JPS62292424A - 段ボ−ルシ−トの製造方法 - Google Patents

段ボ−ルシ−トの製造方法

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Publication number
JPS62292424A
JPS62292424A JP13716486A JP13716486A JPS62292424A JP S62292424 A JPS62292424 A JP S62292424A JP 13716486 A JP13716486 A JP 13716486A JP 13716486 A JP13716486 A JP 13716486A JP S62292424 A JPS62292424 A JP S62292424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
heating
corrugated
adhesive
corrugated board
Prior art date
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Pending
Application number
JP13716486A
Other languages
English (en)
Inventor
正博 隈部
高柳 充夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honshu Paper Co Ltd
Original Assignee
Honshu Paper Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honshu Paper Co Ltd filed Critical Honshu Paper Co Ltd
Priority to JP13716486A priority Critical patent/JPS62292424A/ja
Publication of JPS62292424A publication Critical patent/JPS62292424A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明〕 発明の属する技術分野 本発明は段ボールシートの製造方法に関し、特に製造工
程中接着剤を加熱し接着を促進する工程に関する。
劇股Δ皮糺 第3図は段ボールシート製造工程の一部をなす片段ボー
ルシート製造工程の概略説明図である。
この工程では中芯厚紙1はコルゲート用の上段ロール2
及び下段ロール3の間に送られここで波形の形状を与え
られ中芯8となる。糊皿4内には接着剤として用いられ
る澱粉糊料5が用意されており、該糊料はドクターロー
ル6で量を調整され糊ロール7から中芯8の波形の頂部
に付着せしめられる。この波形の頂部にはライナー9が
プレッシャロール10を介して供給され付着せしめられ
る。下段ロール3は加熱されていて接着部を加熱し澱粉
糊料5をその効果的な接着力か得られる約70℃以上の
温度にまで上昇させろ。尚、下段ロール3の外形が中芯
8の波形に一致するため接着部である波形の頂部の掻く
近くで加熱が行なわれるのみならず該頂部はプレンジャ
ロール10との間に強く押圧することができるため伝熱
が良く、従って接着は短時間で行われる。接着後の素材
は保持コンヘア11等任意の手段によりそのままの状態
に保たれ空気乾燥により接着を完全なものとし片段ボー
ルシート12となる。
片段ホールシート12は第4図に示すようにさらに第3
I21に示したちのと同様の構成の糊ロール15によっ
て波形の逆の頂部に!!2扮pJu5を付着せしめられ
、さらにガイトロール16を介しこの$!li料を有し
た側に裏ライナーを付着せしめられる。このようにして
得た複合素材21はスチーl、等により加熱される熱板
1日上を、新たに糊料を付された側が熱板に接するよう
にして通される。この間保持ベルト19により複合素材
Z1は熱板に軽く押圧された状態に保たれる。
熱板18を離れた後の複合素材は必要に応じ適宜手段に
より互いの付着状態を保ちつつ空気乾燥され接着を完了
し、両面段ボールシートを完成する。
第5図はこの両面段ボールシートの一部の拡大図で、ら
る。
第4図と同じ構成の装置を用い、片段ボールシート12
とπライナー17とめ間に適宜数の片段ボールシートを
供給することにより多N段ボールシート23(第6[1
2])が得られる。
信来の 彬ヅ)問題占 単層の両面段ボールシート22の場き、接着作用を完了
し一部いない接着部24は熱板18に近接しているため
多くの場合加熱に関し問題は生じないが、中芯8の波形
の変形を避けるため保持ベル1〜19により大きな押圧
力は発揮させられず従って熱の伝達が悪く、裏ライナ−
17に坪量の大きな紙を使う場合には加熱に長時間装す
ることになる。この長時間の加熱は工程を長くすること
白木不利益であるのみでなく接着剤をけしていない部分
の素材の紙の温度を過度に上昇させ接着剤を1寸着した
部分との温度差によりシートに歪みを生ずるという問題
も生ずる。
この問題は多層段ボールシートの場合さらに顕著となる
。即ち、第6図から判るように、熱板18に鰻も近い接
着部24aを除き、他の接着部24b、24cはその加
熱の大きな部分を空気の対流に依存することになり、最
も遠い接着部24cを充分に加熱するには長時間装する
のみならず、熱板に接する裏ライナ−17は過度の加熱
を受ける。
0題つを 沙 るための手り 本発明では接着部の加熱にマイクロ波による誘電加熱を
用いることにより上記問題を解決した。
失−1Lj1 第1図に示すように、本発明ではマイクロ波オーブン3
1を接@刑の加熱手段として1吏用する。第1図の例は
2つの片段ボールシート32と裏ライナーとを接着させ
る2@段ポールシートの製造工程を示している。各片段
ボールシート32の製造工程は第3図に示すものと同じ
であるため特に説明はしない。
マイクロ波オーブン31は内部に複数の支持ロール34
を有しその上を接着が未完了の2層段ボールシート35
が送られる。シート35の上部にはカンバス製の押えベ
ルト36が設けられており、各素材32゜33の接触を
保つ。マイクロ波オーブン31は、マクネトロン37、
