JPS62296173A - 色分解機能を有する感光体を用いた変倍可能複写機 - Google Patents

色分解機能を有する感光体を用いた変倍可能複写機

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JPS62296173A
JPS62296173A JP61139285A JP13928586A JPS62296173A JP S62296173 A JPS62296173 A JP S62296173A JP 61139285 A JP61139285 A JP 61139285A JP 13928586 A JP13928586 A JP 13928586A JP S62296173 A JPS62296173 A JP S62296173A
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light
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exposure
color
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JP61139285A
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Kunihisa Yoshino
吉野 邦久
Satoru Haneda
羽根田 哲
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野] 本発明は、色分解R能を有する感光体を用いた複写機に
関し、特に変倍複写可能の複写機に関する。
(発明の背景〕 色分解機能を有する感光体を用いた複写機は、感光体に
帯電と像露光を行って一次;せ像を形成した後、その一
次潜像から色分解の静電像を引き出す特定光の一様露光
とその静電像を現像する工程とを繰返して感光体上に複
数の色トナー像の合成からなるカラー画像を形成するも
のであり、従来の色分解機能を有しない馨光体を用い1
こカラー複写機に比較すると、カラー画像を色ずれなく
鮮明に再現し得ると言う優れた特長を有する。そして、
この複写機も、色分解機能を有しない感光体を用いた複
写機と同様に、変倍複写可能にすることができる。
変倍複写可能の複写機には、変倍によって原稿の走査露
光速度が変化して感光体の表面速度は変化しないものと
、原稿の走査露光速度は変化せずに感光体の表面速度が
変化するものとがあるが、前者の方が一最的である。い
ずれにしても、変倍によって原稿の走査露光速度と感光
体の表面速度の比が変化するから、それによって感光体
単位面積当たりの像露光の入射量が等倍時に較べ縮小時
は増大し、拡大時は低下するようになり、したがって感
光体の表面電位も変化して、画像のコントラストが変化
するようになる。これを防止するために、モノクロ複写
機では特開昭56−77852 、同57−92342
等の公報に見るように、変倍に応じて像露光ランプの発
光量を変化することが知られている。しかし、この方法
は、必要以上に露光量の変化をもたらすことが多く、こ
の方法によってもなお、変倍に伴って画質が変化し易い
と言う問題がある。さらに、この方法を像露光ランプに
モノクロ複写機におけると同様のランプを用いている従
来の色分解機能を有する感光体を用いた複写機に採用す
るようにした場合は、色分解の各色についての電位まで
は安定するようにならず、変倍によってカラーバランス
が変化すると言う問題もある 〔発明の目的〕 本発明は、上述の問題を解消するためになされたもので
あり、等倍時の複写と変倍時の複写でカラーバランスが
変化せず、安定した画像濃度の複写が行われる色分解機
能を有する感光体を用いた複写機の提供を目的とする。
〔発明の構成〕
本発明は、色分解機能を有する感光体を用い、該感光体
に帯電と像露光を行って一次潜1象を形成した後、該−
次潜像から色分解の静電像を引き出す特定光の一様露光
と該静電像の現像とを操返し行って感光体上に複数の色
トナー像の合成からなるカラー画像を形成する変倍可能
複写機において、前記像露光の光源にそれぞれ前記特定
光と同様の光を発光するランプを用いると共に、前記各
特定光の一様露光後の感光体表面電位を検出する電位検
出手段と、該検出手段の検出情報に基いて前記像露光の
各ランプの発光量を制御する制御手段とを設けて、変倍
による前記感光体表面電位の変化が少くなるように制?
