JPS6229582A - カルボン酸の合成用中間体 - Google Patents

カルボン酸の合成用中間体

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JPS6229582A
JPS6229582A JP61178972A JP17897286A JPS6229582A JP S6229582 A JPS6229582 A JP S6229582A JP 61178972 A JP61178972 A JP 61178972A JP 17897286 A JP17897286 A JP 17897286A JP S6229582 A JPS6229582 A JP S6229582A
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07D317/08Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3
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    • C07D317/32Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カルボン酸製造用新規中間体に関し、さらに
詳細には、ラクトン構造を有する新規化合物およびアル
ファーアリールアルカン酸の合成でのその使用に関する
多数のアルファーアリールアルカン酸が、医薬品特性(
抗炎症性、鎮痛正)を有することで公知である。
これらには、イブプロフェンとして公知の2−(4−イ
ソブチルフェニル)−プロピオン酸、フェノプロフェン
(Fenoprofen)として公知の2−(3−フェ
ノキシフェニル)−−7’ロビオン酸、フラービブロフ
ェン(Flurbiprofen)として公知の2−(
2−フルオロ−4−ジフェニルイル)−フロピオン酸、
スプロフェン(Suprofen)として公知の2− 
[4−(2−チェニルカルボニル)−フェニル]−プロ
ピオン酸、(S)異性体がナプロキセン(Naprox
en)として公知の2−(6−メトキシ−2−ナフチル
)−プロピオン酸などがある。
もう1つの群のアルファーアリールアルカン酸は、ピレ
スラム殺虫剤(Pyrethrum 1nsectic
ide)の製造の中間体として有用である。これらには
、2− (4−クロロフェニル)−3−メチル−酪酸お
よび2−(−4−ジフルオロメトキシ−フェニル)−3
−メチル−酪酸がある。
本発明は、アルファーアリールアルカン酸の合成で非常
に有用で、特に融通性のある中間体であることの解った
後記の式1の新規化合物をその主題として有する。
我々の知る限りでは、式1の化合物についても、また、
アルファーアリールアルカン酸の合成でのラクトン誘導
体の使用についてもこれまでに記載がなかった。
本発明に従う化合物は、次の一般式: Arは、置換されていてもよいアリールを示し; Rは、Cl−C4アルキルを示し: R′は、モノアルキル置換またはジアルキル置換されて
いてもよいアミン基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、
またはOM−基(ここで、M◆は、アルカリ金属の陽イ
オンを示す)を示し、Xは、水素、塩素、臭素または沃
素原子、ヒドロキシル基、アシルオキシ基、アルキルス
ルホニルオキシ基またはアリールスルホニルオキシ基を
示す]の化合物に属する。
前記の置換基の意味に関し、用語r任意には置換されて
いてもよいアリールjとは、医薬品分野または農業分野
で有用なアルファーアリールアルカン酸の7リール基を
特に意味し、たとえば4−イソブチル−フェニル、3−
フェノキシ−フェニル、2−フルオロ−4−ジフェニル
イル、4〜(2−チェニルカルボニル)−フェニル、6
−メトキシ−2−ナフチル、5−ブロモ−6−メトキシ
−2−ナフチル、6−ヒドロキシ−2−ナフチル、4−
クロロ−フェニル、4−ジフルオロメトキシ−フェニル
などある。
医薬品分野または農業分野で有用なアリールアルカン酸
の製造の目的に対するRの特別な意味は、メチルとイソ
プロピルを含む。
基Co−R’は、カルボキシルまたはその官能誘導体(
エステル、アミド、アルカリカルボキシレート)の1つ
を示す0通常の化学反応によるこれらの基の間の相互変
換の可能性は、式1の化合物のある種化学的−物理的パ
ラメータを変化させ得、特に後述して定めた手順に従う
アルファー7リールアルカン酸の製造で選択した特定の
溶剤中での広い範囲でその溶解度を変化させることを可
能とする。
基X(Xは、水素以外とする)の選択もアルファーアリ
ールアルカン酸の製造に対して選択した手順の種類に依
