JPS62295916A - 耐熱性を改良した超軟質ポリウレタンエラストマ− - Google Patents

耐熱性を改良した超軟質ポリウレタンエラストマ−

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JPS62295916A
JPS62295916A JP61138147A JP13814786A JPS62295916A JP S62295916 A JPS62295916 A JP S62295916A JP 61138147 A JP61138147 A JP 61138147A JP 13814786 A JP13814786 A JP 13814786A JP S62295916 A JPS62295916 A JP S62295916A
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polyol
polyurethane elastomer
heat resistance
cobalt
ultra
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JP61138147A
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Masaaki Aoki
正昭 青木
Masayuki Kamiyama
雅行 神山
Seiji Asai
浅井 清次
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明はポリウレタンエラストマーの品質改良に関し、
とくに耐熱性を改良した超軟質ポリウレタンエラストマ
ーに関する。
(従来の技術) ポリウレタンエラストマーは機械強度、耐摩耗性等がゴ
ムに比べ優れており、且つ耐候性、耐化学薬品性が良好
で長期間の使用に耐え得るため、従来機械部品、化学装
置材料等の工業用途のほか、印刷ロール、ソリッドタイ
ヤ等にも多く使用されて来た。
とくに最近ポリウレタンエラストマーの柔軟性を利用し
、防振材、衝撃吸収材等として多方面に使用され始めた
。このような目的に使用するポリウレタンエラストマー
はとくに柔軟な物性を要求され、硬度を極端に下げる必
要がある。
このような超軟質ポリウレタンエラストマーの製法とし
て従来公知の方法は、高分子量のポリエーテルジオール
を使用し理論対応量の0.2〜0.8に相当する量のポ
リイソシアネートを反応させる方法である。このような
方法により製造した超軟質ポリウレタンは、イソシアネ
ート量不足のため高分子鎖が十分に形成されていない、
従って常温では一応自己の形状を保持し振動吸収性も有
するが、高温の下で使用する場合或いは振動による発熱
でエラストマーの温度が上昇すると荷重負担能力が低下
し、潰れてしまう点が欠点であった。
(発明が解決しようとする問題点) このような欠点を除去し耐熱性のよい超軟質ポリウレタ
ンを製造するためには、初期の硬化反応が終了した後の
後硬化の段階において高分子鎖を十分に形成することで
ある。この対策としてウレタン化反応を促進するため通
常使用されている錫、または鉛触媒を増量すると、生成
したウレタンエラストマーの熱分解を促進する傾向があ
るため、使用量を増加すると逆にエラストマーの耐熱性
を低下することが重大な問題である。また原料を混合し
た後の貯蔵安定性が不良となるため、反応性が低下し高
分子鎖の十分な形成が困難になることも問題である。
(問題点を解決するための手段) これらの問題点を解決するため、原料混合時に十分な可
使時間を有し、一旦硬化させた後見に後硬化の段階にお
いて高分子鎖を十分に形成させるような触媒を探索した
。その結果特殊の有機金属化合物を触媒として硬化した
のち、更に後硬化を行えば耐熱性が向上することを知り
出願をした(特開昭60−67524 ) 、その後見
に本方法の改良について検討した結果これらの有機金属
化合物の中で有機コバルト化合物をアミノ基を含むポリ
オールと組合わせれば後硬化を省略出来ることを発見し
、本発明に到達した。
即ち本発明はポリオールとポリイソシアネートを反応さ
せポリウレタンエラストマーを製造するに際し、有機コ
バルト化合物及びアミノ基を含むポリオールの存在下に
硬化してなる耐熱性を改良した超軟質ポリウレタンエラ
ストマーである。
本発明の目的とする超軟質ポリウレタンエラストマーの
物性は、ショアー硬度(00) −30−80,100
%モジュラス0.1−40贈/−1引張強さ5−400
kg/d、伸び50−1500χの範囲内にある。
本発明に使用する有機コバルト化合物は、アセチルアセ
トン;脂肪族、脂環族及び芳香族のカルボン酸;及びフ
ェノール誘導体のコバルト化合物である。これを具体的
に示せば、例えばコバルトアセチルアセトネート、コバ
ルトオクトエート、コバルト−2−エチルヘキソエート
、コバルトパルミテート、コバルトステアレート、コバ
ルトナフチネート、コバルトヒドロキシナフチネート、
コバルトベンゾエート、コバルト−2,2′−スルホニ
ルビス(p−ドデシルフェルレート)、コバルト−2゜
2′−チオビス(p−オクチルフェルレート)などであ
る。
