JPS62292299A - 被覆ア−ク溶接棒 - Google Patents
被覆ア−ク溶接棒Info
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- JPS62292299A JPS62292299A JP13621086A JP13621086A JPS62292299A JP S62292299 A JPS62292299 A JP S62292299A JP 13621086 A JP13621086 A JP 13621086A JP 13621086 A JP13621086 A JP 13621086A JP S62292299 A JPS62292299 A JP S62292299A
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Landscapes
- Nonmetallic Welding Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
３、発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
本発明は、溶接作業性を改良した被覆アーク溶接棒に関
する。
する。
被覆アーク溶接棒の溶接作業性の評価項目としては、
■アークの安定性および吹付は強さ。
■スラグの流動性および剥離の難易。
■スパッタの発生状態および発生量。
などを挙げることができる。この内、溶接作業者が最も
問題視するのはアーク状態とスラグ状態である。
問題視するのはアーク状態とスラグ状態である。
この内スラグの剥離性については、特開昭５７−１３０
７９７において、硫化物を０．０２〜０．７重量％被覆
剤中に混入すれば改善されることが開示されている。こ
の場合スラグの剥離性は改善されるが、アークの安定性
および吹付は強さ、さらにスパッタの発生状態について
は、相変らず未解決のままになっている。
７９７において、硫化物を０．０２〜０．７重量％被覆
剤中に混入すれば改善されることが開示されている。こ
の場合スラグの剥離性は改善されるが、アークの安定性
および吹付は強さ、さらにスパッタの発生状態について
は、相変らず未解決のままになっている。
本発明者は上述のような従来技術の問題を解決すべく、
鋭意検討を重ねた結果、 予め被覆中に硫化物を０．０２〜０．７重量％添加しで
あるものに、微量の微粉コークスを混入すると、溶融時
に発生する多量のＣ０２ガスが溶滴を細粒化して溶滴の
移行を円滑に連続化させ、アークの安定とスパッタの細
粒化による母材金属への付着をなくするので、作業性の
良好な溶接棒が得られる。
鋭意検討を重ねた結果、 予め被覆中に硫化物を０．０２〜０．７重量％添加しで
あるものに、微量の微粉コークスを混入すると、溶融時
に発生する多量のＣ０２ガスが溶滴を細粒化して溶滴の
移行を円滑に連続化させ、アークの安定とスパッタの細
粒化による母材金属への付着をなくするので、作業性の
良好な溶接棒が得られる。
という知見を得た。
本発明はこのような被覆アーク溶接棒を提供することを
目的とするものである。
目的とするものである。
本発明は上述の問題点を解決するもので、硫化物を含有
させた被覆アーク溶接棒の被覆中に比表面積が５〜８ｍ
２／ｇｒの粉コークスを０．１〜０．３重量％添加する
ことを技術手段とする。
させた被覆アーク溶接棒の被覆中に比表面積が５〜８ｍ
２／ｇｒの粉コークスを０．１〜０．３重量％添加する
ことを技術手段とする。
上記構成になる本発明の作用を試験の結果に基いて説明
する。
する。
予め硫化物を０．０２〜０．７重量％添加した被覆中に
種々の比表面積および量の微粉コークスを添加し、溶接
作業性を試験した。第１表は使用した微粉コークスの化
学組成、第２表は試験の結果を示している。
種々の比表面積および量の微粉コークスを添加し、溶接
作業性を試験した。第１表は使用した微粉コークスの化
学組成、第２表は試験の結果を示している。
第 １ 表 （ｔｌｆｆｆｉ：％）第 ２
表 Ｏ・・・良好 Ｏ・・・普通 ×・・・劣って
いるなお、ここでコークスの粒度を表すのに粒径でなく
比表面積を使用したのは、コークス粉は多孔質であり、
表面が不規則な形状であることから、反応に基づく溶接
作業性試験との対応が最も顕著に表れるからである。
表 Ｏ・・・良好 Ｏ・・・普通 ×・・・劣って
いるなお、ここでコークスの粒度を表すのに粒径でなく
比表面積を使用したのは、コークス粉は多孔質であり、
表面が不規則な形状であることから、反応に基づく溶接
作業性試験との対応が最も顕著に表れるからである。
この結果でみる如く、比表面積が５〜８ｍ２／ｇｒのも
ので、添加量が０．１〜０．３重量％のものが、スラグ
状態も良好で、かつアーク状態、スパッタ状態とも全て
において優れていることが分った。
ので、添加量が０．１〜０．３重量％のものが、スラグ
状態も良好で、かつアーク状態、スパッタ状態とも全て
において優れていることが分った。
コークスの比表面積は５ｍ２／ｇｒ以下ではコークスの
粒径が粗いためにアークが荒く、逆に８ｍ２／ｇｒ以上
では粒径が細か過ぎてアークの指向性がなくなり、５〜
８ｍ２／ｇ ｒの範囲のものが良好であった。
粒径が粗いためにアークが荒く、逆に８ｍ２／ｇｒ以上
では粒径が細か過ぎてアークの指向性がなくなり、５〜
８ｍ２／ｇ ｒの範囲のものが良好であった。
コークスの添加量についても、前記５〜８ｍ２／ｇｒの
比表面積のコークスについて試験した結果、０．１％よ
