JPH10103325A - ボルトによるフランジの締め付け方法 - Google Patents

ボルトによるフランジの締め付け方法

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JPH10103325A
JPH10103325A JP25348896A JP25348896A JPH10103325A JP H10103325 A JPH10103325 A JP H10103325A JP 25348896 A JP25348896 A JP 25348896A JP 25348896 A JP25348896 A JP 25348896A JP H10103325 A JPH10103325 A JP H10103325A
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JP
Japan
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bolt
tightening
cooling fluid
cooling
flanges
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JP25348896A
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English (en)
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Takashi Ashiba
葉 高 芦
Shuji Takeda
田 周 二 武
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P19/00Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
    • B23P19/04Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for assembling or disassembling parts
    • B23P19/06Screw or nut setting or loosening machines
    • B23P19/067Bolt tensioners
    • B23P19/068Bolt tensioners by using heating means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボルトの加熱後の冷却工程において、ボルト
の冷却時間を短縮し、フランジの温度上昇を抑制する。 【解決手段】 まず、互いに重ね合わされた一対のフラ
ンジ3a, 3bのボルト穴30a, 30bにボルト1を
貫通させる。そして、ボルト1の雄ねじ部11,12に
対してそれぞれナット4, 5を螺合させて所定量だけ締
め付ける(仮締め工程)。次に、ボルト1の中心貫通孔
15内に挿入した棒状ヒータによって、ボルト1をフラ
ンジ3a, 3bの温度より100〜200℃高い温度ま
で加熱する(加熱工程)。次に、ボルト1の雄ねじ部1
2に対して下半ナット5を所定量だけ締め付ける(増締
め工程)。次に、上半フランジ3aの冷却流体通路7a
からボルト穴30a, 30b内に冷却流体を流入させ
(矢印A)、この冷却流体を下半フランジ3bの冷却流
体通路7bから流出させることにより(矢印B)、ボル
ト1を常温まで冷却する(冷却工程)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フランジのボルト
穴を貫通するボルトによって一対のフランジを締め付け
る方法に係り、とりわけ、一旦加熱して軸方向に膨張さ
せたボルトに対してナットを増締めし、その後ボルトを
冷却させることにより一対のフランジ同士を強力に締め
付ける方法における、冷却工程の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば蒸気タービンの上下二分割