存する。
式Iの化合物は、強酸により、または強酸のアンモニウ
ム塩により触媒された式IIのケタール誘導体の転位反
応により製造される。
我々の知る限りでは、ラフロンへのケタールの転位は、
文献では先例がない。
後述して定めた実験条件に従えば、式1の化合物の製造
にイi用なケタールは、次の一般式:(ここで、Ar、
RおよびR′は、一般式1で示した意味を有し、XI 
は、水素、塩素、臭素または沃素原子またはヒドロキシ
ルを示し、そして星印で示した炭素原子はいずれもRま
たはS立体配置を有している)に属する。
式IIの化合物、その製造方法およびアルファーアリー
ルアルカン酸の合成でのその用途は、本出願人の名によ
る同時係属イタリヤ国特許出願第7204A/84、同
第7205A/84および同第7207A/84に記載
しである。
Xが、xlと同じ意味を有する式1の化合物が5式II
の化合物から得られる。
Xが++、アシルオキシ、アルキルスルホニルオキシま
たはアリールスルホニルオキシ基を示す式1の化合物は
、所望であるなら、Xが、ヒドロキシルである式Iの化
合物から、慣用の方法により、たとえば、適当なアシル
オキシとの反応により製造される。
置換基Ar、RおよびR゛に存在するであろう不斉の他
の中心を無視して、式Iの化合物は、次の式で文字a、
b、cおよびdで示される不斉の4つの中心を有する。
不斉の中心aおよびbの立体配置は、式Ifで星印によ
り示される炭′X原イの立体配置により決定される。
不斉の中心aおよびbは、両方ともRまたはS立体配置
を有する。
結果として、式Iの化合物は、4つのジアステレオマー
の形で存在する。
たとえば、不斉の中心aおよびbが両方ともR立体配置
を有する場合を考えると、4つのジアステレオマーは、
不斉の中心a、b、cおよびdに関しこの順番で1次の
立体配置を有することになるニーRRRR,RRR3,
RR3RおよびRR3S。
不斉の中心Cが、式Iの化合物でS立体配置を有するな
ら、後述して定めた手順により得られるアルファーアリ
ールアルカン酸が、不斉の他の3つの中心の立体配置と
は関係なくS立体配置を有することを我々はi!!察し
た。
この事実は、最も実用的な関心は、アルファー7リール
アルカン酸のS鏡像体と通常関連するという点で特に重
要である。
不斉の中心Cが1式1の化合物でR立体配置を有すると
き、得られるアルファーアリールアルカン酸がR立体配
置を有すること、さらにいずれにしろ、式Iの化合物か
ら得られるアルファーアリールアルカン酸の特定の鏡像
体の相対的な豊富さが、不斉の中心Cに関し式1の化合
物のジアステレオマーの割合を反映するということに注
目することが重要である。
前記したように1式1の化合物は式IIの化合物を強酸
またはアンモニウム塩で処理することにより製造される
反応は、不活性溶剤中に化合物IIを含む溶液に酸また
はアンモニウム塩を加えることにより行われる。
別法として、アンモニウム塩は、第三アミンを加えるこ
とにより反応環境内で発生させてもよい。
特に適当な酸は、塩酸、臭化水素酸、硫酸、メタンスル
ホン酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメタンスルホ
ン酸、フルオロスルホン酸、およびヘキサフルオロアン
チモン酸である。
その場で発生させた。または別個に製造したアンモニウ
ム塩は、ピリジンプロミドおよびトリエチルアンモニウ
ムプロミドのような第三アミンとの強酸の塩を含む。
不活性溶剤は、塩素化炭化水素、芳香族炭化水素または
環状エーテル、たとえば、四塩化炭素、1.1−ジクロ
ロエタン、ベンゼン、トルエンおよびテトラヒドロフラ
ンから選択されてよい。
このようにして得られる式Iの化合物の不斉の中心Cの
立体配置は、式IIの化合物(Xは、H以外である)の
は換基Xを有する炭素原子の立体配置を反映する。
このことは、R立体配置に不斉の中心Cを有する式1の
化合物の2つのジアステレオマーの合計と、S立体配置
に不斉の中心Cを有する2つのジアステレオマーの合計
の比は、置換基x1を有する炭素原子に関し式I!の化
合物のエピマーの比(R/S)を反映することを意味す
る。
言いかえると、式IIの化合物の個々のエピマー、たと
えば1M換基x1を有する炭素原子に関しSエピマーか
ら出発して、S立体配置に一不斉の中心を有する式Iの
化合物の2種のジアステレオマーだけが得られる。
式Iの化合物が、不斉の中心Cで定まった立体配置を有
するジアステレオマーに富んで直接得られることを可能
にする点で、確実な実用性ある利点を有する別の手順に
より式IIの化合物から式Iの化合物が製造され得るこ
とが驚くべきことに見出された。
前記したように、不斉の中心Cの立体配置が、式Iの化
