JPS62296901A - 表面処理用金属素材の製造方法 - Google Patents

表面処理用金属素材の製造方法

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JPS62296901A
JPS62296901A JP13932786A JP13932786A JPS62296901A JP S62296901 A JPS62296901 A JP S62296901A JP 13932786 A JP13932786 A JP 13932786A JP 13932786 A JP13932786 A JP 13932786A JP S62296901 A JPS62296901 A JP S62296901A
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JP
Japan
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rolling
surface treatment
treatment
plating
final
Prior art date
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Pending
Application number
JP13932786A
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English (en)
Inventor
Naohiro Hachiman
八幡 直宏
Masato Shigyo
正登 執行
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 23、発明の詳細な説明 (発明の「1的) 本発明は、比較的低コストで、めっき又は該めっき後さ
らにリフロー処理した表面処理材の表面が平滑でしかも
優れた表面皮膜を得ることのできる表面処理用金属素材
の製造方法に関する。
(従来の技術及び問題点) 表面処理に用いられる銅、銅合金、ステンレス、427
0イなどの金属素材は、表面の平滑さや性状に優れてい
ることが要求されるが、特にリフロー処理を行うめっき
の場合、通常のめっき用金属素材よりもさらに厳しい]
二記のような皮膜の特性が要求される。このような皮膜
を得るために通常。
焼鈍を特定の雰囲気下で行ったり、圧延機のワークロー
ルに超精密に研磨したロールを用いたり、さらにはめっ
きの前に素材を化学研磨あるいは電解研磨を行った後め
っき処理をしたりしているのが現状である。しかしなが
ら、これらの方法を用いた場合ある程度めっき皮膜の特
性は向上するが。
操業の安定性に欠け、コスト高となり、排水処理の問題
、これらの工程の付加による品質の安定均一化の問題、
さらにはワークロールの超精密仕上げのための作業時間
ロス等の多くの問題を有している。従来−殻材として製
造されてきたりん青銅条仮に錫又は錫合金めっきを施し
、これをさらにリフロー処理を行うとめっきの表面が梨
地状となる表面異常が発生する。このような表面異常を
防止する為に、従来表面処理ライン内に化学研磨又は電
解研磨等の工程を組み込んでいるが、同一ラインでは異
種材の通板ができないので、材料変更を伴う場合表面性
状を安定均一化させることが非常に鑑しく、又作業条件
の変更の時間的ロスがあるなど全体としてコスト高にな
るという欠点を有していた。
(発明の構成) 本発明はかかる点に鑑みなされたものであり、素材の表
面性状に及ぼす要因について種々の検討を行った結果1
表面処理用金属素材の少なくとも最終圧延工程において
、圧延速度を150m/min以上の速度で潤滑圧延を
することを特徴とする表面処理用金属素材の製造方法、
表面処理用金属素材の最終圧延工程において10cSt
 (センチストークス)以上の粘度を持つ圧延潤滑油を
用い、圧延速度を150m/min以上の速度で潤滑圧
延することを特徴とする表面処理用金属素材の製造方法
、表面処理用金属素材素村の最終圧延工程において50
11IIIφ以上の径のワークロールを用い、かつ10
cSt (センチストークス)以上の粘度をもつ圧延潤
滑油を用い、さらに圧延速度を150m/min以上の
速度で潤滑圧延することを特徴とする表面処理用金属素
材の製造方法及び表面処理用金属素材の最終圧延工程に
おいて50ffIlφ以上の径のワークロールを用い、
かつ10cSt(センチストークス)以上の粘度をもつ
圧延潤滑油を用い、さらに圧延速度を150m/min
以上の速度で1通板当り30%以下の加工度で潤滑圧延
することを特徴とする表面処理用金属素材の製造方法を
提供するものである。
(発明の詳細な説明) 次に本発明についてさらに具体的に説明する。
めっき皮膜及びその後のりフロー処理に悪影響を及ぼす
金属素材の因子は、素材の表面に現わ、れるかさぶた状
の表面荒れや加工変質層あるいはビルビイ一層と言われ
るものであるが、上記のかさぶた状の表面荒れの生成を
防止するには焼鈍後の索条の機械便磨を全くやめるか又
はこの機械研磨にかえて作業能率の劣る化学研磨法に切
り換えしかなく、上記の加工変質層又はビルビイ一層の
生成を防止するには、圧延後に熱処理が必須の要件とな
り、圧延材を製品とすることができない欠点を有する。
そこで、我々は圧延の際の油膜量の増加によって塑性変
形の形態が変わることに目をつけ、最終圧延時の諸条件
を種々選択管理することで加工変質層あるいはビルビイ
一層の発生量を著しく減少させ、さらにかさぶた状の表
面荒れを防止できる方法を見出した。すなわち本発明に
おいて最終圧延時の速度、圧延油の粘度、ワークロール
径及び1通板当りの加工度を最適条件にコントロールす
ることにより上記を可能とするものである。
最終圧延時の圧延速度が150m/min未満であると
、被圧延素材とワークロール間とで潤滑圧延するに十分
な油itを維持することができない。
より好ましくは250m/min以上の圧延速度である
。圧延油の粘度も同様の理由から出来るだけ粘度の高い
ものがよいが取扱等の問題があるので1ocSt  (
センチストークス)以上とするのが望ましい。より好ま
しくは15cSt  (センチストークス)以上であり
20cSt  (センチストークス)前後においてより
よい表面性状を得ることができる。文通に10cSt 
 (センチストークス)以上であり20cSt  (セ
ンチストークス)未満の粘度の場合には、被圧延素材上
の圧延潤滑油がワークロールとの接触時にワークロール
によって容易に押し出され、所定量の油膜量を確保でき
ずらくなるという欠点がある。圧延のワークロール径が
50+nmφ未満の場合は、圧延材との接触面積が少な
いので油膜量の確保が難しく、又圧延形状も出にくい等
の欠点がある。このワークロール径はより好ましくは1
00nnφ以上であり、特に150ovnφ前後におい
てより良好な結果が得られる。さらに圧延時の1通板当
りの加工度は30%以下が好ましい。30%を超える場
合は、圧延時のひずみが大きくなって、いわゆる自由な
る塑性変形が難しくなり加工変質層又はビルビイ一層の
発生を促す。圧延加工度が低い程表面状態は勝っている
が、低すぎると逆に製造コストがかかり過ぎるという問
題があるので15〜25%の加工度が最も経済性に富ん
だ条件である。圧延油の温度については特に制限はない
が、実験に基づくと50℃未満の温度がより良好な結果
を得ている。
次に実施例を示す。
(実施例) Sn  7.8wt%、P  0.13wt%、Fe0
.055wt%、 Zn  0.015wt%、 Ni
O,002wt%、残部Cuからなる銅合金を低周波誘
導溶解炉で溶解鋳造及び均−化焼鈍後、冷間圧延−焼鈍
一酸洗一冷間圧延工程を繰り返し、最終圧延を第1表に
示す条件で行った。さらにその後アルカリ脱指−酸洗工
程を経て硫酸浴による錫めっきを行い、さらにリフロー
処理を行った。
市記めっき条件は次の通りである。
硫酸第1錫   55 g / Q 硫      酸     100g/Q添  加  
剤       5g/Q温      度     
25±5℃陰極電流密度   2.5A/dポ 又、めっき厚は1.2μmで大気中でリフロー処理を行
った。
リフロー処理後の表面状態を同第1表に示す。
又比較例として、従来の一般圧延条件で行った場合も示
す。第1表から明らかなように本発明方法によって製造
された冷間圧延材は比較例に比へて、めっきりフロー後
の梨地状の表面荒れの有無及びその強弱を見ると非常に
優れているのが分かる。
(発明の効果) 本発明の製造方法によって製造された金属条板を脱脂扱
銅下地なし錫めっきを施し、その後リフロー処理を施し
ても、めっき後の表面は均一かつ平滑でしかもハンダ付
性も良好である表面性状が得られる。そしてこの結果、
耐食性や耐熱性も向上するという優れた効果を有する。
以下余白 第  1  表