これらの有機コバルト化合物は単独または2種以上混合
して使用し、以下に記載する第3級アミン系のウレタン
化触媒と併用することもできる。
本発明においてこれらの有機コバルト化合物の使用量は
ポリオールの総量100重量部に対し0.01〜5.0
重量部が適当であって、とくに0.1〜3゜0重量部が
好適である。この範囲より少ないと硬化が不十分となり
、またこの範囲より多いと超軟質ポリウレタンエラスト
マーの物性を低下させる。
本発明に使用するアミノ基を含むポリオールは2乃至8
官能性のポリエーテルポリオールでありその分子量は3
00乃至5000が適当である。
具体的には例えば、アンモニア、アニリン、アミノフェ
ノール、アミノナフトール、アニリン・ホルムアルデヒ
ド縮合物、メチルジェタノールアミン、エチルジイソプ
ロパノールアミン、トリエタノールアミン、エチレンジ
アミン、ヘキサメチレンジアミン、ビス(p−アミノシ
クロヘキシル)アミン、トリレンジアミン、ジフェニル
メタンジアミン、ナフタレンジアミンなどにエチレンオ
キサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド
、スチレンオキサイドなどを1種または2種以上付加重
合せしめて得られるポリエーテルポリオールである。
これらのアミノ基を含むポリオールは単独又は混合して
使用し、またアミノ基を含まないポリオールと混合して
使用することが出来る。
アミノ基を含まないポリオールのうち本発明に適当なも
のは2乃至8官能性のポリエーテルポリオールまたはポ
リエステルポリオールでその分子量は400乃至6,0
00が適当である。これらのポリエーテルポリオールの
うち本発明に使用するものは例えば、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1
.4−ブチレングリコール、グリセリン、ヘキサントリ
オール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトー
ル、ソルビトール、スクロース、ジプロピレングリコー
ル、ジヒドロキシ・ジフェニルプロパン、ジヒドロキシ
・ジフェニルメタン、ジヒドロキシジフェニルエーテル
、ジヒドロキシビフェニル、ハイドロキノン、レゾルシ
ン、ナフタレンジオール、フェノールホルムアルデヒド
縮合物、フロログルシン、などにエチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、スチレン
オキサイドなどを1種または2種以上付加重合せしめて
得られるポリエーテルポリオールである。
またこれらのポリエーテルポリオールのOH基の一部又
は50%以上をNH!化して得たポリエーテルアミンも
使用できる。
ポリエステルポリオールとしては例えば、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール
、ジプロピレングリコール、トリメチレングリコール、
1.3−または1.4−ブチレングリコール、ネオペン
チルグリコール、1.6−ヘキサメチレングリコール、
デカメチレングリコール、ビスフェノールA、ビスフェ
ノールF、p−キシリレングリコール、1.4−シクロ
ヘキサンジオール、1.4−シクロヘキサンジメタツー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパン、ヘキサント
リオール、ペンタエリスリトールの1種または2種以上
と、マロン酸、マレイン酸、こはく酸、アジピン酸、グ
ルタル酸、ピメリン酸、セバシン酸、しゅう酸、フタル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ヘキサヒドロフタル
酸などの1種または2種以上とからのポリエステルポリ
オール、またはプロピオラクトン、ブチロラクトン、カ
プロラクトンなどの環状エステルを開環重合したポリオ
ール;さらに上記ポリオールと環状エステルとより製造
したポリエステルポリオール、及び上記ポリオール、2
塩基酸、環状エステル3種より製造したポリエステルポ
リオールが使用できる。
本発明で用いるポリオールとして、また1、2−ポリブ
タジェンポリオール、1.4−ポリブタジェンポリオー
ル、ポリクロロプレンポリオール、ブタジェン−アクリ
ロニトリル共重合体ポリオール、ポリジメチルシロキサ
ンシカルビノールなども用いられる。
以上のほか、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、
及びひまし油のようなリシノール酸エステルも使用でき
る。
さらに前記のポリエーテルポリオールないしポリエステ
ルポリオールに、アクリロニトリル、スチレン、メチル
メタアクリレートの如きエチレン性不飽和化合物をグラ
フト重合させて得たポリマーポリオールも使用できる。
これらのポリオールは単独または2種以上混合して使用
する。ポリオールの中でアミノ基を含むポリオールの占
める比率は1乃至50重量%が好ましい、この範囲より
低いと後硬化が必要になり、またこの範囲より高いと粘
度上昇が早くなりすぎ成形困難になる。
本発明で用いるを機ポリイソシアネートは、例えば2.