合物から得られるアルファーアリールアルカン酸の2つ
の鏡像体の相対的な豊富さを決定する。
この別の手順は、X=Hである化合物IIをハロゲン化
すると同時に化合物Iに変換することを含む。
反応は、前記したのと同様な条件下、すなわち、アンモ
ニウム塩の存在下で、かつ適当なハロゲン化剤の存在下
で行われる。これらには、臭素、第四アンモニウム過塩
化物および塩化沃素がある。
Xが臭素、塩素または沃素原子を示す式1の化合物がこ
のようにして得られる。
しかしながら驚くべきことに、式1の化合物の4つのジ
アステレオマーが等モル量で得られないという点で反応
は、ジアステレオマー選択性(diaStereose
lective)である、特に、たとえば式IIの星印
により示された炭素原子が両方ともR立体配置を有する
なら、S立体配置に不斉の中心C′を有するジアステレ
オマーの合計は、式Iの生成物中で支配的となろう、し
かしながら、星印により示された炭素原子が両方ともS
立体配置を有する式IIの化合物から出発するなら、R
立体配置に不斉の中心Cを有するジアステレオマーの合
計は式1の生成物で支配的となろう。
変換収量は、非常に高く、実用的に定量的であることに
注目することが重要である。
°式1の化合物のもう1つの関心の持たれる特徴は、支
配的なジアステレオマーが、分別蒸留により純粋な形態
で得られることである。
式1の化合物およびその製造方法に加えて、本発明のも
う1つの主題は、式: %式%) (ここで、ArおよびRは1式Iに示した意味を有する
)のアルファーアリールアルカン酸またはその直接の先
駆物質たとえば対応する塩またはエステルの製造で式1
の化合物を用いることである0式Iの化合物のラクトン
構造の固有の性質はこれらの化合物を非常に融通性のあ
るものとし、アルファーアリールアルカン酸を各種の方
法で製造できるようにする。
式Iの化合物の酸IIIへのまたはその先駆物質の1つ
への直接変換が最も直接的な関心がもたれる。X=C1
,B r、I、O−アシル、0− S O2−7ルーt
−ルオJ:び0−SO2−7j) −ルである式Iの化
合物は、中性または僅かにアルカリ性の環境で、高い誘
電率を肴する物質の存在下で、プロッチク極性溶剤中ま
たはアプロチック双極溶剤中で単に直接加熱することに
より変換され得る0反応溶剤に依存して、生成物は、式
IIIの対応する酸のアルカリ塩またはエステルであろ
う、後者は、直接の先駆物質の加水分解または酸性化に
よりそれぞれ遊離の形態で容易に得られる。
X=CI、Br、x−c’ある式I(7)化合物も、ル
イス酸のソフトクラスまたはボーダーラインに属する金
属触媒により不活性溶剤中で式1の化合物を反応させる
ことにより対応するアルファーアリールアルカン酸また
はその先駆物質に直接変換され得る[ジェー、マーチ著
r高等有機化学1(J、March″Advanced
 Organic Chemistry″)、第228
頁、第3版(ジョン、ウィリー&サン(Jhon Wi
le2 & So!+)1 m これらの化合物の特別
な例は1次ぎの陽イオンの有機塩または無機塩である:
Cu番、Ag◆、Cu++、Pb++、Pt−・、)i
g++、Fe++、Co w、  Z n・’、Sn・
++、sb・・・およびBi・・。
反応は、エステルの形態の式IIIの化合物を与える。
式: (ココテ、X+ =CI、Br、Iである)のケトンを
与えるX=C1,Br、Iである式Iの化合物の塩基性
加水分解にも大きな実用的な関心がもたれる。
式IVのケトンは公知の化合物であり、転位反応による
弐IIIの対応する酸へのその変換も公知である。前記
したように1式Iの化合物が、立体選択的に容易に製造
され得て、S立体配置の、または所望ならR立体配置の
不斉の中心Cを非常に支配的に有するジアステレオマー
の混合物が得られる事実は特に重要である。
これらを加水分解すると式Ivの光学的に活性なケトン
が得られる。置換基x1を有する炭素原子は出発ラクト
ンの不斉の中心Cと同じ立体配置を有する。
光学的に活性なケトンを含む式IVのケトンからアルフ
ァーアリールアルカン酸を、これらから誘導される対応
するケクールの生成を経て製造する公知の合成方法の要
約は、シンテックス(Syntex)のヨーロッパ特許
出願第81993号に記載されていて、その発明は、ア
リールマグネシウムハリドを光学的に活性なアシルハリ
ドと反応させることにより光学的に活性なケトンIVの
合成に主に関するものである。
式IVの光学的に活性なケトンから光学的に活性なアル
ファーアリールアルカン酸を製造する好都合な合成方法
は、ルイス酸のソフトグループまたはボーダーライング
ループに属する金属触媒でプロチック媒体中の式IVの