された一対のケーシング(上半ケーシング及び下半ケー
シング)同士を締結する場合、この一対のケーシングに
それぞれ設けられたフランジ(上半フランジ及び下半フ
ランジ)同士を多数のボルトによって締め付けている。
すなわち、この一対のケーシングのフランジは互いに対
応する多数のボルト穴を有し、これらのボルト穴をそれ
ぞれ貫通するボルトと、これらのボルトに対して螺合す
るナットとによって、一対のフランジ同士を締め付ける
ようにしている。そして、蒸気タービンのケーシング内
部から高温・高圧の蒸気が漏洩するのを防ぐために、一
旦加熱して軸方向に膨張させたボルトに対してナットを
増締めし、その後ボルトを冷却させることにより一対の
フランジ同士を強力に締め付ける方法(いわゆる「焼き
締め」の方法)が採られている。
【0003】このようなボルトによるフランジの締め付
け方法の例が、図5に示されている。図5において、一
対のフランジ(上半フランジ3a及び下半フランジ3
b)が互いに重ね合わされている。この一対のフランジ
3a, 3bは、互いに対応するボルト穴30a, 30b
を有している。また、この一対のフランジ3a, 3bの
ボルト穴30a, 30bを貫通するボルト1は、両端に
形成された雄ねじ部11, 12を有している。そして、
ボルト1の両端の雄ねじ部11, 12には、それぞれ上
半ナット4と下半ナット5とが螺合するようになってい
る。また、このボルト1には、軸方向の中心貫通孔15
が形成されている。
【0004】ボルト1による一対のフランジ3a, 3b
の締め付けを行う場合、まず一対のフランジ3a, 3b
のボルト穴30a, 30bにボルト1を貫通させ、ボル
ト1の雄ねじ部11, 12に対してそれぞれナット4,
5を螺合させて所定量だけ締め付ける(仮締め工程)。
【0005】次に、ボルト1の中心貫通孔15内に挿入
した棒状ヒータ2によって、ボルト1をフランジ3a,
3bの温度より100〜200℃高い温度まで加熱する
(加熱工程)。このとき、ボルト1の軸方向におけるボ
ルト1と一対のフランジ3a, 3bとの間の熱膨張差に
より、下半フランジ3bの表面と下半ナット5との間に
隙間6が生ずる。次に、この加熱されたボルト1の雄ね
じ部12に対して下半ナット5を所定量だけ締め付ける
(増締め工程)。
【0006】次に、ボルト1の中心貫通孔15から棒状
ヒータ2を抜き取り、ボルト1を常温まで自然冷却させ
る(冷却工程)。このとき、ボルト1が冷却に伴って収
縮し、元の長さに戻ろうとする結果、一対のナット4,
5によって一対のフランジ3a, 3b同士が強力に締め
付けられる。そして、一対のフランジ3a, 3b同士を
締め付ける力の反作用によって、ボルト1に軸方向の延
びが生ずる。
【0007】ボルト1の温度が常温まで戻ったら、ボル
ト1に目標とする締結力に応じた必要十分な延びが生じ
ているか否かが確認される。その結果、そのような必要
十分な延びが得られていなかった場合は再度、上記加熱
工程〜冷却工程と、ボルト1の延びの確認作業とが繰り
返される。そして、以上のような一連の作業は、全ての
ボルト1について上記必要十分な延びが得られるまで繰
り返し行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
ボルトによるフランジの締め付け方法には、以下のよう
な問題点がある。すなわち、上記冷却工程においてボル
ト1を自然冷却させているので、100〜200℃に加
熱されたボルト1が常温まで冷却されるのに、通常で半
日以上待ってから、ボルト1の延びを確認しているの
で、この冷却工程に要する時間がフランジの締め付け作
業の時間短縮の最大のネックとなっている。
【0009】特に、蒸気タービンの一対のケーシング3
a, 3bを締め付ける場合は、通常50本程度のボルト
1を用いており、このうちの4〜6本のボルト1毎に上
記加熱工程〜増締め工程を行って行くようにしている。
この場合、冷却工程においてボルト1が自然冷却する間
に、ボルト1からの伝熱でケーシング3a, 3bの温度
