JPS6229234B2 - - Google Patents
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- JPS6229234B2 JPS6229234B2 JP54002440A JP244079A JPS6229234B2 JP S6229234 B2 JPS6229234 B2 JP S6229234B2 JP 54002440 A JP54002440 A JP 54002440A JP 244079 A JP244079 A JP 244079A JP S6229234 B2 JPS6229234 B2 JP S6229234B2
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- Japan
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- yoke
- needle
- fulcrum
- movable piece
- iron core
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Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 35
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/22—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
- B41J2/23—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
- B41J2/235—Print head assemblies
- B41J2/265—Guides for print wires
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電磁石を使用するドツトプリンタヘ
ツドの構造に関する。
ツドの構造に関する。
従来、機械式ドツトプリンタヘツドに関しては
種々の構造が考えられてきた。特に電磁石の吸引
力を利用して可動片(いわゆる吸引鉄片、可動板
に回転自在に結合された、あるいは固着された可
動鉄心と可動板よりなる可動片等)を吸引し、そ
の動きを利用して可動片に係合するニードル、あ
るいは可動片と一体に形成された突起等を突出さ
せるドツトプリンタヘツドに関しては近年多くの
構造が提供されてきている。しかし共通している
欠点は、待機時における可動片の被吸引面と電磁
石の固定鉄心の吸引面とのギヤツプのばらつきを
安価な方法では小さくできないことである。ある
ものは非常に高精度の(高価な)加工方法をとら
ざるを得ず、またあるものは煩雑なギヤツプ調整
をやらざるを得ないという具合で、これがドツト
プリンタヘツドのコストを上げる一因ともなつて
おり、また安価にすまそうとすればギヤツプのば
らつきが大きくなり、一定の均一な品質の印字を
得るためには必要以上のエネルギーを電磁石に与
えなければならないことであつた。
種々の構造が考えられてきた。特に電磁石の吸引
力を利用して可動片(いわゆる吸引鉄片、可動板
に回転自在に結合された、あるいは固着された可
動鉄心と可動板よりなる可動片等)を吸引し、そ
の動きを利用して可動片に係合するニードル、あ
るいは可動片と一体に形成された突起等を突出さ
せるドツトプリンタヘツドに関しては近年多くの
構造が提供されてきている。しかし共通している
欠点は、待機時における可動片の被吸引面と電磁
石の固定鉄心の吸引面とのギヤツプのばらつきを
安価な方法では小さくできないことである。ある
ものは非常に高精度の(高価な)加工方法をとら
ざるを得ず、またあるものは煩雑なギヤツプ調整
をやらざるを得ないという具合で、これがドツト
プリンタヘツドのコストを上げる一因ともなつて
おり、また安価にすまそうとすればギヤツプのば
らつきが大きくなり、一定の均一な品質の印字を
得るためには必要以上のエネルギーを電磁石に与
えなければならないことであつた。
本発明の目的は、安価にギヤツプのばらつきを
小さくでき、より少ないエネルギーで均一な、し
