JPS62291619A - 液晶素子 - Google Patents

液晶素子

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JPS62291619A
JPS62291619A JP13377686A JP13377686A JPS62291619A JP S62291619 A JPS62291619 A JP S62291619A JP 13377686 A JP13377686 A JP 13377686A JP 13377686 A JP13377686 A JP 13377686A JP S62291619 A JPS62291619 A JP S62291619A
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JP
Japan
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liquid crystal
film
films
monomolecular
substrate
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Application number
JP13377686A
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English (en)
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Osamu Takamatsu
修 高松
Takeshi Eguchi
健 江口
Yoshinori Tomita
佳紀 富田
Hiroshi Matsuda
宏 松田
Kiyoshi Takimoto
瀧本 清
Akira Tsuboyama
明 坪山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1337Surface-induced orientation of the liquid crystal molecules, e.g. by alignment layers
    • G02F1/133711Surface-induced orientation of the liquid crystal molecules, e.g. by alignment layers by organic films, e.g. polymeric films

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、液晶表示素子や液晶−光シャッタ等で用いる
液晶素子、特に強誘電性液晶を用いた液晶素子に関し、
更に詳しくは液晶分子の初期配向状態を改善することに
より1表示特性を改善した液晶素子に関するものである
[従来の技術] 強誘電性液晶分子の屈折率異方性を利用して偏光素子と
の組み合わせにより透過光線を制御する型の表示素子が
クラーク(C:1ark)及びラガーウオル(Lage
rwal l)により提案されている(特開昭56−1
07216号公報、米国特許第4367924号明細書
等)。この強誘電性液晶は、一般に特定の温度域におい
て、カイラルスメクチックC相(SIIC″)又はH相
(SmH”)を有し、この状態において、加えられる電
界に応答して第1の光学的安定状態と第2の光学的安定
状態のいずれかを取り、且つ電界の印加のないときはそ
の状態を維持する性質、すなわち双安定性を有し、また
電界の変化に対する応答も速やがてあり、高速ならびに
記憶型の表示素子としての広い利用か期待されている。
この双安定性を有する液晶を用いた光学変調素子か所定
の駆動特性を発揮するためには、一対の平行基板間に配
置される液晶が、電界の印加状態とは無関係に、上記2
つの安定状態の間での変換が効果的に起るような分子配
列状態にあることが必要である。たとえばSac”また
はSs)!”相を有する強誘電性液晶については、 S
ac”またはSd”相を有する液晶分子相が基板面に対
して垂直て、したかって液晶分子軸か基板面にほぼ平行
に配列した領域(モノドメイン)が形成される必要があ
る。
ところで、強誘電性液晶の配向方法としては。
一般にラビング処理や斜方蒸着処理などによる一軸性配
向処理を施した配向制御膜を用いる方法が知られている
この従来からの配向方法は、そのほとんどが双安定性を
示さないらせん構造をもつ強誘電性液晶に対するもので
あった0例えば、特開昭60−2:10635号公報に
開示された配向方法は、双安定性を示さないらせん構造
の状態下で強誘電性液晶をラビング処理したポリイミド
膜によって配向制御するものであった。