が上昇する。そして、ケーシング3a, 3bの温度が上
昇すると、次に加熱工程〜増締め工程を行うボルト1
は、ケーシング3a, 3bとの所定の温度差を得る必要
上、より高い温度まで加熱しなければならない。従っ
て、このような作業を繰り返して行くと、次第にケーシ
ング3a, 3bの温度が上昇し、これに伴ってボルト1
の加熱温度も上昇して行き、ついにはボルト1の加熱温
度がヒータ2の加熱能力の限界を超えて、締め付け作業
の続行が不可能となる場合もある。
【0010】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、ボルトの加熱後の冷却工程において、よ
り短時間でボルトを常温まで冷却することにより、作業
時間の短縮を図るとともに、フランジの温度上昇を抑制
することにより、ボルトの加熱温度が高くなり過ぎるこ
とを防止することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の手段は、互いに対
応するボルト穴を有する一対のフランジ同士を、そのボ
ルト穴を貫通するとともに両端に雄ねじ部を有するボル
トと、このボルトの各雄ねじ部に螺合するナットとによ
って締め付ける、フランジの締め付け方法において、予
め、前記各フランジに、前記ボルト穴とフランジの外部
とを連通する冷却流体通路を形成しておくとともに、前
記ボルトを前記フランジのボルト穴に貫通させ、前記ボ
ルトの各雄ねじ部に対して前記ナットを螺合させて所定
量だけ締め付ける仮締め工程と、前記ボルトを加熱して
軸方向に熱膨張させる加熱工程と、この加熱されたボル
トの雄ねじ部に対して前記ナットを所定量だけ締め付け
る増締め工程と、一方の前記フランジの冷却流体通路か
ら前記ボルト穴内に冷却流体を流入させ、この冷却流体
を他方の前記フランジの冷却流体通路から流出させて前
記ボルトを冷却する冷却工程とを備えたことを特徴とす
るボルトによるフランジの締め付け方法である。
【0012】この第1の手段によれば、冷却工程におい
てボルト穴内に冷却流体を流してボルトを冷却すること
により、自然冷却させる場合に比べて短時間でボルトを
常温まで冷却することができる。また、このことによ
り、冷却工程におけるボルトから一対のフランジへの伝
熱が緩和され、一対のフランジの温度上昇が抑制され
る。
【0013】第2の手段は、互いに対応するボルト穴を
有する一対のフランジ同士を、そのボルト穴を貫通する
とともに両端に雄ねじ部を有するボルトと、このボルト
の各雄ねじ部に螺合するナットとによって締め付ける、
フランジの締め付け方法において、予め、前記ボルトの
両端に対応する一対の座金であって、それぞれ半径方向
に貫通した冷却流体通路を有する一対の座金を用意する
とともに、前記ボルトを前記フランジのボルト穴に貫通
させ、前記ボルトの各雄ねじ部に前記座金を通し、この
座金の外側から雄ねじ部に対して前記ナットを螺合させ
て所定量だけ締め付ける仮締め工程と、前記ボルトを加
熱して軸方向に熱膨張させる加熱工程と、この加熱され
たボルトの雄ねじ部に対して前記ナットを所定量だけ締
め付ける増締め工程と、一方の前記座金の冷却流体通路
から前記ボルト穴内に冷却流体を流入させ、この冷却流
体を他方の前記座金の冷却流体通路から流出させて前記
ボルトを冷却する冷却工程とを備えたことを特徴とする
ボルトによるフランジの締め付け方法である。
【0014】この第2の手段によれば、上記第1の手段
と同様、冷却工程においてボルト穴内に冷却流体を流し
てボルトを冷却することにより、自然冷却させる場合に
比べて短時間でボルトを常温まで冷却することができ
る。また、このことにより、冷却工程におけるボルトか
ら一対のフランジへの伝熱が緩和され、一対のフランジ
の温度上昇が抑制される。また、一対の座金の冷却流体
通路によってボルト穴内に冷却流体を流すようにしてい
るので、一対のフランジ自体に冷却流体通路を設ける必
要がない。
【0015】第3の手段は、第1または第2の手段にお
いて、予め、前記ボルトに軸方向の中心貫通孔を形成し
ておくとともに、前記冷却工程において更に、前記ボル