光学的に活性なケトンを反応させることである。
医薬品として関心のもたれるアルファー7リールアルカ
ン酸のうちで、2−(6−メトキシ−2−ナフチル)−
プロピオン酸は、そのS(+)異性体がナプロキセンな
る通常の名の下で抗炎症薬および鎮痛薬として用いられ
ることで需要である。
ラセミ混合物からS(+)異性体を分離する費用のかか
る段階を避けるためには、S(+)異性体をもたらす、
またはS(+)異性体に非常に富んだ混−合物を少なく
とももたらす鏡像体選択性(enantioselec
tive)合成方法が望ましい。
本発明の1つの態様は、前記の方法を用いて、式I−A
: Y [ここで、RoおよびXは式1に示した意味を有し、Y
は、水素または臭素原子を示し、Zは、ヒドロキシル、
メトキシまたは0−M”  (ここで、M゛はアルカリ
金属の陽イオンである)を示す]の特別な化合物の変換
によるナプロキセンの製造である。
式I−Aの化合物は前記の手順により式IIの適当な化
合物から得られる。この場合、主目的は、ナプロキセン
をもたらす立体異性体に富んだ化合物I−Aを得ること
であるので、好ましい手順は、X+ =Hである化合物
IIの立体選択的ノ\ロゲン化を含む手順、または所望
のエピマーに富んだ化合−?kIIを酸で処理すること
である。
前記したように、ナプロキセンの製造のためには、置換
基Xを有する化合物I−Aの不斉の中心は、主にまたは
全くS立体配置でなくソばならない。
このことは、星印により示される炭素原子が両方ともR
立体配置を有する化合物II(X=H)をハロゲン化す
ることにより、または置換基XI を有する炭素原子が
主にまたは全くS立体配置である化合物!■の酸処理に
より得られる。
化合物II(X=H)を臭素でハロゲン化すると、ナフ
タレン核も臭素化を受けてY=B r−である化合物I
−Aを生成する。
ナフタレン核の位置5に結合した臭素原子は、慣用の方
法に従う水添分解により化合物I−Aのレベルで、また
はアリールアルカン酸のレベルで容易に除去される。
ナプロキセンは、式Iの化合物の対応するアルファー7
リールアルカン酸への変換に関連して前記した方法によ
り式!の化合物から製造される。
この場合も、X=CI、Brまたは工である化合物1−
Aの塩基性加水分解は、対応する光学的に活性なナフチ
ル−アルファーハロアルキル−ケトンをもたらし、この
ものは、前記の手順によるナプロキセンの製造の有用な
中間体となる。
以下実施例を挙げ本発明を説明する。
実JL例」2 ?−(l−ブロモエチル) −2−(5−ブロモ−7−
メトキシ−2−ナフチル) −5、(R) −[(1(
R)−ヒドロキシ)カルボキシメチル1−1,3−ジオ
キソラン−4−オン(1−[2−(1−ブロモエチル)
−2−(5−ブロモ−6−メトキシ−2−ナフチル)−
1,3−ジオキソラン−4−オン−5(R)−イル]−
1(R)−ヒドロキシ酢酸の製造 RR3: RRR比=94:6の2−(1−ブロモエチ
ル)−2−(5−ブロモ−6−メトキシ−2−ナフチル
) −4(R)  、 5 (R)−ジカルボキシ−1
,3−ジオキソランのジアステレオマー(1)(0,5
04g; 1ミリモル)、メタンスルホ””7s(0,
064m1 ; 1ミリモル)および1.2−ジクロロ
エタン(3、5m l)からなる混合物を、攪拌下で、
アルゴンの下で、4.5時間40℃に保つ1次ぎにこの
反応混合物を10%重炭酸ナトリウム水溶液に滴下して
から、エチルエーテルで抽出する0次ぎに水性相を濃塩
酸によりpH1の酸性としてから、エチルエーテルで抽
出する。−緒にした有機相を水洗してから、硫酸ナトリ
ウムで乾燥する。減圧下で溶剤を蒸発させると、所望の
生成物(2)が残り、これは、シリカゲルコラムでクロ
マトグラフィーにより精製される(収率80%)。
生成物(II)は、2a、b、cおよびdで示す4種の
ジアステレオマーからなる。
1、R,(ヌジョール): ストレッチングOH: 3550cm−1,3300c
m−1 ストレッチングC=O: 1815cm−1,1740
c+w−1 支舅lヱ 1− [2−(1−ブロモエチル)−2−(5−ブロモ
−6−メトキシ−2−ナフチル)−1,3−ジオキンテ
ン−4−オン−5−(R)−イル)−1(R)−ヒドロ
キシ酢酸の製造 メタノール(10m1)にメタンスルホン酸(20mg
)および化合物(2)(実施例2参照)(100mg)
を含む溶液を2時間還流温度に保つ、これを室温まで冷
却してからジクロロメタン(20ml)で希釈する0次
ぎに、これを水洗後、2%重炭酸ナトリウム水溶液で洗
浄してから、硫酸ナトリウムで乾燥する。減圧下で溶剤
を蒸発させると、所望の生成物(3)の4種のジアステ
レオマーが収率95%で残る。