?f1手段で像露光の各ランプの発光量を制御するよう
にしたことを特徴とする複写機にあり、この構成によっ
て上記目的を達成する。
〔実施例〕
以下、本発明を図示例によって説明する。
第1図は本発明複写機の一例を示す構成概要図、第2図
は感光体の層構成の一例を示す部分断面図、第3図はS
e系感光体の分光感度グラフ、第4図はB、G、Rフィ
ルタの分光通過率グラフ、第5図及び第6図はB、G、
Rフィルタの分布形状の例を示す色分解層の部分平面図
、第7.8.9図は像露光用のB、G、R蛍光灯の分光
強度グラフ、第10図は感光体の等倍像露光時の表面電
位変化グラフ、第11図はカラー画像形成工程における
感光体の表面電位変化チャートである。
第1図の複写機において、ドラム状の感光体1は、第2
図に示したような層構成を有する。すなわち、m電性基
体la上に光導電体層1bが設けられ、その上に色分解
機能素子の青(B)、緑(G)、赤(R)フィルタの分
布から成る色分解層ICを有する絶縁表層1dが設けら
れた層構成である。光導電体層1bは、例えばTeで赤
怒度を増恣した5eTe光導電体から成る場合は第3図
の曲線イで示したような分光特性を示し、AszSet
光導電体から成る場合は曲線口で示したような分光感度
特性を示す。B、G、Rフィルタは、例えば第4図の曲
線す、g、rで示したような分光透過率特性を示す。こ
のような分光透過率特性を有するB、 G、 Rフィル
タが画像形成時に帯電器から発生するオゾンや像露光光
源からの影響により劣化することを防止するため、第2
図の例では、色分解層ICを絶縁性の透明な保護i1e
で覆うようにしている。色分解層1cにおけるB、G。
Rフィルタの分布形状としては、第5図や第6図に示し
たようなモザイク状分布のlが10〜200μmの範囲
のものが画像の解像度や色再現性の点から好ましく用い
られる。
以上のような感光体1の好ましい形成方法は、透明用、
指フィルムに印刷、フォトレジスト等により第5図や第
6図の分布パターンの色分解層1cを形成し、得られた
フィルムを白色光または赤外光に対し透明な絶縁性の高
い接着剤や粘着剤を用いて光導電体層lb上に付着する
方法である。しかし、これに限らず、例えば光導電体[
1b上に直接印刷、フォトレジスト、蒸着等の手段によ
り樹脂と染料や顔料から成る色分解層1cを有する絶縁
表層1dを形成しても、あるいは色分解層ICを有する
フィルムを接着によらずに、機械的固定手段で光尊重体
層1b上に設けるようにしてもよい。そして色分解機能
素子の分布形状も第5図や第6図の例に限られないし、
またB、G、Rフィルタの数もすべてが均等ではなくて
、人間の視感度の関係からB、Rフィルタの数に較べて
Gフィルタの数を多少増やすようにしてもよい。
帯電器2は、矢印方向に回転する感光体1の表面にコロ
ナ放電を行って、その表面を一様に帯電する。このコロ
ナ放電は、感光体1の光導電体層1bが第3図に示した
ようなセレン系のp型半導体から成る場合は負の放電で
あり、硫化カドミウムのようなn型半導体から成る場合
は正の放電である。
像露光装置3は、光学系または原稿台が左右に往復して
原稿○を走査露光し、原稿○からの反射光を像露光Iと
して帯電器2により帯電された感光体1の表面に入射す
る。これに限らず、原稿0がプラテン上を通過すること
により原稿○の走査露光が行われるものとすることもで
きる。原稿○を照射する像露光の光源31には、それぞ
れ第7゜8.9図に示したような分光強度の青、緑、赤
色光を発光する蛍光灯31B、31G、31Rが用いら
れている。この青、緑、赤色光はそれぞれ後述する特定
光の一様露光に用いられる光と同様の光である。複写倍
率を変更する場合は、従来の可変複写機と同様、ミラー
32の初期位置及び結像レンズ系33の位置が倍率に応
じて変えられ、そして原稿Oの走査露光速度または感光
体1の回転速度も変えられる。さらに、図示していない
が、原稿台あるいはプラテンカバー等に原稿Oの走査露
光開始前に光源31によって照射されて反射光を像露光
■と同様に感光体1に入射するソリッド部とハイライト
部の基準パンチが設けられており、予め、このバッチ像
から原稿像と同様に色分解の静電像を形成して、それら
静電像の電位が所定電位となるように、蛍光灯31B、
31G、31Rそれぞれの光量条件を変えるようにして
いる。これによって、変倍が行われても色分解の静電像
の電位が安定するようになる。これについては、後に述
べる色分解の静電像形成段階において、さらに説明する
像露光■の入射位置に設けられた帯電器4は、少くとも
バッチ像光も含む像露光lが感光体1の表面に入射して