導波管38及びアプリケータ39、導波管の途中に設け
られたアイソレータ41、パワーモニター42及び整合
器43を有するもので、このような構成を有したマイク
ロ波応用の加熱装置自体は公知である。
マイクロ波を照射したとき被加熱1勿に吸収される熱量
は次の式で表わされる。
P=K  ・ ε7 ・ Lanδ 、f  E2ここ
でPは吸収熱量、Kは常数、εγは被加熱物の比誘電率
、Lanδは被加熱物の誘電体力率、「は周波数、Eは
電界強度である。
周波数3000M I(zにおいて、εγ・tanδは
紙が2.7に対し水は76.7であり、従って7A1図
に示す装置でマイクロ波を照射したとき、水を含′rJ
接着部は2択的に加熱を受け、紙はほとんど加熱を受け
ない。尚、この際支持ローラ34及び押えベルト36ら
れずかではあるか加熱を受けるが、その熱は連続して移
動する「2ボールシート35の紙に伝達され運び去られ
るためこれらの温度か大きく上昇することはない。
本発明σ)発明者は、本発明の効果を確認するため出力
500Wのマグネ)・ロン分有した試験用オーブンを用
い第2A図より第2C図に示す静止した段ボール試験片
につき加熱コー:験を行った。これらの図において矢印
はマクネトロンよりのマイクロ波の照射方向を示す。こ
れらの試験片につき加熱源より遠い側の片段ボールシー
1〜に11着された澱粉糊料により形成される接着部4
4の温度が、接着力を生じる約70℃の温度に達するま
での時間を測定したところ、第2A図及び第2B図の例
で20秒、第2C図の例で15秒であった。この第2C
図の例で時間が短かいのは、接着部44の下方にも複数
の段ボールシートがあるため熱の逃げが少ないことによ
るものと考えらる。このように加熱源から接着部が遠く
なっても一定の温度に上昇させるまでの加熱時間は増大
しないことを確認した。
この点に関し熱板を第2B図の試験片の下面に当て熱板
の温度を180℃としたとき、マイクロ波の場合と同じ
20秒で接着部44の70℃の温度が得られることを確
コ2した上、この180℃の熱板を第2C図の試験片の
下面に当て接着部44の温度が70℃に達する時間を求
めたところ90秒であった。このことから熱板に依存す
る加熱は接着部が熱板から離れるに従かい必要とする時
間の増加が著しいことを確認した。
以上の説明は、水を主たる成分とする澱粉糊料の接着剤
を用いた例を参照して行ったが、前述したεγ・tan
δの値が紙より大きい接名剤を用いかつこの接着剤の効
果の促進に加熱を必要とする以上本発明が応用できるこ
とはいうまでもない。
また、本発明のマイクロ波による誘電加熱をUC来の熱
板による加熱にOF用して用いることら可能である。
光馴しと舛】4 本発明によれば、裏ライナーが厚く熱の伝達が悪い場合
や多数の層の片段ボールシートを有した段ボールシート
の場合でもこれらに応じ接着部の加熱時間を長くする必
要がなく、また紙自木の加熱がほとんど生じないため得
られたシートの変形のおそれもない。このため、接着不
良、生産性低下、エネルギー消費旦増加、過乾燥による
カール、その他の段ボールシート高置劣化等の従来の問
題が解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に用いるマイクロ波オーブンの
断面図: 第2A図より第2C図は本発明の効果を確認するために
用いた段ボール試験片の側面図;第3図は従来より行わ
れている片段ボールシート製造工程の原理説明図; 第4図は従来より行われている両面段ボールシートS遣
工程の一部の原理説明図; 第5図及び第6図は第4図の工程により得られた両面段
ボールシート及び多層段ボールシートの側面図である。 24.24a、24b、24c、44−接着部22・・
・両面段ボールシート 23・・・多層段ボールシート 31・・・マイクロ波オーブン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 接着作用が完了していない接着部を有した両面段ボール
    シート又は多層段ボールシートを加熱することにより前
    記接着部の接着剤の作用を促進する工程を含んだ段ボー
    ルシートの製造方法において、前記加熱をマイクロ波に
    よる誘電加熱により行うことを特徴とする段ボールシー
    トの製造方法。
JP13716486A 1986-06-12 1986-06-12 段ボ−ルシ−トの製造方法 Pending JPS62292424A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13716486A JPS62292424A (ja) 1986-06-12 1986-06-12 段ボ−ルシ−トの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13716486A JPS62292424A (ja) 1986-06-12 1986-06-12 段ボ−ルシ−トの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62292424A true JPS62292424A (ja) 1987-12-19

Family

ID=15192314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13716486A Pending JPS62292424A (ja) 1986-06-12 1986-06-12 段ボ−ルシ−トの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62292424A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH031931A (ja) * 1989-05-30 1991-01-08 Toshiba Seiki Kk 加熱シール装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH031931A (ja) * 1989-05-30 1991-01-08 Toshiba Seiki Kk 加熱シール装置

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