かも濃度も十分な印字品質が得られるドツトプリ
ンタヘツドの構造を提供することにある。
小さくでき、より少ないエネルギーで均一な、し
かも濃度も十分な印字品質が得られるドツトプリ
ンタヘツドの構造を提供することにある。
更に他の目的は、最小部品で組立の容易なドツ
トプリンタヘツドの構造を提供することにある。
トプリンタヘツドの構造を提供することにある。
以上に本発明によるドツトプリンタヘツドの構
造および特徴を図面に従つて説明する。
造および特徴を図面に従つて説明する。
第1図は、本発明によるドツトプリンタヘツド
の実施例の構造を示す断面図で、第2図は構造の
斜視図である。
の実施例の構造を示す断面図で、第2図は構造の
斜視図である。
1は、第1のヨークで、カツプ形状をしてお
り、底部に固定鉄心2が7本立つている。3はコ
イル枠で固定鉄心2に嵌装され、固定鉄心2の端
面2a(図示してないが2aの代わりに固定鉄心
2に形成される段差面でもよい)でコイル枠3の
段差面3aが係止される。4は第2のヨークで、
円板形状をしており外周部が第1のヨーク1の内
面に嵌入される。そのとき第2のヨーク4はコイ
ル枠3の係止面3bで係止される。つまりコイル
枠3は固定鉄心2と第2のヨーク4で挾持される
ことになる。
り、底部に固定鉄心2が7本立つている。3はコ
イル枠で固定鉄心2に嵌装され、固定鉄心2の端
面2a(図示してないが2aの代わりに固定鉄心
2に形成される段差面でもよい)でコイル枠3の
段差面3aが係止される。4は第2のヨークで、
円板形状をしており外周部が第1のヨーク1の内
面に嵌入される。そのとき第2のヨーク4はコイ
ル枠3の係止面3bで係止される。つまりコイル
枠3は固定鉄心2と第2のヨーク4で挾持される
ことになる。
一方、コイル枠3と第2のヨーク4はお互いの
相対位置決め手段として、コイル枠3は第3図に
図示するように位置決め突起3c,3dおよび補
助として後述の支点突起3eを持ち、第2のヨー
ク4は各々に対応して案内4c,4b、および4
eの組、7組をコイル枠7個に対して切欠きの形
状で持つており、これら位置決め突起が案内に嵌
入されコイル枠3と第2のヨーク4の相対位置が
定まる。またコイル枠3の位置決め突起3cと3
dには、その外周面上に長手方向に「U」字形溝
3c−1,3d−1が形成されており、コイル枠
3に巻かれたコイル3fの端部はこれら「U」字
形溝3e−1,3d−1の中を通り、位置決め突
起3c,3dに圧入されたそれぞれのコイルリー
ド端子12に接続される。
相対位置決め手段として、コイル枠3は第3図に
図示するように位置決め突起3c,3dおよび補
助として後述の支点突起3eを持ち、第2のヨー
ク4は各々に対応して案内4c,4b、および4
eの組、7組をコイル枠7個に対して切欠きの形
状で持つており、これら位置決め突起が案内に嵌
入されコイル枠3と第2のヨーク4の相対位置が
定まる。またコイル枠3の位置決め突起3cと3
dには、その外周面上に長手方向に「U」字形溝
3c−1,3d−1が形成されており、コイル枠
3に巻かれたコイル3fの端部はこれら「U」字
形溝3e−1,3d−1の中を通り、位置決め突
起3c,3dに圧入されたそれぞれのコイルリー
ド端子12に接続される。
第2のヨーク4のコイル枠3と反対側の面上に
厚さ0.1mm程度のスペーサ5を挾んで可動片6の
支点がのる。可動片6は「U」字形に折曲げられ
た鉄片6aと、固定鉄心2の端面2aに直接吸引
される可動鉄心6bとより成り、可動鉄心6bは
鉄心6aに固着されている。可動片6の支点位置
は、鉄片6aの一端にあけられた穴6a−1とコ
イル枠3の支点突起(位置決め突起)3eを嵌め
合わせることにより決定する。また穴6a−1近
傍の支点位置で鉄片6aは折り曲げられて、後述
する可動片6の往復運動の際の動きのスムーズ
さ、支点位置におけるスペーサ5の耐久性の向上
を実現している。鉄片6aの他端6a−2はニー
ドル7と係合し、ニードル7はニードルガイド1
0に案内されている。ニードル7はまたニードル
ガイド10の一部に設けられたバネ座10a−5
で一端を係止される復帰バネ8により矢印B方向
に付勢されている。コイル3fに通電されていな
い(待機)時の可動片6の位置を定めるため、可