4−)リレンジイソシアネート(2,4−TDl)、2
.6−トリレンジイソシアネート(2,6−TDl)、
及びその混合物(TDI) 、ジフェニルメタン−4,
4’−ジイソシアネート(4,4’ −MDI) 、ジ
フェニルメタン−2,4′−ジイソシアネー) (2,
4’ −MDI)、及びその混合物(?IDI) 、ナ
フタレン−1,5−ジイソシアネート(MDI) 、3
,3°−ジメチル−4,4゛−ビフェニレンジイソシア
ネート(TODI)、キシリレンジイソシアネート(X
DI) 、ジシクロヘキシルメタン・ジイソシアネート
(水素化MDI)、イソホロンジイソシアネート(IP
DI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI) 
、水素化キシリレンジイソシアネート(HXDI)、粗
製Ti1l 、ポリメチレン・ポリフェニルイソシアネ
ート(粗製MDI)、及びこれらのイソシアネート類の
イソシアヌレート化変性品、カルボジイミド化変性品、
ビユレット化変性品などである。
有機ポリイソシアネートの使用量はその中に含有するN
GO基の量がポリオール中に含有するOH基の総量に対
し0.4乃至1.4当量比さらに好ましくは0.5乃至
1.2当量比となるようにする。この範囲以上になると
ポリウレタンエラストマーは柔軟性を失ない、またこの
範囲以下ではポリウレタンエラストマーの物性が低下す
る。
これらのインシアネート類は単独または2種以上混合し
て使用する。使用するに際してはそのまま使用する場合
と、一旦プレポリマー化した後、使用する場合とがある
。プレポリマー化する場合にはNGO基の一部を予め前
記のポリオール類と反応させてプレポリマーとし、成形
に使用する。
プレポリマー法はポリウレタン高分子鎖を規則正しく形
成するため、超軟質ポリウレタンエラストマーの物性に
好影響を与える場合が多い。
本発明において脱水剤としてモレキュラーシープを添加
すると良好な結果を得ることが多い、モレキュラーシー
プは内面に存在する空孔の平均直径が3−10人の粉末
状のものを使用する。その使用量はポリオールの総量1
00重量部に対し1−20部が適当である。
本発明を実施するに際し第3級アミン系のウレタン化触
媒を有機コバルト化合物と併用することができる。これ
らの触媒のとしては、例えば、トリエチルアミン、トリ
プロピルアミン、トリイソプロパツールアミン、トリブ
チルアミン、トリオクチルアミン、ヘキサデシルジメチ
ルアミン、N−メチルモルフォリン、N−エチルモルフ
ォリン、N−オクタデシルモルフォリン、モノエタノー
ルアミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン
、N−メチルジェタノールアミン、N、N−ジメチルエ
タノールアミン、ジエチレントリアミン、N、N、N”
lN゛−テトラメチルエチレンジアミン、N、N、゛N
’、N’−テトラメチルプロピレンジアミン、N、N、
N’。
N゛−テトラメチルブタンジアミン、N、N、N’、N
’−テトラメチル−1,3−ブタンジアミン、N、N、
N’、!l’lチーラメチルへキサメチレンジアミン、
ビス〔2−(N、N−ジメチルアミノ)エチルフェーテ
ル、N、N−ジメチルベンジルアミン、N、N−ジメチ
ルベンジルアミン、N、N−ジメチルンクロヘキシルア
ミン、N。
N、N’、N″、N“−ペンタメチルジエチレン・トリ
アミン、トリエチレンジアミン、トリエチレンジアミン
のぎ酸塩及び他の塩、第−及び第二アミンのアミン基オ
キシアルキレン付加物、N、N−ジアルキルピペラジン
類のようなアザ環化合物、種々のN、N’、N“−トリ
アルキルアミノアルキルヘキサヒドロトリアジン類、特
公昭52−43517のβ−7ミノカルポニル触媒、特
公昭53−14279のβ−アミノニトリル触媒等であ
る。
本発明では各種の有機及び無機の充填材及び餌料を使用
することができる。
これらのうち無機物としては例えば、炭酸カルシウム、
タルク、クレー、マイカ、グラファイト、水酸化アルミ
ニウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、硫酸
カルシウム、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化チタン
、酸化鉄、無水珪酸、ガラスフレーク、カーボンブラッ
ク、珪石、岩綿などがある。これらの形状は、粉状、鱗
片状、繊維状を呈し、そのまま使用することもできるが
、予めその表面にチタン処理、シリコン処理などを行え
ば超軟質ポリウレタンの物性を向上することができる。
また有機物としては瀝青物、松脂、樹脂粉、木粉、動植
物繊維、人造繊維などがある。