1、R,(ヌジョール): ストレッチングOH: 3550cm−’、ストレッチ
ングC=O: 1815am−1,1750c+++−
1 元素分析: CHBr 計算値(%)  44−04  3.89  30.8
4確認値(%) 44.00  3.72  30.9
1混合物(3)のHPLC分析は、4つのピークの存在
を示し、そのピークの関連化合物は、クロマトグラフィ
ー保持時間に基き、3a、b、cおよびdとして示され
、化合物2a、b、cおよびd(実施例1を参照)のメ
チルエステルに相当する。
保持時間  相対的百分率 3a   13.49   3 3b   13.89  61 3c   14.89   3 3d   15.50  33 HPLC分析条件: °カラム PH1、球 51L、1=250mm溶離剤
:メタノール58.5%、水41.5%第理量: 1 
、7 m 17 m i n温度=40℃ 支ム亘J 1− [2−(1−ブロモエチル)−2−(5−ブロモ
−6−メトキシ−2−ナフチル)−1,3−ジオキソラ
ン−4−オン−5(R)−イル]−1(R)−ヒドロキ
シ酢酸−(ヱQ−の製造臭素(3,2g;20ミリモル
)を、2−エチル−2−(6−メトキシ−2−ナフチル
)−4(R)、5 (R)−ジカルボキシ−1,3−ジ
オキソラン(3,46g、lOミリモル)、ピリジン(
0,356g;0.326m1;4.5ミリモル)およ
びl、2−ジクロロエタン(35膳1)からなる混合物
に15℃で5分間かけて加える。
反応混合物を15℃に3時間保ってから、エチルエーテ
ル(3x50ml)で抽出する0次ぎに水性相を濃MC
IでpH1の酸性となしてから、エチルエーテル(3x
 50 m l )で抽出する。−緒にした有機相を水
洗してから硫酸ナトリウムで乾燥する。減圧下で溶剤を
蒸留させると、所望の生成物(2)(4,73g;9.
4ミリモル;収率94%)が残る。
ジアゾメタンでエステル化した(実施例2に従って行う
)サンプルのHPLCは、生成物が、比13:65=5
:17の4種のジアステレオマー’3a、b、cおよび
dからなることを示す。
支ム皇1 実施例2に記載したようにして得た化合物3(メチルエ
ステル)の立体異性体の混合物をメタノールから連続的
に結晶させて純粋な異性体3b(98%を越えるHPL
C純度)を得る。
IH−NMR(200MHz 、CDC13−丁>Is
)デルタ(PPm):1.32 (d、J=6.8Hz
); 2.62 (d 、IH,J=7.1Hz);3
.69(s、3H);4.04(s、3H);4.52
 (dd、LH,JcH−cH=1.6Hz。
JCH−OH=7 、1Hz) ; 4 、60 (q
 、 11(。
J=6.8H2);5.16 (d、IH,J=1.6
Hz);7.2−8.3 (芳香族プロト ン 、5H
)。
1、R,(ヌジョール): ストレッチングOH: 3540cs+−1ストレツチ
ングC=O: 1815cm−1,1750ci+−1 丈JLfL二 S(+)−2−(6−メトキシ−2−ナフチル)−プロ
ピオン酸(ナプロキサン)の製造1− [2−(1−ブ
ロモエチル)−2−(5−ブロモー6−メトキシ−2−
ナフチル)−1,3−ジオキソラン−4−オン−5(R
)−イル]−1(R)−ヒドロキシ酢酸(そのメチルエ
ステルはHPLCにより分析すると次ざの異性体組成を
示す;3a:3b:3c:3d=15:80.5:0:
4.5)    (0,486g;0.965   ミ
  リモル)のサンプルを、メタノール(2、5m l
)にトリフルオロメタンスルホン酸銀(0,37g;1
.45ミリモル)を含む溶液に加える0反応混合物は、
還流温度で、暗所で、攪拌しつつ22時間保つ0次ぎに
この混合物を室温に冷却してから、ジクロロメタン(2
0m l )で希釈し、濾過後、水洗する。有機相は、
硫酸ナトリウムで乾燥し、溶剤を減圧下で蒸発させる。
このようにして得た残留物をクロマトグラフにかけ(シ
リカゲル、溶離剤ニジクロロメタン:へキサン=l:1
)2− (5−ブロモ−6−メトキシ−2−ナフチル)
−プロピオン酸のメチルエステル−(0,115g;0
.358ミリモル;収率37%)が得られる。
M、P、94−95℃ [α] 20 x + 32.75°(C−O,S、ク
ロロホルム)光学的に活性なシフト試薬(トリス−[3
−(ヘプタフルオロプ・ロピルヒドロキシメチレ〉・)
]−カンホレート、ユウロピウムIII誘導体)の補助
の下に行なったIH++、NMR分析(300MHz)
は、S (+)  : R(−)鏡像体比82:18を
示す。
炭素に担持させた5%パラジウムの存在下−でのヒドラ
ジンを用いて行なった位置5の臭素原子の水添分解を後
続させる化合物の酸加水分解は、同じ鏡像体比(S:R
=82:18)を有する2−(6−メトキシ−2−ナフ