動片6の支点は支点押エ部材9の支点押エ部9a
により第2のヨーク4方向へ押えられ、可動片6
のニードル7と係合する端6a−2の近辺が係止
部9bにより係止されている。可動片6の可動鉄
心6bは、第2のヨーク4の開口部4aとコイル
枠3の開口部3gの中へ挿入されていて往復運動
可能状態にある。
厚さ0.1mm程度のスペーサ5を挾んで可動片6の
支点がのる。可動片6は「U」字形に折曲げられ
た鉄片6aと、固定鉄心2の端面2aに直接吸引
される可動鉄心6bとより成り、可動鉄心6bは
鉄心6aに固着されている。可動片6の支点位置
は、鉄片6aの一端にあけられた穴6a−1とコ
イル枠3の支点突起(位置決め突起)3eを嵌め
合わせることにより決定する。また穴6a−1近
傍の支点位置で鉄片6aは折り曲げられて、後述
する可動片6の往復運動の際の動きのスムーズ
さ、支点位置におけるスペーサ5の耐久性の向上
を実現している。鉄片6aの他端6a−2はニー
ドル7と係合し、ニードル7はニードルガイド1
0に案内されている。ニードル7はまたニードル
ガイド10の一部に設けられたバネ座10a−5
で一端を係止される復帰バネ8により矢印B方向
に付勢されている。コイル3fに通電されていな
い(待機)時の可動片6の位置を定めるため、可
動片6の支点は支点押エ部材9の支点押エ部9a
により第2のヨーク4方向へ押えられ、可動片6
のニードル7と係合する端6a−2の近辺が係止
部9bにより係止されている。可動片6の可動鉄
心6bは、第2のヨーク4の開口部4aとコイル
枠3の開口部3gの中へ挿入されていて往復運動
可能状態にある。
コイル3fに通電すると、発生した磁束は固定
鉄心2、第1のヨーク1、第2のヨーク4および
可動片6を通り、可動片6は固定鉄心2に吸引さ
れ、従つてニードル7は復帰バネ8の力に抗して
矢印A方向に押し出され、ニードル7の先端で印
字媒体を打撃して印字をする。印字後コイル3f
への通電が切られるので可動鉄心6b、固定鉄心
2間の吸引力が消滅し、ニードル7は復帰バネ8
の力と印字によつてニードル7に与えられる反発
力によつて矢印B方向に引き戻れて、可動片6が
係止部9bにより係止されるまで引き戻される。
鉄心2、第1のヨーク1、第2のヨーク4および
可動片6を通り、可動片6は固定鉄心2に吸引さ
れ、従つてニードル7は復帰バネ8の力に抗して
矢印A方向に押し出され、ニードル7の先端で印
字媒体を打撃して印字をする。印字後コイル3f
への通電が切られるので可動鉄心6b、固定鉄心
2間の吸引力が消滅し、ニードル7は復帰バネ8
の力と印字によつてニードル7に与えられる反発
力によつて矢印B方向に引き戻れて、可動片6が
係止部9bにより係止されるまで引き戻される。
支点押エ部材9は多種の機能を一部品で有して
いる。第4図で説明すると、支点押エ部9aは鉄
片6aを押える面が円弧形状をしており、一体で
作られた板バネ9cにより支持されており、可動
片6の支点近傍の前述した鉄片6bの折曲げ部を
弾性的に押える。係止部9bのスペーサ5からの
高さは、支点押エ部材9に設けられた突起9dを
スペーサ5に当接することにより決定する。また
支点押エ部材9の角度位置は、コイル枠3の支点
突起3eを支点押エ部9aに形成された案内溝9
eに嵌め合わすことにより決定する。またコイル
リード端子12は、穴9fの中を通る。コイルリ
ード端子12の端は回路基板15に接続される。
支点押エ部材9の固定は、ネジ13によりニード
ルガイド10へ締結することによりなされる。そ
の際支点押エ部材9の芯ずれ防止のため支点押エ
部材9のガイド穴9gとニードルガイド10の柱
状部10b−2が嵌合される。
いる。第4図で説明すると、支点押エ部9aは鉄
片6aを押える面が円弧形状をしており、一体で
作られた板バネ9cにより支持されており、可動
片6の支点近傍の前述した鉄片6bの折曲げ部を
弾性的に押える。係止部9bのスペーサ5からの
高さは、支点押エ部材9に設けられた突起9dを
スペーサ5に当接することにより決定する。また
支点押エ部材9の角度位置は、コイル枠3の支点
突起3eを支点押エ部9aに形成された案内溝9
eに嵌め合わすことにより決定する。またコイル
リード端子12は、穴9fの中を通る。コイルリ