以上のほか微小な中空球例えば、シリカバルーン、ガラ
スバルーン、フェノール樹脂バルーン、塩化ビニリデン
樹脂バルーン、シラスバルーン、パーライトなども使用
することができる。
本発明においては可塑剤を使用することができる。これ
らの可塑剤は例えばジブチルフタレート、ジオクチルフ
タレート、トリクレジルホスヘート、トリス(2−クロ
ロエチル)ホスヘート、トリス(クロロプロピル)ホス
ヘート、トリス(2,3−ジクロロプロピル)ホスヘー
ト、トリス(2,3−ジブロモプロピル)ホスヘート、
ジオクチルアジペート、ジブチルセバケート、などであ
る。
また本発明においては製品の耐久性を増加するため、安
定剤として熱安定剤、酸化防止剤、紫外′Ia吸収剤及
び紫外vA安定剤の1種または2種以上を使用すること
ができる。
熱安定剤としてはテトラメチル・チウラムジスルフィド
、ジメチル・ジチオカルバミン酸銅などを使用する。
酸化防止剤としては位置障害形フェノール類を使用し、
例えば商品名イルガノックス1010、イルガノックス
1076(jバガイギー社製)および商品名ヨシノック
スBIT 、ヨシノックスBB、ヨシノックスGSY−
930(吉富製薬社製)などがこれに相当する。
紫外線吸収剤としては、例えば商品名チヌビンP1チヌ
ビン327、チヌビン328(チバガイギー社製)など
のベンゾトリアゾール類、または商品名トミソープ80
0(吉富製薬社製)などのベンゾフェノン類を使用し得
る。
また紫外線安定剤としては、例えば商品名サノールLS
770 、サノールLS744 、チヌビン144(チ
バガイギー社製)などの位置障害形アミン類、または商
品名チヌビン1201イルガスタブ2002 (チバガ
イギー社製)などが好ましい。
以上の各種添加剤のほか、シリコンまたはチタンカップ
リング剤を添加して充填剤のウレタンに対する親和性を
増すことにより物性を改良することもできる。消泡剤、
表面改質剤などを添加することもできる。
本発明を適用するにはポリオール、触媒、可塑剤、充填
剤、などをロールで混合しA液とする。
このA液をポリイソシアネートと混合し、常温乃至70
℃の金型に注入し、80乃至90℃で10乃至30分加
熱し、硬化したエラストマーを型から取り出す。
(作用及び効果) 得られた超軟質ポリウレタンエラストマーの物性のうち
硬度はショア硬度計の(00)スケールにより測定し、
その他の機械的強度はJIS K−6301により測定
した。
これらのエラストマーは極めて柔軟でシツアー硬度(0
0) −30−80,100χモジェラス0.1−40
 kg/−1引張強さ5−400 kg/cd、伸び5
0−1500%である。
本発明によるエラストマーは100℃で数日乃至2週間
加熱した後も寸法変化を起こさず、硬度変化も殆どない
、従って高温の下で長期間にわたり優れた振動吸収性能
を発揮することができる。
これに対し通常のウレタン触媒を使用して得たエラスト
マーは100℃で長期間放置すると溶融乃至甚だしい変
形を起こす。
(実施例) 以下に実施例を挙げて、本発明を更に具体的に説明する
実施例1 エチレングリコールにプロピレンオキサイドを付加して
得た分子量2,000の2官能ポリ工−テルポリオール
375g(0,19モル)、グリセリンにプロピレンオ
キサイドを付加して得た分子量220のポリエーテルト
リオール10 g (0,045モル)、アニリンにプ
ロピレンオキサイドを付加して得た分子量400のポリ
エーテルジオール85 g (0,21モル)、ジオク
チルフタレート130g、炭酸カルシウム400g。
空孔直径3人のモレキュラーシープ50g1コバルトア
セチルアセトネート5gをロールで混練した後、さらに
減圧下に加熱攪拌して得た混合物をA−1液とした。
このA−1液をNCO基28%を含むカルボジイミド変
性したジフェニルメタン・ジイソシアネー)(MD I
)110 gと混合し60℃に加熱した金型に注入した
。これを60℃で60分−加熱した後、硬化したエラス
トマーを金型から取り出した。
本実施例においてNGO基と○H基との当量比は0.7
8であった。
得られた超軟質ポリウレタンエラストマーはシツアー硬
度(00) −72,100χモジュラス2.51[g
/cj、引張強さ18Kg/ci、伸び450χであっ
た。
この超軟質ポリウレタンエラストマーブロックは100
℃に2週間放置した後も寸法変化がなく、放置後の硬度
は(00)−72であった。
実施例2 エチレングリコールにエチレンオキサイド及びプロピレ
ンオキサイドを付加して得た分子量2,000の2官能
ポリ工−テルポリオール375g(0,19モル)、エ
チレングリコールにプロピレンオキサイドを付加して得
た分子量400のポリエーテルジオール85 g (0
