JPS6229238Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6229238Y2 JPS6229238Y2 JP15161282U JP15161282U JPS6229238Y2 JP S6229238 Y2 JPS6229238 Y2 JP S6229238Y2 JP 15161282 U JP15161282 U JP 15161282U JP 15161282 U JP15161282 U JP 15161282U JP S6229238 Y2 JPS6229238 Y2 JP S6229238Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood
- synthetic resin
- veneer
- resin film
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 41
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 28
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 28
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 8
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 8
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 8
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 5
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 claims description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 2
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 2
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
- 235000008331 Pinus X rigitaeda Nutrition 0.000 description 1
- 235000011613 Pinus brutia Nutrition 0.000 description 1
- 241000018646 Pinus brutia Species 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 1
- 238000004061 bleaching Methods 0.000 description 1
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 1
- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 238000009408 flooring Methods 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000004014 plasticizer Substances 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 1
- 229920013716 polyethylene resin Polymers 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は人工杢目化粧単板に関し、その目的は
特異な見掛をもつ木目模様の化粧単板や表面の耐
摩耗性能等が向上した人工杢目化粧単板を提供す
ることにある。
特異な見掛をもつ木目模様の化粧単板や表面の耐
摩耗性能等が向上した人工杢目化粧単板を提供す
ることにある。
従来の人工杢目化粧単板は漂白や染色処理、小
さなエンボス加工などを施した木材単板のみを原
料単板として用い、天然木と近似した見掛けの色
調や木目模様を再現したものも見られるが、天然
木を直接薄削して得る突板化粧単板と異なる点は
秋材部に相当する部分が接着剤層であるため天然
木の秋材部に相当する様な表面の硬さが得がた
く、表面の耐久性に欠けるなどの問題点があつ
た。
さなエンボス加工などを施した木材単板のみを原
料単板として用い、天然木と近似した見掛けの色
調や木目模様を再現したものも見られるが、天然
木を直接薄削して得る突板化粧単板と異なる点は
秋材部に相当する部分が接着剤層であるため天然
木の秋材部に相当する様な表面の硬さが得がた
く、表面の耐久性に欠けるなどの問題点があつ
た。
そこで本考案では一対の型板間に木材単板と合
成樹脂フイルムを接着剤を介して所望の順序に複
数積層して圧締接着しフリツチと化した後、該フ
リツチの接着剤層が求める木目模様になる様に単
板と合成樹脂フイルムの積層方向に対して斜めに
切断調材し、つぎに調材面を薄削することによつ
て得られる木材単板層と合成樹脂フイルム２層が
接着剤３層を介して所望の順序に接着されて木目
模様状に見えたことを特徴とする人工杢目化粧単
板を提供することにより、上記の問題点を解決し
たものであり、その最も特徴とする所は介在させ
る合成樹脂フイルムの硬さや厚さ、色などの諸性
質を変化させることにより異なつた性質の合目
的々な性質と見掛けを有する人工杢目化粧単板を
提供することにある。
成樹脂フイルムを接着剤を介して所望の順序に複
数積層して圧締接着しフリツチと化した後、該フ