しかしながら、前述した如きの従来の配向制御膜をクラ
ークとラガウオールによって発表された双安定性を示す
非らせん構造の強誘電性液晶に対する配向制御に適用し
た場合には、下述の如き問題点を有していた。
[発明が解決しようとする問題点] すなわち、本発明者らの実験によれば、従来の配向制u
4膜によって配向させて得られた非らせん構造の強誘電
性液晶でのチルト角(後述の第3図に示す角度)からせ
ん構造をもつ強誘電性液晶でのチルト角■(後述の第2
図に示す三角錐の頂角の1/2に相当する)と較べて小
さくなっていることが判明した。特に、従来の配向制御
膜によって配向させて得た非らせん構造の強誘電性液晶
でのチルト角θは、一般にlO°程度で、その時の透過
率はせいぜい3〜5%程度であった。
この様に、クラークとラガウオールによれば双安定性を
実現する非らせん構造の強誘電性液晶でのチルト角から
せん構造をもつ強誘電性液晶でのチルト角と同一の角度
をもつはずであるが、実際には非らせん構造でのチルト
角θの方がらせん構造でのチルト角■より小さくなって
いる。しかも、この非らせん構造でのチルト角θがらせ
ん構造てのチルト角0より小さくなる原因が非らせん構
造ての液晶分子のねじれ配列に帰因していることが判明
した。つまり、非らせん構造をもつ強誘電性液晶では、
液晶分子が第4図に示す様に基板の法線に対して上基板
に隣接する液晶分子の軸42より下基板に隣接する液晶
分子の軸43(ねじれ配列の方向44)へ連続的にねじ
れ角δでねじれて配列しており、このことが非らせん構
造でのチルト角θがらせん構造でのチルト角■より小さ
くなる原因となっている。
尚、図中41は上下基板に形成したラビング処理や斜方
蒸着処理によって得られた一軸性配向軸を表わしている
ところで、液晶の複屈折を利用した液晶素子の場合、直
交ニコル下での透過率は。
で表わされる。前述の非らせん構造におけるチルト角θ
は第1と第2の配向状態でのねじれ配列した液晶分子の
平均分子軸方向の角度として現われることになる。上式
によれば、かかるチルト角0か22.5°の角度の時最
大の透過率となるか、双安定性を実現する非らせん構造
でのチルト角θは大きくて10°程度の角度であり、従
って表示装置としての適用を考慮した時にはその透過率
は3〜5%程度で十分なものとはならない問題がある。
従って、本発明の目的は、前述の問題点を解決すること
、すなわち少なくとも2つの安定状態、特に双安定性を
実現する非らせん構造の強誘電性液晶でのチルト角を増
大し、これによって画素シャッタ開口時の透過率を向上
させた液晶素子を提供することにある。
本発明の別の目的は、強誘電性液晶のモノドメイン形成
に適した配向制御膜を用いた液晶素子を提供することに
ある。
c問題点を解決するための手段]及び[作 用]すなわ
ち、本発明は一対の平行基板と、該一対の平行基板の面
に対して垂直又は略垂直な複数の層を形成している分子
の配列をもつ強誘電性液晶とを有する液晶素子において
、前記一対の平行基板のうち少なくとも一方の基板が前
記複数の層を一方向に優先して配向させる高分子物質の
被膜を有し、特に該高分子物質の被膜が同一分子内に親
木性部分と疎水性部分を併有して単分子膜又は単分子累
積膜として成膜された単量体を重合して得られる高分子
物質により形成され、さらに前記基板表面に前記単分子
膜又は単分子累積膜を一方向に優先して配向させるため
の溝を有することを特徴とする液晶素子である。
以下、本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の液晶素子の一実施態様を示す断面図
である。第1図に示す液晶素子は、一対の平行配置した
表面に溝を有する上基板11a及び下基板11bと、そ
れぞれの基板に配線した透明電極12aと12bを備え
ている。上基板11aと下基板11bとの間には強誘電
性液晶、好ましくは少なくとも2つの安定状態を示す非
らせん構造の強誘電性液晶13が配置されている。
前述した透明電極12aと+2bは、強誘電性液晶13
をマルチプレクシング駆動するために、それぞれストラ
イプ形状で配線され、且つそのストライプ形状が互いに
交差させて配置されていることか好ましい。
本発明の液晶素子は、基板11aとIlbにそれぞれ重
合性単分子膜あるいは単分子累積膜で形成された高分子
物質の被膜からなる配向ル制御flJ14aと14bか
配置されている。
本発明における単分子膜又は単分子累積膜を構成する分
子は、その分子内に重合性部を有し、さらに疎水性部分
及び親木性部分を併有する分子であれば使用可能である
このような分子の重合性部位の構成要素として代表的な
ものは、ビニレン、ビニリデン、アセチレン基等を少な
くとも1個もつ不飽和炭化水素基てあって、直鎖状のも