り少ないとアーク状態、スパッタ状態とも不良で、０．
３％より多いとこれまた同様の結果となり、結局０．１
〜０．３％のコークス添加量が好ましいことが判明した
。
比表面積のコークスについて試験した結果、０．１％よ
り少ないとアーク状態、スパッタ状態とも不良で、０．
３％より多いとこれまた同様の結果となり、結局０．１
〜０．３％のコークス添加量が好ましいことが判明した
。
前記以外の比表面積の粉コークスや、その添加量では、
たとえ硫化物が添加されていても、スラグの状態までも
不良となることから、比表面積が５〜８ｍ２／ｇｒの粉
コークスを、硫化物を予め０．０５〜０．２０重量％添
加した被覆中に０．１〜０．３重量％添加することによ
り、作業性の良好な被覆アーク溶接棒を得ることができ
る。なお比表面積が５〜８ ｍ ２／ ｇ ｒとは他の
単位で表現すれば７４ＪＬ以下が約９０％以上程度（２
００メツシユ）の粒度のものである。
たとえ硫化物が添加されていても、スラグの状態までも
不良となることから、比表面積が５〜８ｍ２／ｇｒの粉
コークスを、硫化物を予め０．０５〜０．２０重量％添
加した被覆中に０．１〜０．３重量％添加することによ
り、作業性の良好な被覆アーク溶接棒を得ることができ
る。なお比表面積が５〜８ ｍ ２／ ｇ ｒとは他の
単位で表現すれば７４ＪＬ以下が約９０％以上程度（２
００メツシユ）の粒度のものである。
なお、比表面積の測定は次のＢＥＴ簡便法を用いた。す
なわち、試料を液体窒素（−１９５，８℃）で冷却し、
試料の表面に吸着する窒素量を測定することによって、
ＢＥＴの式の勾配から単分子膜形成に要する窒素量を算
出し、試料の表面積を求め、これを試料の重量で除して
算出した。
なわち、試料を液体窒素（−１９５，８℃）で冷却し、
試料の表面に吸着する窒素量を測定することによって、
ＢＥＴの式の勾配から単分子膜形成に要する窒素量を算
出し、試料の表面積を求め、これを試料の重量で除して
算出した。
第３表に示すような基本配合の被覆剤からなる被覆アー
ク溶接棒の被覆中に、硫化物を０．１０％、コークスを
０．３％添加したものを用いて実験を行った。
ク溶接棒の被覆中に、硫化物を０．１０％、コークスを
０．３％添加したものを用いて実験を行った。
第 ３ 表 （％）
心線 ５．０φＸ７００ｍｍ
被覆径 ９．５０ｍｍφ
固着剤 珪酸ソーダ水溶液
乾燥 １５０℃
その結果、アークが安定で且っスラグ状態およびスパッ
タ状態が良く、溶接作業性の良好な被覆アーク溶接棒を
造ることができた。
タ状態が良く、溶接作業性の良好な被覆アーク溶接棒を
造ることができた。
今回の実験で実施したものは、低水素系、鉄粉低水素系
であったが、これ以外のすべての被覆系でも同様な結果
を得られることは言うまでもない。
であったが、これ以外のすべての被覆系でも同様な結果
を得られることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
本発明の被覆アーク溶接棒は、予め被覆中に硫化鉄、硫
酸カルシウムなどの硫化物を添加しであるものに、比較
的微細な粉コークスを混入することにより、両者の相乗
効果によって、アーク状態、スラグ状態およびスパッタ
状態等のすべての項目を満足する効果を奏する。
酸カルシウムなどの硫化物を添加しであるものに、比較
的微細な粉コークスを混入することにより、両者の相乗
効果によって、アーク状態、スラグ状態およびスパッタ
状態等のすべての項目を満足する効果を奏する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 被覆アーク溶接棒の被覆中に硫化物を含有せしめた
被覆アーク溶接棒において、 前記被覆中に比表面積が５〜８ｍ＾２／ ｇｒの粉コークスを０．１〜０．３重量％添加してなる
ことを特徴とする被覆アーク溶接棒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13621086A JPS62292299A (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | 被覆ア−ク溶接棒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13621086A JPS62292299A (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | 被覆ア−ク溶接棒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62292299A true JPS62292299A (ja) | 1987-12-18 |
Family
ID=15169886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13621086A Pending JPS62292299A (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | 被覆ア−ク溶接棒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62292299A (ja) |
-
1986
- 1986-06-13 JP JP13621086A patent/JPS62292299A/ja active Pending
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