トの中心貫通孔の一側から冷却流体を流入させ、この冷
却流体を前記貫通孔の他側から流出させて前記ボルトを
冷却するようにしている。
【0016】この第3の手段によれば、第1または第2
の手段の冷却工程において、更にボルトの中心貫通孔側
からも冷却流体による冷却が行われるので、第1または
第2の手段より更に短時間でボルトを常温まで冷却する
ことができ、一対のフランジの温度上昇も更に抑制され
る。
【0017】第4の手段は、互いに対応するボルト穴を
有する一対のフランジ同士を、そのボルト穴を貫通する
とともに両端に雄ねじ部を有するボルトと、このボルト
の各雄ねじ部に螺合するナットとによって締め付ける、
フランジの締め付け方法において、予め、前記ボルトに
軸方向の中心貫通孔を形成しておくとともに、前記ボル
トの中央部外周に断熱材を巻き付け、このボルトを前記
フランジのボルト穴に貫通させ、前記ボルトの各雄ねじ
部に対して前記ナットを螺合させて所定量だけ締め付け
る仮締め工程と、前記ボルトを加熱して軸方向に熱膨張
させる加熱工程と、この加熱されたボルトの雄ねじ部に
対して前記ナットを所定量だけ締め付ける増締め工程
と、前記ボルトの中心貫通孔の一側から冷却流体を流入
させ、この冷却流体を他側から流出させて前記ボルトを
冷却する冷却工程とを備えたことを特徴とするボルトに
よるフランジの締め付け方法である。
【0018】この第4の手段によれば、冷却工程におい
てボルトの中心貫通穴内に冷却流体を流してボルトを冷
却することにより、自然冷却させる場合に比べて短時間
でボルトを常温まで冷却することができる。また、ボル
トの中央部外周に巻き付けた断熱材によって、加熱工程
及びその後の冷却工程におけるボルトから一対のフラン
ジへの伝熱が緩和され、一対のフランジの温度上昇が抑
制される。
【0019】第5の手段は、第1乃至第4の手段のいず
れかにおいて、前記ボルト及び前記ボルトの一端の雄ね
じ部に螺合するナットに代えて、一端に頭部を有し他端
に雄ねじ部を有するボルトを用いるものである。
【0020】この第5の手段によれば、上記第1乃至第
4の手段のいずれかにおいて、一端に頭部を有し他端に
雄ねじ部を有するボルトを用いて、同様の作用を得るこ
とができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1乃至図4は本発明によ
る実施の形態を示す図である。なお、図1乃至図4に示
す本発明の実施の形態において、図5に示す従来例と同
一の構成部分には同一符号を付して説明する。
【0022】[第1の実施形態]まず、図1乃び図2に
より本発明の第1の実施形態について説明する。図1に
おいて、一対のフランジ(上半フランジ3a及び下半フ
ランジ3b)が互いに重ね合わされている。この一対の
フランジ3a, 3bは、互いに対応する複数のボルト穴
30a, 30bを有している。また、この一対のフラン
ジ3a, 3bの各ボルト穴30a, 30bを貫通するボ
ルト1は、両端に形成された雄ねじ部11, 12と、こ
れらの雄ねじ部11, 12同士の間に形成された胴部
(中央部)10とを有している。そして、ボルト1の両
端の雄ねじ部11, 12には、それぞれ上半ナット4と
下半ナット5とが螺合するようになっている。また、こ
のボルト1には、軸方向の中心貫通孔15が形成されて
いる。
【0023】また、一対のフランジ3a, 3bには、そ
れぞれ冷却流体通路7a, 7bが形成されている。これ
らの冷却流体通路7a, 7bは、それぞれ対応するフラ
ンジ3a, 3bの外面32a, 32bに近い側におい
て、ボルト穴30a, 30bとフランジ3a, 3bの外
部(端面側)とを連通している。
【0024】次に、図1及び図2により、ボルト1によ
る一対のフランジ3a, 3bの締め付け作業について説
明する。まず、図1に示すように、一対のフランジ3
a, 3bのボルト穴30a, 30bにボルト1を貫通さ
せ、ボルト1の雄ねじ部11,12に対してそれぞれナ
ット4, 5を螺合させて所定量だけ締め付ける(仮締め
工程)。