ード端子12の端は回路基板15に接続される。
支点押エ部材9の固定は、ネジ13によりニード
ルガイド10へ締結することによりなされる。そ
の際支点押エ部材9の芯ずれ防止のため支点押エ
部材9のガイド穴9gとニードルガイド10の柱
状部10b−2が嵌合される。
ニードルガイド10は、大きくはニードルガイ
ド10aとニードルガイド10bに分割されてお
り、10aには先端ガイド10a−1、中間ガイ
ド10a−2,10a−3が取りつけられあるい
は設けられており各々には7個のニードルガイド
穴が設けられている。またニードルガイド10b
のニードルガイド部10b−1には同様に7個の
ニードルガイド穴が設けられており、これらニー
ドルガイド穴はニードル7を無理なく案内できる
ように配置されている。
ド10aとニードルガイド10bに分割されてお
り、10aには先端ガイド10a−1、中間ガイ
ド10a−2,10a−3が取りつけられあるい
は設けられており各々には7個のニードルガイド
穴が設けられている。またニードルガイド10b
のニードルガイド部10b−1には同様に7個の
ニードルガイド穴が設けられており、これらニー
ドルガイド穴はニードル7を無理なく案内できる
ように配置されている。
ニードル7は、ワイヤ7aとワイヤチツプ7b
で構成され、ワイヤ7aとワイヤチツプ7bは溶
接あるいはカツメ等の手段で結合される。ワイヤ
チツプ7bには復帰バネ8に懸架されるためのつ
ば7cが設けられている。10a−4にはバネ座
10a−5が設けられている。
で構成され、ワイヤ7aとワイヤチツプ7bは溶
接あるいはカツメ等の手段で結合される。ワイヤ
チツプ7bには復帰バネ8に懸架されるためのつ
ば7cが設けられている。10a−4にはバネ座
10a−5が設けられている。
ニードルガイド10aに、前もつて復帰バネ8
(コイルバネ)を通したニードル7を10a−4
側からニードルガイド穴に通し組つけた後ニード
ルガイド10aのワイヤチツプ7b側をワイヤチ
ツプ7bと一緒に、カツプ状になつたニードルガ
イド10bの内部10b−3へ挿入し、ワイヤチ
ツプ7bを10b−1部に設けられたニードルガ
イド穴に挿入(この際ワイヤチツプ7bが自然に
ニードルガイド穴へ導かれるように10bの内部
10b−3にはガイド壁10b−4(第5図図
示)が設けられているし、ニードルガイド10a
に設けられた案内穴10a−6にニードルガイド
10bに設けられた案内突起10b−5が圧入さ
れて、二分割されていたニードルガイド10aと
ニードルガイド10bが組合される。本発明の実
施例ではニードルガイド10bは他に2個の案内
突起10b−6を持つており、上記の結合の際こ
れらの案内突起10b−6と2つの面10a−7
が圧接し結合をより確実なものとする。このよう
にニードルガイドを二分割し、ニードルを通した
後上述の様な簡易結合手段でもつて結合できる構
造にしておくことによつて、ヘツドの組立の際前
もつてニードルとニードルガイドを1つのブロツ
クとしてニードルが抜けないように組立てておく
ことができるのでヘツド全体の組立性の面からメ
リツトが大きい。
(コイルバネ)を通したニードル7を10a−4
側からニードルガイド穴に通し組つけた後ニード
ルガイド10aのワイヤチツプ7b側をワイヤチ
ツプ7bと一緒に、カツプ状になつたニードルガ
イド10bの内部10b−3へ挿入し、ワイヤチ
ツプ7bを10b−1部に設けられたニードルガ
イド穴に挿入(この際ワイヤチツプ7bが自然に
ニードルガイド穴へ導かれるように10bの内部
10b−3にはガイド壁10b−4(第5図図
示)が設けられているし、ニードルガイド10a
に設けられた案内穴10a−6にニードルガイド
10bに設けられた案内突起10b−5が圧入さ
れて、二分割されていたニードルガイド10aと
ニードルガイド10bが組合される。本発明の実
施例ではニードルガイド10bは他に2個の案内
突起10b−6を持つており、上記の結合の際こ
れらの案内突起10b−6と2つの面10a−7
が圧接し結合をより確実なものとする。このよう
にニードルガイドを二分割し、ニードルを通した
後上述の様な簡易結合手段でもつて結合できる構
造にしておくことによつて、ヘツドの組立の際前
もつてニードルとニードルガイドを1つのブロツ