チル)−プロピオン酸をもたらす。
支ム上1 2−ブロモー1−(5−ブロモ−6−メトキシ−2−ナ
フチル)−プロパン−1−オンの製造水(10m l 
)に水酸化ナトリウム(0、48g:12モル)を含む
溶液を1−[2−(1−ブロモエチル)−2−(5−/
コモ−6−メトキシ=2−ナフチル−1,3−ジオキソ
ラン−4−オン−5(R)−イル]−1(R)−ヒドロ
キシ酢酸(2a:b:c:d=16:50:8:26)
(5,04g;10ミリモル)のジアステレオマーおよ
びメタノール(45ミリモル)からなる混合物に15℃
で滴下する。この反応混合物を3.5時間15℃に保ち
、次ぎに、ジクロロメタン(3x50ml)で抽出する
。−緒にした有機抽出物を水洗してから、硫酸ナトリウ
ムで乾燥する。
減圧下で、溶剤を蒸発させると、2−ブロモ−1−(5
−ブロモ−6−メトキシ−2−ナフチル)−プロパン−
1−オン(4)  (2、98g ;8ミリモル;収率
80%) M、P、165−167℃ [α] 20= + 87.17°(C−0,5、クロ
ロホルム)CDC13に含むようにした光学的に活性な
シフト試薬(トリス−[3−(ヘプタフルオロプロピル
ヒドロキシメチレン)1−カンホレート、ユウロピウム
III誘導体)の補助の下に行なったIH−NMR分析
(200MHz)は、 S (+):R(−)鏡像体比
70 : 30を示す。
支11ユ 光学的に純粋なS (+) −2−ブロモ−1−(5−
ブロモ−6−メトキシ−2−ナフチル)−プロパン−1
−オンの製造 化合物2− (S)−(1−ブロモエチル)−2−(5
−ブロモ−6−メトキシ−2−ナフチル)−4(R) 
、 5 (R)−ジカルボキシ−1,3−ジオキソラン
から出発し、実施例1に記載した手順に従って操作して
、化合物2−(1−ブロモエチル)−2−(5−ブロモ
−6−メトキシ−2−ナフチル) −5(R)−ヒドロ
キシ−6(R) −カルボキシ−1,3−ジオキサン−
4−オン(2)が収率60%で得られ、ジアゾメタンで
エステル化したサンプルに行なったそのHPLC分析は
69:31の比のジアステレオマー3bおよび3dの存
在だけを示す。
次ぎにラクトン2を実施例6に記載した手順により加水
分解する。
所望の化合物が収率90%で得られる。
M、P、168−169℃ [(!] ”=+162.2°(C−O,S、クロロホ
ルム)CDC13に含むようにした光学的に活性なシフ
ト試薬(トリス−[3−(ヘプタフルオロプロピルヒド
ロキシメチレン)] −カンホレート、ユウロピウムI
II ti導体)の補助の下に行なったIH−NMR分
析(200MHz)は、S(+)異性体だけを示す。
支凰遺1 S(+)−2−(6−メトキシ−2−ナフチル)−プロ
ピオン酸(ナプロキセン)の製造BF3.2CH30H
(2ml)に炭酸銀(0゜568g、2ミリモル)を溶
解させて得た溶液に15℃で攪拌しつつS (+) −
2−ブロモ−!−(6−メトキシ−2−ナフチル)−プ
ロパン−1−オン(G、F68g;2ミリモル)を加え
る。
反応混合物を15℃で20時間保ったのち、濾過する。
濾液をジクロロメタンで希釈してから、水洗の後、硫酸
ナトリウムで乾燥する。
溶剤を減圧下で蒸留させると残留物が残り、これをシリ
カゲルコラム(溶離剤;ジクロロメタン:ヘキサン=3
ニア)で精製するとS (+) −2−(6−メトキシ
−2−ナフチル)−プロピオン酸の光学的に純粋なメチ
ルエステル(0,390g:収量80%)が得られる。
M、P、88℃ 実施例5に記載したようような光学的に活性なシフト試
薬の補助の下に行なったII(−NMR分析(200M
Hりは、鏡像体だけの存在を示す。
このようにして得られたエステルの酸加水分解は光学的
に純粋なS (+)−2−(6−メトキシ−2−ナフチ
ル)−プロピオン酸をもたらす。
支皇亘遣 実施例2に記載したようにして得た4つのジアステレオ
マー11、互、旦および益をカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル230−400メツシユ、溶離剤:ヘキサ
ン:ジエチルエーテル;7:3)により分離させた。
ジアステレオマー3a M、P、=141℃ 1、R,(クロロホルム)am−1:1815、(C=
 O) ’ H−NMR(300MHz)、CDCI3−TMS
)δ(ppm):1.55 (d、3H。
J=7Hz); 2.29 (d 、IH、J=8 。
4H2);3.88 (3,3H);4.06(s、3
H);4.49(dd、IH,J=8.4Hz、J=1
.46Hz);J=8.4Hz);3.88  (s、
3H);4−06(s、3H);4.49 (dd、L
H,J=8.4Hz 、J= 1.46Hz); 4.