のも分枝状のものも使用しつる。
これらの重合性部位は疎水性を示すが、他の疎水性部分
を構成する基としては1例えばフェニル、ナフチル、ア
ントラニル等の如き縮合多環フェニル基、ビフェニル、
ターフェニル等の鎖状多環フェニル基等の疎水基等が挙
げられる。これらは各々単独又はその複数が組み合され
て上記分子の疎水性部分を構成する。
一方1M水性部分の4I成要素として最も代表的なもの
は、例えばカルボキシル基及びその金属塩並びにアミン
塩、スルホン酸基及びその金属塩並びにアミン塩、スル
ホンアミド基、アミド基、アミノ基、イミノ基、ヒドロ
キシル基、4級アミノ基、オキシアミノ基、オキシイミ
ノ基、ジアゾニウム基、グアニジン基、ヒドラジン基、
リン酸基、ケイ酸基、アルミン酸基等の親木性基等か挙
げられる。これらも各々単独又はその複数が組み合わさ
れて上記分子の親水性部分を構成する。
ここで、分子内に親木性部分及び疎水性部分を有すると
は、例えば分子が上記のような親水基及び疎水基の両者
を分子内に1つずつ有するか 又は分子内に1つ以上の
親木基及び疎水基を有する場合には、分子全体の構成に
おいである部分が他の部分との関係において親木性てあ
り、−劣後者の部分は前者の部分との関係において疎水
性の関係を有することをいう。
本発明における単分子膜又は単分子累積膜を構成する上
記の如き分子の具体例としては、例えば下記の如き一般
式(I)、(II)で示される分子が挙げられる。
■ R1+CH2←X−R,−−−−−−(I )(式
中、X=C0O,C0NII、 OCO,R+−C1h
−、CI□−CI(−1R2=l+、 −C++=C1
12,l:(CI−13)=CH2,−CH2C1(=
CH2,10≦n≦25を示す) ■ H+ C112q (:= c−c = C+ C
H2)−X−J  (n )(式中、X=C0O,C0
NH,0CO1R2−H,−CI=CHa。
−C(CH3)=CH2,−CI+、(:1l=cH2
,0≦m、n、I口≦ m+n ≦25を示す) 本発明における単分子膜又は単分子累積膜の作成方法の
概要につき、一般に広く知られているクーン(Kutr
s)の研究グループが考案したラングミュア・プロジェ
ット法の成膜装置を使用する場合を例として説明する。
尚、本例ては単分子膜を展開する液体を水として説明を
行う。
まず、前述の分子を成膜分子とし、これをベンゼン、ク
ロロホルム等の揮発性溶媒に溶解する。
この溶液を入れた槽(トラフ)にスポイト等−1″:滴
下し、水相上に該成膜分子の単分子膜を展開する。次に
、単分子膜が水相上を自由に拡散して拡がりすぎないよ
うにするために設けられている浮子(または仕切板)を
動かし、単分子膜の展開面積を縮小して単分子膜が二次
元固体膜の状態になるまで、単分子膜に表面圧をかける
。この表面圧を維持しながら、基板を水面に垂直に且つ
これを横切るように静かに上下させることにより、単分
子膜を基板上に移し取る。単分子膜は以上で製造される
が、単分子累積膜は、前記の上下の操作を繰り返すこと
により所望の累積度の単分子累積膜が形成される。
以上、クーン(にuhm)の成膜装置によって単分子膜
又は単分子累積膜を作成する場合を示したが、本発明に
おける単分子膜又は単分子累積膜を作成するための装置
は上記例に限定されるものではなく、その他水平付着方
法や円筒回転法等のラングミュア・プロジェット法の原
理に基く成膜装置を広く使用することか可能である。
このようにして、基板上に形成される単分子膜又は単分
子累積膜は高密度で高度な秩序性を有しているので、好
適す方法、例えば紫外線あるいはX線等のエネルギーを
照射して単量体を重合することにより、薄く均質な高分
子物質の被膜を形成することができる。これらの高分子
物質の被膜は絶縁膜としても機能をもたせることが可能
で、通常100A 〜1−程度、好ましくは200A 
〜100OAの範囲の膜厚て形成される。
前述した液面上に展開された単分子膜を基板に移し取る
際に、外因子を与えることで、累積後の膜構成分子の配
列もしくは配向を高め、−軸性の配向軸方向の制御が可
能となる。外因子とは具体的には基板表面形状(凸凹)
である。
即ち、本発明では、溝を有する基板、詳しくは0.1μ
m〜lO絡I、好ましくはo、を隔置〜1 gtm程度
のピッチの溝(以下グループと称す)を有する基板を用
いることで、得られる単分子膜又は単分子累積膜の構成
分子の配列や配向性を著しく高め、−軸性配向処理を施
した配向制御膜14aと14bを得ることができる。
本発明では、ガラス基板表面を公知のリソグラフィー技
術によりエツチングすることによりグループを形成する
ことができる。その後、該グループ上に ITO電極を
スパッタリングにより形成し、透明電極基板とする。
しかし、ガラス基板にまずITO電極を形成した後、そ