クとしてニードルが抜けないように組立てておく
ことができるのでヘツド全体の組立性の面からメ
リツトが大きい。
このように1つのブロツクとなつたニードルガ
イド10は第1のヨーク1へ放熱板11を挾んで
ネジ14によつて締結される。その際放熱板11
の角度位置決めを容易にし組立性を上げるためそ
の位置決め手段としてニードルガイド10bには
内部に上記ネジ14の通る穴をもつ突起10b−
7を設け、これと放熱板11に設けられた対応す
る穴11aを嵌合させている。
イド10は第1のヨーク1へ放熱板11を挾んで
ネジ14によつて締結される。その際放熱板11
の角度位置決めを容易にし組立性を上げるためそ
の位置決め手段としてニードルガイド10bには
内部に上記ネジ14の通る穴をもつ突起10b−
7を設け、これと放熱板11に設けられた対応す
る穴11aを嵌合させている。
カツプ状ニードルガイド10bの底には、前述
したようにガイド部10b−1と、支点押エ部材
9のガイド穴9gに嵌合し、内部にネジ13と係
合するメネジをもつ柱状部10b−2と、可動片
6のニードル7と係合する端部6a−2の横ブレ
を防止するための案内手段(突起)10b−8
と、ニードルガイド10と第2のヨーク4との相
対的角度位置を決めるため第2のヨーク4に設け
られた位置決めガイド4fが嵌合する窪み10b
−9が位置決め手段として設けられている。
したようにガイド部10b−1と、支点押エ部材
9のガイド穴9gに嵌合し、内部にネジ13と係
合するメネジをもつ柱状部10b−2と、可動片
6のニードル7と係合する端部6a−2の横ブレ
を防止するための案内手段(突起)10b−8
と、ニードルガイド10と第2のヨーク4との相
対的角度位置を決めるため第2のヨーク4に設け
られた位置決めガイド4fが嵌合する窪み10b
−9が位置決め手段として設けられている。
ニードルガイド10aは前述した機能の他にド
ツトプリンタヘツド全体をヘツド保持部材16へ
ネジ17によつて締結するための被締結部10a
−8をもつ。10a−8にはニードルガイド10
の長手方向に長円形状であるネジ17の通る穴1
0a−9を持ち、ドツトプリンタ組立の際に先端
ガイド10a−1からプラテン(図示せず)まで
の距離を自由に調整できる構造となつている。
ツトプリンタヘツド全体をヘツド保持部材16へ
ネジ17によつて締結するための被締結部10a
−8をもつ。10a−8にはニードルガイド10
の長手方向に長円形状であるネジ17の通る穴1
0a−9を持ち、ドツトプリンタ組立の際に先端
ガイド10a−1からプラテン(図示せず)まで
の距離を自由に調整できる構造となつている。
放熱板11の形状は第2図で示すように放熱面
積を増すために第1のヨーク1の外周に沿うよう
に複数個の折曲部11bを設けている。また実施
例では放熱板11は1枚でできているが、第1の
ヨーク1とニードルガイド10に挾まれる部分を
各々の間隔をあける様な形で複数枚で構成するこ
とも可能で放熱面積を増す意味から有効である。
積を増すために第1のヨーク1の外周に沿うよう
に複数個の折曲部11bを設けている。また実施
例では放熱板11は1枚でできているが、第1の
ヨーク1とニードルガイド10に挾まれる部分を
各々の間隔をあける様な形で複数枚で構成するこ
とも可能で放熱面積を増す意味から有効である。
第1のヨーク1は完全な円筒形状より図示のよ
うに底側部上側にくびれ1aを設けることにより
ドツトプリンタヘツド後部より印字位置を見る際
の視線と水平線とのなす角度をより小さくできる
ので商品設計上好ましい。
うに底側部上側にくびれ1aを設けることにより
ドツトプリンタヘツド後部より印字位置を見る際
の視線と水平線とのなす角度をより小さくできる
ので商品設計上好ましい。
スペーサ5は、第2のヨーク4と可動片6との
支点近傍における摩滅と錆発生を防止するために
設けられているもので非常に薄いプラスチツクシ
ートでできている。もし可動片6の支点近傍をプ
ラスチツク化できるとかプラスチツクコーテイン
グできるとか、材料を選ぶとか、あるいは第2の
ヨーク4にプラスチツクコーテイングができるな
らばスペーサ5は不必要となる。特にプラスチツ
クコーテイングを採用した場合にはコーテイング