58(ABq、IH,J=6.6Hz、Δδ=1−1.
8Hz)  ;5.13  (d、IH,J=1 .4
6Hz)  +  7 .26−8 .30  (5H
芳香族プロトン)。
マス(イソブタン)m/8(%):521(20,61
);519 (41,10);517(20,98)。
ジアステレオマー3b M、P、=193℃ 1、R,(クロロホルム)am−1:1815、(C=
 O) L H−NMR(300MHz)、CDC13−TMS
)δ(ppm):1.53 (d、3B。
J=7Hz);2.63 (d、IH,J=7゜33H
z);3.97 (s、3H);4.05(5,3H)
;4.56(dd、IH,J=7.33Hz 、J=2
.2Hz); 4.60(ABq 、IH,J−7Hz
 、Δδ−12,03Hz);5.17 (d、IH,
J=2.2Hz); 7.33−8.27 (5H,芳
香族プロトン)。
マス(イソブタン)m/e(%)=521(50,09
);519 (Zoo);517(50,0)。
ジアステレオマー30 1、R,(クロロホルム)cm−’:1815、(C=
 O) ’ H−NMR(300MHz)、CDC13−TMS
)δ(ppm):1.70 (d、3H。
J=7Hz);3.34 (d、IH,J=8゜06H
z);3.95 (s、3H);4.G5(s 、3H
); 4.54 (ABq 、IH、J=7Hz、=1
1.9Hz);4.63 (d。
IH,J=1.83Hz); 4.68 (dd。
IH,J=8.06Hz、J=1.83Hz);7.3
−8.3 (5H,芳香族プロトン)。
ジアステレオマー3d M、P、=177℃ 1、R,(クロロホルム)cm−’:1815、l 7
55 (C= 0) l  H−NMR(300MHz)  、CDC13−
TMS)  δ (ppm)  =  1 .66  
(’d、3H。
J=7H2)  ;  3 .40  (d  、IH
、J=8  。
8Hz)  ;  3.91  (s  、3H)  
;  4.05(s、3H)  ;4.55  (AB
q、IH,J=7Hz  、  Δ δ =12.61
Hz)  ;4.57(d 、IH,J=1.83Hz
)  ;4.70(dd、LH,J=8.8Hz、J=
1.83Hz);7.3− 8.3 (5H,芳香族プ
ロト ン) 。
マス(イソブタン)m/e(%):521(50,61
); 519 (100);517(51,4)。
全ての分析データ: I−R,IH−13cmNMR(カップル、ディカップ
ルドおよび選択的ディカップリング)および炭素−炭素
結合性−2ONMR[パックス、ニー、;7リーマン、
アール、ケンプセル(Bat、A、;Free+san
、 R,Ke+5psel+)、ニス、ビー、ジエー、
アム、ケム、ツク、 (S、P、J、Chem、Soc
、)(19B 0 。
102.4848、ジェー、マグン、レゾナンス(J、
Magn、Re5onace)  (1980) 4ユ
、349)は・化合物3a、b、c、Aの構造と一致す
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [ここで、 Arは、置換されていてもよいアリールを示し; Rは、C_1−C_4アルキルを示し; R′は、モノアルキル置換またはジアルキル置換されて
    いてもよいアミノ基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、
    またはO^−M・基(ここで、M^+は、アルカリ金属
    の陽イオンを示す)を示し、Xは、水素、塩素、臭素ま
    たは沃素原子、ヒドロキシル基、アシルオキシ基、アル
    キルスルホニルオキシ基またはアリールスルホニルオキ
    シ基を示す]の化合物。 2、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I −A) (ここで、R′とXは、特許請求の範囲第1項で示した
    意味を有し、Yは、水素または臭素原子を示し、Zは、
    ヒドロキシル基、メトキシ基またはO^−M^+基(こ
    こで、M^+は、アルカリ金属の陽イオンを示す)の特
    許請求の範囲第1項記載の化合物。 3、Xが、塩素、臭素または沃素原子を示し、R′が、
    ヒドロキシル基またはC_1−C_4アルコキシ基を示
    し、Yが、水素または臭素原子を示し、Zが、メトキシ
    基を示す特許請求の範囲第2項記載の化合物。 4、特許請求の範囲第1項記載の化合物の製造方法にお