【0025】次に、ボルト1の中心貫通孔15内に挿入
した棒状ヒータ2によって、ボルト1をフランジ3a,
3bの温度より100〜200℃高い温度まで加熱する
(加熱工程)。このとき、ボルト1の軸方向におけるボ
ルト1と一対のフランジ3a, 3bとの間の熱膨張差に
より、下半フランジ3bの表面32bと下半ナット5と
の間に隙間6が生ずる。
【0026】次に、この隙間6が十分に広がった時点
で、ボルト1の雄ねじ部12に対して下半ナット5を所
定量だけ締め付ける(増締め工程)。この場合の下半ナ
ット5の締め付け量は、下記の冷却工程の完了後に、ボ
ルト1の収縮によって目標とする締結力が得られるよう
な量に定められる。
【0027】次に、図2に示すように、ボルト1の中心
貫通孔15から棒状ヒータ2を抜き取り、上半フランジ
3aの冷却流体通路7aからボルト穴30a, 30b内
に冷却流体(例えば冷却空気)を流入させ(矢印A)、
この冷却流体を下半フランジ3bの冷却流体通路7bか
ら流出させる(矢印B)。そして、このボルト穴30
a, 30b内を流れる冷却流体の流れによってボルト1
を冷却し、その温度を常温まで戻す(冷却工程)。
【0028】このとき、ボルト1が冷却に伴って収縮
し、元の長さに戻ろうとする結果、一対のフランジ3
a, 3bの表面32a, 32bに当接する一対のナット
4, 5によって、一対のフランジ3a, 3b同士が強力
に締め付けられる。そして、一対のフランジ3a, 3b
同士を締め付ける力の反作用によって、ボルト1に軸方
向の延びが生ずる。
【0029】ボルト1の温度が常温まで戻った時点で、
ボルト1に目標とする締結力に応じた必要十分な延びが
生じているか否かが確認される。その結果、そのような
必要十分な延びが得られていなかった場合は再度、上記
加熱工程〜冷却工程と、ボルト1の延びの確認作業とが
繰り返される。そして、以上のような一連の作業は、全
てのボルト1について上記必要十分な延びが得られるま
で繰り返し行われる。
【0030】次に、このような構成よりなる本実施形態
の作用について説明する。本実施形態によれば、冷却工
程においてボルト穴内に冷却流体を流してボルトを冷却
することにより、自然冷却させる場合に比べて短時間で
ボルトを常温まで冷却することができる。また、このこ
とにより、冷却工程におけるボルトから一対のフランジ
3a, 3bへの伝熱が緩和され、一対のフランジ3a,
3bの温度上昇が抑制される。
【0031】なお、図2に破線の矢印C, Dで示すよう
に、本実施形態の冷却工程において更に、ボルト1の中
心貫通孔15の一側15aからも冷却流体を流入させ、
この冷却流体を中心貫通孔15の他側15bから流出さ
せてボルト1を冷却するようにしてもよい。この場合、
冷却工程において、ボルト1の外側のみならず、ボルト
1の中心貫通孔15側からも冷却流体による冷却が行わ
れるので、更に短時間でボルト1を常温まで冷却するこ
とができ、一対のフランジ3a, 3bの温度上昇も更に
抑制される。
【0032】[第2の実施形態]次に、図3により本発
明の第2の実施形態について説明する。なお、図3に示
す本実施形態において、図1及び図2に示す上記第1の
実施形態と同一の構成部分には同一符号を付すととも
に、詳細な説明は省略する。
【0033】図3に示すように、本実施形態において
は、一対のフランジ3a, 3bに、図1に示す上記第1
の実施形態のような冷却流体通路7a, 7bは形成され
ていない。また、上記第1の実施形態と異なり、ボルト
1の両端に対応する一対の座金(上半座金8a及び下半
座金8b)が用いられている。これらの一対の座金8
a, 8bは、それぞれ半径方向に貫通した冷却流体通路
9a, 9bを有している。なお、それ以外のボルト1、
一対のフランジ3a, 3b、一対のナット4, 5、及び
ヒータ2(図1参照)の構成については上記第1の実施
形態と同様である。
【0034】次に、ボルト1による一対のフランジ3
a, 3bの締め付け作業について説明する。まず、本実
施形態の仮締め工程においては、フランジ3a, 3bの