いる間、帯電器2のコロナ放電と実質的に逆極性の直流
または交流のコロナ放電を行う。この帯電器4を像露光
Iの入射位置の直後に設けて、少くともとも上述の像露
光■の入射面にコロナ放電を行うものとすることもでき
る。
以上の帯電器2による帯電、像露光装置3による像露光
、及び帯電器4による帯電によって、感光体1にトナー
現像される静電像としては機能しない基準バッチまたは
原稿○を色分解した一次潜像が形成される。
一様露光装置5Bは、感光体1の一次潜像形成面に青色
光を一様に入射する。この青色光の一様露光によって一
次W&から感光体lのBフィルタ部分のみに電位パター
ンすなわち、現像によってトナーが付着する静電像が生
ずる。一様相光装置5Bには像露光装置3の光源31に
用いられている蛍光灯31Bと同様の蛍光灯を用いるの
が好ましいが、それに限られるものではなく、例えば、
白色光ランプと、青の干;歩フィルタと硝子フィルタと
を重ね合わせたフィルタとの咀合わせを用いてもよい。
ま1こ、像露光装置3の蛍光灯31Bの代わりに、白色
光ランプと、青の干渉フィルタと硝子フィルタとを重ね
合わせたフィルタとの組合わせを用いてもよい。これら
の場合のフィルタは、青の干渉フィルタまたは硝子フィ
ルタのみでもよい。
原稿Oの走査露光が行われる前に、回転する感光体1に
形成されたソリッド部とハイライト部の2種の基準バッ
チについての上述の静電像は、それらの電位を電位検出
器6Bで検出される。電位検出器6Bの検出情報は増幅
器7Bを介して制御回路に伝えられ、制御回路は、目標
電位記憶装置8から読み込んだ目標電位に静電像電位が
略等しくなるように、31B用電源を介して蛍光灯31
Bと5B用電源を介して一様露光装置5Bの光源の発光
量を制御する。目標電位記憶装置8に記憶する目標電位
は、例えば、等倍投影条件で形成した一次潜像からそれ
ぞれ青、緑、赤色光の一様露光によって引き出される基
準パッチの静電像の電位が基準パッチのソリッド部とハ
イライト部によって第10図の曲線b′、  g/ 、
  r/のように変化する場合、用いられている基準パ
ッチのソリッド部とハイライト部に対応するCのような
S光体表面電位値とするのが好ましい。この場合、制御
回路による蛍光灯31B及び−1露光装置5Bの光源の
発光量制御は、電位検出器6Bによって検出されるソリ
ッド部とハイライト部の2種の基準バッチ静電像の電位
が第10図の曲線b′のソリ・〉ド部とハイライト部に
対応した感光体表面電位に略等しくなるように行われる
ことは勿論である。これによって、後に原稿0の走査露
光が行われて形成された一次潜像から青色光の一様露光
で引き出される静電像の電位は、複写倍率に拘らず、安
定する。
なお、制御回路は、マイクロコンピュータCPUで構成
して、複写機全体の制御も行うものとすることができ、
その場合は、目標型位記・[身装置8にポテンショメー
タの代わりにROM等のメモリが用いられる。
現像装置9Yは青色光の一様露光によって形成えた静電
像をイエロートナーによって現像する。
これによって、感光体1上にBフィルタ部分に付着した
イエロートナーから成るイエロートナー像が形成される
。現像装置9Yには、後に述べる現像袋19 M 、9
 Cも同様、−成分もしくは二成分現像剤の層を現像ス
リーブ上に感光体1の表面に接触しない層厚に形成して
、現像バイアスに交流バイアスを用いることにより現像
剤層からトナーを飛翔させて感光体1に付着させる所謂
非接触現像を行う現像装置が好ましく用いられる。この
ような現像装置を用いた場合は、原稿0の複写工程に先
立って形成される基準パッチの静電像を現像しないよう
にすることが、現像バイアスの印加の停止や現像スリー
ブに静電像と同極性の電圧を印加すること等によって、
簡単に行い得る。しかし、本発明は、これに限られるも
のではない。
帯電器10Yは、青色光の一様露光で静電像が形成され
、あるいはさらにイエロートナーの付着が行われた感光
体1の表面に帯電器4と同様の放電を行って、表面電位
をトナーの付着しない電位に平滑化する。これによって
、トナーの付着が行われた静電像に後の現像工程でさら
に別にトナーが付着する混色の発生が防止される。
−1露光装置5Gは、上述の電位を平滑化された感光体
1の表面に緑色光を一様に入射する。−1露光装置5G
にも、−1露光装置5Bと同様、像露光用の蛍光灯31
Gと同様の蛍光灯が好ましく用いられる。この一様相光
によって、−次潜像から、今度は感光体1のGフィルタ
部分のみに電位パターンすなわち静電像が生ずる。
電位検出器6Gは、上述の静電像のうち、原稿0の走査