リツチの接着剤層が求める木目模様になる様に単
板と合成樹脂フイルムの積層方向に対して斜めに
切断調材し、つぎに調材面を薄削することによつ
て得られる木材単板層と合成樹脂フイルム２層が
接着剤３層を介して所望の順序に接着されて木目
模様状に見えたことを特徴とする人工杢目化粧単
板を提供することにより、上記の問題点を解決し
たものであり、その最も特徴とする所は介在させ
る合成樹脂フイルムの硬さや厚さ、色などの諸性
質を変化させることにより異なつた性質の合目
的々な性質と見掛けを有する人工杢目化粧単板を
提供することにある。
図面により本考案を更に詳述すると、第１図は
本考案の実施例となる化粧単板の拡大断面図を示
し、第２図は上記化粧単板を得るための木材単板
と合成樹脂フイルムとの積層状態を示す。第３図
はフリツチとその調材角度例を示している。本考
案で用いられる木材単板１は常用の厚さ0.2〜2.0
mm程度の木目模様がほとんどないか、あつても目
立たない単板で、必要により漂白や染色などの処
理を行つたものである。
本考案の実施例となる化粧単板の拡大断面図を示
し、第２図は上記化粧単板を得るための木材単板
と合成樹脂フイルムとの積層状態を示す。第３図
はフリツチとその調材角度例を示している。本考
案で用いられる木材単板１は常用の厚さ0.2〜2.0
mm程度の木目模様がほとんどないか、あつても目
立たない単板で、必要により漂白や染色などの処
理を行つたものである。
合成樹脂フイルム２としては各種の可塑剤や充
填材や着色剤を添加した塩化ビニール樹脂フイル
ムやポリエチレン樹脂フイルムあるいはポリエス
テル樹脂フイルムさらにはポリプロピレン樹脂フ
イルム、ウレタン樹脂フイルムなど常用の合成樹
脂フイルムを用いることが出来るが、硬さはスラ
イサーなどの木材切削用刃物で切削出来る程度の
もので、厚さは木材単板とほぼ等しい0.2〜2.0mm
程度の範囲が適当である。
填材や着色剤を添加した塩化ビニール樹脂フイル
ムやポリエチレン樹脂フイルムあるいはポリエス
テル樹脂フイルムさらにはポリプロピレン樹脂フ
イルム、ウレタン樹脂フイルムなど常用の合成樹
脂フイルムを用いることが出来るが、硬さはスラ
イサーなどの木材切削用刃物で切削出来る程度の
もので、厚さは木材単板とほぼ等しい0.2〜2.0mm
程度の範囲が適当である。
なお木材単板１と合成樹脂フイルム２とが接着
される接着剤３としてはアクリル樹脂系やウレタ
ン樹脂系あるいはエポキシ樹脂系さらには塩化ビ
ニール樹脂系など木材−合成樹脂用接着剤などが
用いられる。
される接着剤３としてはアクリル樹脂系やウレタ
ン樹脂系あるいはエポキシ樹脂系さらには塩化ビ
ニール樹脂系など木材−合成樹脂用接着剤などが
用いられる。
上記の木材単板１と合成樹脂フイルム２を用い
て化粧単板を製造する方法を記すと、第２図に示
す様に一対の型板間に木材単板１と合成樹脂フイ
ルム２を接着剤３を介して所望の順序に積層して
のち、圧締接着し第３図に示す様なフリツチと化
し、ついで該フリツチの接着剤３層が求める木目
模様となる様に切断調材し、つぎに該調材面を薄
削すると良い。
て化粧単板を製造する方法を記すと、第２図に示
す様に一対の型板間に木材単板１と合成樹脂フイ
ルム２を接着剤３を介して所望の順序に積層して
のち、圧締接着し第３図に示す様なフリツチと化
し、ついで該フリツチの接着剤３層が求める木目
模様となる様に切断調材し、つぎに該調材面を薄
削すると良い。
木材単板１と合成樹脂フイルム２の接着条件と
しては用いる接着剤の性質により決定されるが通
常は常温−10〜20Kg／cm2−６〜24時間程度圧締す
れば良い。
しては用いる接着剤の性質により決定されるが通
常は常温−10〜20Kg／cm2−６〜24時間程度圧締す
れば良い。
なお、木材単板１と合成樹脂フイルム２の積層
順序は任意であるが、基本的には図面に示す様に
交互に行うことで木材の春材部と秋材部が表現さ
れる。又、木材単板１２〜３枚毎に合成樹脂フイ
ルム２を１枚ずつ程度積層すると見掛けの変つた
木目模様を表現することも出来る。
順序は任意であるが、基本的には図面に示す様に
交互に行うことで木材の春材部と秋材部が表現さ
れる。又、木材単板１２〜３枚毎に合成樹脂フイ
ルム２を１枚ずつ程度積層すると見掛けの変つた
木目模様を表現することも出来る。
合成樹脂フイルム２の硬さを木材単板１よりも
硬くして積層した場合は第４図に示す様に合成樹
脂フイルム２層が凸状となつた浮造り調見掛けの
化粧単板も薄削するだけで得ることも可能であ
る。
硬くして積層した場合は第４図に示す様に合成樹
脂フイルム２層が凸状となつた浮造り調見掛けの
化粧単板も薄削するだけで得ることも可能であ
る。
以上の様に本考案の人工杢目化粧単板は木材単
板に対する合成樹脂フイルムの厚さや色彩、硬度
さらには合成樹脂の種類を変えたり、樹脂中に特
殊な着色剤が混入されたりすることにより、天然
木の松から薄削して得た柾目模様と酷似した見掛
けの化粧単板や、耐摩耗性に優れた合成樹脂フイ
ルムを用いた場合は化粧単板表面の耐久性は通常
の木材単板のみよりなる化粧単板に比べ大幅に向
上し、床材などの表面化粧材などとしても用いる
ことが出来る。又合成樹脂フイルムの硬度を木材
単板よりも硬くすると化粧単板薄削時における切
削抵抗値が異なるため合成樹脂フイルム部分は凸
状に木材単板部分は凹状に切削された浮造り調の
人工杢目化粧単板を得ることが出来る。
板に対する合成樹脂フイルムの厚さや色彩、硬度
さらには合成樹脂の種類を変えたり、樹脂中に特
殊な着色剤が混入されたりすることにより、天然
木の松から薄削して得た柾目模様と酷似した見掛
けの化粧単板や、耐摩耗性に優れた合成樹脂フイ
ルムを用いた場合は化粧単板表面の耐久性は通常