の上に有機レジストや5i02等のグループを作成した
ものを透明電極基板として用いることもてきる。そして
該グループの形状としては20A〜2000A程度、好
ましくは100A〜100OAの溝の深さを有するエツ
ジの鋭いものが好ましい。
次に、本発明の液晶素子に用いられる一対の平行基板の
面に対して垂直な複数の層を形成している分子の配列を
もつ強誘電性液晶について説明する。
第2図は、らせん構造を用いた強誘電性液晶セルの例を
模式的に描いたものである。21aと21bは、 In
20z 、 5n02やITO(Indium Tin
 0xide)9の透明電極がコートされた基板(ガラ
ス板)であり、その間に複数の液晶分子層22がガラス
基板面に対して垂直な層となるよう配向した5taC”
 (カイラルスメクチックC相)の液晶が封入されてい
る。太線で示した線23が液晶分子を表わしており、こ
の液晶分子2コは、その分子に直交した方向に双極子モ
ーメント(P工)24を有している。この時の五角錐の
頂角をなす角度がかかるらせん構造のカイラルスメクチ
ック相でのチルト角■を表わしている。基板21aと2
1b上の電極間に一定の閾値以上の電圧を印加すると、
液晶分子23のらせん構造がほどけ、双極子モーメント
(P、 ) 24はすべて電界方向に向くよう、液晶分
子23の配向方向を変えることができる。
しかし、このらせん構造を用いた強誘電性液晶は、電界
−無印加時には、もとのらせん構造に復帰するもので、
下達する双安定性を示さない。
本発明の好ましい具体例では、少なくとも2つの安定状
態、特に双安定状態をもつ第3図に示す強誘電性液晶素
子を用いることができる。すなわち、液晶セルの厚さを
充分に薄くした場合(例えばIg)には、第3図に示す
ように電界を印加していない状態ても液晶分子のらせん
構造はほどけ、非らせん構造となり、その双極子モーメ
ントPa又はpbは上向き(34a)又は下向き(:+
4b)のどちらかの状態をとり、双安定状態か形成され
る。このようなセルに第3図に示す如く一定の閾値以上
の極性の異なる電界EaまたはEbを付与すると、双極
子モーメント電界Ea又はEbは電界ベクトルに対応し
て上向き34a又は、下向き34bと向きを変え、それ
に応じて液晶分子は第1の安定状B 33aかあるいは
第2の安定状833bの何れか一方に配向する。この時
の第1と第2の安定状態のなす角度の1/2がチルト角
θに相当している。
このような強誘電性液晶を光学変調素子として用いるこ
との利点は2つある。第1に、応答速度が極めて速いこ
と、第2に液晶分子の配向か双安定性を有することであ
る。第2の点を1例えば第3図によって説明すると、電
界Eaを印加すると液晶分子は第1の安定状態33aに
配向するが、この状態は電界を切っても安定である。又
、逆向きの電界Ebを印加すると、液晶分子は第2の安
定状態33bに配向して、その分子の向きを変えるが、
やはり電界を切ってもこの状態に留っている。このよう
な応答速度の速さと、双安定性によるメモリー効果が有
効に実現されるには、セルとしては出来るだけ薄い方か
好ましく、一般的には、O,S JL〜20鉢、特に1
ル〜5uLが適している。この種の強誘電性液晶を用い
たマトリクス電極構造を有する液晶−電気光学装置は、
例えばクラークとラガバルにより、米国特許第4367
924号明細書で提案されている。
本発明の液晶素子で用いることができる強誘電性液晶と
しては1例えばP−デシロキシベンジリデン−p′−ア
ミノ−2−メチルブチルシンナメート(DOBAMB(
:) 、 P−へキシロキシベンジリデン−p′−アミ
ノ−2−クロルプロピルシンナメート(H(18AcP
c)、P−デシロキシベンジリデン−p′−アミノ−2
−メチルブチル−α−シアノシンナメー)−(DOBA
MBCC)、p−テトラデシロキシベンジリデン−p′
−アミノ−2−メチルブチル−α−シアノシンナメー)
−(TDOBAMBCG) 、  P−才クチルオキシ
ベンジリデン−p′−アミノ−2−メチルブチル−α−
クロロシンナメート(OOBAMBCC)、p−オクチ
ルオキシベンジリデン−p′−アミノ−2−メチルブチ
ル−α−メチルシンナメート、4.4′−アゾキシシン
ナミックアシッド−ビス(2−メチルブチル)エステル
、4−o−(2−メチル)ブチルレゾシリダン−4′−
オクチルアニリン、4−(2’−メチルブチル)フェニ
ル−4′−オクチルオキシビフェニル−4−カルボキシ
レート、4−へキシルオキシフェニル−4−(2″−メ
チルブチル)ビフェニル−4′−カルボキシレート、4
−才クチルオキシフェニル−4−(2″−メチルブチル
)ビフェニル−4′−カルボキシレート、4−へブチル
フェニル−4−(4″−メチルヘキシル)ビフェニル−