露光前に形成されたソリッド部とハイライト部の2種の
基準パッチの静電像の電位を検出して、その情報を増幅
器7Gを介して制御回路に送る。そして、制御回路は、
電位検出器6Gの検出電位が目標電位記憶装置8から読
み込んだ目標電位に略等しくなるように、31G用電源
を介して像露光用の蛍光灯31Gと5G用電源を介して
一様露光装置5Gの光源の発光量を制御する。この場合
の目標電位には、第10図の曲線g′の基準バッチのソ
リッド部とハイライト部に対応した感光体表面電位が好
ましく用いられる。これによって、後に形成される原稿
Oの緑色光の一様露光による静電像も複写倍率に拘らず
電位が安定したものとなる。
現像装置9Mは、緑色光の一様露光で形成された静電像
をマゼンタトナーによって現像する。これによって、感
光体1上にはGフィルタ部分に付着したマゼンタトナー
から成るマゼンタトナー像が形成され、先に形成された
イエロートナー像と合わせて2色トナー像が形成される
帯電器10Mは、緑色光の一様露光で静電像が形成され
、あるいはさらにマゼンタトナーの付着が行われた感光
体1の表面に帯電器lOYと同様に放電を行って表面電
位を平滑化する。
−1露光装置5Rは、上述の電位を平滑化された感光体
1の表面に赤色光を一様に入射する。これにも像露光用
の蛍光灯31Rと同様の蛍光灯が好ましく用いられる。
この一様相光によって、−次潜像から、今度は感光体l
のRフィルタ部分のみに電位パターンすなわち静電像が
生ずる。
電位検出器6Rは、上述の静電像のうち、原稿0の走査
露光前に形成されたソリッド部とハイライト部の2種の
基準パンチの静電像の電位を検出して、その情報を増幅
器7G等介して制御回路に送り、制御回路は、電位検出
器6Rの検出電位が目標電位記憶装置8から読み込んだ
目標電位に略等しくなるように31R用電源を介して像
露光用の蛍光灯31Rと5R用電源を介して一様露光装
置5Rの光源の発光量を制御する。この場合の目標電位
には、第10図の曲線r′の基準バッチのソリッド部と
ハイライト部に゛対応した感光体表面電位が好ましく用
いられる。これによって、後に形成される原稿0の赤色
光の一様露光による静電像も複写倍率に拘らず電位が安
定したものとなる。
現像装置9Cは赤色光の一様露光で形成された静電像を
シアントナーによって現像する。
これによって、感光体1上にはRフィルタ部分に付着し
たシアントナーがら成るシアントナー像が色ずれや混色
なく、また複写倍率に拘らず安定したカラーバランス及
び過度で形成される。なお、以上述べたように像露光用
の蛍光灯31B、31G。
31Rの発光条件をそれぞれ設定したことで、複写倍率
によって蛍光灯31B、31G、31Rの発光条件を一
律に変えるようにした場合には第3図や第4図に示した
ような感光体1の光1体層lbやB。
G、Rフィルタの分光特性によって生じ易いカラーバラ
ンスの変動も解消する。
第11図は、感光体1の光導電体層1bに分光感度特性
が第3図のイ曲線のような5eTe光導電体が用いられ
ている場合の、前述のカラー画像形成工程にお2する感
光体1の表面電位変化を示しており、時間t0からり、
までの−次帯電は感光体1の表面が帯電器2を通過する
間の変化、時間t、からL2までの暗減衰は一次帯電し
た表面が帯電器4に達するまでの間の電荷の注入及び注
入された電荷の散逸による変化、時間t2からり、まで
の二次帯電・像露光における曲線■、とvoは帯電器4
を通過する間の基準バッチと原稿0に関する像露光Iの
明部と暗部に対応する部分の変化を示す。この二次帯電
によって感光体1の表面電位は略平滑化されており、ト
ナーの付着する電位パターンは存在しない。時間L3以
降も暗減衰による電位コントラストの低下はみられるが
、第11図ではそれを省略している。時間tユからt4
までの一様露光は青色光の一様露光を受けたことによる
明部電位V、と暗部電位■、の変化、時間t、がらt、
までの現像は現像器9Yによりイエロートナーの付着が
行われたことによる変化、時間L5がらt6までの再帯
電は帯電器10Yによる平滑化の変化、時間t6がらり
、までの一様相光は緑色光の一様露光を受けたことによ
る変化、時間【、からt8までの現(象は現像器9Mに
よりマゼンタトナーの付着が行われたことによる変化、
時間t、からt、までの再帯電は帯電器IQMによる平
滑化の変化、時間t9からLloまでの一様露光は赤色
光の一様露光を受けたことによる変化、時間tooから
tl+までの現像は現像装置9Cによりシアントナーの
付着が行われたことによる変化をそれぞれ示している。
なお、第11図は便宜上、基準パンチに対する工程と原