の木材単板のみよりなる化粧単板に比べ大幅に向
上し、床材などの表面化粧材などとしても用いる
ことが出来る。又合成樹脂フイルムの硬度を木材
単板よりも硬くすると化粧単板薄削時における切
削抵抗値が異なるため合成樹脂フイルム部分は凸
状に木材単板部分は凹状に切削された浮造り調の
人工杢目化粧単板を得ることが出来る。
第１図は本考案の実施例となる化粧単板の拡大
断面図を示し、第２図は上記化粧単板を得るため
の木材単板と合成樹脂フイルムとの積層状態例を
示す。第３図はフリツチとその調材角度例を示
し、第４図は本考案の他の実施例の化粧単板の拡
大断面図である。 １……木材単板、２……合成樹脂フイルム、３
……接着剤。
断面図を示し、第２図は上記化粧単板を得るため
の木材単板と合成樹脂フイルムとの積層状態例を
示す。第３図はフリツチとその調材角度例を示
し、第４図は本考案の他の実施例の化粧単板の拡
大断面図である。 １……木材単板、２……合成樹脂フイルム、３
……接着剤。
Claims (1)
- 一対の型板間に木材単板と合成樹脂フイルムを
接着剤を介して所望の順序に複数枚積層して圧締
接着しフリツチと化した後、該フリツチの接着剤
層が求める木目模様になる様に単板と合成樹脂フ
イルムの積層方向に対して斜めに切断調材し、つ
ぎに調材面を薄削することによつて得られる木材
単板層と合成樹脂フイルム２層が接着剤３層を介
して所望の順序に接着されて木目模様状に見えた
ことを特徴とする人工杢目化粧単板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15161282U JPS5956030U (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | 人工杢目化粧単板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15161282U JPS5956030U (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | 人工杢目化粧単板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5956030U JPS5956030U (ja) | 1984-04-12 |
| JPS6229238Y2 true JPS6229238Y2 (ja) | 1987-07-27 |
Family
ID=30335922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15161282U Granted JPS5956030U (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | 人工杢目化粧単板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5956030U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63210544A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-01 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換器付換気装置 |
-
1982
- 1982-10-04 JP JP15161282U patent/JPS5956030U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5956030U (ja) | 1984-04-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6229238Y2 (ja) | ||
| JPS6034480B2 (ja) | 人工木質単板とその製法 | |
| JPS5842809B2 (ja) | 人工木質単板の製法 | |
| JPS6144829Y2 (ja) | ||
| JPS6144828Y2 (ja) | ||
| JPS5964306A (ja) | 人工杢目化粧単板の製造方法 | |
| JPS6073804A (ja) | 人工化粧単板の製法 | |
| JPS5919002B2 (ja) | 化粧板の製造方法 | |
| JPS5855882B2 (ja) | 人工木質単板の製法 | |
| JPH02295738A (ja) | 木目模様化粧材 | |
| JPS63221006A (ja) | 木葉柄人工化粧単板の製造方法 | |
| JPH04801B2 (ja) | ||
| JPH025163B2 (ja) | ||
| JPS5976254A (ja) | 人工化粧単板の製法 | |
| JPS5951910B2 (ja) | 縁甲板の製造法 | |
| JPS6229237Y2 (ja) | ||
| JPS6023029B2 (ja) | 化粧合板 | |
| JPS59170351A (ja) | 溝付化粧シ−トとその製法 | |
| JPS63221003A (ja) | 網代柄人工化粧単板の製造方法 | |
| JPS6035671B2 (ja) | 造形用板材とその製造法ならびに造形物 | |
| JPS6058028B2 (ja) | 人工化粧単板の製造方法 | |
| JPS5971806A (ja) | 人工化粧単板の製法 | |
| JPH11226907A (ja) | 化粧単板及びそれを用いた化粧板の製造方法 | |
| JPH0213881B2 (ja) | ||
| JPH0440161B2 (ja) |