4′−カルボキシレート、4−(2″−メチルブチル)
フェニル−4−(4″−メチルヘキシル)ビフェニル−
4′−カルボキシレートなどを挙げることかてき、これ
らは単独又は2種以上組合せて用いることかてき、又強
誘電性を示す範囲で他のコレステリック液晶やスメクチ
ック液晶を含有させることかできる。
又、本発明では強誘電性液晶としてカイラルスメクチッ
ク相を用いることができ、具体的には、カイラルスメク
チックC相(SsC”) 、 H相(SmH”) 、 
 I相(Ssl″)、K相(SmK”)やG相(SmG
”)を用いることができる。
次に、本発明においては、上下配向制御膜の一軸性配向
軸は互いに平行又は交差させることができるが、本発明
では、第5図に示す様に一軸性配向軸を交差させること
が好ましい。すなわち。
第5図に示す様に、上基板と下基板に形成する一軸性配
向処理面では、無電界時にそれぞれの一軸性配向軸51
と52が第4図に示すねじれ配列の方向44とは反対方
向55の角度で交差している。この様な一軸性配向処理
面の存在下にカイラルスメクチック相を該相より高温側
の相よりの降温で配向させた時に、上下基板に隣接する
液晶分子の軸53は互いに平行となる。このカイラルス
メクチック相では降温下で一軸性配向軸51と52の中
間の角度をもって配向したスメクチックA相(SmA)
ての液晶分子の軸54からチルト角θ(又は−〇)をも
って液晶分子か配向し、第1と第2の安定状8(チルト
角0のとき第1の安定状態、チルト角−θの時第2の安
定状態)を形成することができる。
この液晶素子では、直交ニコルの一方の偏光軸56を第
1の安定状態における分子軸方向に対応する液晶分子の
軸53と平行として、他方の偏光軸57を偏光軸56と
直交させた時に最大コントラストを得ることかできる。
本発明の好ましい具体例では、交流印加前処理により前
述したチルトθをらせん構造でのチルト0と等しいか、
あるいは同程度の角度まで増大させることができる。こ
の時のチルト角をθ′とする。この際に用いる交流とし
ては、電圧20〜500ボルト、好ましくは30〜15
0ボルトで周波数lO〜500Hz 、好ましくはlO
〜200Hzを用いることができ、その印加時間を数秒
〜10分間分間下交流印加前処理を施すことができる。
又、かかる交流印加前処理は、液晶素子を例えば映像信
号や情報信号に応じて書込みを行う前の段階で行なわれ
、好ましくはかかる液晶素子を装置に組込み、かかる装
置を操作する時のウェイトタイムで前述の交流印加前処
理を行なうか、あるいはかかる液晶素子の製造時でも交
流印加前処理を施すことができる。
かかる交流印加前処理は、本発明者らが行なった実験、
すなわち第4図又は第5図に示す双安定状態をもつ強誘
電性液晶素子に交流電場を印加すると、印加前のチルト
角θがらせん構造でのチルト■と同程度にまて増大させ
たチルト角θ′とすることかてき、しかも第5図に示す
状態の場合ではかかる交流印加を除去した後てあっても
その増大されたチルト角θ′を維持することができる。
又、かかる交流印加前処理は、自発分極の大きい強誘電
性液晶(例えば25℃で5 nc/c11”以上、好ま
しくは10nc/cm2〜300nc/cm” ; n
cはナノクーロンを示す単位である)に対して有効であ
る。この自発分極は100 pセルて三角波印加法1に
より測定することかできる。
ジャパニーズ・ジャーナル・オブ・アプライドφフィジ
ックス (Japanese Journal of 
AppliedPhysics) 22 (10)号、
 661〜653頁(1983年)に掲載されたケー・
ミャサト(K、旧yasato)らの共著の“ダイレッ
クト・メソッド・クイズ・ドライアングラ−・ウエーブ
ズ・フォー・メジャーリング・スボンタナス・ボーラリ
ゼーション・イン。
フェロエレクトリック・リキッド・クリスタル”(Di
rect Method with Triangul
ar Wavesfor  Measuring  5
pontaneous  Po1arization 
 1nFerroelectric Liquid C
rystal”)による。
本発明では、前述した配向制m膜14aと14bのうち
、一方の配向制g4膜の使用を省略することかできる。
又、本発明の別の具体例では、前述した配向制御膜14
aと14bのうち、一方の配向制御膜を別の配向制御膜
とすることも可能である。この他の配向制御膜を形成す
る被膜としては、例えばポリビニルアルコール、ポリア
ミド、ポリエステル、ポリイミド、ポリアミドイミド、
ポリエステルイミドなどの被膜を挙げることかできる。
又、他の配向制御膜としてSiOやSin、などの無機
物質を斜方蒸着によって形成したものも使用可能である