層をスペーサ5と見なせる。
支点近傍における摩滅と錆発生を防止するために
設けられているもので非常に薄いプラスチツクシ
ートでできている。もし可動片6の支点近傍をプ
ラスチツク化できるとかプラスチツクコーテイン
グできるとか、材料を選ぶとか、あるいは第2の
ヨーク4にプラスチツクコーテイングができるな
らばスペーサ5は不必要となる。特にプラスチツ
クコーテイングを採用した場合にはコーテイング
層をスペーサ5と見なせる。
また本実施例では支点押エ部材9は、ネジ13
により直接ニードルガイド10bの底に設けられ
た柱状部10b−2に締結されているが、第2の
実施例では、第7図に図示する様に、支点押エ部
材9とネジ13の頭部の座13aの間にバネ部材
18を装着し、その結果支点押エ部材9はバネ部
材18の力により第2のヨーク4側へ押えつけら
れている。この効果は以下の如くである。第1の
実施例では内部で発生する熱によつてニードルガ
イド10bがネジ13の軸方向に伸びてきた場
合、たまたま支点押エ部材9のガイド穴9gと、
柱状部10b−2の嵌合が強すぎたりあるいはネ
ジ13の頭部の座13aと支点押エ部材9との間
に隙間ができたりした場合に、本ヘツドの構造で
あると、可動片6の係止部9bの位置が動き待機
時における可動鉄心6bと固定鉄心2の間隙が初
期の設定値と相異し電磁石の吸引特性に更には印
字品質に影響を及ぼしかねない。これに反して第
2の実施例では、たとえ10bが伸びようともそ
の伸び分だけバネ部材18のたわみ力で支点押エ
部材9を押してくれるので係止部9bの位置は常
に一定となる。
により直接ニードルガイド10bの底に設けられ
た柱状部10b−2に締結されているが、第2の
実施例では、第7図に図示する様に、支点押エ部
材9とネジ13の頭部の座13aの間にバネ部材
18を装着し、その結果支点押エ部材9はバネ部
材18の力により第2のヨーク4側へ押えつけら
れている。この効果は以下の如くである。第1の
実施例では内部で発生する熱によつてニードルガ
イド10bがネジ13の軸方向に伸びてきた場
合、たまたま支点押エ部材9のガイド穴9gと、
柱状部10b−2の嵌合が強すぎたりあるいはネ
ジ13の頭部の座13aと支点押エ部材9との間
に隙間ができたりした場合に、本ヘツドの構造で
あると、可動片6の係止部9bの位置が動き待機
時における可動鉄心6bと固定鉄心2の間隙が初
期の設定値と相異し電磁石の吸引特性に更には印
字品質に影響を及ぼしかねない。これに反して第
2の実施例では、たとえ10bが伸びようともそ
の伸び分だけバネ部材18のたわみ力で支点押エ
部材9を押してくれるので係止部9bの位置は常
に一定となる。
以上本発明によるドツトプリンタヘツドの一実
施例についてその構造と若干の特長、効果を述べ
てきたが、本発明により得られる非常に大きな利
点は下記の点である。
施例についてその構造と若干の特長、効果を述べ
てきたが、本発明により得られる非常に大きな利
点は下記の点である。
第6図で本発明による電磁石の駆動部を示すよ
うに、可動片6の待機時における固定鉄心2と可
動鉄心6bとのギヤツプ(ここでは第6図Gで代
表させる)は、コイル枠3の固定鉄心2と第2の
ヨーク4に挾まれる肉部の厚さH1、第2のヨー
ク4の厚さt1、スペーサ5の厚さt2、スペーサ5
から支点押エ部材9の係止部9bまでの距離
H2、鉄片6aの厚さt3、可動鉄心の高さH3、お
よび可動片6の支点から係止部9bまでの距離
l1、可動鉄心6bまでの距離l2によつてほぼ定ま
り、概略 G=H1+t1+l2(H2−t3)/l1−H3 ………(1) で表わせる。
うに、可動片6の待機時における固定鉄心2と可
動鉄心6bとのギヤツプ(ここでは第6図Gで代
表させる)は、コイル枠3の固定鉄心2と第2の
ヨーク4に挾まれる肉部の厚さH1、第2のヨー
ク4の厚さt1、スペーサ5の厚さt2、スペーサ5
から支点押エ部材9の係止部9bまでの距離
H2、鉄片6aの厚さt3、可動鉄心の高さH3、お
よび可動片6の支点から係止部9bまでの距離
l1、可動鉄心6bまでの距離l2によつてほぼ定ま
り、概略 G=H1+t1+l2(H2−t3)/l1−H3 ………(1) で表わせる。
一方の印字品質を支配する大きな要因の1つは