ボルト穴30a, 30bにボルト1を貫通させ、ボルト
1の雄ねじ部11, 12にそれぞれ対応する座金8a,
8bを通し、この座金8a, 8bの外側から雄ねじ部1
1, 12に対してそれぞれナット4, 5を螺合させて所
定量だけ締め付ける。そして、その後で上記第1の実施
形態と同様の加熱工程と増締め工程が行われる。
【0035】次に、本実施形態の冷却工程においては、
上半座金8aの冷却流体通路9aからボルト穴30a,
30b内に冷却流体を流入させ(矢印E)、この冷却流
体を下半座金8bの冷却流体通路9bから流出させる
(矢印F)。そして、このボルト穴30a, 30b内を
流れる冷却流体の流れによってボルト1を冷却し、その
温度を常温まで戻すようにしている。なお、その他の作
業内容は上記第1の実施形態と同様である。
【0036】次に、このような構成よりなる本実施形態
の作用について説明する。本実施形態によれば、上記第
1の実施形態と同様、冷却工程においてボルト穴30
a, 30b内に冷却流体を流してボルト1を冷却するこ
とにより、自然冷却させる場合に比べて短時間でボルト
1を常温まで冷却することができる。また、このことに
より、冷却工程におけるボルト1から一対のフランジ3
a, 3bへの伝熱が緩和され、一対のフランジ3a, 3
bの温度上昇が抑制される。
【0037】また、一対の座金8a, 8bの冷却流体通
路9a, 9bによってボルト穴30a, 30b内に冷却
流体を流すようにしているので、上記第1の実施形態の
ように一対のフランジ3a, 3b自体に冷却流体通路7
a, 7b(図2参照)を設ける必要がない。
【0038】なお、図3に破線の矢印C, Dで示すよう
に、本実施形態の冷却工程において更に、ボルト1の中
心貫通孔15の一側15aからも冷却流体を流入させ、
この冷却流体を中心貫通孔15の他側15bから流出さ
せてボルト1を冷却するようにしてもよい。この場合、
冷却工程において、ボルト1の外側のみならず、ボルト
1の中心貫通孔15の側からも冷却流体による冷却が行
われるので、更に短時間でボルト1を常温まで冷却する
ことができ、一対のフランジ3a, 3bの温度上昇も更
に抑制される。
【0039】[第3の実施形態]次に、図4により本発
明の第3の実施形態について説明する。なお、図4に示
す本実施形態において、図1及び図2に示す上記第1の
実施形態と同一の構成部分には同一符号を付すととも
に、詳細な説明は省略する。
【0040】図4に示すように、本実施形態において
は、一対のフランジ3a, 3bには、図2に示す上記第
1の実施形態のような冷却流体通路7a, 7bは形成さ
れていない。また、上記第1の実施形態と異なり、ボル
ト1の胴部(中央部)10外周に巻き付けられるシート
状の断熱材40が用いられている。なお、それ以外のボ
ルト1、一対のフランジ3a, 3b、一対のナット4,
5、及びヒータ2(図1参照)の構成については上記第
1の実施形態と同様である。
【0041】次に、ボルト1による一対のフランジ3
a, 3bの締め付け作業について説明する。まず、本実
施形態の仮締め工程においては、フランジ3a, 3bの
ボルト穴30a, 30bにボルト1を貫通させる前に、
ボルト1の胴部外周に断熱材40が巻き付けられる。そ
の他の仮締め工程の作業は、上記第1の実施形態の仮締
め工程の作業と同様である。そして、その後で上記第1
の実施形態と同様の加熱工程と増締め工程とが行われ
る。
【0042】次に、本実施形態の冷却工程においては、
ボルト1の中心貫通孔15の一側15aから冷却流体を
流入させ(矢印C)、この冷却流体を中心貫通孔15の
他側15bから流出させる(矢印D)。そして、このボ
ルト1の中心貫通孔15内を流れる冷却流体の流れによ
ってボルト1を冷却し、その温度を常温まで戻すように
している。なお、その他の作業内容は上記第1の実施形
態と同様である。
【0043】次に、このような構成よりなる本実施形態
の作用について説明する。本実施形態によれば、冷却工
程においてボルト1の中心貫通穴15内に冷却流体を流
してボルト1を冷却することにより、自然冷却させる場