[実施例コ 以下、本発明を実施例及び比較例を示し、さらに具体例
を挙げて説明する。
実施例1 2枚の0,7■厚のガラス板を用意し、それぞれ中性洗
剤でこすり洗いをし、120°Cで30分間熱処理した
後、表面処理剤HMDS  [東京チッソ■]をスピン
コード(25QOrpm、30sec) L/て、更に
 1511℃で10分間加熱処理した。
このようにして表面処理を行ったガラス基板上に、ネガ
レジスト剤であるRD−2000N−10[日立化成■
]を下記条件により塗布して、 第1回 (I ST)  4000 rpm   l 
 sec第2回 (2ND)  :1OOOrpm  
405ec80°Cて20分間熱処理を行うことにより
、膜厚0.7gmのレジスト膜を形成した。
このネガ型レジストをDeep UV露光装置、 PL
A−50O5により 2.5カウントの間露光してマス
クパターンの潜像を形成した後、この潜像を専用現象液
を用いて、23℃て80秒間現像した。そして最後に、
純水洗浄、 乾燥し、そして60秒ボストリススを行う
ことにより、lpsピッチ(L O,Sgm/S0.5
μ履)を有するグレーティングパターンをガラス基板表
面に形成した。
上記のようにして形成したレジストパターンをマスクと
して平行平板型ドライエッチ装置により下記条件で溝深
さ500人のグループ(グレーティングパターン)をガ
ラス基板表面にエツチングした。
エツチングガス    CF4 流  量            10 3CCM圧 
 力             7  Pa投入電力 
      100 W エツチングレート   2SOA /min本実施例で
はガラス基板表面のパターン形成はドライエツチング法
を用いたが、 SiO2のEBI着等従来のリフトオフ
法も用いることも可能である。
このようにして作成したグループ付きのガラス表面上に
100DAの膜厚を有する ITO電極をリフトオフ法
により形成した。
次に、ω−トリコセン酸をクロロホルムに溶解(濃度I
IIg/II!りシた後、KHCO3でpf16.8に
調整されたCdCj)、水溶液(濃度4 X to−’
mol/j’、水温20℃)上に展開した。
溶媒のクロロホルムを蒸発除去した後、表面圧を30d
yn/cmまで高め単分子膜を形成した。表面圧を一定
に保ちながら、上記ITO電極基板のグループ軸が水面
を垂直又は略垂直に横切るように上下速度201/分て
静かに上下して10層に累積した。
このようにして重合性単分子累積膜を形成した基板をX
線リソグラフィー用のX線照射装置(Rh  Lα線、
&l源−基板間距fllI : 10cm、入射X線:
20會J/c112・win)に入れ1分間露光して重
合処理を施した。この時の重合した単分子累積膜の膜厚
は約25OAであった。
それぞれの配向制御膜におけるグループ軸か互いに平行
となる様に2枚のガラス基板をセル組みした。
セル厚(上下基板の間隔)は下基板に予め形成しておい
たフォトレジストスペーサーで保持した。
この液晶セル(これを1.8g、mセルという)に下達
の混合液晶を等吉相下て真空注入してから、等吉相から
0.5°C/hで30℃まて徐冷することにより配向さ
せることがてきた。以後の実験は30℃で行った。
混合液晶 (重量比) CH3 CH3 CH。
(SmC’の温度範囲;3〜35℃) 直交ニコル下てこのセルを観察すると、一様で欠陥のな
い非らせん構造のカイラルスメクチックC相を形成した
モノドメインか得られていた。
この液晶セルにパルス電界(20V 、 500g5e
c )を印加することにより、一方の安定状態に液晶分
子方向をそろえ、直交ニコル下で、液晶セルを回転させ
ながら透過光量が最も低くなる最暗状態となる位置を見
つけ、次に、前のパルスと逆極性のパルス電界(−20
V 、 500μsec )を印加することによって、
もう一方の安定分子配列状態に転移させて明状態とした
後、再び液晶セルを回転させて最暗状態となる角度を見
つけた。以上2つの最暗状態の位置は、液晶の安定な平
均的分子軸を検出していることに対応し、これら2つの
状態の間の角度がチルト角2θに相当している。
こうして前述の液晶セルのチルト角を測定したところ、
14’″であった。すなわち、本例の液晶セルは、双安
定性カイラルスメクチック相で実現したメモリー状態下
て、そのチルト角が従来のものにはない大きなチルト角
を示していた。又、この液晶セルにおける最明状態での
透過光量を測定したところ、13%であった。この時の
透過光量の測定は、フォトマルによって行なった。
次に、本発明者らは、前述の液晶セルにおける基板の法
線方向に対する液晶分子のねじれ配列角度とその方向を
測定した。この測定のために、前述の液晶セルで用いた
1、8g+*のフォトレジストスペーサに代えて、3.