稿に対する工程とを重ねて示しているが、実際は、基準
バ。
チに対する工程が行われて像露光用ランプの発光条件が
決定された後に原稿に対する工程が行われるから、第1
1図に示したような変化曲線が完全に位置をずらせて2
個並ぶようになる。そして、基準バッチに関する最初の
変化曲線においては、現像装置を不作動状態にした場合
、現像における電位変化はなくなる。しがし、現像装置
が作動状態であっても、トナーが付着することによって
生ずる電位低下量はそれ程大きくはないので、色再現に
は余り影響しない。
以上の工程によって感光体1上に形成されたカラー画像
は、図示してない給紙装置によって送り込まれて来た転
写紙Pに転写器11により転写される。カラー画像を転
写された転写紙Pは、分離器12によって感光体10表
面から分離され、図示してない定着装置によってカラー
画像を定着されて、機外に排出される。カラー画像を転
写紙Pに転写した感光体1の表面は、クリーニング装置
13によって残留トナーを除去されて、再び次のカラー
画像形成工程が行われる状態になる。なお、必要に応じ
て、転写前除電装置やクリーニング前除電装置等も用い
られる。
本発明は、複写倍率をA列、B列それぞれの規格サイズ
比やA、B列間の規格す・イズ比等段階的に変化する複
写機に限らず、連続的に複写倍率を変化する複写機にも
適用することができる。また、原稿の走査露光速度を変
化させ感光体の線速度を一定にして変倍を行う複写機に
も、原稿の走査露光速度を一定にし、感光体の線速度を
変化させて変倍を行う複写機にも適用することができる
本発明の複写機は、青、緑、赤のトナーによってカラー
画像画像を形成するものでも、さらに黒トナー像を形成
する手段も備えたものでも、あるいは2色のトナー像形
成手段しか備えないようなものでもよい。また、感光体
の1回転毎に1色のトナー像を形成するものであっても
よい。その場合は、像露光光源の各ランプを特定光の−
jRTi光ランプに兼用することも、また像露光の入射
位置に設けられるような帯電器を現像後の平滑化を行う
帯電器に兼用することもできて、複写機を小型。
節略化できる。
さらに本発明は、特願昭60−229524号に記載さ
れているような、−次帯電、二次帯電および像露光後に
、平滑化のための帯電、特定光による全面露光、現像を
繰返す画像形成装置にも適用し得る。
また、感光体がフィルタを帯電器等のコロナ放電を受け
る側と反対側に設けてフィルタ側から像露光および一様
露光を受ける構成(特願昭59−199547号)やそ
の他の構成(特願昭59−198166゜198167
、201084各号)のものにも適用し得る。また、感
光体の光窩電層が!PL層でなく、電荷発生層と電荷移
動層とから成る機能分離型の構成(特願昭60−229
524号、同6O−24517f3号)でもよいし、感
光体が色分解機能を光導電体層にもたせたもの(特願昭
39−201085号、同60−245177号)でも
よい。
本発明の複写橘によって、1色のトナーから成る単色画
像を形成することは勿論、その単色画像を色分解層を有
しない感光体を用いた電子写真複写機におけると同様の
画像濃度5屑1象力で形、Sすることもできる。
以下、さらに本発明の具体的実施例を示す。
実、施例1゜ 第1図の画像形成装置に小西六写真工業(株)製U−B
ix 3300 MRを使用した。感光体1は第2図に
示す様な層構成とし、導電性基体1aには一次帯電時の
電荷注入を容易にする為Njを用いた。絶縁表層1dに
は厚さ20A1mのポリエチレンテレフタレート薄膜に
第4図に示す様なパターンのフィルタを印刷した厚さ2
5μmのものを使用した。光導電体層1bにはTeを2
5%ドープして増悪したSe Te光導電体を用いてい
る。感光体ドラムの外径はφ120龍で線速度は92龍
/secとした。この画像形成装置は感光体ドラムの線
速度を一定とし原稿の走査速度を変化させて変倍を行う
ものであり、固定倍率および任意の倍率による拡大、縮
小の場合も同様の方法で画像形成を行うものである。
A4版(210X297龍)の原稿を85版(182×
257關)へ縮小する場合、操作パネル上の拡大/縮小
のセレクトキーのA4−85”の部分のキーを押し調整
ボタンを押す。それにより、あらかじめ、Wi2に設け
られているソリッド部とハイライト部のモノクロの基卓
パンチの画像形成が行われる。そのとき現像器は作動し
ない。まず、ソリ、ド部のみのパンチの画像形成が行わ
れる。そのとき電位検出器6B、6G、6Rにより電位
が測定される。この測定された値はあらかじめ設定され
ている等倍時の電位と比較され、それによって−1露光
