮膜
を形成する為、第1コーティング層2内部に樹脂が浸透
せず、表面に光沢のある樹脂層、つまり第2コーティン
グ層3を形成する。
この第2コーティング層3は、緻密で、かつ表面は平滑
でおる為、アルミ溶湯等の浸透を防ぐので、当該中子を
用い鋳造すると、鋳肌の優れた鋳造品を得ることができ
る。
又、熱硬化性樹脂は、液状であれば、水溶性でも、アル
コール溶解性のものでも使用でき、希釈剤の制限をうけ
ない。又原液に近い状態で使用する為、アルコール希釈
液のように引火の危険も少なくなる。
又硬化剤の水溶液は、表面張力を下げる動きもおり、他
の浸制剤、界面活性剤等を必要としないので効果的であ
る。
製造例 珪砂(粒度・AFS ・FN58.22)の外周表面に
メタノール系レジン2をコーティングしたレジンコーテ
ツドサンド(抗折力60Kgf /ctrt)で成形し
たシェル中子1aを下記組成のスラリー中に5秒間浸漬
させ、130’Cにて10分間乾燥させた。
次、フェノールフラン樹脂溶液に浸漬し、その後、大気
中にて10分間放置し、130℃で10分間乾燥させた
スラリー アルミナ(粒径 11.5u )     45.6%
アルミナ(粒径  1u )     19.0%硬化
剤(バラベンゼンスルホンM)5.9%水      
            29.5%第1図に示した形
状及び寸法に製造した中子1を金型のキシビティ内にセ
ットし、300トンのスクイズキャストマシンを使用し
て、720℃のアルミ合金(J l5ADCI O)溶
湯を、鋳造圧力500Kgf/ci、射出スピード50
m/SeCにて鋳込んだ。
鋳造後450’Cで、1時間の熱処理を行ない、エアー
ハンマーにて振動を与えたところ1分〜2分で完全に崩
壊し、得られた製品の表面鋳肌は平滑でアルミ溶湯のさ
し込みもなかった。
第1図において、1bはコーティング層部分4゜5は金
型保持部を夫々示す。
第3図イ、口は、本発明製造方法で製造した中子1と、
当該中子1を使用して鋳造したアルミ製品の断面を10
0倍と200倍に拡大して示す各顕微鏡写真である。
上記各写真から明らかなように、第2コーティング層3
を介してアルミ溶湯の内部へのざし込みがないことが示
されている。
[発明の効果] 、 以上の説明で明らかな如く本発明によれば、レジンコー
テツドサンドで形成したシェル中子の表面に、アルミナ
微粒と硬化剤と水とから成るスラリー中に浸漬し、乾燥
させて第1コーティング層を形成し、該第1コーティン
グ層の表面に、フェノールフラン樹脂溶液を含浸し、乾
燥させて第2コーティング層を形成するようにしたので
、第1コーティング層を乾燥中、水溶性の熱硬化性樹脂
の硬化剤がコーティング層の表面に移行し、しだいに濃
縮されて第1コーティング層の表面に高濃度で分布する
ことになり、この硬化剤と第2コーティング層の熱硬化
性樹脂が瞬間的に反応し、硬化して皮膜を形成する為、
第1コーティング層内に樹脂が浸透せず、表面に光沢の
ある第2コーティング層が形成されるので、耐圧性と崩
壊性に(ホ)れた中子を1ワることができ、又上記第2
コーティング層は、緻密で表面平滑である為、アルミ溶
湯等の浸透を防ぎ、もって、鋳肌の優れた鋳造品を1q
ることかできる等の利点がおる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に関する高圧鋳造用崩壊性中子の製造
方法によって、製造した中子の正面図、第2図は、同中
子の拡大横断面図、第3図イ、口は、同中子と、当該中
子を用いて鋳造したアルミ製品との断面を夫々拡大して
示す各顕微鏡写真でおる。 (1)・・・中子    (1a)・・・シェル中子(
2)・・・第1コーティング層 (3)・・・第2コーティング層 特許出願人  リョービ株式会社 取締役社長  浦 上  浩 − 第7図 第2図 (3)−−>x2コーティング層 第4図 餉す図 (イ) へ−埴− (ロ) 手続補正書(方式) %式% 2、発明の名称 高圧鋳造用崩壊性中子の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住  所 広島県府中市目崎町762番地昭和61年8
月6日 (発送臼:昭和61年8月26日) 5、補正の対象 (1)明細山中「図面の簡単な説明」の摺6、補正の内
容 別紙のとおり 補正の内容 1、明細書第8頁乃至第9頁の図面の簡単な説明の欄に
[・・・顕微鏡写真でおる。]とおるのを「・・・顕顕
微鏡写真第4図は、従来方法で製造した中子の拡大横断
面図である。」と追加補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レジンコーテッドサンドで成形したシェル中子の
    表面に、アルミナ微粒と硬化剤と水から成るスラリー中
    に浸漬、乾燥させて第1コーティング層を形成し、該第
    1コーティング層の表面に、フェノールフラン樹脂溶液
    を含浸し、乾燥させて第2コーティング層を形成するこ
    とを特徴とする高圧鋳造用崩壊性中子の製造方法。
JP14318986A 1986-06-18 1986-06-18 高圧鋳造用崩壊性中子の製造方法 Pending JPS62296932A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150367412A1 (en) * 2014-06-20 2015-12-24 United Technologies Corporation Method including fiber reinforced casting article

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150367412A1 (en) * 2014-06-20 2015-12-24 United Technologies Corporation Method including fiber reinforced casting article
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