0pmのアルミナビーズなスペーサとして用いたほかは
、全く同様の方法て液晶セル(3,0μlセルという)
を作成した。
液晶分子のねじれ配列角度の測定は、直交ニコル下ての
最暗状態時の交差角から、一方の検光子を回転させて、
その交差角を変化させ、さらに暗い状7qとなる位置を
見つけ、直交時から一方の検光子を回転させた角度を測
定した。この角度は、前述のねじれ角δに相当している
従って、前述の3.0Ii、mセルに関して、観察者か
ら見て、時計まわりを正(+)とし、反詩計まわりを負
(−)とすると、検光子を直交ニコルから負方向に4〜
5″回転し、次いて液晶セルを回転して暗状態を捜すこ
とができた。また、偏光子を直交ニコルから正方向に4
〜5°回転しても同様に暗状態か得られた。従って、こ
の素子での液晶分子は、正方向にねしれ配列を形成して
おり、上下基板の隣接面にある液晶分子の長袖が4〜5
°のねじれ角δをもってねじれていることか判った。
実施例2 実施例1の1.8pmセルて用いた平行なうピング軸に
代えて、負方向(−)に45°及び20°の角度て交差
したラビング軸を用いたほかは、実施例1と全く同様の
方法で液晶セルを作成した。
この液晶セルのチルト角を測定したところ、何れも14
°であった。これら2つの液晶セルは、何れもSsC”
の高温側にSmAが存在しているか、SmAの光軸は交
差したラビング軸のなす角度の二等分線上に存在してい
ることか判った。
次いで、上述した2種の液晶セルにそれぞれ電圧70ボ
ルトで周波数70Hzの高電界交流を約5分間印加した
(交流印加前処理)。この時のチルト角θ′を測定した
。この結果を下記の表1に示す。
表   1 この2種の液晶セルについて、前述の3pmセルの液晶
素子でのねじれ角δを測定した時の方法と同様の方法て
第4図に示すねじれ角δを測定したところ、交差角−4
5°と一20°の交差ラビング軸を用いた液晶素子ては
、上下基板の法線に対する液晶分子のねじれ角δは観察
されず、上下基板に隣接する液晶分子軸は互いに平行で
あることが判った。しかも交差角−45°と一20°の
交差ラビング軸を用いた液晶素子では+20ボルトと一
20ボルトの駆動用矩形パルスをl m5ecで交互に
印加し続けても表1のチルト角θ′を維持することかで
きた。これは、実際に映像信号や情報信号に応じて、こ
の液晶素子に例えば特開昭59−193426号公報や
特開昭59−19347号公報に記載された様な時分割
駆動法を適用した場合であっても、最大チルト角θ′を
維持することかてきる点に対応したものである。又、こ
の時の透過率を測定したところ、何れも約17%であっ
た。
ねじれ角δをもつねじれ配列状態の方向は、基板とその
界面付近の液晶との相互作用により決まる。つまり、界
面付近の液晶分子の分極方向が基板に対して内向きか、
外向きかが、基板の性質により決められ、上下基板とも
同一の配向制g4膜を用いた場合、基板間の液晶は強制
的にねじれ配列をもって配向させられる。
基板の法線に沿ったねじれ配列の方向と一軸性配向軸の
ずらし方向か同一方向の場合、基板の界面付近の分子は
各基板の配向軸方向に配列するため、ねじれ配列状態が
より安定化され、前述の交流印加前処理の後のチルト角
θ′の状態では準安定の配向状態となる。
前述の交流印加前処理の後のチルト角θ′の状態では界
面付近の分子の分極が、一方の基板では内向きで、他の
基板では外向きの配列をとる必要がある。
液晶のねじれ配列方向と反対方向に一軸性配向軸をずら
した場合、すなわち、ねじれ配夕呼方向と反対方向の角
度で一軸性配向軸を交差した場合、分子分極と界面との
相互作用による安定化エネルギーよりも、−軸配向性軸
による強制的なアシカリングによる安定化エネルギーの
方が大きく、従って安定なチルト角θ′をもつ状態が実
現てきる。
従って、透過率が高い強誘電性液晶素子を実現するため
には、ねじれ配列状態を解消し、しかも交流印加前処理
によって付加された理想的な配列状態を安定化する方向
に一軸性配向軸に互いにずらすことが必要である。その
方向とは、液晶と基板界面によって決められるねじれ角
δをもつ液晶のねじれ配列方向の反対方向である。
比較例1 実施例1の1.8gmセルを作成した時に用いた配向制
御膜として、3.3’、4.4’−ジフェニルテトラカ
ルボン酸無水物とP−フェニレンジアミンとをl:lの
モル比で脱水縮合反応させて得たポリアミック酸の3.
