JPS62292271A - コ−ナ部の溶接補修方法 - Google Patents

コ−ナ部の溶接補修方法

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Publication number
JPS62292271A
JPS62292271A JP13527486A JP13527486A JPS62292271A JP S62292271 A JPS62292271 A JP S62292271A JP 13527486 A JP13527486 A JP 13527486A JP 13527486 A JP13527486 A JP 13527486A JP S62292271 A JPS62292271 A JP S62292271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
cooling
corner part
external surface
temp
Prior art date
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Pending
Application number
JP13527486A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Yamashita
山下 鐵生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ノズルコーナ部の溶接補修後に発生する高引
張残留応力の減少全図るノズルコーナ部の溶接補修方法
に関する。
〔従来の技術〕
一般に第1図に示すノズルコーナ部2は他の部分に比較
して運転状態において内圧等により高引張応力が発生す
る。このノズルコーナ部2に何らかの理由でクラックが
発生した場合、この部分を第2図に示すようにカットし
て溶接補修を施こす。このノズルコーナ部2の溶接補修
後は高引張残留応力が発生するため1通常は応力焼鈍が
実施される1、しかし9種々の制約条件によってこの応
力焼鈍なしで使用される場合がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
溶接補修後は、この補修部表面及び内部に大きな引張り
の残留応力が発生する。ノズルの運転状態においては、
このコーナ部において、内圧等により大きな引張応力が
更に発生するため。
この残留応力を残したまま使用するとなると。
この残留応力に更に引張応力が加わる状態となってノズ
ルコーナ部には非常に大きな高応力が発生することにな
る。この様な高引張応力は。
応力腐食割れの発生に大きな影響を与えるため。
特に原子力機器においては極力これを防止しなければな
らない。
本発明はこのような問題に鑑みなされたものであり、そ
の目的とするところは簡単な方法で。
この溶接補修において溶接補修後の応力焼鈍なしでも補
修部に発生する高引張残留応力を減少させる溶接補修方
法を得ようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記問題点を解決するために、ノズルコーナ
部を溶接補修する場合に、ノズルの外表面を溶接補修す
る間中、及びノズル部温度が常温に戻る間中を断熱して
溶接補修するものである。すなわち、ノズルコーナ部の
クラックに対し溶接補修する方法において、ノズルの外
表面を溶接補修する間中、及びノズル部温度が常温に戻
る間中を断熱してノズルコーナ部の溶接補修することを
特徴とするコーナ部の溶接補修方法を提供するものであ
る。
〔作用〕
本発明の溶接補修方法は上記のような補修方法となるの
で、ノズルの外表面を断熱することによって、溶接補修
時に与えられる溶接熱が外表面から逃げられないために
外表面部では温度が高くなる。
従って、冷却は内表面のみからの放熱となり。
温度分布は内面で低く外面が高い状態で全体が冷却して
いくようになることから従来の冷却完了後に補修部に発
生した高引張残留応力は、この内面温度が低く、外面温
度が高いことによって、内面冷却後、更に外表面の温度
低下による外表面からの圧縮が加えられることにより、
従来よりも減少することになる溶接補修方法である0 〔実施例〕 以下1本発明を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。第1図は一般的な実施例に係るノズル容器の断
面図、第2図は第1図のノズルコーナ部の拡大図、第3
図は一般的な実施例に係る溶接補修時、及び冷却時の補
修部変形状態の説明図、第4図は本発明の一実施例に係
るノズルコーナ部の冷却時温度分布状態の説明図、第6
図は本実施例に係る溶接時から冷却完了までの補修部の
全応カー全ひずみ線図の説明図である。第1図のノズル
1において1 コーナ部2の溶接補修部(第2図の3)
及びその近傍は溶接補修時において非常に高温となシ、
膨張しようとする1(第3図の4)が1周囲の剛性の高
い低温域のために膨張し切れず圧縮の塑性ひずみが発生
する。冷却時すなわち溶接補修部が冷却し始めると、こ
の溶接補修部は第3図の5のように収縮しようとするが
、今度は周囲に引張られて、冷却完了後は引張残留応力
を発生するようになる。周囲は逆に圧縮の残留応力が残
るようになる。しかしながら、第4図の6のように外表
面を断熱することによって冷却時に外表面付近の温度が
外表面断熱6のため逃げず。
温度は内面から冷却されるようになシ温度分布として第
4図の7に示すような内面像、外面高の温度勾配を持つ
ようになる。従来であれば温度分布は第5図の8のよう
に、内表面と外表面はほとんど同程度に冷却していく。
従って外表面を断熱することにより、ノズルコーナ部2
では外表面よシ早く冷却完了するため、ノズルコーナ部
2の冷却完了後、更に外表面部の冷却によって周囲から
の圧縮力が作用し。
引張残留応力が緩和される形となる。溶接から冷却完了
までの補修部における応力−ひずみ挙動を示すと第6図
に示すようになシ、従来の冷す0 〔発明の効果〕 以上、具体的に説明したように1本発明によれば溶接補
修後に補修部に発生する引張シの高残留応力を減少させ
ることができることと、これに伴ってノズルコーナ部に
発生する応力腐食割れの防止に役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な実施例に係るノズル容器の断面図、第
2図は第1図のノズルコーナ部の拡大図、第3図は一般
的な実施例に係る溶接補修時、及び冷却時の補修部の変
形状態の説明図。 第4図は本発明の一実施例に係るノズルコーナ部の冷却
時温度分布状態の説明図、第5図は従来の溶接補修時に
おける冷却時のノズル部温度分布状態の説明図、第6図
は本実施例に係る溶接時から冷却完了までの補修部の全
店カー全ひずみ線図の説明図である。 ■・・・ノズル、2・・・ノズルコーナ部、3・・・溶
接補修部、4・・・膨張域、5・・・収縮域、6・・・
断熱。 7.8・・・温度分布、9・・・従来の冷却完了後の残
留応力、10・・・本発明による冷却完了後の残留応力

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ノズルコーナ部のクラックに対し溶接補修する方法にお
    いて、ノズルの外表面を溶接補修する間中、及びノズル
    部温度が常温に戻る間中を断熱してノズルコーナ部の溶
    接補修することを特徴とするコーナ部の溶接補修方法。
JP13527486A 1986-06-11 1986-06-11 コ−ナ部の溶接補修方法 Pending JPS62292271A (ja)

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JPS62292271A true JPS62292271A (ja) 1987-12-18

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