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面処理用金属素材の少なくとも最終圧延工程に
    おいて、圧延速度を150m/min以上の速度で潤滑
    圧延をすることを特徴とする表面処理用金属素材の製造
    方法。
  2. (2)表面処理用金属素材の最終圧延工程において10
    cSt(センチストークス)以上の粘度を持つ圧延潤滑
    油を用い、圧延速度を150m/min以上の速度で潤
    滑圧延することを特徴とする表面処理用金属素材の製造
    方法。
  3. (3)表面処理用金属素材の最終圧延工程において50
    mmφ以上の径のワークロールを用い、かつ10cSt
    (センチストークス)以上の粘度をもつ圧延潤滑油を用
    い、さらに圧延速度を150m/min以上の速度で潤
    滑圧延することを特徴とする表面処理用金属素材の製造
    方法。
  4. (4)表面処理用金属素材の最終圧延工程において50
    mmφ以上の径のワークロールを用い、かつ10cSt
    (センチストークス)以上の粘度をもつ圧延潤滑油を用
    い、さらに圧延速度を150m/min以上の速度で1
    通板当り30%以下の加工度で潤滑圧延することを特徴
    とする表面処理用金属素材の製造方法。
JP13932786A 1986-06-17 1986-06-17 表面処理用金属素材の製造方法 Pending JPS62296901A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010113749A1 (ja) * 2009-04-01 2010-10-07 日鉱金属株式会社 Cu-Zn-Sn系合金板及びCu-Zn-Sn系合金Snめっき条
JP2016135505A (ja) * 2015-01-20 2016-07-28 日立金属株式会社 Fe−Ni系合金薄板の製造方法

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JP2010242121A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Nippon Mining & Metals Co Ltd Cu−Zn−Sn系合金板及びCu−Zn−Sn系合金Snめっき条
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