5重量%N−メチル−2−ピロリドン液による塗布膜を
脱水閉環させて形成したポリイミド膜にラビング処理し
たものに代えたこと、さらにグループの無い基板を使用
したほかは、全く同様の方法で液晶セルを作成した。
この液晶セルにおけるチルト角θと透過率を実施例1と
同様の方法で測定したところ、チルト角θは6°〜8゛
て、その時の透過率は3〜5%程度であった。すなわち
、本比較セルは、双安定性カイラルスメクチック相で実
現したメモリー状態下でのチルト角か小さく、又その透
過率は表示装置に適用するには全く不十分である。
比較例2 実施例1の1.8gmセルを作成した時に用いた配向制
御膜として、:l、’]’ 、4.4’−ジフェニルテ
トラカルボン酸無水物と4,4′〜ジアミノジフエニル
とをl=1のモル比で脱水綜合反応させて得たポリアミ
ック酸の3.5重量%N−メチル−2−ピロリドン液に
よる塗布膜を脱水閉環させて形成したポリイミド膜にラ
ビング処理したものに代えたこと。
さらにグループの無い基板を使用したほかは、全く同様
の方法で液晶セルを作成した。
この液晶セルにおけるチルト角θと透過率を実施例1と
同様の方法で測定したところ、チルト角θは6°〜7°
で、その時の透過率は3〜4%程度であった。
比較例3 実施例1の1.8g+sセルを作成した時に用いた配向
制御膜として、3.。3’ 、4.4’−ジフェニルテ
トラカルボン醜無水物と4.4′−ジアミノターフェニ
ルとを1=1のモル比で脱水縮合反応させて得たポリア
ミック酸の3.5重量%N−メチル−2−ピロリドン液
による塗布膜を脱水閉環させて形成したポリイミド膜に
ラビング処理したものに代えたこと、さらにグループの
無い基板を使用したほかは、全く同様の方法で液晶セル
を作成した。
この液晶セルにおけるチルト角θと透過率を実施例1と
同様の方法で測定したところ、チルト角θは5@〜7°
で、その時の透過率は3〜4%程度てあった。
実施例3〜6 実施例1の1.8μ曹セルで用いた配向制御膜を下記の
表2に挙げた被膜に代えて使用したほかは、実施例1と
全く同様の方法で液晶セルを作成してから、同様の方法
で液晶セルにおけるチルト角θと、その時の透過率を測
定した。その結果を表2に示す。
[発明の効果] 本発明の液晶素子による配向制御によれば、強誘電性液
晶、特に非らせん構造によって得られる少なくとも2つ
の安定状態をもつ強誘電性液晶のモノドメインを得るこ
とができる点に第1の効果を有し、さらに強誘電性液晶
の非らせん構造によって発現する少なくとも2つの安定
状態下、特に双安定状態下、(すなわち、メモリー状態
下)でのチルト角θを増大させることかてきる点に第2
の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の液晶素子の1つの実施態様を表わす断
面図、第2図はらせん構造の強誘電性液晶を用いた液晶
素子を模式的に表わす斜視図、第3図は非らせん構造の
強誘電性液晶を用いた液晶素子を模式的に表わす斜視図
、第4図は基板の一軸性配向軸と非らせん構造の強誘電
性液晶分子の軸との関係を表わす説明図、fJIJ5図
は本発明の液晶素子で用いた一軸配向軸と液晶分子の軸
との関係を表わす説明図である。 11a・・・上基板     11b・・・下基板12
a、12b・・・透明電極  13・・・強誘電性液晶
14a、14b・・・配向制御膜 21・・・基板22
・・・液晶分子M     23・・・液晶分子24・
・・双極子モーメント 33a・・・第1の安定状態3
3b・・・第2の安定状態 34a・・・上向き双極子モーメント 34b・・・下向き双極子モーメント ■・・・らせん構造でのチルト角 θ・・・非らせん構造でのチルト角 Ea、Eb・・・電界

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の平行基板と、該一対の平行基板の面に対し
    て垂直又は略垂直な複数の層を形成している分子の配列
    をもつ強誘電性液晶とを有する液晶素子において、前記
    一対の平行基板のうち少なくとも一方の基板が前記複数
    の層を一方向に優先して配向させる高分子物質の被膜を
    有し、特に該高分子物質の被膜が同一分子内に親水性部
    分と疎水性部分を併有して単分子膜又は単分子累積膜と
    して成膜された単量体を重合して得られる高分子物質に
    より形成され、さらに前記基板表面に前記単分子膜又は
    単分子累積膜を一方向に優先して配向させるための溝を
    有することを特徴とする液晶素子。
  2. (2)前記強誘電性液晶が少なくとも2つの安定状態を
    もつ液晶である特許請求の範囲第1項記載の液晶素子。
  3. (3)前記強誘電性液晶が双安定性をもつ液晶である特
    許請求の範囲第1項記載の液晶素子。
  4. (4)前記強誘電性液晶がカイラルスメクチック液晶で
    ある特許請求の範囲第1項記載の液晶素子。
  5. (5)前記強誘電性液晶が非らせん構造のカイラルスメ
    クチック液晶である特許請求の範囲第1項記載の液晶素
    子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6380227A (ja) * 1986-09-24 1988-04-11 Seiko Instr & Electronics Ltd 液晶表示素子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6380227A (ja) * 1986-09-24 1988-04-11 Seiko Instr & Electronics Ltd 液晶表示素子

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