装置5B、5G、5Rの光量が設定される。そして設定
された一様露光量をもとにしてハイライト部のみのパッ
チの画像形成が行われる。
そのときも電位検出器6B、6G、6Rによる電位の測
定が行われる。この測定された値もあらかじめ設定され
ている等倍時の電位と比較され、それによって性露光光
831B、31G、31Rの光量が設定される。以上に
よって像露光光源31と一様賃光装置5B、5G、5R
の光源の光量が設定されると、換作パネルに“コピーで
きます”が点灯しコピー可能となる。そこで、コピーボ
タンを押して、A4版の原稿に対し86%の縮小をした
85版の複写を行ったところ、等倍の場合と同様に色再
現性のよい複写画像が得られた。
〔発明の効果〕
本発明の複写機は、色ずれや混色のないカラー画像を、
複写倍率の変化に拘らず等倍時と同様に、安定したカラ
ーバランス及び濃度で形成することができると言う優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明複写機の一例を示す構成概要図、第2図
は感光体の層構成の一例を示す部分断面図、第3図はS
e系感光体の分光感度グラフ、第4図はB、G、Rフィ
ルタの分光遇過率グラフ、第5図及び第6図はB、G、
Rフィルタの分布形状の例を示す色分解層の部分平面回
、第7.8.9図は像露光用のB、G、Rフィルタ蛍光
灯の分光強度グラフ、第10図感光体の等倍像露光時の
表面電位変化グラフ、第11図はカラー画像形状工程に
おける感光体の表面電位変化チャートである。 1・・・感光体、     1a・・・導電性基体、■
b・・・光尊重体層、   1 、c・・・色分解層、
1d・・・絶縁表層、   1e・・・保護巧、2、 
4. IOY、 IOM・・・帯電器、3・・・倣露光
装置、 31B、31G、、31R・・・蛍光灯、32・・・に
ミラー、   33・・・結像レンズ系、5B、5G、
5R・・・−1露光装置、εB、6G、6R・・・電位
I金出器、7B、7G、7R・・・増幅器、 8・・・目梨電(立記憶装置、 9Y、  9M、  9C・・・現像装置、11・・・
転写器、     12・・・転写器、13・・・クリ
ーニング装置。 特許出願人  小西六写真工業株式会社第1図 第2図 第3図 400   5oo    soo    700  
 800 (vnG第5図 第6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)色分解機能を有する感光体を用い、該感光体に帯
    電と像露光を行って一次潜像を形成した後、該一次潜像
    から色分解の静電像を引き出す特定光の一様露光と該静
    電像の現像とを繰返し行って感光体上に複数の色トナー
    像の合成からなるカラー画像を形成する変倍可能複写機
    において、前記像露光の光源にそれぞれ前記特定光と同
    様の光を発光するランプを用いると共に、前記各特定光
    の一様露光後の感光体表面電位を検出する電位検出手段
    と、該検出手段の検出情報に基いて前記像露光の各ラン
    プの発光量を制御する制御手段とを設けて、変倍による
    前記感光体表面電位の変化が少くなるように制御手段で
    像露光の各ランプの発光量を制御するようにしたことを
    特徴とする複写機。
  2. (2)原稿の走査露光速度が変化して感光体の線速度は
    変化しない特許請求の範囲第1項記載の複写機。
  3. (3)感光体の線速度が変化して原稿の走査露光速度は
    変化しない特許請求の範囲第1項記載の複写機。
JP61139285A 1986-06-17 1986-06-17 色分解機能を有する感光体を用いた変倍可能複写機 Pending JPS62296173A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02259661A (ja) * 1989-03-31 1990-10-22 Toyo Seikan Kaisha Ltd 画像露光方法及びその露光装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02259661A (ja) * 1989-03-31 1990-10-22 Toyo Seikan Kaisha Ltd 画像露光方法及びその露光装置
JPH0581903B2 (ja) * 1989-03-31 1993-11-16 Toyo Seikan Kaisha Ltd

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