印字媒体をニードル7が打撃するときのニードル
7の速度であり、一般的には電磁石への入力エネ
ルギを増してこの速度を大きくすることにより印
字品質は向上する。ただある一定限度以上になる
と印字品質の向上度は人間の目では判別がつかな
くなる。また速度がある一定限度以下になると印
字品質は極端に悪化する。そこでドツトプリンタ
ヘツドとしては、入力エネルギの関係から、人間
の目を満足させられる印字品質確保のための最小
のニードル速度近辺でできるだけ速度変動の少な
いものが望ましい。この速度変動の大きく影響を
与える要因の1つが、可動鉄心6bの被吸引面6
b−1と固定鉄心2の吸引面2aの間のギヤツプ
のばらつきである。本発明のドツトプリンタヘツ
ドではこのギヤツプの代表値Gは前述のごとく、
概略(1)式で声で表わされGの最悪のばらつき△G
はl2/l1を一定と見なして、 △G=△H1+△t1+△t2+l2(△H2+△t3)/l1+△H3 ………(2) で表わせる。ここに△H1、△H2、△H3、△t1、
△t2、△t3は各々H1、H2、H3、t1、t2、t3のばら
つきである。本発明の構造においてはGを決定す
る各変数は必要最低限で大量生産時にも管理し易
い量であり△Gを非常に小さく押え込むことが可
能でギヤツプGの調整を不必要にすることが可能
である。これはコスト低減に大きく寄与する。本
発明により得られる非常に大きな利点は以上説明
したごとくである。
印字媒体をニードル7が打撃するときのニードル
7の速度であり、一般的には電磁石への入力エネ
ルギを増してこの速度を大きくすることにより印
字品質は向上する。ただある一定限度以上になる
と印字品質の向上度は人間の目では判別がつかな
くなる。また速度がある一定限度以下になると印
字品質は極端に悪化する。そこでドツトプリンタ
ヘツドとしては、入力エネルギの関係から、人間
の目を満足させられる印字品質確保のための最小
のニードル速度近辺でできるだけ速度変動の少な
いものが望ましい。この速度変動の大きく影響を
与える要因の1つが、可動鉄心6bの被吸引面6
b−1と固定鉄心2の吸引面2aの間のギヤツプ
のばらつきである。本発明のドツトプリンタヘツ
ドではこのギヤツプの代表値Gは前述のごとく、
概略(1)式で声で表わされGの最悪のばらつき△G
はl2/l1を一定と見なして、 △G=△H1+△t1+△t2+l2(△H2+△t3)/l1+△H3 ………(2) で表わせる。ここに△H1、△H2、△H3、△t1、
△t2、△t3は各々H1、H2、H3、t1、t2、t3のばら
つきである。本発明の構造においてはGを決定す
る各変数は必要最低限で大量生産時にも管理し易
い量であり△Gを非常に小さく押え込むことが可
能でギヤツプGの調整を不必要にすることが可能
である。これはコスト低減に大きく寄与する。本
発明により得られる非常に大きな利点は以上説明
したごとくである。
他の利点は非常に組立が容易な構造であること
である。
である。
第1図は、本発明によるドツトプリンタヘツド
の実施例の断面図、第2図はその斜視図、第3図
はコイル枠平面図、第4図は支点押エ部材詳細
図、第5図はニードルガイド10bの平面図、第
6図は電磁石駆動部、第7図は他の実施例を示す
図である。 1……第1のヨーク、2……固定鉄心、3……
コイル枠、4……第2のヨーク、5……スペー
サ、6……可動片、7……ニードル、8……復帰
バネ、9……支点押エ部材、10……ニードルガ
イド、11……放熱板、12……コイルリード端
子、15……回路基板、16……ヘツド保持部
材、18……バネ部材。
の実施例の断面図、第2図はその斜視図、第3図
はコイル枠平面図、第4図は支点押エ部材詳細
図、第5図はニードルガイド10bの平面図、第
6図は電磁石駆動部、第7図は他の実施例を示す
図である。 1……第1のヨーク、2……固定鉄心、3……
コイル枠、4……第2のヨーク、5……スペー
サ、6……可動片、7……ニードル、8……復帰
バネ、9……支点押エ部材、10……ニードルガ
イド、11……放熱板、12……コイルリード端
子、15……回路基板、16……ヘツド保持部
材、18……バネ部材。
Claims (1)
- 1 電磁石により可動片を吸引し、該可動片がニ