    いて、式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (ここで、Ar、RおよびR′は、特許請求の範囲第1
    項記載の意味を有し、X_1は、水素、塩素、臭素また
    は沃素原子またはヒドロキシルを示し、そして星印で示
    した炭素原子はいずれもRまたはS立体配置を有してい
    る)の化合物を不活性溶剤中の強酸の存在下で強酸また
    はアンンモニウム塩で処理しすることを含み、Xが、ヒ
    ドロキシルである式 I の化合物が、適当なアシルハリ
    ドとの反応により対応するアシルオキシ、アルキルスル
    ホニルオキシまたはアリールスルホニル誘導体に任意に
    は変換されてもよいことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の化合物の製造方法。 5、Xが、塩素、臭素または沃素原子である特許請求の
    範囲第1項記載の化合物を製造する方法において、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、Ar、RおよびR′は、特許請求の範囲第1
    項記載の意味を有する)の化合物を不活性溶剤中でアン
    モニウム塩およびハロゲン化剤と反応させることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の化合物の製造方法。 6、アンモニウ塩が、第三アミンの添加による反応環境
    内で生ずることを特徴とする特許請求の範囲第4項また
    は第5項記載の製造方法。 7、特許請求の範囲第1項記載の化合物を中性または僅
    かにアルカリ性の環境で、高い誘電率を有する物質の存
    在下で、プロチック極性溶剤またはアプロチック双極溶
    剤中で加熱することを特徴とする式: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (ここで、Arは、任意には置換されていてもよいアリ
    ールを示し、Rは、C_1−C_4アルキルを示す)の
    アルファ−アリールアルカン酸またはその直接の先駆物
    質の製造方法。 8、Rが、塩素、臭素または沃素原子である特許請求の
    範囲第1項記載の化合物を、不活性溶剤中で、ルイス酸
    のソフトクラスまたはボーダーラインクラスに属する金
    属触媒で処理することを特徴とする式: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (ここで、Arは、任意には置換されていてもよいアリ
    ールを示し、Rは、C_1−C_4アルキルを示す)の
    アルファ−アリールアルカン酸またはその直接の先駆物
    質の製造方法。 9、金属触媒が、次の陽イオン: Cu^+、Ag^+^+、Cu^+^+、Pd^+^+
    、Pt^+^+、Hg^+^+、Fe^+^+、Co^
    +^+、Zn^+^+、Sn^+^+、Sb^+^+^
    +およびBi^+^+^+ のうちの1つの有機塩または無機塩であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 10、特許請求の範囲第2項記載の化合物を中性または
    僅かにアルカリ性の環境で、高い誘電率を有する物質の
    存在下で、プロチック極性溶剤またはアプロチック双極
    溶剤中で加熱することを特徴とする2−(6−メトキシ
    −2−ナフチル)プロピオン酸またはその直接の先駆物
    質のうちの1つの製造方法。 11、Rが、塩素、臭素または沃素原子である特許請求
    の範囲第2項記載の化合物を、不活性溶剤中で、ルイス
    酸のソフトクラスまたはボーダーラインクラスに属する
    金属触媒で処理することを特徴とする2−(6−メトキ
    シ−2−ナフチル)プロピオン酸またはその直接の先駆
    物質のうちの1つの製造方法。 12、式: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (ここで、ArとRは、特許請求の範囲第1項に示した
    意味を有し、X_1は、塩素、臭素または沃素原子を示
    す)の光学的に活性なアルキル−アリールケトンの製造
    方法において、Xが、塩素、臭素または沃素原子である
    特許請求の範囲第1項記載の式 I の対応する化合物を
    塩基性加水分解することを特徴とする光学的に活性なア
    ルキル−アリールケトンの製造方法。
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