合に比べて短時間でボルト1を常温まで冷却することが
できる。また、ボルト1の胴部10外周に巻き付けた断
熱材40によって、加熱工程及びその後の冷却工程にお
けるボルト1から一対のフランジ3a, 3bへの伝熱が
緩和され、一対のフランジ3a, 3bの温度上昇が抑制
される。
【0044】なお、以上の各実施形態において、両端に
雄ねじ部11, 12を有するボルト1と、このボルト1
の雄ねじ部11, 12に螺合する一対のナット4, 5と
を用いる場合について説明したが、これに限らず、一端
にナット4に相当する頭部を有し他端に雄ねじ部を有す
るボルト(例えば六角ボルト等)と、このボルトの雄ね
じ部に螺合する一つのナット(ナット5に相当するも
の)を用いてもよい。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、冷却工程
においてボルト穴内に冷却流体を流してボルトを冷却す
ることにより、自然冷却させる場合に比べて短時間でボ
ルトを常温まで冷却することができる。このため、ボル
トによるフランジの締め付けの作業時間を短縮すること
ができる。また、このことにより、冷却工程におけるボ
ルトから一対のフランジへの伝熱が緩和され、一対のフ
ランジの温度上昇が抑制される。このため、ボルトの加
熱温度が高くなり過ぎることを防止できる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、冷却工程に
おいてボルト穴内に冷却流体を流してボルトを冷却する
ことにより、自然冷却させる場合に比べて短時間でボル
トを常温まで冷却することができる。このため、ボルト
によるフランジの締め付けの作業時間を短縮することが
できる。また、このことにより、冷却工程におけるボル
トから一対のフランジへの伝熱が緩和され、一対のフラ
ンジの温度上昇が抑制される。このため、ボルトの加熱
温度が高くなり過ぎることを防止できる。また、一対の
座金の冷却流体通路によってボルト穴内に冷却流体を流
すようにしているので、一対のフランジ自体に冷却流体
通路を設ける必要がない。
【0047】請求項4記載の発明によれば、冷却工程に
おいてボルトの中心貫通穴内に冷却流体を流してボルト
を冷却することにより、自然冷却させる場合に比べて短
時間でボルトを常温まで冷却することができる。このた
め、ボルトによるフランジの締め付けの作業時間を短縮
することができる。また、ボルトの中央部外周に巻き付
けた断熱材によって、加熱工程及びその後の冷却工程に
おけるボルトから一対のフランジへの伝熱が緩和され、
一対のフランジの温度上昇が抑制される。このため、ボ
ルトの加熱温度が高くなり過ぎることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフランジの締め付け方法の第1の
実施形態における、加熱工程〜増締め工程を示す縦断面
図。
【図2】本発明によるフランジの締め付け方法の第1の
実施形態における、冷却工程を示す縦断面図。
【図3】本発明によるフランジの締め付け方法の第2の
実施形態における、冷却工程を示す縦断面図。
【図4】本発明によるフランジの締め付け方法の第3の
実施形態における、冷却工程を示す縦断面図。
【図5】従来のフランジの締め付け方法における、加熱
工程〜増締め工程の例を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 ボルト 2 ヒータ 3a 上半フランジ 3b 下半フランジ 4 上半ナット 5 下半ナット 7a, 7b、9a, 9b 冷却流体通路 8a 上半座金 8b 下半座金 10 胴部(中央部) 11, 12 雄ねじ部 15 中心貫通孔 30a, 30b ボルト穴 40 断熱材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに対応するボルト穴を有する一対のフ
    ランジ同士を、そのボルト穴を貫通するとともに両端に
    雄ねじ部を有するボルトと、このボルトの各雄ねじ部に