ードルガイドに摺動可能に保持されたニードルの
端部に当接して該ニードルを加速し前記ニードル
前端部で印字を行なうドツトプリンタヘツドにお
いて、柱状の固定鉄心2を底部内面に有する有底
円筒状の第1のヨーク1と、前記固定鉄心に嵌装
され、軸方向の位置決めがなされたコイル枠3
と、該コイル枠の係止面3bに下面が当接すると
ともに前記第1のヨークに外周面が面で当接し、
前記固定鉄心の端部に対応する位置に穴4aが形
成された第2のヨーク4と、該第2のヨークの前
記穴に挿入される可動鉄心6bを有し前記第2の
ヨークの上面に外側端近くを当接する可動片6
と、該可動片の外側端近くを支点押え部9aで押
圧するとともに前記第2のヨークに突起9bで当
接し、該突起近傍に形成された係止部9bで可動
片の度当たりをなす支点押え部材9とを有し、前
記支点押え部材は前記ニードルガイド10に締結
されることを特徴とするドツトプリンタヘツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP244079A JPS5593469A (en) | 1979-01-09 | 1979-01-09 | Dot printer head |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP244079A JPS5593469A (en) | 1979-01-09 | 1979-01-09 | Dot printer head |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5593469A JPS5593469A (en) | 1980-07-15 |
JPS6229234B2 true JPS6229234B2 (ja) | 1987-06-25 |
Family
ID=11529323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP244079A Granted JPS5593469A (en) | 1979-01-09 | 1979-01-09 | Dot printer head |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5593469A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6038847B2 (ja) * | 1982-12-22 | 1985-09-03 | 株式会社日立製作所 | 電磁コイル部品 |
JPS6046262A (ja) * | 1984-07-16 | 1985-03-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 印字ヘツド |
AU2018237806B2 (en) | 2017-03-21 | 2022-11-24 | Well Stone Co. | Method for producing oral composition, and oral composition |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53146814A (en) * | 1977-05-26 | 1978-12-21 | Suwa Seikosha Kk | Structure of wire dot printer head |
-
1979
- 1979-01-09 JP JP244079A patent/JPS5593469A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53146814A (en) * | 1977-05-26 | 1978-12-21 | Suwa Seikosha Kk | Structure of wire dot printer head |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5593469A (en) | 1980-07-15 |
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