,21モル)、エチレンジアミンにプロピレンオキサイ
ドを付加して得た分子量300のポリエーテルテトロー
ル10 g (0,03モル)、ジオクチルフタレート
130g、炭酸カルシウム400g、空孔直径3人のモ
レキュラーシーブ50g、コバルトアセチルアセトネー
ト5gをロールで混錬した後、さらに減圧下に加熱攪拌
して得た混合物をA−2液とした。
このA−2液をNCO基28%を含むカルボジイミド変
性したジフェニルメタン・ジイソシアネー)(MD I
)100 gと混合し60℃に加熱した金型に注入した
。これを60℃で60分加熱した後、硬化したエラスト
マーを金型から取り出した。
本実施例においてNGO基とOH基との当量比は0.7
2であった。
得られた超軟質ポリウレタンエラストマーはショアー硬
度(00) −48,100χモジュラス2.5Kg/
cd、引張強さ18にgod  、伸び400χであっ
た。
この超軟質ポリウレタンエラストマーブロックは100
℃に2週間放置した後も寸法変化がなく、放置後の硬度
は(00)−42であった。
実施例3 エチレングリコールにプロピレンオキサイドを付加して
得た分子l 2.000の2官能ポリ工−テルポリオー
ル375g(0,19モル)、エチレングリコールにプ
ロピレンオキサイドを付加して得た分子量400のポリ
エーテルジオール80 g (0,2モル)、エチレン
ジアミンにプロピレンオキサイドを付加して得た分子量
300のポリエーテルテトロール20g(0,06モル
)、ジオクチルフタレート200g、炭酸カルシウム4
00g、コバルトナフチネート5gをロールで混練した
後、さらに減圧下に加熱攪拌して得た混合物をA−3液
とした。
このA−3液をNCO基28%を含むカルボジイミド変
性したジフェニルメタン・ジイソシアネー)(MD I
)110 gと混合し60℃に加熱した金型に注入した
。これを60℃で60分加熱した後、硬化したエラスト
マーを金型から取り出した。
本実施例においてNC○基とOH基との当量比は0.7
2であった。
得られた超軟質ポリウレタンエラストマーはショアー硬
度(00)−57,100χモジュラス2.5Kg/a
J、引張強さ10Kg/cat  、伸び370χであ
った。
この超軟質ポリウレタンエラストマーブロックは100
℃に2週間放置した後も寸法変化がなく、放置後の硬度
は(00) −50でありだ。
実施例4 エチレングリコールにプロピレンオキサイドを付加して
得た分子量2.000の2官能ポリ工−テルポリオール
335g(0,17モル)、エチレングリコールにプロ
ピレンオキサイドを付加して得た分子量400のポリエ
ーテルジオール65 g (0,16モル)、トリレン
ジアミンにエチレンオキサイド及び プロピレンオキサ
イドを付加して得た分子量700のポリエーテルテトロ
ール50 g (0,07モル)、ジオクチルフタレー
ト150g、炭酸カルシウム400g、コバルトオクト
エート5gをロールで混練した後、さらに減圧下に加熱
攪拌して得た混合物をA−4液とした。
このA−4液をNCO基28%を含むジフェニルメタン
・ジイソシアネート(MDI)のプレポリマー110g
と混合し60℃に加熱した金型に注入した。これを60
℃で60分加熱した後、硬化したエラストマーを金型か
ら取り出した。
本実施例においてNCO基とOH基との当量比は0.7
7であった。
得られた超軟質ポリウレタンエラストマーはショアー硬
度(00)−67,100χモジs ラス2.4Xg/
−1引張強さ13Kg/cd  、伸び420χであっ
た。
この超軟質ポリウレタンエラストマーブロックは100
℃に2週間放置した後も寸法変化がなく、放置後の硬度
は(00) −65であった。
特許出瀬人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリオールとポリイソシアネートを反応させポリウレタ
    ンエラストマーを製造するに際し、有機コバルト化合物
    及びアミノ基を含むポリオールの存在下に硬化してなる
    耐熱性を改良した超軟質ポリウレタンエラストマー。
JP61138147A 1986-06-16 1986-06-16 耐熱性を改良した超軟質ポリウレタンエラストマ− Pending JPS62295916A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004359935A (ja) * 2003-05-14 2004-12-24 Tosoh Corp ポリウレタン樹脂製造用触媒組成物及びポリウレタン樹脂の製造方法

Citations (1)

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