    螺合するナットとによって締め付ける、フランジの締め
    付け方法において、 予め、前記各フランジに、前記ボルト穴とフランジの外
    部とを連通する冷却流体通路を形成しておくとともに、 前記ボルトを前記フランジのボルト穴に貫通させ、前記
    ボルトの各雄ねじ部に対して前記ナットを螺合させて所
    定量だけ締め付ける仮締め工程と、 前記ボルトを加熱して軸方向に熱膨張させる加熱工程
    と、 この加熱されたボルトの雄ねじ部に対して前記ナットを
    所定量だけ締め付ける増締め工程と、 一方の前記フランジの冷却流体通路から前記ボルト穴内
    に冷却流体を流入させ、この冷却流体を他方の前記フラ
    ンジの冷却流体通路から流出させて前記ボルトを冷却す
    る冷却工程とを備えたことを特徴とするボルトによるフ
    ランジの締め付け方法。
  2. 【請求項2】互いに対応するボルト穴を有する一対のフ
    ランジ同士を、そのボルト穴を貫通するとともに両端に
    雄ねじ部を有するボルトと、このボルトの各雄ねじ部に
    螺合するナットとによって締め付ける、フランジの締め
    付け方法において、 予め、前記ボルトの両端に対応する一対の座金であっ
    て、それぞれ半径方向に貫通した冷却流体通路を有する
    一対の座金を用意するとともに、 前記ボルトを前記フランジのボルト穴に貫通させ、前記
    ボルトの各雄ねじ部に前記座金を通し、この座金の外側
    から雄ねじ部に対して前記ナットを螺合させて所定量だ
    け締め付ける仮締め工程と、 前記ボルトを加熱して軸方向に熱膨張させる加熱工程
    と、 この加熱されたボルトの雄ねじ部に対して前記ナットを
    所定量だけ締め付ける増締め工程と、 一方の前記座金の冷却流体通路から前記ボルト穴内に冷
    却流体を流入させ、この冷却流体を他方の前記座金の冷
    却流体通路から流出させて前記ボルトを冷却する冷却工
    程とを備えたことを特徴とするボルトによるフランジの
    締め付け方法。
  3. 【請求項3】予め、前記ボルトに軸方向の中心貫通孔を
    形成しておくとともに、 前記冷却工程において更に、前記ボルトの中心貫通孔の
    一側から冷却流体を流入させ、この冷却流体を前記貫通
    孔の他側から流出させて前記ボルトを冷却することを特
    徴とする請求項1または2記載のボルトによるフランジ
    の締め付け方法。
  4. 【請求項4】互いに対応するボルト穴を有する一対のフ
    ランジ同士を、そのボルト穴を貫通するとともに両端に
    雄ねじ部を有するボルトと、このボルトの各雄ねじ部に
    螺合するナットとによって締め付ける、フランジの締め
    付け方法において、 予め、前記ボルトに軸方向の中心貫通孔を形成しておく
    とともに、 前記ボルトの中央部外周に断熱材を巻き付け、このボル
    トを前記フランジのボルト穴に貫通させ、前記ボルトの
    各雄ねじ部に対して前記ナットを螺合させて所定量だけ
    締め付ける仮締め工程と、 前記ボルトを加熱して軸方向に熱膨張させる加熱工程
    と、 この加熱されたボルトの雄ねじ部に対して前記ナットを
    所定量だけ締め付ける増締め工程と、 前記ボルトの中心貫通孔の一側から冷却流体を流入さ
    せ、この冷却流体を他側から流出させて前記ボルトを冷
    却する冷却工程とを備えたことを特徴とするボルトによ
    るフランジの締め付け方法。
  5. 【請求項5】前記ボルト及び前記ボルトの一端の雄ねじ
    部に螺合するナットに代えて、一端に頭部を有し他端に
    雄ねじ部を有するボルトを用いる請求項1乃至4のいず
    れかに記載のボルトによるフランジの締め付け方法。
JP25348896A 1996-09-25 1996-09-25 ボルトによるフランジの締め付け方法 Pending JPH10103325A (ja)

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